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紅葉じゃない、京都・・・⑩天橋立観光 [2016・10月京都・丹後半島]

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陸奥の「松島」、安芸の「宮島」とともに「日本三景」として知られる「天橋立」は、京都府北部。日本海の宮津湾にあります。

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松並木の景観はすでに船上から楽しんでしまったから…。北側に位置する小高い場所、「傘松公園」から天橋立を眺めてみる。
天橋立の付け根のあたりからケーブルカーまたはリフトに乗ります。目指すは、笠松公園展望台。

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長く伸びる天橋立が、昇り龍のように見える・・・縁起の良い景色。「昇龍観」は見ていきませんとね。

海の中に伸びた長大な砂州である天橋立は、こうして宮津湾と内海の阿蘇海とを分けているのです。
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絶景「昇龍観」に、もうひとつの名物である股のぞきもして・・・龍が昇って行くもうひとつの光景を楽しみましょう。

1991年に創設された「 Ig Nobel Prize」は「人々 を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられる、ノーベル賞のパロディーである。
10年連続、今年も日本人はイグノーベル賞を受賞。
今回のイグノーベル賞で話題になった股のぞきですが・・・脚の間から天橋立を覗くことで、天地が逆転!
さらに立った姿勢の時と比べて、風景の奥行きが少ないように見える。遠くのものが小さく手前にあるように見える効果が、学術的に証明されたとか!
これには頭を下にして覗くという姿勢が決め手のよう。。・・・↓・・・は、夫に実験してもらったものです。

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その隣りに設置されていた・・・長~い柱の先についた輪の中に、円盤状の「かわらけ」を 投げます。輪の中を上手にくぐったら・・・開運が訪れるかも!?
…と言った開運「かわらけ」投げは、1セット3枚で200円なり。
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もういっこ、傘松公園で忘れてならないキャラクターの「かさぼう」。
かさぼうは、天橋立のことなら何でも知っている観光ナビゲーターだそうです。

天に架かっていた橋が倒れて天橋立ができた時、その一部が落ちる途中で妖精となり、人里離れた山の上(傘松の地)へ舞い降りた。以来ずっと傘松に住み、天橋立を見守っているのです。
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かさぼうが描かれたドロップ缶をこっちゃんの為、夫が買い求めたのは言うまでもなくて・・・。


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宮津から舞鶴に戻る途中見かけたのは・・・みかんを売る小屋が建ち並ぶ風景。
みかんと言えば静岡や和歌山がお馴染みであり、温暖な太平洋側で栽培されるものと思っていましたけれど。。
由良地区は森鴎外の「山椒太夫」の舞台にもなった場所である。
父を尋ねる旅の途中人買いにだまされて、母と乳母は佐渡に、安寿と厨子王は丹後の山椒太夫に売られてしまう。
自らの犠牲によって弟を逃がした安寿、数奇な運命をたどって丹後の国守に任じられた弟。
それぞれの悲しい運命が、またその過酷な運命の中で見せる情愛に満ちた行動は時代を越えて人々に愛されてきた。それにちなんで「”安寿みかん」と呼ばれるのであろう。
珍しい日本海側で育ったみかん、自宅用に購入してきたのは当然でありました。
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