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次郎柿 [食]

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愛知県豊橋市から送られてきた、甘柿のひとつ「次郎柿」です。

ご実家が豊橋市であるM様から最初に頂いたのは、今から30年以上も前。
その後互いに転勤や退職を経て、離れ離れとなった今も、毎年このようにして送って頂いております。
冬の三ケ日みかん、夏には甘い蒲郡ハウスみかん、そして時々に相模湾&駿河湾でトレトレの鮮魚も送られてきて・・・今この時期は次郎柿なのです。

家からは1月に栃おとめ、初夏の山形さくらんぼ「佐藤錦」、夏場は芳賀町の幸水梨、冬に食べる「にっこり梨」に、自家米・栃木のコシヒカリと・・・これまた、どちらも定番となっておりまする。
職場での関係は大概において、顔を合わせる日々は親しく、その後は離れてしまうのが常と言いましょうか。
共に働いていたのは一年あまりと短期間であったに関わらず、なぜか今もこうして長いお付き合いが続いていて、お互いにお爺ちゃんとなってもこのまま、特別な事でもない限りずっと続くのではと思われてなりません。

次郎柿は四角ばった形、堅めの実は歯ごたえが特徴、歯で味わう柿とか。橙色も鮮やか、手に持つとずっしりとした重みも魅力です[グッド(上向き矢印)]
一玉が大き目ながら上品な甘さゆえ、食べ始めたらひとりで一個を食べてしまうのもあっという間!

日本には、四季よりも多くの細やかな季節がある。
私達はその時々の食べ物を通じて、日々の生活にリズム、変化を楽しみつつ生活してきました。
それは昔から、生活の知恵として当たり前となっていた。
しかし今これ程些細な事柄でさえ、そうした感覚を改めて大切にしたいと思う。閉塞感の漂う日常の中、少しでも前向きなろうと感じるかもしれませんものね(*^_^*)
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