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12月年末の福島・・・②「もてなしのかくれ宿すわや」・部屋 [2020・12月福島県奥たまかわ温泉]

阿武隈山系に位置する山間の自然豊かな小さな里、山から湧き出た温泉により湯治場として続いた宿が、食に拘った全4室の「和」のオーベルジュへ。「もてなしのかくれ宿すわや」となりました。
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駐車場へ車を置いて。暖簾の下がった玄関から先へと広がる建物までの間には、高低差のある大きな敷石がびっしり敷き詰められて・・・画像からは伝わらないと思いますが、岩に、池とどれも立派で・・・高級感が漂います。
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冬だからどうしても寂しくて、寒々しさも否めないものの、期待を膨らませてしまう外観。
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特にお出迎えはありませんが、ガラスの引き戸を開けて女将が出迎えてくださった。
玄関からすぐにフロントには当然、立派な生け花が活けてあります。奥には歴史を感じる鎧兜も飾られていた・・・。
階段脇のくつろぎスペース、ソファに座りチェックインの手続きをしました。
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香るジャスミンティを飲みながら、朝夕の食事時間を決めます。
説明と言っても、各部屋ごとの貸切風呂決められた専用風呂での入浴となる為、館内を歩く必要はありません。
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趣の異なる部屋が4室、私達はメゾネットタイプの部屋「月あかり」です。人気の宿だけに、空いているのがこのお部屋しかなかったからでした。
しかしこちらの部屋が新しい4室目となります。
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部屋の入り口から階段を上がった二階部分がリビングルーム、ソファ&オットマンのリビングセット、外側には小さなデッキもありました。和の趣のある小上がり風ベッドルームには、すでにお蒲団が延べられていて・・・。軽くて寝心地の良いお布団でした。
特別なオシャレ感もなく、極オーソドックスな造りは自宅のような感覚ながら、二人では広々、寛げました。
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各種の照明、絵画が飾られて囲気を出しています。リビングボード、テレビ、空気清浄機、高性能ファンヒーターに、エアコンもフル稼働で寒さは全く感じず。気づかなかったがワインセラーまであったらしい。
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リビングボードの引き出しに厚手のバスタオル、男女別のアメニティ袋が入っています。コーヒーカップ、茶器、グラスとありながら、緑茶のテーバッグだけなのは寂しかったかも(>_<)
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部屋着は作務衣スタイル、MとLサイズが。たびソックスも家に沢山あるのについ貰ってきてしまうのです(^^ゞ

すでにソファで寛いでいる人の姿が・・・。
テーブル上に冷水ポット、グラス、菓子器には初釜のお菓子「花びら餅」の用意がありました。上品な味わいが嬉しい[グッド(上向き矢印)] この煮てあるゴボウが美味しいですね♪
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リビングルームの奥に洗面所とトイレがあります。洗面スペースはディコラティブにまとめられて、ゴージャスな水回りです。男女別化粧品から、コットン、テッシュ、ドライヤーとアメニティもスゴイ数並んでました。花柄のシュシュは、こっちゃん用に貰ってきました。
ドアの奥のトイレは勿論オール自動タイプ。
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お茶とお菓子を食べたら、下の階の専用風呂に浸かりましょうか。明るい洗面台スペース、ここも不足と思えるものは全くなかった。空気清浄機に可愛い籐椅子の用意あり。
ただし入浴時に見える景色は裏庭です[あせあせ(飛び散る汗)]
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子供の頃に自宅にあった浴槽を数倍大きくした感じの檜風呂に、高温の湯が掛け流しの状態で溢れています。
他の人とかぶることもなく、チェックアウトまでの時間は何時でも入浴可能。
浸かっては…ザブーン!浸かっては、ザブーン!の贅沢風呂[いい気分(温泉)]
温泉の分析表を読むと効能の高い湯のようで、初日は一回、5分程度からと書かれていた。入浴後は確かにツルツル、洗面台に並ぶ化粧品は必要ないような。
浴室に置かれたシャンプー類も、二種類あります。
奥たまがわ温泉の湯は「ラドン温泉」とか、
※ラドン温泉は、体内の血液や細胞に作用し、新陳代謝を促進させ、神経痛や高血圧など様々な健康の悩みを解消してくれる効果がある温泉と言います。そこでかつては湯治宿を営んでいたのでしょう。
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部屋から出てすぐのところに、個室の食事処が2部屋あり、月あかりでは部屋食は不可との事でそちらへ。食事処からはお庭が眺められます。・・・と言っても冬は関係ないかな。
次回は、夕食の紹介です。
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