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GW後半、宮城・鳴子温泉へ・・・⑤「旅館すがわら」宿泊、温泉 [2018・5月GWは地味に宮城・鳴子温泉]

鳴子温泉・東鳴子温泉・川渡温泉・中山平温泉・鬼首温泉の5つの温泉地の総称である「鳴子温泉郷」。
鳴子温泉のイメージは・・・、栃木県内の鬼怒川温泉と同じで好景気の頃に、バスを連ねて来る団体さん達が酔って一っ風呂と言うもの。

湯の最大の特徴は、ヌルヌルとした肌触り。お肌にまとわりつくような泉質。
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早朝の、大浴場(摩天の湯)の露天の様子です。
夫が起きぬけである5時前に行った時でさえ、先客の姿があり写真が撮れませんでした。
貸切風呂の利用をした後覗いて、偶々人がいなくて撮れた一枚でした。

※大浴場(摩天の湯)女性 9:00~20:00  男性 20:00~9:00
 大浴場(美肌の湯)露天風呂 女性 20:00~9:00  男性 9:00~20:00

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ph8.7のアルカリ性、源泉温度98.4度、使用位置65.9度のナトリウムー硫酸塩・塩化物泉・・・との表示板。
人よんで「すがわらブルー」とも言われる湯、青く変色するのはメタケイ酸が多い為としたのは、温泉研究家である郡司勇氏だそう。

貸切風呂は館内に4つあって、どれもが予約制ではなく、空いていればいつでも貸切で利用できるシステムです。
チェックイン後すぐには露天貸切が利用中で、仕方なくこの内湯に。札を裏返して入浴中にして、鍵をかけるだけ。
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ベビーベッドにベビーバス。他には脱衣籠と言う殺風景な脱衣所ながら、籐のスツールが置いてあったのも・・・年代を問わずに入浴出来るようにとの配慮。
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5~6人が入浴出来るくらいの湯船には、うーん、すがわらブルーどころか、濁った深緑色の湯[あせあせ(飛び散る汗)]
源泉かけながしなんですが、、、湯量も少ない[あせあせ(飛び散る汗)]
窓が閉まっていたせいもあるけれど、閉塞感の感じられる内湯だけの浴室。すぐお隣りも(そちらは、写真を撮っただけで利用はせず)ドアが開き、灯りは点くものの、見るだけで帰ってしまう様子。

湯量は豊富だけど大量に出すと熱くなりすぎる、そこで源泉から細めに出している・・・この浴槽は以前の日帰り入浴の時にも浸かっていました。
最初はチョッと熱いかな?と思ったけど、慣れてくるとちょうど良い温度に感じられます。
その時宿の方から・・・戦争中に疎開していた子供達が入浴する時、一度に大勢入れるように・・・、深く掘って造った浴槽とお聞きしました。
当時のお子さん達の心境に思いを馳せると、なんて寂しく、心細い日々であったか。毎日が我慢の連続であったでしょう。
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こちらも懐かしい雰囲気がする浴室ながら。。ポツンと内湯だけとシンプル過ぎるから・・・人気がないのかなぁ[あせあせ(飛び散る汗)]満室に関わらず、何時でも利用できる状態だったみたいでした。

かなり熱めのお湯は、身体も温まりぽっかぽっか[いい気分(温泉)] 外がまだ明るくて・・・夕食までに時間があります。食事前に散歩ときめたい!
鳴子温泉駅近くの温泉神社そばにある、「滝之湯」の無料入浴券がフロントでもらえました。夫だけが「ざっと入って来るか」と。
湯上りにカラコロと下駄の音をさせて(下駄を履いて歩くなど、私には無理だけど)少しなら歩くのも良いかなと外に出てみたのはよいけれど。。5月初めの宮城の風は浴衣姿には冷たく寒かった。慌てて宿に戻った次第でした。


寝る前に、もう一度温泉へ入りましょう!別のお風呂が良いなと・・・長い廊下の端。階段を上った先にある大浴場手前には「半露天風呂」の貸切風呂が2つ並んでいます。
両方の半露天風呂が空いていてどちらか迷ったものの、まずは少し広めの左側の浴室へ。
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大きなガラス窓の下半分がオープンとなった造りの半露天風呂は見晴らしはないものの…長方形の浴槽と洗い場と。
お湯の温度も熱すぎず、ぬるすぎず保たれていたから、長湯がしやすい。ぬるぬる感のあるお湯で、お肌もしっとりよーん。
そして朝も温泉。貸切の半露天風呂へ。      翌朝の光景です。
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明るくなってくるのと同時に、お湯もキラキラしてました。
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夜気でぬるくなったお湯にひたりながら・・・味わいある湯を満喫。朝も良いお風呂でした。

ここから先は夫が急いで撮ってきた・・・大浴場、続く外に先の丸い露天風呂があるとか。
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開放感がある作りの半円形の露天風呂。うっすら青く染まった温泉[ぴかぴか(新しい)]・・・地震国日本の大地がもたらしてくれる自然の恵みです。
朝日に照らされて輝いて露天のお湯も変色をしていた。

古い設備、期待した程ではなかった食事もながら…それでも気持ちの良い湯が堪能できて幸せ[グッド(上向き矢印)] 手軽にのんびりと過ごせた、宿の規模&料金。良い意味で放っておかれる接客も悪くない、居心地の良い宿。
近代的で大きなホテルに泊まるのは味気ない・・・と思う点も、我が家にはピッタリ。

チェックアウト前の最後、温泉卵作りもしてきました。
旅館の玄関先に源泉が引かれていて、宿のザルを借りそこに卵を沈めておく事・・・約22分。
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何パックも大量の温泉卵作りに励むグループの様子も見られたものの、我が家は二人だから6個、自宅から持って行ったのです。
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しかし、どう?良い感じの固まり具合じゃありませんか?三日かけて丁度良く食べられました[るんるん]
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