SSブログ

久しぶりの宇都宮美術館 [徒然]

今月15日より開催中の「ヨシタケシンスケ展かもしれない」展、読書会の皆さんと行ってきました。一応の名目は「秋の研修旅行」ってことで^^

市郊外の緑豊かな約26ヘクタールの丘陵地には、花の路、散策路、バリー・フラナガン『ホスピタリティー』、サンドロ・キア 『ハートを抱く片翼の天使』と言った屋外彫刻、そして中庭で一際目立つのがクレス・オルデンバーグ 『中身に支えられたチューブ』の巨大彫刻です。
1アート.jpg
ヨシタケ シンスケについてその名前さえ知らずにいた、作品については無論。予備知識ゼロでの鑑賞でした。
      アート2.jpg
中央ホールのこの場に立つのは、いったい何年ぶりか!!
以前は私のリハビリを兼ねて、頻繁に訪問していたと言うのに。私自身リハビリに熱心でなくなった気持ちもあり、美術館や博物館内を歩く機会、屋内プールでの水中歩行など遠ざかるばかりなのであった[バッド(下向き矢印)]
今回の展示、週末の混雑が予想される日に限っては、オンラインによる日時指定予約が必要の予想ありとか。

※ヨシタケ シンスケ
吉竹 伸介は、日本のイラストレーター、絵本作家。1973年神奈川県茅ヶ崎市生まれ。イラストレーターとして児童書の挿絵、装画、広告美術など多岐にわたる分野で活動しているほか、日常のひとこまをコミカルに切り取ったスケッチ集『しかもフタが無い』『そのうちプラン』などの著作多数。
アート3.jpg
初の大規模個展となる本展では、作家の発想の源である小さなスケッチや絵本原画、本展のためにヨシタケさんが考案した立体物や愛蔵のコレクションなど約400点以上を展示。作家の「頭のなか」をのぞいてみられます。発想の豊かさに支えられたヨシタケさんの「かもしれない」展示空間を体験してみましょう♪
アート4.jpg

アート5.jpg
多くのスケッチ展示。しかし、その一本、一本の線の確かさには目を見張りました!
アート6.jpg
描かれた人物動作の数々は、どれも思いあたるシーンばかり。直感的な見方、長けた鋭い洞察力[exclamation]
そして思わずクスッとなる、ユーモアセンスと\(◎o◎)/
      アート7.jpg
展示内容は・・・
こうした作者の遊びへの参加。絵本タワーや原画数々、やわらかいりんごなど、独特の世界が広がってます…。
アート8.jpg
絵本作家としてのデビュー作初のオリジナル絵本作品『りんごかもしれない』2013年刊行。「りんご」をめぐる様々なアイディアが展開する、筋立てのない絵本で、以後『ぼくのニセモノをつくるには』『このあとどうしちゃおう』と続くこのシリーズ。
『りんごかもしれない』はMOE絵本屋さん大賞第1位を獲得、第61回産経児童出版文化賞美術賞受賞。『ぼくのニセモノをつくるには』は第2回長野県本屋大賞CONTEMPORARY部門を受賞。
アート9.jpg
デビュー10周年を迎えた絵本作家の全国巡回展は、東京「世田谷文学館」から始まり、9月24日までは新潟県立「万代島美術館」。宇都宮は8カ所目、続いては静岡 、長野、神奈川・・・だそうです。
thanks(64)  コメント(12) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

thanks 64

コメント 12

英ちゃん

最近、宇都宮を話題にしてるブロガーさんがチラホラ居るので私も行きたくなって来ましたー(^_^;)
でも、行くとしたら来年だな?
もぅ今年はもう直ぐ終わりだしね(;^ω^)
by 英ちゃん (2023-10-25 01:11) 

hana2023

英ちゃんさんへ
>宇都宮を話題にしてるブロガーさんがチラホラ・・・
ですか?
年明けの、1~2月の寒さはひと際です‼!
11月なんかはいかがでしょう^^
by hana2023 (2023-10-25 10:27) 

末尾ルコ(アルベール)

美術館、いいですね。ヨシタケシンスケというイラストレーターは知りませんでした。おっしゃる通りこの画風ならば、ほんの少しの線の長さや曲がりなどで印象が大いに変わる、非常に微細な感覚と描く技術が必要となりますでしょうね。おもしろいです。
高知県立美術館が比較的最寄りにありまして、母退院後に一度行きましたが、コロナ感染拡大防止のために名前や住所、電話番号など記載する必要があり、そうした煩わしさもありその後美術館へは行ってませんでした。気分転換にもなりますし。そろそろ美術館訪問も復活させたいです。美術はもちろん大好きです。

前のお記事の話題ですが、マクドナルド、わたしも数か月前に食べたんです。ずーっと食べてなかったんですが、それだけに(ひょっとして美味しいかも)とか、気まぐれを起こしてしまいまして(笑)。結果、ぜんぜんダメでした。美味しいと感じたのはピクルスだけ。ハンバーグもバンズもぜんぜん美味しいと感じられませんでした。カップラーメンやレトルトカレーもさっぱりダメになりましたし、そうしたファーストフードで満足できれば楽なのですが、嗜好が完全に変わってしまったのでしょうね。   RUKO

by 末尾ルコ(アルベール) (2023-10-25 10:31) 

まつき

おぉ、これは楽しそうな展覧会ですね。
単純な線だけで描かれているのに、とっても正確ですね~。
「つまんないかおでしゃしんをとろう」の前列の少年の座り方、
すごく上手だな~と感心しちゃいました。
きっと絵の基本をしっかりと勉強された方なんでしょうねぇ。
by まつき (2023-10-25 11:04) 

溺愛猫的女人

「ヨシタケシンスケ展かもしれない」展、とても楽しそうでステキな展覧会ですね。
ドラゴンに齧られてる男の子の顔がサイコー!
by 溺愛猫的女人 (2023-10-25 11:25) 

ミィ

ヨシタケシンスケ大好きです。
子供が小さい頃に読んだけど、ユーモアがあって本当に面白くて
子供よりも私の方がハマってました。
といっても初期の頃のを数作品読んだくらいなので最近のも読みたいな^^
by ミィ (2023-10-25 12:04) 

hana2023

末尾ルコ(アルベール)さんへ
余程絵本に詳しいとか、身近に親しむ方以外には、多分それ程の知名度はない作家さんと感じられました。
この時も一応マスク持参での来館でしたけれど、半数以上はノーマスクで集団免疫が出来た状況なのかと思った次第です。
美術館へ車いすで行く、私も退院直後はそうでありましたけれど。視線が低い為に、肝心の絵画や展示品が見られない!非常に困る状態に。
これはスーパーでの買い物時にも言える事ながら、立位での行為が前提となっている社会の仕組みの矛盾点はどうしようもないものなのか? うたちゃんさんは何も仰いませんか?
先のハンバーガーもでしたが、この後館内で食べたランチ。フルーツサンドの有名店だけに、当然フルーツサンドセットで食べました。ところが、やはりサンドの中身より使用しているパンが美味しくありません。質素な生活を送っているとは言え、自然と舌がこえてしまったようでした(笑)
カップラーメンやレトルトカレー、同様に受け付けられずにおります。見方によっては、生意気ですね(爆)
by hana2023 (2023-10-25 12:08) 

hana2023

まつきさんへ
絵本に限らず、作家の皆さんは人体の構造、仕組みを知り尽くしているから、単純な線一本で描いていると言っても、本当に正確そのもの!
「つまんないかおでしゃしんをとろう」…のタイトルにしても笑えますし、小さな子供は疲れてか?興味がないのか?
その辺りを、上手く表現されていますよね!

溺愛猫的女人さんへ
これは第一部の最後の出口付近だったかと。
ドラゴンとは戦った後らしく、洋服には穴、表情にも疲れが^^
様々な部分、コーナーにおいて作者の遊び心が楽しませてくれました。

ミィさんへ
>ヨシタケシンスケ大好きです。
ミィさんはご存じでしたか!!
作者の年齢からしても、最近の方とは感じておりましたが・・・
もしかして、お初であったのは私だけだったのかもしれません!!
展示会場には、若い男性ひとり、若いカップルの姿も多くありました♪



by hana2023 (2023-10-25 12:26) 

tarou

お早うございます、智恩寺(天橋立)にコメントを
有難うございました。
この時は、天橋立に泊まってゆっくり観光しました。
研修旅行で、美術館は良かったですね(^^♪
by tarou (2023-10-26 08:58) 

marimo

宇都宮美術館の中央ホールに立っている
あの青い物体は、美術館のキャラか何かでしょうか。
インパクトありますね(笑)
「つまんない顔で写真を撮ろう」というのは…
あえての提案なんでしょうね。視点を変えると面白いですね。
芸術の秋を堪能されましたね。
by marimo (2023-10-26 13:27) 

hana2023

tarou さんへ
こんにちは。
私の行った天橋立でも、近くに宿をとってゆっくり観光してきましたけれど。あの時は寺院に関心がなかったようです^^
研修旅行なーんてオーバーな表現で、お恥ずかしい!

marimo さんへ
中央ホールに立つ一体も、作者・ヨシタケさんによるアート作品です♪ 
「つまんないかおでしゃしんをとろう」の顔出しパネルも、作者ならではの遊び心です。意外にと言ったら失礼ながら、美術館はやはりいろんな事が楽しめる場所ですね。

by hana2023 (2023-10-26 16:20) 

暁烏 英(あけがらす ひで)

ユーモアセンスのある絵、大好きです。遠くて見に行けず残念です。
by 暁烏 英(あけがらす ひで) (2023-10-29 08:53) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。