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5月最後の湯野上温泉・・・⑤会津湯野上温泉「にしきや」食事 [2022・5月「県民割」福島・湯野上温泉]

夕食時刻は6時半から、いっせいに食事処と決まっています。
時間になって行ったら、他の皆さんはお席に着いて食べ始めていました。
奥の席へと案内されました。・・・と言っても泊り客は夫婦連れ二組、娘さんとの親子一組に、おひとり様の男性客が二人と、落ち着いた構成です。
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テーブルにはすでに大部分の用意がされていて…しかしホール担当は、ほぼ主人が一人でしていたから仕方ありません。
・季節の前菜、黒塗りの盆に「野菜サラダ」となっていました…いきなり、野菜サラダ!?…(^^ゞ 芸術的にカットされた完熟トマトが中央で花型に盛りつけられ、周囲を彩るアスパラガス・スナップエンドウ・サラダ大根にブロッコリー、チーズとオリーブオイルが添えてありました。野菜の美味しい土地柄に加えて、季節的にもジャスト!・・・赤いトレビスなどと、隠れたところにも野菜があって楽しい♪ 丸く盛り付けされた紫キャベツのマリネ美味しかったぁ[グッド(上向き矢印)]
マヨラーである夫に「なんで、マヨネーズソースをつけて食べないの?」と聞いたら、イヤネ~~!「お皿の模様かと思った!?」ですって[あせあせ(飛び散る汗)]
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お品書きには、郷土料理の説明書きがびっしりと。お箸置きは起き上がり小法師♪ 
この宿は会津の料理がメインであるから、前菜をのぞいた内容は年中同じかと思われます。
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・ニシンの山椒漬け・・・鰊の味わいに山椒の香りが効いて、これぞ会津の味!絶品の味わいにすっかりハマってしまいました。
・蕨のおひたし・おかか添え  ・そば豆腐・・・そばの風味が香る豆腐は、可愛らしい山葵も添えて♪

使われている朱塗りの器は、会津の伝統工芸品「手塩皿」。ここに塩を盛ったことから「おてしょ」と言われていたそうです。
それぞれ可愛らしい絵が描かれていて、その数10種類にも及ぶため、食べ終えた後つい写真に撮りたくなってしまうのだ。
代々受け継がれてきた、保存食に地のものを合わせる・・・知恵のつまった郷土料理に、センスある什器。栃木にはこうした文化がないものね[たらーっ(汗)] 食に対しての意識の低さを痛感してしまいますヽ(#`Д´#)ノ
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・なます・・・酢のものもキュウリで巻いておめかししたら、オシャレ~~[ぴかぴか(新しい)] 新年のおせちで真似させてもらいました。
・会津の漬け込み のびる添え・・・人参に鱈が漬け込まれる事より、深く良い味わいとなります。

・桜肉の赤身と炙り・・・会津名物・馬刺しの赤身をお刺身で…は定番スタイル。 それを炙りと二種類にアレンジし、違う食感を楽しみつつ辛味噌で食す。ところが我が夫は、馬肉が怖くて食べられない人[あせあせ(飛び散る汗)] 私が二人前いただきますよん(^_^)V

会津名物・馬刺しに、ドリンクメニューに載った多くの福島の地酒を見る度、好きな息子を連れてきたくなるのです。何時まで経っても、親バカと思われてしまうけど(*´艸`*)
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福島の地酒から純米酒「中将」を。爽やかなガラス製 片口&お猪口で提供されます。
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温かいものは後から。
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帆立貝柱のダシの効いた薄味のお汁で、根菜を煮た「こづゆ」、ハレの日には欠かせない具沢山の一品であるのは知っています。家の冷蔵庫にも入っています^^
・しんごろう・つと豆腐の田楽・・・会津伝統「しんごろう」は、ご飯を8分つぶしにした団子というかおはぎのようなもの。会津でよく使われる、地元産「じゅうねん」はエゴマを差す方言で、団子にしたご飯にじゅうねん味噌をぬって焼いた、郷土料理名が「しんごろう」。
つと豆腐は他の地域でも見られる保存食のひとつ、雪のおおわれる会津地方でも欠かせない食材なのでしょう。

「こづゆ」をはじめとして会津の郷土料理はどれも好きで取り寄せも含めよく食べているだけに、新鮮味はないけど思っていた通りに美味しかった[るんるん]
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ありきたりであるけれど、次はご存じ「飛露喜」」いってみます。お高そうなブルーの酒器にぐい呑みのセットで[ぴかぴか(新しい)]
会津坂下の蔵元さんが造る。会津の誇るプレミア酒も、先に吞んだ「中将」との違いがわからないバカ舌の私達でありました[バッド(下向き矢印)]
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・福島牛の陶板焼き・・・は、火が消えたらタレで。他のを食べるに忙しくて、焼き過ぎてしまいました[たらーっ(汗)]
・鮎の塩焼きは、焼き立て熱々で運ばれます。頭以外は完食…お約束ですね[るんるん]
この後にご飯となるのだが、入るすき間がないので、お味噌汁だけいただきました。絹ごし豆腐に長ネギ、小松菜と思い食べたが、青菜は「うるい」だったのかも?
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以上、味は当然ながら、見た目もオシャレな夕食たち♪ 
食事処にテレビなど置いてないところも良い。ジャズが静かに流れていた。
おかずだけでふくれたお腹、美味しい日本酒は揃っているし、本当に良い宿と改めて思いました[グッド(上向き矢印)]
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部屋に戻ると、お布団が敷いてあります。飲食、温泉以外することないし、もう一度湯に浸かったらのんびり・・・と言いつつ寝てしまいました[眠い(睡眠)]
続きますね。
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コメント 15

kame

マヨラーだったら、マヨはこんもりして乗ってないとマヨと認識しづらいです。
ちなみに自分もマヨラーです。(笑)
追加でマヨを別皿でお願いするんじゃないかなぁ。(爆

by kame (2022-07-05 23:09) 

ヤマカゼ

いつもながらうらやましいお食事ですね。
by ヤマカゼ (2022-07-06 06:05) 

末尾ルコ(アルベール)

サラダは工夫次第で無限のヴァリエーションが愉しめそうですね。もちろんプロのようにはできませんが、いろいろ試してみたくなります。
子どもの頃のサラダは母が作るポテトサラダ一択で、いくらでも食べられました。でもマヨネーズたっぷりでカロリーも高かったと思います。現在はハーフカロリーのマヨネーズを使ってます。わたしも何にでもマヨネーズというタイプでしたが、いまはそれほどでもなくなってます。
馬刺しは食べたことないのですが、milletという若手の優秀な歌手が好物に「馬刺し」を挙げていて、あと好きな動物にハイエナとか、これが明石家さんまの番組でバカ受けでした。

チャック・ノリスは荻昌弘が当時の3大アクションスターとして、シルベスタ・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガーと並んで名を挙げたもので、(へえ、そんなものかなあ)と思ったのですが、しかしスタローン、シュワルツェネッガーが全盛期、世界中のほとんどの人に知られていたレベルのとてつもない超スーパースターだったのに比べ、ノリスは知名度も映画の内容もかなり違っていたという印象は今でもあります。
ノリスって元軍人で、しかも格闘技の猛者だったのですね。しかし「本当に強い」のと「映画の中で強そうに見える」のとはまったく違いまして、父がノリスの映画好きだったのですが、どうしてもやや鈍臭い感は否めませんでした。
スタローンは感情を押しつけてくることが多くて当時は苦手でした。スタローン主演作でいまだ一番好きなのは、おバカSFの『デモリッションマン』です。サンドラ・ブロックも魅力的でしたし。
というわけで、いまだ「最高のアクションスター」だと思っているのがシュワルツェネッガー。『ターミネーター』もそうですが、『トータル・リコール』や『プレデター』はめちゃめちゃ好きなんです。全盛期の彼のジャンルを超越したスーパースターぶりは、現在のドウェイン・ジョンソンやヴィン・ディーゼルらよりもずっと上でした。RUKO

by 末尾ルコ(アルベール) (2022-07-06 08:09) 

hana2022

kameさんへ
おはようございます。
カキフライのタルタルソース状態ですね!?
追いマヨもありでしたか^^

ヤマカゼさんへ
おはようございます。
何分にも食いしん坊なもので・・・申し訳ありません(><)

末尾ルコ(アルベール)さんへ
おはようございます。
ポテトサラダは、我が母も得意メニューのひとつなのです。私の場合は、またか?…の思いのほうが強くて。家にある食材に、ハムくらいあれば出来る手軽さからだったと感じておりました。
それが今ではポテサラさえ食べられないのですから、可哀そうな身の上となってしまったものです。
福島や長野といった山間の地では、定番メニューである馬刺し。
関西以西の方は馴染みのない食べものなのでしょうか。家の息子がまだ4歳くらいの頃、父が酒のつまみで鹿刺しを食べていたところ、「大人っていいなぁ、こんなに美味しいものが食べられるんだから」って(笑)思えば、あの頃から食いしん坊で、酒のみの素質を備えていたのでは思われます。
荻氏が当時、3大アクションスターとして挙げたチャック・ノリスの名前。かくいう私も知っているのは、その名前だけ。出演作品も観ているのかさえ定かではありません。
「ロッキー」で衝撃的なデビューを果たしたシルベスタ・スタローン、そしてアーノルド・シュワルツェネッガーのスター性は抜きいでたものでしたね。
息子と二人で観ている「トータル・リコール」、しかし頭の悪い私には内容、時系列も理解できず。あの後原作も読んでみましたが、同様の結果でした…トホホ
「プレデター」は鑑賞したはずなのに、よく覚えておりません。
ヴィン・ディーゼルはわかります、ドウェイン・ジョンソンの出演映画は多分観ていないものかと。
とにかく作品にも恵まれて、ルックス、役柄のスケールの大きさは他の追従を許さないものでした。
by hana2022 (2022-07-06 10:04) 

ぼんぼちぼちぼち

おお!鮎の塩焼き、旬でやすよね!
縦にニョロと盛り付けられているところが、見事だなあと思いやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2022-07-06 10:21) 

まつき

トマト、どうやったら花型に盛り付けられるんでしょう!
匠の技過ぎます~(@_@) 
そして確かにこのマヨネーズは模様に見えてしまいますね(^^;
馬刺しも超美味しそうだけど、福島牛も更に魅力的な感じが♡
全てがオシャレな感じでこの時間帯の飯テロ、キツイです(笑)
by まつき (2022-07-06 11:10) 

hana2022

ぼんぼちぼちぼちさんへ
それが、これまだ5月末の時の記事だから、解禁にはほんの少しだけ早かったかな。
>縦にニョロと盛り付けられているところが
これは串打ちして、鮎が川上りしている様子を表しているのかと思いますよ^^

まつきさんへ
これは相当切れ味の良い、ペティナイフを使ってのスライスかなと。
>全てがオシャレな感じでこの時間帯の飯テロ
私ったら、飯テロを起こしてしまいましたか!?
全てがオシャレであるのは確かで、この辺りがお気にいりと言うことですね♪
by hana2022 (2022-07-06 11:38) 

Boss365

こんにちは。
ホール担当が「ほぼ主人が一人」は厳しいですが、草津温泉の旅館も人手不足の報道あり致し方ないですね。「いきなり、野菜サラダ」みたいですが、大変凝った盛り付けですね。ところで、夫さんの「お皿の模様かと思った!?」は意外な返事(爆)「なんで・・・」のツッコミ入れて良かったです。「手塩皿」は大変便利な器で歴史ありそうですね。田舎実家にも似た器がありましたが、漆器なのでお手入れが大変で使う機会が少なかったです。料理はどれも地元産を生かした印象です。「桜肉の赤身と炙り」を辛味噌での食べ方はお酒が進みそうですね。メイン「福島牛の陶板焼き」美味しそうです。また「鮎の塩焼き」の焼き立て、香ばしく旨味ありです。テレビなく「ジャズが静かに流れていた。」は、オーナーセンスありですね。また、食べ過ぎ?満腹で心地良く睡眠、旅先ではベストな寝方?睡眠です!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2022-07-06 12:19) 

hana2022

Boss365さんへ
こんにちは。
客5組でも、ホールを一人で周りサーヴするのは忙しいですよね。日本酒のことなど伺ってみたかったものの、お忙しそうで遠慮してしまいました。
>「お皿の模様かと思った!?」は意外な返事(爆)「なんで・・・」のツッコミ入れて良かったです。
やはり、この時もヒョウ柄ドレスじゃなかったからかしらん!?
>漆器なのでお手入れが大変で
まぁ、まぁ…それは‼!想定内であったけれど。
この翌月出かけた際の福島。漆器の夫婦椀、お菓子プレートと宿でいただいた地域クーポンで購入してしまっております。
雰囲気も良くて、どれも日本酒のすすむ内容であったのは確かながら、この後の入浴を考えて、お酒は控えめに頂いておきました^^
by hana2022 (2022-07-06 14:33) 

英ちゃん

緑色のアスパラ?と山菜が立てて盛り付けしてあるのも珍しいかも?(^_^;)
by 英ちゃん (2022-07-06 16:09) 

Boss365

こんにちは。
今頃気付いたのですが・・・
千住博氏作の滝の絵「Waterfall」あり、ジャズが合いますね!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2022-07-06 17:43) 

hana2022

英ちゃんさんへ
前菜のグリーンアスパラ、蕨のお浸しの盛り付けですね。
そう、これ程田舎であっても、オシャレなのです^^

Boss365さんへ
こんばんは。
コメントをありがとうございます。
絵を見る、美術館も好きに関わらず、食事処にかけられた一枚。全く存じませんでした‼
世界的に活躍をされている、千住博の代名詞ともいわれるほどポピュラーな「ウォーターフォール」そのものなのですね!
良い勉強になりました。改めてお礼申し上げます。
・・・ちなみに、ジャズが流れているのは「Marshall」のスピーカーから。こちらマニアには有名なものらしいです♪
by hana2022 (2022-07-06 21:27) 

yamatonosuke

起き上がり小法師は奈良にある坂内で知りました(≧◇≦)
蕨のおひたしが倒れていないのがスゴイ・・・
馬刺しもありこれは地酒がどんどん進みますね♪
鮎の塩焼きはまるで泳いでいるようだ~
by yamatonosuke (2022-07-07 01:35) 

tarou

小さな小皿がたくさん、日本酒が進みそうです。
しめは、福島牛の陶板焼きですね(^^)v

by tarou (2022-07-07 10:07) 

hana2022

yamatonosukeさんへ
喜多方ラーメン坂内さんの事でしょうか。
>鮎の塩焼きはまるで泳いでいるようだ~
川魚は見た目が地味だから、こうした形で提供しているんだと思います。

tarouさんへ
ただの小皿でなく、会津塗りの伝統の漆器なのが嬉しいです♪
あちこち出かけているからか、陶板焼きには魅力を感じなくなっている私でした(^^;


by hana2022 (2022-07-07 12:10) 

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