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5月最後の湯野上温泉・・・⑥会津湯野上温泉「にしきや」檜風呂、その他 [2022・5月「県民割」福島・湯野上温泉]

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入館してすぐ右手に下駄箱、出迎えの稲穂の束飾り(小さいけど左端に)、二十四節気のひとつ「芒種(ぼうしゅ」と関係しているものかな?
並べて階段箪笥。上には南会津のパンフレット類が並べて置いてありました。他にも赤べこや、起き上がり小法師など郷土玩具がフロント前を彩ります。
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背の高い立派な大時計、まるで対のセットのように置かれているのは、螺鈿細工のリビングセット。パブリックスペースと呼べるのは、ここだけです。
障子を隔て隣りが食事処、反対側が厨房となります。
ピッカピッカに磨かれた廊下と、畳敷きの部分とを上手く使い分けていました。
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浴室ふたつは、夕食前まで男女別浴室に。夕食後は「女性」「男性」「家族」の札をかけて、自由に使用する仕組みです[いい気分(温泉)]
寝る前に入ったのは大きな方の、木の香る「檜風呂」でした。
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こちらは広くゆったりとした畳敷きの脱衣スペース、ベンチも2つ、脱衣籠を置く棚も手前側に数段あります。清潔な洗面台は、新しく取り替えたものでした。
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立派な浴室の中央に、大き目の檜の湯船。改めて見返しても、立派な梁には圧倒され、湯宿を営んできた建物の歴史を感じさせられます。
先の「石の湯」もながら、カランは二つ。
その棚にに並ぶシャンプー・コンディショナー・ボディソープはどれも「Aesop」、ブラジルの「Natura&Co」の所有するオーストラリアの高級スキンケアブランドだそう。
スキンケア、ヘアケア、石鹸に、フレグランスも製造しているとの「Aesop」、知りませんでした。
ただし老眼のすすんだ目には、どれがどれだか?コンディショナーで洗った後、「シマッタ!」と思いつつ、またもコンディショナー!!二重に使った為か、乾かした髪は、驚くほどにもうサッラサラーー[exclamation] 良い感じです(^_^)V
面白いのは、どちらの浴室にも固形石鹸があった事でした。家は二人とも、固形石鹸派!
泉質は単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)、源泉温度は54℃。キリリと熱めの湯は温まりが良いので短めで退散。
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変わってこちらは「石の湯」入口と、二階客室への入り口となる階段部分。アートギャラリーみたいな床置き照明[ぴかぴか(新しい)]
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男女別トイレが並び、洗面所が二か所しかなくて、ここだけが民宿だ[バッド(下向き矢印)]…と感じたトイレ&洗面所も、カッコ良くリニューアル済みでした[グッド(上向き矢印)]
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女性用トイレの個室は2室、「TOTO」のタンクレストイレ NEOREST。シンプルで直線的なデザインは、我が家にも欲しいと心から思ってしまいます。
洗面台も二か所、拡大鏡も付いていて、ソープ、紙コップ、ペーパータオルと言う事ありません。
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トイレ内のサンダルまで、あまりにオシャレだったから写真に撮ってしまった[あせあせ(飛び散る汗)]←これって、異常??ナチュラル木製手作りサンダルで、こちらも値段がわかってしまった!
トイレのサンダルとしては、チョッと考えてしまうお値段です。
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テーブルに用意された冷水用ステンレス製卓上ポットも、とてもオシャレなものであったのは言うまでもない。
ビシッと敷かれたお布団まで、サスガ!にしきやさん、期待を裏切りませんな[るんるん]
次回辺りで終わりにする予定でいます。
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末尾ルコ(アルベール)

照明からはじまり、テーブル、椅子などあらゆる内装調度が素晴らしく非日常で、旅先で過ごすお宿としてはとても嬉しい空間だとお見受けしました。お風呂のサンダルも素敵ですね。自分の家でもこうしたものを揃えられたらたのしいでしょうね。と、見果てぬ夢を書いてしまいましたが(笑)。
しかし今回最もわたしの心が惹かれたのが「冷水用ステンレス製卓上ポット」です。毎日冷たいものを飲む時間がとても大事なわたしの生活。しかしすべてペットボトルからラッパ飲みでして、このようなポットで冷水をいただく時間を持てたら素晴らしいなと・・・これまた見果てぬ夢ですが(笑)。

台風が去った後はまた日差しが強く、夏なので致し方ないですが、体はすぐにはついていってくれず、時間によってはダルいです。
『陰謀のスプレマシー』をご覧になっておられるのですね。わたしもちろん観ているはずですが、内容忘れちゃってます(笑)。
オルガ・キュリレンコは小川洋子原作のフランス映画『薬指の標本』を観てからずっとファンですが、しょうもないアクション映画などへもけっこう出てます(笑)。ただファンとしてはその「しょうもなさ」がまた好ましいのですが、もちろんクオリティ高い作品へも出演してます。
かの『薬指の標本』、ウクライナ出身の彼女がチェルノブイリ問題に挑んだ『故郷よ』、さらに『ディバイナー 戦禍に光を求めて』、『ある天文学者の恋文』『スターリンの葬送狂騒曲』『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』など、大人が愉しめる映画、多くあります。
RUKO

                                    

by 末尾ルコ(アルベール) (2022-07-08 08:19) 

hana2022

末尾ルコ(アルベール)さんへ
代々住み続けてきた南会津の民家を元に、その特性を活かして、上記のような日常生活用具は拘りのハイセンスなものばかりのセレクト!
どうでも良いものに囲まれつつ、スッキリしない我々の普段の日常生活と対比したら・・・。それも旅の醍醐味であり、こうして時間をもてる大切さまでも実感してまいりました。
人は状況に慣れてしまうもの、時には他所の人目線で自分の家、過ごし方を見てみたら気づく事はありますものね。

本当に駄作そのものでした、脚本の悪さにケチをつけた私でさえ忘れてしまっております(笑)
オルガ・キュリレンコの名前は、RUKO様が記事にあげられたのを覚えていたものですから、出演を知り、どんなかな?と観たと言うもの。
小川洋子氏の「薬指の標本」ですか、当然原作も読んでいなくて、しかしこのような小説を映画化するとは、フランス文化の意識の高さが表れていると感じられます。ストーリーを追っただけながら、質の高い良い映画を製作するものですね‼!
>ウクライナ出身の彼女
やはり、ウクライナには美女が多い!・・・って、オイオイそこじゃないから!
コメントに書かれた作品中の一作でも、観て楽しめるよう私も頑張ります(爆) これ、半分以上は本気ですので、ご容赦を。
by hana2022 (2022-07-08 09:23) 

Boss365

こんにちは。
入館してから置かれているモノが統一感あり、いい雰囲気のインテリアですね。
「檜風呂」昔ながらの梁を生かしながら、天井等にも木の素材を使い・・・
落ち着いた気分になります。
置かれた消耗備品も高級モノ?拘りありですね。
ところで「源泉温度は54℃」最近は加熱?温めが多い中、豊かな鉱泉・温泉地です。
床置き照明は、旧帝国ホテル設計のフランクロイドライトの作品ですね。
男女別トイレのドアも雰囲気を壊さない凝ったデザインです。
また、内部トイレ関係は機能的でスタイリッシュな最新モデルで使いやすそうです。
トイレ内のサンダル・・・
「チョッと考えてしまうお値段」は気になります(爆)!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2022-07-08 10:25) 

英ちゃん

下駄箱と言うのは昭和の人間だけみたいです(^_^;)
平成生まれの人は靴箱と言うみたい。
まぁ、現代人は下駄は滅多に履かないだろうしね(;'∀')
by 英ちゃん (2022-07-08 10:42) 

hana2022

Boss365さんへ
こんにちは。
湯温高めの湯野上のお風呂、本当は寒い冬季向きと思いつつ、前回宿泊した時の部屋の寒さを思って、5月のリピとしましたけれど、この夜もキッチリとした冷え込み加減。熱めの湯が心地よく感じられた次第です^^
浴室前の照明は、フランクロイドライトの作品のひとつでしたか。
前回の宿泊時の部屋のスタンドも、Frank Lloyd Wright/フランク・ロイド・ライトのタリアセンでした。同じ作者のもので揃えているのですね^^
このおトイレサンダルは受注生産のヒノキ製、お値段は12980円なりでした!
同様に浴室のシャンプー類もお高いものです。
by hana2022 (2022-07-08 10:57) 

まつき

1枚目の照明、むちゃんこ素敵ですね~!(^^)!
シンプルだけど上品で♪ こんな照明の下で暮らしてみたいけど、
でもまぁ我が家にあったら浮いてしまいそうです(笑)
檜風呂も素敵ですね。こんな浴槽にゆっくり浸かったら、
肩こりも一発で解消しちゃいそうです(*^^)v
by まつき (2022-07-08 12:23) 

hana2022

英ちゃんさんへ
下駄箱と言うのは昭和の人間だけ・・・、それは、昭和の人そのものの私ですので^^
シュークローと言う言葉も知ってはいますが、このお家の場合はやはり下駄箱の方がお似合いと感じたせいもあります。下駄は一足だけ持っていますよ♪ 下駄箱には入れていませんが。。

まつきさんへ
これはロビー?食事処で撮ったのだったかしら?
よく言えば人間味あふれる我が家にも、絶対に無理な雰囲気の照明ですね(^^;
>肩こりも一発で解消しちゃいそうです
あらら・・・肩こり、こりこりさんなのでしょうか? 昨日見た番組では、呼吸法が大事とやっていたような。
肩こりはないけれど、呼吸の浅い私も、気をつけましょう!って思った次第でした。

by hana2022 (2022-07-08 12:43) 

tarou

お早うございます、浄智寺周辺のアジサイに
コメントを有難うございました。
昨日も、鎌倉を歩いて来ましたが鎌倉歴史交流館
では、まだアジサイが綺麗に咲いていました。
会津湯野上温泉「にしきや」さんは、木がふんだんに
使われ、レトロな装飾品も素敵です、ノンビリ
ヒノキ風呂に使って見たいものです。
by tarou (2022-07-09 07:35) 

ぼんぼちぼちぼち

電気の笠、階段箪笥、螺鈿細工の椅子とテーブル、何もかも最高に素敵でやすね!
by ぼんぼちぼちぼち (2022-07-09 18:08) 

hana2022

tarouさんへ
こんばんは。
大きな檜風呂に浸かったひと時、至福の時ですね^^

ぼんぼちぼちぼちさんへ
美に拘るぼんぼちさんに賛同していただいて嬉しく思います。これで民宿ってスゴイでしょう。
by hana2022 (2022-07-10 20:49) 

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