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黄色い♪ [徒然]

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先日行った実家で、食卓のテーブルを飾っていたユリの花。
今の時期、車を走らせていますと目に入ってくる鮮やかなユリ、野菜畑の隅で存在感を示しているけれど。これ程立派に咲いている様子からは、難しくない栽培方法が想像されます。 
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こちらは冬の間からずっと咲き続けてきた「ガザニア」、日光が当たると開花する強い花。はっきりとした形、鮮やかな色の花は元気を与えてくれるから、花壇には欠かせない花の一種と思えるものですね。


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「JAみっかび」より2018年産販売開始となりました、「三ヶ日みかんサイダー」。三ヶ日みかんの果汁が30%入ったサイダーです。
炭酸と果汁のバランスの試行錯誤を繰り返して、この割合・・・だそう。
段々と暑さが増しているこれからの季節、冷蔵庫でよーく冷やした三ヶ日みかんサイダーをグラスにシュワ~ッと注いで、爽やかさを味わいたい!
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国産みかんの三大産地のひとつ・・・静岡県西部の浜松市三ケ日町は浜名湖 を一望する日当たりの良い土地。
温暖な気候の中で栽培される、ブランドみかんである「温州しゅうみかんの一種=三ヶ日みかん」・・・糖度と、酸味のバランスのとれた風味が好まれ、お歳暮等に使われるのはご存知の通り。夏らしい炭酸のすっきりした風味も加わった、大人から子供まで幅広く好まれるであろう炭酸飲料でした。

もう、いっこ。
生のとうもろこしの実を削いで炊き込んだ、とうもろこしご飯です。
これは以前に八ヶ岳のホテルに泊まって食べてから、家の定番メニューとなりました。フレッシュな生が出回る時期だけ味わるものですから・・・。
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お米は普通にといで水加減も同じ、そこに実だけでなく芯の部分も入れて炊くところがポイント。とうもろこしの良い風味が出てくるからです。あとは適量の塩を加えるだけ。

お子さんがいるとか、もの足りないと感じたら、炊き上がりにバターを加えても良いかと思います。

もうおわかりですね。
今回の記事は、黄色いものを並べてみただけ。意味などありません(・ω・*)
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6月はこれ・・・さくらんぼ狩り②牛乳屋食堂へ [2018・6月さくらんぼ隊狩り 定番の福島&山形]

かねてより温泉通の間ではよく知られた存在だった・・・「牛乳屋食堂」。
今更の思いはあったものの、食べてみないことには語れません。芦ノ牧温泉にで立ち寄りした目的はこちらでした。
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もう一軒の人気店「〇えんで食堂」さんとこちら、近づくと車と人の多さで「ここ」ってわかるのです。
想像を超えて立派な三階建ての店舗建物。
親しみやすい雰囲気のオジちゃん=オーナーさんは車の誘導、客の一人一人に挨拶をするなど気さくで愛想が良い。向かいにオープンした売店の方で休んで待つよう・・・接客しています。
今春、牛乳屋食堂の売店オープン!
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真新しい店内には、牛乳屋の持ち帰りラーメン、オリジナルグッズが並び、「酪王牛乳」やソフトクリームコーナーあり。

店頭に設置された紙に名前を記入して待つ事しばし。11時オープンで一巡目が入店したばかりであった模様。
その間にオーナーから、情報収集をしておきました。

※創業90年の牛乳屋食堂。店の始まりは大正から昭和へ、馬から鉄道へと交通機関が替わった頃です。
初代キヨノばあちゃんが馬車宿をしていた現在地へ嫁いできました。それが芦ノ牧温泉駅前の「牛乳屋」の始まり。その後近所に住む中国人からラーメンの作り方を教わって、牛乳からラーメン店へと変わり・・・。
二代目トキ子ばあちゃんが、横浜からソースかつ丼のメニューを持ち帰ってきて、ラーメンとソースカツ丼の味を提供しようと立ち上げた本店舗。
初代キヨノばあちゃんの味は、代々のお嫁さんが引き継いできているそう。現在は三代目の節子さん、四代目美紀さんがその味を守りながら進化もさせている・・・元祖会津ラーメン店なのでした。
順番が来て、いざ店内へ。
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メニューの一部です。そう広くない店内ながら、ラーメンだけに短時間で食べられるから回転は早いのです。

牛乳屋ミニセットは、 半ラーメン+ミニカツ丼+小鉢+牛乳で 1,050円。ハーフサイズのラーメンに、同じくハーフの選べるミニカツ丼、牛乳、サラダ、漬物の付く人気のセット。
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じゅうぶんなボリュームながら、これだけでは申し訳ないから、ミルクみそラーメンも。
味噌味に牛乳がプラスされることで、会津ラーメンとは全く違った旨みにコクと。飲み干したいくらいスープが味しかった[グッド(上向き矢印)]
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柔らかに煮込まれ厚めにスライスされたチャーシュー、海苔、メンマ、ナルト、ネギのトッピング。
一口飲むと、旨味の強い醤油味のスープがこれまた美味しい、期待をせずにオーダーしたものの、レベルの高さが伺えました。どちらかと言えば太麺だから、これくらいインパクトの強いスープが合うのかも。
代々継ぎ足しで作っている牛乳屋秘伝のソースのかかったカツとご飯。・・・そんなソースカツ丼を卵でとじてある煮込カツ丼←珍しいでしょう?ソース味とカツ丼の甘辛さとの両方味わえます。ミニサイズのハーフカツ丼でもボリュームがありました。

選べる牛乳は考えもしないで、白・カフェオレ・フルーツから、「フルーツ牛乳」と言ってしまったのだけど・・・、
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フルーツ牛乳は岩手小岩井牧場のながら、白・カフェオレは地元福島の「酪王牛乳」なのです。
酪王牛乳カフェオレは、二回泊まったペンション「プチポワ」さんで何時もお土産で頂いてます[るんるん] せっかくだもの福島でコラボしなくてはダメね。

会計の時には、カウンターの下に置いてあったキュウリも一緒に。採りたて新鮮であるだけでなく、5本で100円と安かったから。
待ち時間はあったものの、食べて良かった牛乳屋食堂ラーメン、煮込みソースカツ丼。一度に両方味わえる上、満足できる美味しさ[グッド(上向き矢印)]
入店時に私の様子から、女将にそっと「テーブル席の方へ」と指示するなど、さり気なさがニクイです。
人気があるからと驕らない姿勢、店のスタッフの熱心さも、好感のもてるものでした。
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6月はこれ・・・さくらんぼ狩り①芦ノ牧温泉駅 [2018・6月さくらんぼ隊狩り 定番の福島&山形]

毎年恒例となった・・・山形県でのさくらんぼ狩り、先週末の土日に行ってきました。
泊まるところは猪苗代町を予約、表磐梯のペンションに夕方チェックインするだけです。
観光は勿論、予定もないから朝は8時出発、のんびり下道を走って行きました。
日光市内に入り、鬼怒川・川治・湯西川温泉の脇を通過。昨年は久しぶりに「ヒマラヤの青いケシ」を見る為に立ち寄りした「上三依水生植物園」、クリンソウは咲いていたと思うもののパス。
しかし夕食時間を考えたらお昼は早めに済ませたい。・・・となると福島県入りしてすぐの、会津西街道沿いとなります。
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福島との県境近く、三依地区を過ぎたら「道の駅 たじま」です。
栃木県日光と福島県の会津若松市を結ぶ、国道352号線沿いの 山々に囲まれているがゆえ、四季折々の風景も楽しみのひとつ・・・観光情報収集に休憩にと重宝するところ。

駐車車場に入ると、建物前には屋外テントが常に建ち並び・・・季節の山菜や地元産の旬の野菜が売られていますが、6月だけに目に入るのは地の人々が採ってきた山菜、特産品である採りたてアスパラガス、真っ赤に熟した南郷トマトも人気です。これが帰りであれば買ってしまうところながら。。

珍しい「会津産」わらび漬けが置いてあったので、夫がこっちゃん用にゲット!
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市販されているのは、ほぼC国産、あるいはロシア産のものがほとんど。手間のかかる山菜のお漬物・・・国産は今後益々、手の届かないものになる事でしょうね。


会津鉄道と並行して、会津田島、会津下郷、「塔のへつり」で知られる「湯野上温泉」を過ぎたら芦ノ牧温泉です。
大川渓谷沿いに開かれた山間の温泉地ながら・・・比較的大規模ホテルの多い芦ノ牧温泉は10年以上前ながら、〇峰観光ホテルさんへ宿泊をしました。
山奥の知名度も高いとは思えない温泉なのに、宿もお部屋も綺麗。提供された食事も上品で美味しかった[グッド(上向き矢印)] 大川の眺望を眺めながら頂いた朝食にしてもロケーションの良さ、充実した内容でした。しかし月日の経った今、どうであるのか責任持てませんけど・・・。
ここ芦ノ牧温泉の宿、ホテルは、東日本大震災後避難してきた人達を積極的に受け入れていたと聞きます。

そんな芦ノ牧温泉の最寄駅はこちら。
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ねこ駅長が働く駅として知られている「芦ノ牧温泉駅」です。ホームのレトロ感からしても、昭和初期に建てられた木造駅舎のようです。

脇はしょっちゅう通っていたものの、駅に立ち寄りをしたのは初めてでした。だから私、会津鉄道でねこ駅長のいる駅は、ここよりずっと南に位置する、全国でも珍しい茅葺屋根の駅舎、待合室には本物の囲炉裏もある「湯野上温泉駅」とばかり。

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2代目猫駅長「らぶ」さんはお昼寝中。
待合室にも猫グッズが40種類以上並ぶ。「らぶ」をモデルにしたブロマイドも販売されていましたが、一般客が抱っこをする、写真撮影も禁止されているのです。・・・と言うのも、初代の名誉駅長「ばす」がカメラのフラッシュで目を悪くしてしまったから。
女優の 綾瀬はるかさんとのツーショット写真はあったものの、大河ドラマで新島八重を演じて以来、彼女と福島県会津との関係は特別だから仕方ないと思いました。

「第三セクター・会津鉄道」は、西若松駅(福島県会津若松市)-会津高原尾瀬口駅(南会津町)間57.4キロを結ぶ。
会津田島駅からは野岩鉄道、東武鉄道との相互乗り入れで東武浅草駅まで直通運転。浅草方面へは途中の下今市駅で乗り換えとなりますが、車窓の景色を楽しみつつ、ゆっくりローカル線の旅!と言った楽しみあり。

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せっかくなので12時53分発のトロッコ列車の到着を待ちます。見えて参りましたね[目]

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切符売り場で働く副駅長さんが出迎えているところ。
こちらが本物の?駅長さん、会津鉄道の駅長さんは皆、女性なのです。

お座敷、トロッコ、展望車が一度に楽しめる「お座トロ展望列車」でしょうか。
会津鉄道のトロッコ列車は、「くしろノロッコ号」「富良野ノロッコ号」とは規模の違いが感じられました[あせあせ(飛び散る汗)]
車内から大勢降りてきた団体のツアー客、駐車場で待機していた観光バスに乗り換えた模様です。山間を走行しているだけに、緑のトンネルと鉄橋からの絶景を楽しまれたのでしょう。

他に福島を全面に出したラッピング列車を走らせるなど、会津観光を支え続けている会津鉄道。名物ねこ駅長さんでした。
続く。
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初物!珍しい?ビール [食]

先々週だったように思います。
夫が先の真竹と一緒に買って来た枝豆は・・・今年初めて口にした、初物です。
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今季初とは言え、枝豆は枝豆なので、見た目は変わらない。特徴はないのだけれど、茹でている最中の香りの良さは格別でした。こうして茹でたてを食べてしまったら、冷凍ものは論外です。
季節的には初夏である6月なのだから、少しも珍しくはないはずなのに・・・いきなり暑くて半袖を着たら、数日は涼し過ぎるくらい・・・と、気温差により体調もきたすこの頃。

それでもって、枝豆にはビール?
黄色い虎のアップのイラストパッケージ・・・ときたら、虎ファンは黙っていられないでしょうけれど。。虎は虎でも、こちらは「Echigoエチゴビール ライズアップアイピーエー」。
「ガォ~~!」・・・な顔のアップ!インパクトの強力さも中々なビール缶。
気になる味はと言えば、苦い。圧倒的に苦い。最後まで苦味しか感じられなかったビール?
従来商品の2倍以上のホップを使い、コクと強い苦味を実現したとの・・・苦味の強いクラフトビール。苦いビール好きな方にはお勧めながら、個人的には美味しいとは全く思えない味でした[たらーっ(汗)]
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そのお隣、ピンク缶の「サッポロ ピーチベルグ」、もも果汁を醸造時に加えることで、ベルギーのフルーツビールと同様の製法で造られた、新ビールテイストは缶の可愛さもあり・・・「ビール女子」の間で話題となった製品とか。
これまた全く知らずに飲んだので、フルーティな香りがまずきて、次に甘味がある。一般的なビールとは違うくらいに。
元々ビールじゃない発泡酒ですし、不思議なフルーツビアって感覚しか残っておりません。気になる方はお試しなさって下さいな。

フルーティと言えば、こちらも。
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息子が買って来てくれた「Lunuiere(ルミエール)シードル2016」は明治18年創業、山梨県の老舗ワイナリーが造ったシードル(林檎の発泡酒)です。
シードルなのでアルコール度数は低め、リンゴの風味と泡立ちの良さが楽しめそうです。
そうです。一度に呑みきれないから開けていないのです。当然、味の方もわかりません。

美味しくないビール、まだ飲んでいないシードルワインと・・・ガッカリネタばかり。

同じく息子のお土産です。広大な北の大地が育んだ・・・大地の恵を大切に、感謝の気持ちとメッセージを製品に込めて作り続けている北海道江別市の「トンデンファーム」ソーセージです。
ちょっと高いけど、値段に見合う味・・・として、お取り寄せにも使われる機会も多いとの事。家でも株主優待等の選べるギフトの中からチョイス!・・・は、あるある。。

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白老の直営牧場で生産した黒毛和牛の販売と共に、目玉商品のひとつ「骨付ソーセージ」。まず目につくのは、パッケージに描かれたインディアン。
豪快に骨を持って思いっきりかぶりつきたい・・・そんなイメージを形にした商品でした。骨からにじみ出るエキスがソーセージの旨味をさらに引き立てるワイルドな味わい、目と舌でソーセージの魅力が感じられました。
シンプルな粗挽きウィンナーソーセージは、刻んだキャベツと一緒にホットドックにして食べましょうか。ソーセージの旨味に、粒マスタードの酸味と甘酸っぱいケチャップソースの風味が加味されて、ご飯のおかずで食すよりも美味しい。
パンを食べている最中にパリッの音が聞こえて、これは我ながら・・・ベストな食べ方であったよう思います。

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今回の〆は、頂きもののカサブランカでした。
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いちごは終わり・・・梅雨時の花 [食]

私達の子供の頃とは変わり、イチゴ栽培がビニールハウスとなった今。4~5月頃であったいちごの旬が、1~2月へと変わってしまいました。
そうした訳で5月も半ばとなると、夫の友人たちから終わりかけの栃おとめが届くのです。
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そうしたイチゴ達を、マイ銅鍋使い煮詰めて・・・栃おとめ100%のいちごジャムに仕上げるのは夫の仕事です。加える砂糖の量は30パーセントとか、レモンの量を多めにして酸味を効かせるとか・・・様々な拘りがある模様。
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上は、作った内の半分ほど。
大きなお鍋で二度作ったイチゴジャム。そうした以外残ったものは近所におすそ分けしたり、またミキサーにかけていちごのスムージー作りもしてみました。
スムージーは初めてだったから、「味をみて」。私:「うん、イケル!スムージーも美味しいわよ」
作ってすぐにジプロックに入れて冷凍してしまい、画像はないものの。もしも、お店で飲んだら、600円はするかも[るんるん]
・・・ホントよ。


5月、6月は空木(ウツギ)の花の季節。
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ウツギと呼ばれる花、別名「ウノハナ」として、小学校唱歌「夏は来ぬ」に唄われる。
日本の歌百選にも選出されたこの歌には、普段聞きなれない、硬い表現が多用されているものの…。

卯の花の 匂う垣根に

時鳥(ホトトギス) 早も来鳴きて

忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ

・・・こうして言葉だけを並べても、古から変わらぬ、情感溢れる・・・光景が目に浮かび、新たな季節を迎えんとする喜び、力強さが感じられてならない。
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ウツギは「空木」と書き、茎あるいは枝が中空である。それからウツギの呼び名がきているのです。
様々なウツギがある中、今この季節に花を咲かせる二色空木(ニシキウツギ)がご近所で毎年見られるのでした。
天気の良い温かな日が2~3日続くと、あっという間に季節が進むのも・・・この季節ならでは。。先日目にした時まだ蕾であったものが、こんなに進んでしまっておりました。

山にウツギの白い花が咲きはじめると、長い梅雨の季節となります。
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真竹の季節、遅れてきた花達 [食]

初めて目にする方もいらっしゃるかな?
私達が筍と呼ぶ、ポピュラーな筍「孟宗竹」が伸びてすっかり竹になった頃、そう梅雨時に出て来る筍「真竹(まだけ)」です。
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地上に長く伸びた本体、黒っぽい全体色に黒い斑点、茶色のまだら模様も混じっています。
しかし食べ方は同じ、普通にお鍋で湯がいたあと、土佐煮にしたり、または筍ご飯にしても。他の食べ方を知らないだけと思いますが・・・。筍に付きものの「アク」は少なめに感じます。


岡山市に本社を置く「宗家 源 吉兆庵」と言えば、岡山県産マスカットオブアレキサンドリアをまるごとひとつ使用した・・・高級和菓子「陸乃宝珠」(りくのほうじゅ) ・・・で全国的に知られています。
家でも「陸乃宝珠」、「朱の熟柿」(あけのじゅくし)」、「金魚」…と頂いたことはありましたが、そうです。デパートの売り場はチラッと眺めて通り過ぎるだけ、頂きものでしか食べた事ありません!キッパリ!
今回も実家の母が「これ高そうだけど、一個食べたら全然美味しくないからいらない」と一言。歳をとると色々な面でワガママなのだ。
「わっ!源吉兆庵のゼリーだぁー!」、喜んでもらって帰るわよーん。

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箱にかけられたお熨斗もとってもお上品。
涼しげで上品に「初夏」の爽やかさを演出、熨斗紙からも拘りが感じられますわね。
箱のデザインは、綾に花菱を配した文様「花菱綾」。こちらも繊細で、なんともよそ行きっぽさが感じられまする。
「琵琶ぜりぃ」と、「ブルーベリー紫球の香」(しじゅのこう)、気品あふれる包装紙に包まれた二種類の「歳々果」です。つやつやと揺れる和風ぜりぃの中に枇杷の果実。甘酸っぱいブルーベリーをとじ込めた紫球の香と。
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甘さを抑えた果物本来のすっきり感、爽やかさを生かした味わいのぜりぃ。
果実の味がいきた「紫球の香」が、特に気にいりました。・・・と言っても、どこからかくるのを待つのみ、自分では買いません。。
季節ごとのフルーツを取り入れた和菓子を提供している、「宗家 源 吉兆庵」らしさが感じられる季節のぜりぃでした。私なら誰にもやらない、ひとりで食べちゃうけどなーー!


自宅に咲いた花ながら、、、これまた季節外れもいいとこ、ひと月以上も遅れてしまっておりまする[あせあせ(飛び散る汗)]
ある日突然にはじける金平糖のような星形の蕾、5枚の花弁がつながったお椀の形。北アメリカ原産の花「カルミア」です。白いシベが糸状になって規則正しく伸びている様子も興味深い。
家のカルミアは白色ながら、色の濃いピンク色もあるのですね。
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同じく、庭に咲くバラ達。しかしこうして並べてみたら・・・真紅はビロードのような質感は出ているものの、画像としてはかなりボケボケでした。
ピンクのバラは、今から12年も前。一年近い入院生活の後・・・4月に試しで県内にて一泊。その翌月行った福島県飯坂温泉からの帰り、白河のバラ園で買ったもの。
「ギ・ド・モーパッサン」と、フランスの作家であり、詩人でもある人物と同名の薔薇であります。・・・と言いつつ、短編である「脂肪の塊」でさえ途中で投げ出してしまった過去あり[バッド(下向き矢印)] 映画は大丈夫なものの、小説の登場人物がカタカナだとすぐに飽きてしまうのです。きっと覚えられないからなのね。
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庭の花たちは、次回も続きます。
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「那須フラワーワールド」に咲くチューリップ [2018・5月GWは地味に宮城・鳴子温泉]

2018・5・6
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ある事情から少し戻りまして(撮った画像の整理が面倒だっただけながら)・・・今回は「那須フラワーワールド」で見たチューリップの花です。
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宮城の帰り・・・山形、福島と通過した後、東北自動車道でまさかの渋滞。GW最終日であった為でしょう。再度高速から下りて、那須経由での帰宅となった次第。
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まだ陽も高いから、一か所くらい遊んでいきましょう・・・と思いたち、足を延ばしたのはこちらでした。
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那須町豊原の「那須フラワーワールド」で、約250種25万株のチューリップが見頃を迎えている・・・との情報を得て。平年より7日ほど早い開花、例年であれば見頃はちょうどGW頃のはずながら。。
那須と一括りにしても、周囲に何もないこの場所は風が強くて、気候条件の厳しい土地だそうです。そうした環境下でも、チューリップは毎年元気に咲くと言う。
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5月に入ってもまだ残雪の見える那須連山。山々と花畑との対比は中々美しく、もっと遠い北の大地にいるような・・・ムードの一端が伺えます。

以下、写真の羅列ながら。。
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・・・しかし、満開も満開。花が開き切って散り始めている。花弁の先が変色し始めているものも多数。
チューリップに限らず、花は開花し始めが最も綺麗に思う。

そしてもしここが北海道であったなら、この程度の景色は無料がお約束!
「ここ那須で、一人1000円の入場料は高すぎる!」と私が文句を言ったら、「でも来たいと言い出したのは誰?」「そうでした。」
「北海道とは規模も入場者数も違う。ここでは売るお土産もないから仕方ないんじゃないかなぁ。」だって[あせあせ(飛び散る汗)]
確かに理屈ではわかっている。しかしここフラワーワールドと言い、藤で有名な〇〇フラワーパークと言い、入園料が高いわね。県内だから、こんな田舎なのにと思ってしまうのだ[バッド(下向き矢印)] 遠くへ行けばいくほど、そう感じない・・・この矛盾?!

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つぼみから開花まで3段階の花形が楽しめる。高級品種のチューリップ「 アイスクリーム」。
これではネモフィラに埋もれてしまってます・・・。
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こっちも下手過ぎて、花の可愛らしさが伝わりそうもありません[あせあせ(飛び散る汗)]

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カラフルな色の帯となって咲く花たち、雄大な那須連山と森林地帯が背景となるから、健気で可憐な花の様子が一層引き立つのでしょう。
他に・・・忘れな草、ネモフィラ、芝桜、リビングストーンデージー、姫金魚草・・・などそれぞれに春を告げているのでした。
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同じく高級品種の「アントワネット」は、一本の茎から枝分れして4~6輪開花する不思議なチューリップ。

涼し過ぎるくらいの標高の地で、たおやかに揺れる・・・「風の花」アネモネ・・・
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次の主役であるルピナスはまだ開花し始めたばかり。北国の夏のイメージそのもの、芯の強さと逞しさを秘めて。ルピナスが2万本咲きそろう様は、壮観に思えます。
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黄色い絵の具のような色合いが丘一面を染めている、アイスランドポピーの花たち。
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高いなどと文句を言ったものの、那須フラワーワールドでは季節に応じて、次々と花が楽しめると思います(花のない冬季はお休みですが・・・)。 

晩秋までは何時訪れても、それぞれ花が咲き乱れているはず、すぐお隣りでは、5月中旬から下旬に見頃となる・・・ニッコウキスゲの植栽作業中でした。
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あれからひと月以上、初夏のモードへと変身している事でしょう。
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久しぶりの・・・サッカー観戦 [徒然]

「栃木SC」のサポーターとして、普段はひとりで観戦に出かける息子。しかし今回、「ね、明日は一緒に行かない?」・・・と、お誘いが。
なぜかと言いますと、「栃木SCvsFC町田ゼルビア」戦にてこっちゃんが、エスコートキッズ募集に見事当選!・・・したからと言うもの。
そうと聞いては、行かねばならぬ[ダッシュ(走り出すさま)]
チケットを買う、席種確保は先発隊の息子に任せて、私達はお弁当の調達だけして、後から参りましょう。

SCユニフォームのパパに負けじと、こっちゃんも黄色いTシャツ着用、これはサポ仲間のお姉さんが態々こっちゃんに買ってくださった、KO〇〇姉さんからの頂きものと言います。
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スゴイ格好ながら・・・気合を入れて、出かける前の一杯!アイス食べてまちゅ♪

さて、やって参りました。会場である「栃木グリーンスタジアム」。
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栃木SCのチームカラーである、イエローでコーディネートしたサポーターさんの姿が目立っていますね。

SCチアーズさんの、可愛いパフォーマンスも見られますよ[るんるん]
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キックオフ30分前になると、両チームの選手が出てきて試合前のアップが始まります。
ホームゴール裏の応援風景は、毎回ながら圧巻の迫力!
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巨大なチーム横断幕も、皆それぞれ手作りだそうですから。相当気合入ってますよ[ダッシュ(走り出すさま)]
一人の時はバックスタンドのゴール裏で立って観戦、お馴染みとなった地元サポさんとつるんでの応援がお約束の息子。
コアなサポさん達とビールを呑みつつ、スタジアムグルメを食べて、力の限りの・・・声と、全身全力の応援だそう。。
しかし残念ながらこの日は、子連れ、親と一緒なのでメインスタンドの指定席。
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チームカラーのタオルをブンブン!! 振りまわしタイム[グッド(上向き矢印)] 自然と気合も入りまする。

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対戦相手の町田さんも、それなりに来て下さっている模様です。

お待ちかねの・・・選手入場!
こっちゃんのエスコート選手は、地元益子町出身。先シーズンから絶好調ゆえ、他チームからのオファーも数多くあったと言うのに、あえて地元の「栃木SC」に残った「西谷和希」選手でした。地元愛が、素敵[グッド(上向き矢印)]
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選手入場後には、タオルマフラーを揃って掲げ、「栃木県民の歌」を熱唱するのも本チームの大きな特徴のひとつなのです。「栃木県民の歌」・・・ご存知でしょうか?
私達は勿論、そらで歌えます。
子供の頃は好きでも嫌いでもなかったものが、昔覚えたものって忘れないものね。・・・長野県の「信濃の国」に次いで 有名な県民歌だ言われる「栃木県民の歌」。ちなみに YouTubeで美しい声で歌っているのは我が母校の先輩でした。

☆☆☆2018年度 第15節 5月20日(日) 14:00キックオフ! 栃木グリーンスタジアム☆☆☆
天候・晴れ 入場者数は5,668人とか。
肝心の試合内容なのですが・・・その詳細は、サッカールールさえ理解しているとは思えない私ですから[あせあせ(飛び散る汗)]
試合の状況については・・・割愛させて頂きます。←オイオイ!!

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一仕事終えた後も、一杯!
パパに買ってもらったかき氷のブルーハワイを手にご機嫌でございます。子供って、好きよね。
身体に悪そうなものを選ぶ←これも、お約束!

最後に試合結果は・・・我々の応援もむなしく・・・「0 - 0」の引き分けで終わりました。
無念でございます。。
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田舎の川遊び、そしてホタル。 [ドライブ・栃木県北]

今回も引っ張った連休ネタの、その後は・・・。
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今度はサッカー観戦ながら。。その前の5月第二週に遊びに来ていた、孫ネタで。どちらも嫌、嫌いな方はスルーなさってくださいね。
特にこれといった特徴のない田園風景ながら・・・。
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先には人家のない、住むのはイノシシ一家だけと言う豊かな自然環境ゆえ、澄んだ清水の流れる水路です。
孫娘に川で水遊びをさせたいと、爺じが探した穴場でした。
・・・と言っても勿論、勝手に入っている訳ではありません。「ここで遊ばせても大丈夫でしょうか」と、地主さんの了解は得ての事。

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私もちょっと前に下見に来ていました。その時にはドジョウの子供が沢山!沢蟹に、ヤツメウナギのベビーまでいたのでした。
それなのに肝心のこの日に限って、なにもいない[バッド(下向き矢印)] なぜなの?
ドジョウさん、沢蟹さんは、大雨の後でどこかへ行ってしまったのでしょうか?
それでも川底には、多くの貝が。蛍のエサとなる巻貝の「カワニナ」が住んでいるのだから・・・清流なのは確かかと思います。
カワニナはホタルの幼虫のえさとなる、水中の苔や軟らかい水草を食べて育つ貝。
一匹のホタルが成虫になるまでには30匹以上のカワニナを食べるといいます。ホタルのエサとなるため、ホタルの多いところにいるから「ホタルガイ」と呼ぶ地方もあるそう。。
私達のガッカリをよそに、獲物はなくても水に足を浸けるだけで楽しいらしい、ビーチサンダルをわざと流したりして遊んでおります。それでも、爺は必死な様子[あせあせ(飛び散る汗)]

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次は水田に目を向けて、オタマジャクシ捕りに夢中。
このくらいでもじゅうぶん楽しめる年齢ですから・・・自分だけの遊び場で終始ご機嫌でした。陽に焼けて真っ黒、その上歯もないけれど[あせあせ(飛び散る汗)] これでも一応は都会っ子よ。この日は川遊びをしてお終いにしました。
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籠に入れて持ち帰った「カワニナ」とオタマジャクシ、翌日に爺じが元の場所に戻してきました。
汚い水で死んでしまったら可愛そうですものね。
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その後の私は、ホタルが気になって…。麦が生育した後の、刈取り時期にホタルも飛ぶ・・・との言い伝えを元に。。先日(6月11日)の夜、急遽「蛍狩り隊」を結成!
夜8時頃、ホタルの生育状況、実態調査の研究に出かけて参りました。

雨は上がっていたものの、少し風があった為か、ホタルさんの姿を見るけるのは中々・・・難しく[たらーっ(汗)]
そこで山際へ移動し目を凝らしますと、10匹程度のホタル、ところどころの木々の間を飛び回る様子が見うけられました。 
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手に止まったものか、こちらが最もそれらしく撮れた一枚です。
      川遊び7.jpg 

・・・・・とここまで下書きしておいた時点で。
昨夜「大変だ!ホタルさんが家にまで付いてきてしまった~~!」。見れば夫の手に、一匹のホタルがとまって光っています。
私の部屋で放って、様子を見る事に。
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フラッシュをたかずにそっと静かに撮っても、用心深いホタルは敏感です。
それだけでも光るのを止めてジッとしてしまうのでした。
「蛍狩り」に合わせて出かけた6年前の山形県の小野川温泉では、梅雨時とあって雨の降る中、蛍鑑賞会に参加。皆さんの後に付きトボトボ歩いて探しましたが・・・。
「ほたる公園」があるくらい、ほたるを全面的にアピールする小野川温泉でさえ、その日の天候、風の様子によって、蛍さんの気分次第で見られなかったくらいでしたもの。
気まぐれで家まで来てくれた、蛍ちゃん♪ ありがとう♪
               

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GW後半、宮城・鳴子温泉へ・・・⑥山形経由で帰ります [2018・5月GWは地味に宮城・鳴子温泉]

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鳴子温泉は鳴子温泉郷と呼ばれるように、鳴子、東鳴子、川渡、鬼首、中山平・・・と、温泉地が続きます。
奥の細道湯けむりライン「鳴子温泉駅」の足湯もながら・・・、「中山平温泉」「赤倉温泉」と、北羽前街道を走っていくと、先々で湯けむりが上がる光景を身近に感じるのでした。
泊まった宿も素朴、鳴子のお湯を味わうだけの旅館でした・・・。鳴子はなにもないと言えば何もないところです。時間が静かに流れる・・・スマートとは言えない昭和の温泉。

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陸羽東線は無人駅も多い中、比較的大きな「赤倉温泉駅」の手前から、県道28号線へ入る。連休中なのに走行する車、人影もなくひっそりしています。
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山形県との県境、「奥の細道」で 芭蕉の越えた山刀伐峠(なたぎりとうげ)は、尾花沢市と最上町の境にある峠。
300年前も、今も・・・「 高山森々として一鳥声きかず ・・・ 夜行くがごとし」(奥の細道より)。

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本日も好天、青空が広がっている。未だ地面が桜色の花弁で覆われていた。
人間の行動やら営みとは、無縁の植物たちが・・・、巡り来る春の目覚めを体現している。
新緑の柔らかな緑が、目に心地良い。
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それでも山間なれば、まだ残る残雪。手前に見えるのは、雪国ならではの「防雪柵」。
窓の外は早春の気配。
せせらぎの音、緑のにおい[ぴかぴか(新しい)]
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大きな河川は、雪どけで水かさを増しているのだろう、透明な水面が日に照らされ輝いていた。
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この光景が変わるのは何時頃であろろうか?
正面に見えている雪山は・・・「月山」「羽黒山」「湯殿山」・・・と呼ばれる、出羽三山かと思う。その先は、日本海が広がるはず。。
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尾花沢市内に入って。道路脇で目についた、「おばね産直館はいっと」に立ち寄ってみます。
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ここでも山菜、筍、地元農家の作る野菜に、郷土の味お漬物、加工品が沢山並んでいます。

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山形県の尾花沢と言えば、名産「尾花沢すいか」の里。シンボルであるこちらのスイカ君「花笠踊り」の花笠まで手にしていますね。店頭で「芋煮」のふるまいをやっていたので、ご馳走になる事に。
入っているお肉は「尾花沢牛」だそう、芋煮を食べる度に毎回、山形に来ている~~って実感するのでした。

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五月の山形県内・・・と言えば、間もなく到来するさくらんぼシーズンへ向けて準備中。汚いとまで言っては失礼ながら。。あんなにツヤツヤぴかぴかした赤い宝石・さくらんぼ[るんるん] それなのに、実になる前の花は意外にも地味でイメージとかけ離れたものだから。
来月は(すでに、もう今月。数週間後ながら)、佐藤錦をお腹いっぱい食べる為また来ますからね。

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どうにかもってくれた天気、ここでも木々の緑の爽やかさが目に入ってくる。
山の斜面を覆いつくすビニールハウス群、中は全てぶどうです(多分ですけど)。この景色が見えて来たら、山形県も南部に位置する上山温泉。
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その後置賜郡の南陽バイパスを通ったら、「たいようパン」に立ち寄りするのは我が家のお約束。                          
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上のパンと合わせて、今回はこれだけ。お買い物も地味に、控えめにしました。
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山の恵み「山葡萄ジュース」、これって何時もそのままこっちゃんへ渡してしまうのだけれど、渋みがなくて美味しいのかな?同じく・・・福島の「桃ジュース」、山形の「ラ・フランスジュース」も。小さい内から本物の味を知っている彼女。
私達にはこれがあれば良い、秋田・稲庭うどんの徳用袋。何もない時でも、つるつるした稲庭うどんさえあれば!?
おばねの漬物「ぺちょら漬」は、山形県独特のなす漬け。唐辛子やみょうがを入れて漬ける、ぴりっと辛い漬物です。
こっちゃん用には、蕨の醤油漬けを。蕨漬けの好きな、渋好みの6歳児!
爺は、兎さん模様の会津塗のお箸まで買ってしまったのだ。

「おばね産直館」で購入してきた中には、野菜苗も。
ミニトマト、ブランド西瓜である尾花沢すいかが順調に育っています。ひと月経って、ビワの実サイズが3個付きました。
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たとえ一個でも良い、本物の尾花沢スイカがどうにか育ってくれますように。見ているだけで楽しいのです[るんるん]
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GW後半、宮城・鳴子温泉へ・・・⑤「旅館すがわら」宿泊、温泉 [2018・5月GWは地味に宮城・鳴子温泉]

鳴子温泉・東鳴子温泉・川渡温泉・中山平温泉・鬼首温泉の5つの温泉地の総称である「鳴子温泉郷」。
鳴子温泉のイメージは・・・、栃木県内の鬼怒川温泉と同じで好景気の頃に、バスを連ねて来る団体さん達が酔って一っ風呂と言うもの。

湯の最大の特徴は、ヌルヌルとした肌触り。お肌にまとわりつくような泉質。
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早朝の、大浴場(摩天の湯)の露天の様子です。
夫が起きぬけである5時前に行った時でさえ、先客の姿があり写真が撮れませんでした。
貸切風呂の利用をした後覗いて、偶々人がいなくて撮れた一枚でした。

※大浴場(摩天の湯)女性 9:00~20:00  男性 20:00~9:00
 大浴場(美肌の湯)露天風呂 女性 20:00~9:00  男性 9:00~20:00

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ph8.7のアルカリ性、源泉温度98.4度、使用位置65.9度のナトリウムー硫酸塩・塩化物泉・・・との表示板。
人よんで「すがわらブルー」とも言われる湯、青く変色するのはメタケイ酸が多い為としたのは、温泉研究家である郡司勇氏だそう。

貸切風呂は館内に4つあって、どれもが予約制ではなく、空いていればいつでも貸切で利用できるシステムです。
チェックイン後すぐには露天貸切が利用中で、仕方なくこの内湯に。札を裏返して入浴中にして、鍵をかけるだけ。
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ベビーベッドにベビーバス。他には脱衣籠と言う殺風景な脱衣所ながら、籐のスツールが置いてあったのも・・・年代を問わずに入浴出来るようにとの配慮。
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5~6人が入浴出来るくらいの湯船には、うーん、すがわらブルーどころか、濁った深緑色の湯[あせあせ(飛び散る汗)]
源泉かけながしなんですが、、、湯量も少ない[あせあせ(飛び散る汗)]
窓が閉まっていたせいもあるけれど、閉塞感の感じられる内湯だけの浴室。すぐお隣りも(そちらは、写真を撮っただけで利用はせず)ドアが開き、灯りは点くものの、見るだけで帰ってしまう様子。

湯量は豊富だけど大量に出すと熱くなりすぎる、そこで源泉から細めに出している・・・この浴槽は以前の日帰り入浴の時にも浸かっていました。
最初はチョッと熱いかな?と思ったけど、慣れてくるとちょうど良い温度に感じられます。
その時宿の方から・・・戦争中に疎開していた子供達が入浴する時、一度に大勢入れるように・・・、深く掘って造った浴槽とお聞きしました。
当時のお子さん達の心境に思いを馳せると、なんて寂しく、心細い日々であったか。毎日が我慢の連続であったでしょう。
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こちらも懐かしい雰囲気がする浴室ながら。。ポツンと内湯だけとシンプル過ぎるから・・・人気がないのかなぁ[あせあせ(飛び散る汗)]満室に関わらず、何時でも利用できる状態だったみたいでした。

かなり熱めのお湯は、身体も温まりぽっかぽっか[いい気分(温泉)] 外がまだ明るくて・・・夕食までに時間があります。食事前に散歩ときめたい!
鳴子温泉駅近くの温泉神社そばにある、「滝之湯」の無料入浴券がフロントでもらえました。夫だけが「ざっと入って来るか」と。
湯上りにカラコロと下駄の音をさせて(下駄を履いて歩くなど、私には無理だけど)少しなら歩くのも良いかなと外に出てみたのはよいけれど。。5月初めの宮城の風は浴衣姿には冷たく寒かった。慌てて宿に戻った次第でした。


寝る前に、もう一度温泉へ入りましょう!別のお風呂が良いなと・・・長い廊下の端。階段を上った先にある大浴場手前には「半露天風呂」の貸切風呂が2つ並んでいます。
両方の半露天風呂が空いていてどちらか迷ったものの、まずは少し広めの左側の浴室へ。
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大きなガラス窓の下半分がオープンとなった造りの半露天風呂は見晴らしはないものの…長方形の浴槽と洗い場と。
お湯の温度も熱すぎず、ぬるすぎず保たれていたから、長湯がしやすい。ぬるぬる感のあるお湯で、お肌もしっとりよーん。
そして朝も温泉。貸切の半露天風呂へ。      翌朝の光景です。
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明るくなってくるのと同時に、お湯もキラキラしてました。
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夜気でぬるくなったお湯にひたりながら・・・味わいある湯を満喫。朝も良いお風呂でした。

ここから先は夫が急いで撮ってきた・・・大浴場、続く外に先の丸い露天風呂があるとか。
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開放感がある作りの半円形の露天風呂。うっすら青く染まった温泉[ぴかぴか(新しい)]・・・地震国日本の大地がもたらしてくれる自然の恵みです。
朝日に照らされて輝いて露天のお湯も変色をしていた。

古い設備、期待した程ではなかった食事もながら…それでも気持ちの良い湯が堪能できて幸せ[グッド(上向き矢印)] 手軽にのんびりと過ごせた、宿の規模&料金。良い意味で放っておかれる接客も悪くない、居心地の良い宿。
近代的で大きなホテルに泊まるのは味気ない・・・と思う点も、我が家にはピッタリ。

チェックアウト前の最後、温泉卵作りもしてきました。
旅館の玄関先に源泉が引かれていて、宿のザルを借りそこに卵を沈めておく事・・・約22分。
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何パックも大量の温泉卵作りに励むグループの様子も見られたものの、我が家は二人だから6個、自宅から持って行ったのです。
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しかし、どう?良い感じの固まり具合じゃありませんか?三日かけて丁度良く食べられました[るんるん]
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GW後半、宮城・鳴子温泉へ・・・④「旅館すがわら」食事 [2018・5月GWは地味に宮城・鳴子温泉]

夕食は18:00から30分刻みで選べ、、、何時通りの6時からと、チェックイン時に決めておきました。
15分くらい前に連絡があり、時間前に部屋に運ばれてきます。
これだけの規模の宿だから仕方がないものの、お膳での一気出し。
しかし名前入りのお品書きはそれぞれに。ドリンクメニューの種類も多く、まぁまぁと言った感じかな。
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まずは鳴子温泉の地ビール「鳴子の風」をいただきましょう。鳴子峡のレストハウスで460円で販売されていたので、価格も良心的です。
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食前酒は梅酒。ビーフテリーヌ・えんどう豆進丈・蛍烏賊・筍昆布〆・自家製黒にんにくの前菜、お造りは鰹タタキ・勘八・さより。
揚げものが最初から・・・なのはちょっと残念。エビを春巻き風にした、海鮮あみ揚げでした。
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お刺身の鰹は初物、そのせいか美味しかった[グッド(上向き矢印)]
さてメインである仙台牛。しかしここまで分厚いお肉は苦手。薄すぎるとか、厚すぎるとか・・・どこへ行っても、文句を言いながら食べています[あせあせ(飛び散る汗)] でも地ビール「ゆきむすび」がススミますね。
蓋物の中には帆立入り炊き合わせ、もずく酢に、薄味の茶碗蒸しも丁度良い味です。
お凌ぎの冷やしうどん、伊達桜ソーキ煮も美味しく炊けている・・・が、この辺りまできたら、お腹にきて入りそうもなく・・・私はギブアップ[たらーっ(汗)]

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宿オリジナル日本酒「すがわら」の入った、利き酒セットも電話で注文を。洋皿のトマトクラムチャウダー、お吸い物は「しらうお」かな?料理を食べ終える前に、電話でご飯をお願いして一緒に。しかし味は良いものの、こちらも一口味見しただけ。
お米は地元産ササニシキでしょうか。ふっくら炊けた美味しいご飯です。
天ぷらや麺類が一緒に運ばれてくるのは・・・残念と言えば残念。よくある創作〇〇と言ったメニューとは一線を画す…昔ながらの品々は簡素ながら、味付けも良くて美味しく食べられました。

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水菓子は季節柄、柏餅です。葉こそ半分、でも中身は丸々一個。「大栗なるまん」の「なるみ」で作ってもらっているのかしら、シコシコした歯ごたえがよくお腹いっぱいと言いつつ、、図らずも食べてしまいました。
その上味噌にぎり、しそ巻きと、夜食まであるのは素晴らしい。(2万円オーバーの宿なら当たり前ですけどね)

感心してしまった、もうひとつはお布団。
変哲のない普通のお布団ながら、掛布団の下にもシーツを敷いたベッドメイクスタイル。清潔に気持ち良く寝られるよう心がけている点でした。
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翌朝の食事は7:00から選べます。旅先ではいつも早く起きてしまうから大丈夫と思ったものの、ここは7時半で。
お布団の上げ下ろし・・・前夜の男性二人にしても、朝の若い男性にしても実にきびきびと働かれて。。。見ていて気持ちの良い接客であった。

運ばれてきた朝食は・・・。
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ポテサラ、サーモン&イカ刺し、焼き鯖、鶏団子の煮物、きんぴら、青菜のお浸し、漬物、焼き海苔、温泉卵・・・と定番の品々。そこに笹かま、鶏肉入りの豆乳鍋まで付いてきた。
・・・ご飯が進むおかず達。パイナップル入りヨーグルトのデザートもありました。
朝夕と基本を押さえた品々が並んで、食欲をそそります。特筆するような内容ではないけど、ボリューム満点でコスパ良し!
朝からしっかり食べました。夫など朝から三膳もお替りを繰り返しました[あせあせ(飛び散る汗)]
食後のコーヒーはロビーで、セルフで好きなだけ頂けます。
古さにさえ目をつぶれば・・・お茶やお菓子、アメニティ、細かなところに気遣いの感じられる宿に思いました。
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GW後半、宮城・鳴子温泉へ・・・③「旅館すがわら」宿泊 [2018・5月GWは地味に宮城・鳴子温泉]

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鳴子峡を後にして、今頃になって青空・・・にはガッカリ。嫌だわ。
     
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さて泊まったのは、鳴子温泉街の中でも小規模な宿「すがわら」でした。時刻によって色合いが変わる浴槽の湯の色「すがわらブルー」は・・・温泉マニアの間では知られた存在、何時かはと思いつつ・・・ようやくの宿泊です。
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駅前から伸びた、鄙びた雰囲気満点の通り。

純和風温泉宿の奥に駐車場、左手が玄関です。
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「旅館すがわら」へは、日帰りの立ち寄り入浴を経験済みでした。
それぞれ異なった貸切の内風呂、半露天風呂が4ヶ所あり、日帰りでも500円で温泉を楽しむことができます。
かなり古い建物であったと記憶、しかし源泉掛け流しの泉質は抜群。温泉好きには堪えられない魅力があるのでした。
日帰りの貸切利用は通常良い顔をされないものですが、こちらは親切で対応も良く好印象。
ただし増改築を繰り返している為、道路側から見てもどこまで「すがわら」なのか?わからない複雑な外観をしてます。

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玄関からすぐ、目に飛びこんでくるロビーは意外に綺麗。囲炉裏のラウンジにはコーヒーマシーン設置、宿泊中何時でも飲めるコーヒー。
宿の建物は古め、レトロ感あふれる造りながら、お掃除がいきとどいるから清潔感はあります。
4階建てながらエレベーターなどないから、心配になって一週間ほど前に電話をしてみましたら・・・。2階の203号室だそう。
館内を探検したら、ふたり宿泊の場合、自動的にこの辺りの部屋となってしまう模様。
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小さな踏み込みの先に、簡素な10畳の和室。そしてとってもレトロな広縁。
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殺風景な10畳間は古さもあり質素そのもの。我が家よりも年数の経過を漂わせています[バッド(下向き矢印)] それでもファンヒーター、テレビ、冷蔵庫と、必要なものは揃って問題ありません・・・。同じく年季を感じる広縁からの眺めも、良いものではありませんでした。

座卓にはお茶セットとポット、古いタイプのもので湯沸し機能はないものの、連絡をしたらすぐに熱いお湯を持ってきてくれる模様。言わなくても、翌朝は代えてきてくれます。
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お茶セットの中に茶筒はふたつ、ティパックではない煎茶と玄米茶でした。
お着き菓子は、鳴子銘菓「大栗なるまん」。黒糖を使った温泉まんじゅうの皮はしっとり、中身はこしあんに大きな栗が丸々一個入っていて・・・食べたのは翌日ながら美味しかった[るんるん]
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クローゼットに羽織と、糊の効いた浴衣、バスタオル、名前入りタオル、お風呂用ビニールバッグ、歯ブラシセット、足袋ソックスまで付いていました。
女性用アメニティも揃って置いてあり、赤い浴衣が可愛いです。男用は緑色、早くも夫は着てしまっているのです。

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Wi-Fもi完備。トイレなどの水回りはシンプルにリニューアルされていて・・・、オシャレな洗面ボウルと、昔ながらの古い部屋とのギャップに驚く。清潔感もあり、ドライヤー、ヘアブラシやコットン、綿棒などの備品も揃っています。
部屋に通された時は正直、嬉しくありませんでしたけれどね・・・。

地味な施設の割りに、中庭に立派な足湯があります。
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旅館すがわらは、2008年テレビ東京放映のTVチャンピオンの舞台となりました。
その時に造られた「蒼天の湯」は、中庭の池に浮かぶ檜造りの天然温泉かけ流しの足湯。
http://www.ryokan-sugawara.com/gallery.html
一番高い4階のお部屋は皇室の方も泊まられたとの…由緒ある特別室。だからと言って特別料金が高い訳ではなさそうながら。母屋の屋根とほぼ同じ高さの部屋ですので眺めは良いでしょう。
「蒼天の湯」前の建具も立派なものでした。磨き上げられた木造で、かつて歴史ある宿であった様子が伺えました[グッド(上向き矢印)]
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あちこち継ぎ接ぎの館内はどの部屋に泊まっても旧館と言った風情ながら、GW期間に関わらず宿泊料金も1泊2食付きで14000円ちょっと、平日料金より1000円高くなるだけと良心的な価格。
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次回は食事の紹介。お手頃価格で連休満喫・・・の旅は続きます。
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GW後半、宮城・鳴子温泉へ・・・②新緑の鳴子峡 [2018・5月GWは地味に宮城・鳴子温泉]

鳴子と言えば温泉もながら、紅葉の名所。10月中旬から11月上旬にかけて、紅葉の鳴子峡はマイカーに観光バスと紅葉見物の人であふれると言う。見事な紅葉目的に大渋滞が起きる人気の観光のスポット!
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温泉目的では何度か訪ねている鳴子、しかし鳴子峡へ足を運んだは初めてなのでした。

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山間なれば、曇ったり、晴れたり・・・と目まぐるしく変化していく天候。ずっと先に見えている山に陽がさしたと思うと、こちらでは雨が降ってきたりした。

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「リゾートみのり」乗車で通過だけはしたものの、振り返ってみましたら…それさえすでに5年も前の事でした。
周囲は、新緑の季節を告げる・・・自然だけ。そうした中歩き深呼吸をしたら、、、肩の力まで抜けてゆくような。

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展望台前には、11月の終わり~4月中旬までの間、冬期休業で閉まるレストハウス。
サラッと眺めたら、鳴子土産がズラリ並んでいましたが、こけしちゃんは勿論いらない。鳴子温泉を代表する土産物ながら、飾る趣味はありませんので[あせあせ(飛び散る汗)]
その代りに、地ビールである「鳴子の風」。この後、宿で夕食時に呑むこととします。

秋田との県境も近いせいかしら?「稲庭うどん」が置いてある。我が家にピッタリ!お得な「ふし」の入った大袋!
※うどんの架け棒にひっかけて伸ばす行程を経る事で、独特のつるつる食感になる「稲庭うどん」。架け棒にかかったU字形の麺の端っこは製品にはならないものの、味も食感も市販されるものと何ら変わりません。

そこでこれまで秋田へ旅をしたら、稲庭うどん徳用袋は必ず買ってくる・・・お約束の一品となっているのです。
その「ふし」部分、秋田県湯沢市の「佐藤養助総本店」も二度ほど訪問済みながら、工場内に「お好きなだけお持ち下さい」と置かれていたくらい・・・大らかさが以前にはあったのだ。

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5月はじめの東北には勢いがある。

雪解け後の山は一斉に新芽が吹き出し、木々の緑は日々濃くなっていく。

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白い雪渓の残る中央に写った・・・山の向こうが鬼頭リゾートパーク、ホテルオニコウベのあるところだと言います。
母、息子と4人でGWに泊まったホテルオニコウベ、あれから20年近く経ってしまっている。まだ若かったあの頃が懐かしい~~
東北だけに・・・木々の新緑は、これから本格的に山を覆っていく事でしょう。
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GW後半、宮城・鳴子温泉へ・・・①「あ・ら・伊達な道の駅」」 [2018・5月GWは地味に宮城・鳴子温泉]

特にどこへと言う理由はなかったものの、GWの後半は温泉に惹かれて宮城へ出かけて参りました。
自分のイメージではもっと近かったような気もしたけれど、鳴子は宮城県内でも北部だけに結構遠かったかな。
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しかしGW後半、高速東北道の下りは渋滞なしのスムーズ走行です。

順調に福島から宮城へ、古川インターで下りたら、国道47号線を西に向かって走ります。
こちら方面へ来たら、毎回立ち寄りがお約束の道の駅、その名も「あ・ら・伊達な道の駅」。
かつて仙台藩、岩出山城を居城とした伊達政宗やその後の岩出山伊達氏の歴史から「伊達」の名がこちらの道の駅に付けられた模様です。
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GW期間中とあり、なにやら賑やかな音楽が聴こえてきました。
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ステージ上で奏でられる、「南米音楽 カルバンティーナ」の歌と演奏で盛り上がっています。
民族楽器のサンポーニャ、ケーナ、チャランゴの音色♪♪♪  郷愁誘うアンデスのフォルクローレ音楽[るんるん]

広い館内で、一際賑わうコーナーと言えば・・・宮城の道の駅なのにチョコレートの「ロイズコーナー」が、それもかなりの面積を取ってあるのです。サイトを見たら、姉妹都市として提携しているのがその理由のよう。
「ロイズ」はこの夏も遊びに行く予定なのでパス、それにGW期間中北海道へは息子家族も行っているので、お土産があるかもしれませんし…。
最も目を惹いたのは、農産物直売所に並ぶ・・・今が最盛期、「旬」の食材・山菜たちです。
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春が到来して、永い眠りから一気に目覚めた・・・北国の山。山菜の収獲も最盛期を迎えて・・・アイコ・タラの芽・コシアブラ・コゴミ・ミズ・・・。
きのこと同じで、山菜も何時頃、どこにあるのかを熟知した「山の名人」たちが山菜採りに精を出す。
一口食したら、口いっぱいに「春の香り」が広がる。山の恵み、自然のもたらす・・・天然ものは滋味あふれる深みも一味違うと思う。

しかしこうして眺めていたら、この日の宿の食事が心配に。山菜尽くしの夕ご飯だったらどうしましょう[あせあせ(飛び散る汗)] 山菜は嫌いではないけれど、そればっかりも困るわぁ!
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整然と並べられている山菜たちの他、地元産の納豆、お豆腐、鳴子温泉の温泉卵。。

外に建ち並ぶファーストフード店から、適当に買い求めてきて、簡単なお昼にします。
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「岩出山家庭ハム」コーナーから、ベーコン・荒挽ウインナーのバーキュー串を、先に食べていたら・・・、その間に夫が購入してきたもの達。
コロッケ、グラコロと脂っこいものばかり、、でも味噌おでんがあるからいいでしょう。

中を見て、南米音楽も聴いて、さぁ帰りましょう・・・と、車で出ようとするも、入る車、出る車・・・のスゴイ列。
構造上の問題なのか、誘導するガードマンの手際と連携が上手くいっていないのか、道の駅から出るのに10分もかかってしまって。
もう嫌!ここへは寄らない!たったこれだけながら、この場所が嫌いになっちゃいました[むかっ(怒り)]

それから先はスムーズでした。
このまま走ったら、山形県の日本海側に位置する酒田、山形新幹線の終点である新庄へ行ってしまいます。
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天気も良くて、まさにゴールデンな気分でドライブです。沿道にまだ残る枝垂れ桜が綺麗でした。
続きます。
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息子家族とポルトガル料理「マル・デ・クリスチアノ」 [電車で・・・]

さて夕刻迫る中、皆で足を運んだのは・・・
駅近のビル内、知る人ぞ知るポルトガル料理のお店「マル・デ・クリスチアノ( Mar de Cristiano)」。予約をしておいてくれたのです^^
代々木界隈で人気の、ポルトガル料理店「クリスチアノ (Cristiano's)」の2号店なのだそう。
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ポルトガルを旅する(スペイン&ポルトガル旅行も当然・・・マイ海外旅行プランに入っていた。リスボンからロカ岬へ、岬の先端から大西洋を眺める・・・は予定していたものの…その前に病気で倒れた私[バッド(下向き矢印)])。
ポルトガル料理を食べた経験も当然なくて、「わーい、初めてだ~~」。
息子に「あなたもそうでしょう?」と聞いたら「ありますよ。ここも二度目だし、マカオでも食べました」だって。
チッ!、そうであった[あせあせ(飛び散る汗)] マカオは過去、ポルトガルの植民地なのだ。エッグタルトだって、もともとはポルトガルの伝統菓子が起源ですもの。

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レストランらしくないシンプルな木製ドアひとつの入り口、赤い照明が不思議なムードを漂わせています。
開店を待って、入店。だから誰もいないのです。
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店内の白い壁はあちこちにオシャレなイラストが描かれ・・・。画家&イラストレーター及川キーダが手掛けた・・・カラフルで大胆なイラストたち。中心となるのは勿論、鰯!
ポルトガル料理には知識がなく、お隣のスペイン、またはイタリア料理みたいなものと思っていたら、想像とは少し違っておりました。
トマトやオリーブオイル風味より、塩だけとか、素材の味をシンプルに味わうメニューが多かったような。

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とりあえずビールで、「生」で乾杯[ビール]  アラカルトであれこれ、お任せ注文。
「にんじんとオレンジのポルトガル風サラダ」、見た目は普通のキャロットラベと同じようながら、予想を越えてよりオレンジの香りが効いた、ハーヴは何かな?パクチー(コリアンダー)との強烈なアクセントは、大人の味わいで美味しい[グッド(上向き矢印)] 
次の「まぐろと黒目豆のサラダ」も、クミンハーヴ?パクチー、玉ねぎの風味がまぐろに合うエスニック風サラダ。パクチーが多用されているのはこの店のオリジナルなのか、ポルトガル風なのか?不明。

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「バル」風おつまみ系メニューを味わいつつ、呑む。
ビールで乾杯の後は、ワインに移行。ポルトガル産・微発泡白ワイン「GAZELA(ガゼラ)」、一本では足りず、結局2本開けてしまいました。可愛いラベルのボトル、アルコール度数は低めながら、魚介に合う、合う・・・ワイン。それ以外、あと、わからない[るんるん]
「焼き干し鯖と、野菜色々マリネ」は、ブルスケッタ(トーストパン)にのせて。焼き干し鯖って?よくわからないけど、これまた初めての味が美味しい♪

こちらはビルの4階、だから至近ビューは…現在建設中である「代々木八幡駅」の鉄骨と周囲に建ち並ぶマンション群のみ。綺麗な夜景は望めないものの、大きな窓の外には赤く染まった黄昏の空が広がっていた。

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こっちゃんには、「自家製干し鱈のコロッケ・プレーン」をオーダー。レモンを絞って一人で食べていました。
右の料理名は失念、魚介と生ハム、自家製ソーセージをパンで挟んでタワー風に!
ナイフで切って頂きました。添えてあるジャガイモ、ハマグリ入りホワイトソースをからめて。ボリューミィさは十分、ケッパーも効いています。

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〆は、「ポルトガル風蛸ごはん」。
イカ?蛸?墨ソースを使ったパエジャ(パエリア)仕上げで、火が通っているに関わらず、驚く程柔らかで美味しい蛸です[グッド(上向き矢印)]
どれも塩とオリーブオイルのシンプルな味付けゆえ、魚介の鮮度は重要に感じられました。

メニュー価格をチェックし、これでお仕舞いにしましたけど、種類豊富なメニューのどれもがエスニック!で魅力的。しかしお値段もそれなりです。
2号店はクリスチアノの定番メニューから、魚料理が更に豊富との事。そして「マルデクリスチアノ」名物の自家製缶詰は特に有名らしい[exclamation]
店内メニューでも、この缶詰が大人気とか。 お店で態々、缶詰?・・・美味しくても、缶詰はやはり缶詰では?…そんな事思いつつ・・・周りを見渡しますと、普通にオーダーし料理の一環として食べています。
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それぞれ一缶800円なりで、メニューにものっていますよ。

最後に「お水下さい」と頼んだら、届いたのはミネラルウォーターで、こう言うところも東京なんだなぁって感じました。
カウンターに張ってあるタイル「アズレージョ」はオリジナルデザインとか。細部までこだわったインテリアが素敵[ぴかぴか(新しい)]
スタッフのお兄さんたちの感じも良く、楽しく呑み、かつ食べられました。
他のテーブルも盛り上がって賑やか、皆さん週末の夜を楽しんでいました。
・・・電車の時刻も気になるところで・・・我々は退散しましょう。
お会計は、息子が支払っておりました。珍しいものを、ご馳走様。

退店する間際入ったトイレに描かれていたのは、首都リスボンの街並み。
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「マル・デ・クリスチアノ」「クリスチアノ」共に、「ミシュラン」にて2015年から3年連続ビブグルマン受賞だそう。
※ビブグルマンは、2014年版のミシュランガイドから新たに加わった指標。
星は付かないまでもコストパフォーマンスが高い、調査員おすすめのレストランが「ビブグルマン」だと言う。目安としては@5000円くらいとか。。
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