2023年〆の西九州旅・・・➉大島造船所見学 [2023・12月~1月九州シュガーロードを行く]
宿泊者限定で行われている、大島造船所の工場見学に参加をしてみました。無料ですが、受付は2日前の17時まで。数日前に電話しましたら「ドライバーの確保が出来るか確認致しますので、お待ちください」と。
他の参加者の迷惑になる状況は避ける、無理はしないとの思いで申し込みした訳でしたが…。
朝食後の9時前にフロントへ。ところが見学ツアーの申し込みをしたのは我々ふたりだけ。一日にひと組と決めているかは不明です。
玄関を一旦出て宿泊棟横のパーティールームにて、大島造船所の歴史、造船している船の特徴等の説明を受けました。
ここ大島もかつては長崎の他の島々同様炭鉱で栄えましたが、炭鉱の閉山に伴い新しい産業を誘致した結果、大島造船所が誕生したとのこと。
元々は「ダイゾー」と言う大阪に本社を置く、エアゾール事業と鉄構造物の造船会社。タグボートの建造から、造船技術を応用して船舶の検査、修理、メンテナンス、鉄構造物の製作と進める企業のもと。
ばら積み貨物船の建造に特化し、国内3位の規模をもつのが「大島造船所」です。
ワゴン車に乗り込んで、造船所敷地内へ。
近くからもランドマーク的な大型クレーンが数機、びえる様子は見えます。
ここからは車窓見学のみ、撮影禁止でしたが、建造工程を知る事が出来ました。
まずは工場の敷地の広大さ、あまりの広さから工場内での移動用としてひとり一台の自転車が割り当てられて、それに乗っての職場作業へと向かうそう。
製造途中の、貨物船の大きさにも驚きます。
朝靄の中で浮かび上がってくる、逞しく働く工場作業員さんの姿の美しさ この場で美しいと言うのは違和感があるかもしれませんが、事実そのように見えたのだから仕方ありません。
バルクキャリア(ばら積み貨物船)を中心に、年間30隻以上建造する。大島造船所では、3万トン~10万トンまでのばら積み貨物船を建造しています。
ばら積み貨物船(バルクキャリア)とは、小麦や大豆などの穀物、鉄鉱石、石炭など、梱包されていない様々な貨物を運ぶ船です。世界で最も運行している貨物船と言われています。
ブロックごとに鉄板を加工し組み上げていき、最後に大型クレーンを使いドック内で組み立てるため、効率よく建造出来る。
工場内で最大1200トンまで吊り上げられるレーンによって、船体の一部が運ばれていく様子、それは想像しただけで迫力満点!!
大島工場の勤務者は、社員および関係会社等を合計すると3,000名近くに及び。また2023年度の定期入社員のうち長崎県出身者が約81%を占めている、地域との強いつながりをもとに事業を営んでいるのが伺えます。
一艘が30~50臆もする船体ですが、この先3・4年は予約済みとも説明もあり。
閉山後の大島は、造船と農漁業の街となって…。
平成11年11月11日、11時11分11秒の記念すべき日に開通した「大島大橋(全長:1,095m)」。大島、崎戸両島民の悲願であった橋の開通で、島民の生活は格段に便利になりました。下関⇔門司間の「関門橋」よりも長い橋だそう。その上美しいシルエットが自慢の白亜の斜張橋と言います。
先のキャロライン元駐日大使以外にも、ノルウェーのハラルド五世国王陛下が、大島造船所を公式訪問。
ホテルは大島造船所グループの迎賓館として、国内外の来賓の宿泊の場であり、大島造船所の命名引渡式や賓客のもてなしの場となる。そうした際には4~50名規模のパーティが行われると聞きしました。
長崎スタジアムシティ建設中である、長崎県佐世保市に本社を置く通販会社「ジャパネットタカダ」に次ぐ、県内でも二番目となる企業が「大島造船所」でした。
当日28日は工場の年内仕業最終日に当たるとの事で、見学可能も最後の日でした。
撮影禁止につき、画像は少な目です。
なおホテル専属送迎車サービスの車は、このワゴン車ではなくもっとスマートなお車でした。普段は仕舞ってあるの?
ガイドのお兄さんと、ヘルメット姿のワゴン車のドライバーさん、ふたり体制でのコースは時間的には短い。それでも造船所の見学など出来るものではありませんから、参加して良かった船舶に特別な関心のない私でも思いました。こうした機会は滅多にないだけに、宿泊の際は是非!!
実のところ、説明を受けたほとんどを忘れているのですけどこの時間まで入れたら、ホテル代も高いとは感じませんでしょう
それにしても、温かな朝でした。「長崎の冬はいつもこんなに温かで過ごしやすいのでしょうか」
ベテランぐいぐいおばさんスタッフ:「昨日、今日は特別です。2日前は雪が降ったくらいですから、こんなに穏やかな朝はこの辺りでも珍しく感じます」それからもホテルのお話をして、チェックアウトをしました。
一目でわかると思われるのに「次回の宿泊を是非、お待ちしております」と、このベテランスタッフさん。何でも写真に撮ってしまう田舎もののボンビーな私達に関わらず・・・90度を超える120度の最敬礼で見送ってくれました。小さなことながら、そうした気遣いは嬉しいですね。
続ききます。
他の参加者の迷惑になる状況は避ける、無理はしないとの思いで申し込みした訳でしたが…。
朝食後の9時前にフロントへ。ところが見学ツアーの申し込みをしたのは我々ふたりだけ。一日にひと組と決めているかは不明です。
玄関を一旦出て宿泊棟横のパーティールームにて、大島造船所の歴史、造船している船の特徴等の説明を受けました。
ここ大島もかつては長崎の他の島々同様炭鉱で栄えましたが、炭鉱の閉山に伴い新しい産業を誘致した結果、大島造船所が誕生したとのこと。
元々は「ダイゾー」と言う大阪に本社を置く、エアゾール事業と鉄構造物の造船会社。タグボートの建造から、造船技術を応用して船舶の検査、修理、メンテナンス、鉄構造物の製作と進める企業のもと。
ばら積み貨物船の建造に特化し、国内3位の規模をもつのが「大島造船所」です。
ワゴン車に乗り込んで、造船所敷地内へ。
近くからもランドマーク的な大型クレーンが数機、びえる様子は見えます。
ここからは車窓見学のみ、撮影禁止でしたが、建造工程を知る事が出来ました。
まずは工場の敷地の広大さ、あまりの広さから工場内での移動用としてひとり一台の自転車が割り当てられて、それに乗っての職場作業へと向かうそう。
製造途中の、貨物船の大きさにも驚きます。
朝靄の中で浮かび上がってくる、逞しく働く工場作業員さんの姿の美しさ この場で美しいと言うのは違和感があるかもしれませんが、事実そのように見えたのだから仕方ありません。
バルクキャリア(ばら積み貨物船)を中心に、年間30隻以上建造する。大島造船所では、3万トン~10万トンまでのばら積み貨物船を建造しています。
ばら積み貨物船(バルクキャリア)とは、小麦や大豆などの穀物、鉄鉱石、石炭など、梱包されていない様々な貨物を運ぶ船です。世界で最も運行している貨物船と言われています。
ブロックごとに鉄板を加工し組み上げていき、最後に大型クレーンを使いドック内で組み立てるため、効率よく建造出来る。
工場内で最大1200トンまで吊り上げられるレーンによって、船体の一部が運ばれていく様子、それは想像しただけで迫力満点!!
大島工場の勤務者は、社員および関係会社等を合計すると3,000名近くに及び。また2023年度の定期入社員のうち長崎県出身者が約81%を占めている、地域との強いつながりをもとに事業を営んでいるのが伺えます。
一艘が30~50臆もする船体ですが、この先3・4年は予約済みとも説明もあり。
閉山後の大島は、造船と農漁業の街となって…。
平成11年11月11日、11時11分11秒の記念すべき日に開通した「大島大橋(全長:1,095m)」。大島、崎戸両島民の悲願であった橋の開通で、島民の生活は格段に便利になりました。下関⇔門司間の「関門橋」よりも長い橋だそう。その上美しいシルエットが自慢の白亜の斜張橋と言います。
先のキャロライン元駐日大使以外にも、ノルウェーのハラルド五世国王陛下が、大島造船所を公式訪問。
ホテルは大島造船所グループの迎賓館として、国内外の来賓の宿泊の場であり、大島造船所の命名引渡式や賓客のもてなしの場となる。そうした際には4~50名規模のパーティが行われると聞きしました。
長崎スタジアムシティ建設中である、長崎県佐世保市に本社を置く通販会社「ジャパネットタカダ」に次ぐ、県内でも二番目となる企業が「大島造船所」でした。
当日28日は工場の年内仕業最終日に当たるとの事で、見学可能も最後の日でした。
撮影禁止につき、画像は少な目です。
なおホテル専属送迎車サービスの車は、このワゴン車ではなくもっとスマートなお車でした。普段は仕舞ってあるの?
ガイドのお兄さんと、ヘルメット姿のワゴン車のドライバーさん、ふたり体制でのコースは時間的には短い。それでも造船所の見学など出来るものではありませんから、参加して良かった船舶に特別な関心のない私でも思いました。こうした機会は滅多にないだけに、宿泊の際は是非!!
実のところ、説明を受けたほとんどを忘れているのですけどこの時間まで入れたら、ホテル代も高いとは感じませんでしょう
それにしても、温かな朝でした。「長崎の冬はいつもこんなに温かで過ごしやすいのでしょうか」
ベテランぐいぐい
一目でわかると思われるのに「次回の宿泊を是非、お待ちしております」と、このベテランスタッフさん。何でも写真に撮ってしまう田舎もののボンビーな私達に関わらず・・・90度を超える120度の最敬礼で見送ってくれました。小さなことながら、そうした気遣いは嬉しいですね。
続ききます。
造船所も工場見学をやってるんだね。
チョッと見てみたいかも?
by 英ちゃん (2024-02-01 02:43)
宿泊したホテルからも稲佐山の展望台からも
造船所のクレーンが一たくさん見えてました。
長崎は造船の町でもありますね。
見学もできるんですね。
宿泊されたホテルは迎賓館としても使用されたんですか!
そりゃゴージャスなわけですね♪
by marimo (2024-02-01 07:37)
英ちゃんさんへ
>チョッと見てみたいかも?
そう言わずに、沢山見て見て~~、でも関東にはないかもしれません。
marimoさんへ
長崎市内の宿泊は、稲佐山辺りのホテルも考えたものの、長崎空港到着が5時近い時間であったから止めましたけど、アーケード内のわかりずらいホテルであんなに時間をロスしてしまったのでしたら、かえってあちらのホテルで決めた方が良かったと思えました。
世界のVIPを相手としているホテルだから、ゆったりとした造りと、至れり尽くせりのサービスは当然のものかと。
でも今回の宿泊客はどなたも皆、我が家と同じような感じでしたよ^^
by hana2024 (2024-02-01 08:33)
こんにちは。
大島造船所の工場見学「宿泊者限定」で、貴重な特典ありですね。
また「一日にひと組・・・」分かりませんが、貸切で何よりです!!
バルクキャリア「年間30隻以上建造」の文字あり、かなりの生産量です。
また「この先3・4年は予約済み」なので、造船業としては勝ち組な感じです。
工場内部を撮影禁止で写真が見れれないのは残念ですが、リアル訪問の特権ですね。
ところで「90度を超える120度の最敬礼」・・・
深々と有難い接客あり、親しみ湧くオリーブベイホテルです!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2024-02-01 09:23)
Boss365さんへ
おはようございます。
こちらの工場見学は学生さん相手にときにはあるようながら、滅多に見られない造船所など。「宿泊者限定」とあるからは、ダメもとで電話を入れてみたのです。時間は短かったけれどワゴン車貸切で、スタッフがふたり付きとは申し訳ない限り。せっかくの機会を活かさない手はありませんね。
造船業界の事など何ひとつ知らないだけに、説明のどれもが新鮮でした。一番わかりやすく覚えられたのは、国内で3位の業界規模、「ジャパネットタカダ」に次いで、県内二位の大企業のところでしたけど(爆)
若いお姉さんスタッフはチョッとポォーとした人で、ここはやはりベテランさんです! 私が隠れ調査員である事。隠れセレブ―なのも理解してしまったようでした(笑)
by hana2024 (2024-02-01 09:39)
迎賓館として使われるホテル、造船所見学サービスも
してくれるのは素晴らしいです(^^)v
by tarou (2024-02-01 09:51)
大島造船所見学!?修学旅行のようでとても楽しそうです(*^^*)
by 溺愛猫的女人 (2024-02-01 10:56)
宿泊者限定の工場見学、これは是非とも参加しないとですね。
無事参加出来て、年末のラッキー感が満載です。
それに仕事納めの日まで見学させて頂けるなんて、
随分と太っ腹?な会社ですね。私が社長ならその日は無し!って
なりそうな気がします(>_<)
by まつき (2024-02-01 10:59)
造船所の見学とは、面白そうでやすね!
撮影禁止とは、やはり他社に内部状況が漏れてはいけないからなんでやしょか?
by ぼんぼちぼちぼち (2024-02-01 11:15)
九州は私にとっては未知の街。
出掛けていきたい気持ちはあるのですが
遠いという気持ちで中々計画出来ません。
それにしても大島造船所見学をされたのはとても
貴重な旅になりましたよね。
by yoko-minato (2024-02-01 12:02)
tarouさんへ
HPかに宿泊者は見学サービスありと見て、一週間前に電話で予約をしました。
溺愛猫的女人 さんへ
修学旅行とは、まさに!
こんなチャンスはそうそうあるものではないから、申し込みをしたのです。
まつきさんへ
こうした機会がせっかくあると言うのに、参加しなかったら勿体ないです。
部屋の稼働日さえ限られている中、確か28日からは宿泊予約もできなかったような。ホテルも工場の日程に合わせているのかなと思いました。
数十億単位の仕事をしているだけあって、全てにスケールの大きさが感じられました。
ここまではラッキーそのもの、この後泊まった施設は悪かったです。特にご飯が酷いものでした。
北海道もそうでしたが、実際に自分が泊らないとわからないですもの。こちらのホテルの後だから、余計にそう感じたのかもですね(^^;
by hana2024 (2024-02-01 12:51)
ぼんぼちぼちぼちさんへ
家の息子も、造船所内の見学はしてみたいと話しておりました。
見学と言えばビール、ウィスキー工場、お菓子工場ですもの♪
造船のノウハウ、企業秘密があるのかもしれません。
yoko-minato さんへ
昨日も友人とお喋りをしていて、私たちくらいの年齢になると、ここ丸3年のコロナ渦の影響は大きい!
かつては世界の海でダイビングを楽しんでいた彼女も、体力的にも精神的な意味からも、もう海外など行けないわ。…って。
コロナは関係ないけれど、私ももう海外は行かない、行けない気がします。・・・かと言って沖縄、八重山も多く行ってしまってますし。
造船と言うとどうしても瀬戸内の海沿いのイメージがありますけど、この後も伊万里の陶工所、吉野ケ里遺跡と見学が続くのでした。
by hana2024 (2024-02-01 13:02)
こんにちは、馬ノ背洞門にコメントを
有難うございました。
こちらの洞門は、関東大震災で隆起して、
そばまで歩いて行けます。
by tarou (2024-02-02 13:06)
お久しぶりです。一時的に自宅におります。ブログ記事はスマホからの予約投稿が多く、やや情報が遅いです。来週手術予定でまたお邪魔できなくなりますが、頑張ります。 RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2024-02-02 20:50)
tarouさんへ
こんばんは。
そのように、二度目のコメントを恐れ入ります。
末尾ルコ(アルベール)さんへ
こんばんは。
またこのようにお話が出来るなんて!
しかし、来週に手術が控えている状態とは、さぞかし気が重い事とお察し致します。
良い結果となりますように。なんの力にもなりませんが、無事なご帰還をお待ちしております。
きっと良くなります、頑張ってくださいな。
by hana2024 (2024-02-02 22:28)
とても不安でビビッてます(笑)。それにしてもスマホには困ったものです。SSブログいまだ一切閲覧できず。問い合わせしたけれど原因不明。それはさて置き、怖いけど手術、リハビリ頑張って早めの復帰を目指します。 RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2024-02-03 19:10)
末尾ルコ(アルベール)さんへ
ジェントルな美ヒヨコさん=RUKOさんだって、時には不安や心配を口にして出したい・・・そのお気持ちはわかっております。
だけどRUKOさんをお待ちになられている、うたちゃん様の為にも頑張って下さいませ。
私も、お待ちしておりますから。
by hana2024 (2024-02-04 21:02)