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遠刈田温泉「旬菜湯宿 大忠」食事 [2018・10月蔵王の紅葉&遠刈田温泉]

館内同様にどこも綺麗、床が光って気持ちいいです。京都のお茶屋をイメージしたダイニングだそうで、個室ではありませんが、仕切りがあるから思ったほど隣りも気になりません。
元々静かな若いカップルでしたし、その辺りの配慮はバッチリです( ̄ー ̄)b
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温泉に浸かってお腹はペコペコ。こんなに夕食が待ち遠しかったことはない(笑)夕飯に響くと考えて、道中ろくなものを食べていないのだから。。掘りごたつ式のお席は、落ち着いて食べられて一番好きかも。

泊まってお得感を感じた…その2。
普通のお料理以外に中央のカウンターに「田舎のおばあちゃんが作る懐かしい味」、数種類のおばんざいが並んで、何度でもお替わり出来る。
一番に行って、奇麗なままのおばんざいコーナーを撮ります。
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おばんざいに使用する食材はすべて、蔵王山麓で収穫したものだそう。
①大忠名物「肉じゃが」
②丸実屋さんの玉こんにゃく
③スティック野菜
④蔵王産大根の田楽味噌のせ
⑤オニオンスライス
⑥キャベツのナムル
⑦ぜんまい煮
⑧高野豆腐田舎煮
⑨野沢菜漬け
⑩雪菜のお浸し・・・と。生産者や産地の書かれた表示もあり、わかりやすくなっていました。

お待ちかねの夕食です。9月~10月の2カ月間だけの限定料理は当然、名前入りのお品書きもありました。
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色合いも美しい、蔵王彩りの前菜「蔵王山麓虹鱒のお造り・黒胡麻豆腐・湯葉東寺焼・紅茶鴨 かぼす添え・生ハム柿巻き・生椎茸 金山寺味噌田楽・揚げ田楽・バラ&ソーセージ 年輪焼バケットのせ・蔵王産japanXのリエット…と、目でも楽しめる前菜たち。どれも自分では作らない品々ですね。
正直言って大袈裟な舟盛りや、お刺身ドーーンは好みではありません。こんな風に一品で少しずつが良いの。
ここで日本酒ランキング 1位、 山形 日本酒ランキング 1位に輝いた、幻の酒[ぴかぴか(新しい)]「高木酒造」の「十四代(じゅうよんだい)」登場!

「高木酒造新本丸秘伝玉返し」のお値段、Amazonで見ましたら・・・なんと!34,668円なり!
お得感を感じた…その3は当然こちら。
          
今回の宿泊「プレミアム酒十四代一杯付き」プランで予約、それでも、そこまで高いお酒とは知らなくて・・・私たちのような味もわからない庶民が呑んで良いのか?(@_@;)
どれも上品な味付けの前菜、レアものの日本酒も美味しかったです。

右端は揚げたてサクサク、大忠名物の「きのこと竹の子の包み揚げ」です。半熟卵と一緒にきのこと竹の子、ひき肉を、春巻きの皮に包んで揚げたもの。
写真では小さく見えますが、結構なボリュームもあり・・・、説明をされた通り、手で持ってガブリかぶりつきます。
温泉料理とは一味違う、工夫されたメニューは・・・半熟卵がとろりと出てきて、下にしかれたタレと絡んでまたまた美味しい。食べ終えたら、おしぼりも代えてくれます。
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野菜の浅漬け、蕗やぜんまいなど山菜料理、肉じゃがをはじめとする煮物も皆味があり、お酒がススミます。クセになるなると言う…大忠の「肉じゃが」、味はしっかりながら白いのはお塩を使っているから?そしてバター風味。
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夫はビール、私はスパークリングならぬ、ずっと気になって仕方のなかった「赤玉パンチ」いきます。爽やかな味わいはサングリアに近い感が。
普段は呑めないのだから、十四代を呑んだら良かったかしら[あせあせ(飛び散る汗)]

前菜だけでも、お酒がススムと言うのに、、、メイン料理は…。
・和牛最高級A5ランクの仙台牛のステーキ(ランプ イチボ)
・仙台名物・牛タン『芯』 とろける煮込みステーキ
・たらば蟹 特製焦がしバター焼き
・吉次(きちじ、またはきんき)の煮付け 【9月~11月限定】
…ご覧のように予約時、上の2メニューを選択しました。
仙台牛のステーキは鉄板で焼いて食べましたが、見た目よりも厚みがありボリューミィでした。
宮城県の秋を代表する郷土料理「はらこ飯」は、フワフワの鮭の切り身をのせた炊き込みご飯にたっぷりのイクラをのせた炊き込みご飯です。
宮城県亘理町で「ほっきめし」は何度か食しているものの、「はらこめし」は初めて。だってイクラが好きな食材でないから…。
大忠のメニューの中でも期間が一番短い料理とか、もう満腹だった為、少しだけ小盛りにして頂きました。
こちらのはらこめしは、癖もなく塩分控えめで食べやすい味。「食材王国みやぎ」を代表する秋の味覚、歴史ある郷土料理ですからね。

泊まられた皆さん、どなたも高い評価だっただけに・・・期待に胸ふくらませていどんだ「大忠」のご飯。
蔵王の紅葉は、10月中旬が一番の見頃。それに合わせたメニューも満足のいく内容でした[グッド(上向き矢印)]
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〆のデザートまでとてもボリューミィ、蒸したて熱々のカボチャのプリン&コーヒー。

お部屋に持って行って、ゆっくり食べるようにお夜食代わりの果物も。
これ以上は食べられないよ~~って思ったけど、上品にカットされたパイン・キウィ、ブドウ・みかん…、気づいたら完食!果物を水菓子とは、よく言ったもの[るんるん]


朝ご飯は8時、8時半の2択だったので8時でお願いしました。なんせ、年寄は早起きなのじゃ(*´ω`*)
お風呂に入ってお腹が空きました。
時間ジャストでいったら…次々と着席。皆さん早いです。
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前夜と同じお席で、これだけ?…と言う事はない。のっているのは、笹かまぼこ・秋刀魚の甘露煮・ゴボウの煮付け・青菜しぐれ・昆布の佃煮・カブの田舎和えですって。

朝もプレートメニューにプラス。
牛乳、ジュースいくつかに加えて…、あった~[目]噂の「朝シャン!」。スパークリングが朝も呑める…。
ハーフイキング形式です。
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朝のおばんざいコーナーには、
①料理長特製 野菜ごろごろスープカレー
②宿の源泉で作る温泉たまご
③蔵王新鮮野菜のサラダ
④蔵王産 山芋のトロロ
⑤切干大根
⑥ひじきの煮付け
⑦たたき胡瓜
⑧納豆
⑨梅干
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夫は牛乳だったかしら?、でも朝から乾杯(o‘∀‘o)♪ 小鉢に盛られたグリーンサラダだけで呑めかも[るんるん]
夜ほどではないにしろ朝もボリュームがあり、おかずだけでお腹いっぱいになってしまって、ご飯は少ししか食べられません。
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しかし朝食おばんざいだけにどれも素朴で田舎風ですが、ご飯がすすむメニューに思いました。
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元気の出る一品料理は、「仙台牛の希少部位の炙り焼き」。
スタッフが目の前で焼き上げる仙台牛の部位「ミスジ」の炙り、これも美味しかった[グッド(上向き矢印)]蔵王の美味しい食材が並んだ、贅沢朝ご飯です。

蔵王源流米 ひとめぼれ、十穀米、季節の炊きこみご飯から…選んで、おばんざいと頑張って食べました。。だって美味しいから。。
く、苦しいけど…美味しい。もっと大きな胃袋が欲しかった!?

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お汁は「田舎のおくずがけ」のお椀で、丸いのはお麩です、出汁がとろっとして上品な薄味仕立て。
デザートの「アロエの蜜漬け」でサッパリ!コナコーヒーを頂き満腹、朝食も満足です。

※ジャマイカのブルーマウンテンと並んで、世界最高のコーヒーと称されるコナコーヒー。その名の通りハワイ島南西部のコナ地区でのみ栽培され、生産量は世界のコーヒー生産量の1%以下という希少なコーヒー豆です。

朝もボリュームタップリ、またもお腹パンパンで、ご馳走さま。
ありきたりな出来合いばかりを並べた旅館料理ではなく、素材も、味も良かった。
全ての料理を褒めてますが、評判通り美味しくて文句の付けようがないくらい満足(^^)!
他にも夕食時に記念撮影がありチェックアウト時に頂いたものの、ホントはノーメークで酔っぱらった写真など欲しくなかった[バッド(下向き矢印)]
それでもこちらの宿。多彩な料理、美味しいお酒…が好きな方なら気に入るのは間違いない…と思われます[揺れるハート]

今月から2月までは、名取産の仙台セリと、蔵王産の鴨を使用した冬の名物料理だそう。新鮮な朝取りのセリの根っこのシャキシャキ感に、葉、茎の3つの食感を楽しめるお鍋。
出汁の出たスープで作る雑炊で〆る、仙台名物「セリ鍋」が、はらこ飯に変わるのだそうです。。
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