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大人の休日倶楽部旅・2016.冬の陣・・・⑦津軽の宿 弘前屋 [2016・11月秋田・青森・新潟・群馬]

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レンタカーを返却したら、この日の宿も弘前駅近く。
…と言うかレンタカー店の向かい側。
旅館でもホテルでもない、B&Bスタイルで人気の宿泊施設「津軽の宿 弘前屋」さんです。
トップは長い雪国の生活で育まれた女性の手仕事「こぎん刺し」、置かれていた鳩の玩具にも・・・意味があったかもしれません。

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街の真ん中なので眺望は望めませんが、館内、お部屋、お風呂が充実していて満足できました。

[ぴかぴか(新しい)]2009年8月新築オープン!施主設計施工者、渾身の作「津軽の宿弘前屋」。
・・・・津軽の地で気配りに満ち々たお客様に愛される唯一、無二の宿を目指しました・・・[ぴかぴか(新しい)]

靴を脱いで上がる玄関、履物をしまったらフロントへ。
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驚いたのは、館内の隅から隅までとにかく清潔で・・・チリひとつ落ちてはいない…。
チェックインの手続き、お風呂の時間を決めてから・・・鍵を受け取りお部屋へ向かいます。裸足で歩いても、床の感触が心地良い[グッド(上向き矢印)]

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立派なストーブ、二階建てなのにエレベーターの設置、そのエレベーター横には自販機もありました。
洋室が10部屋、和室は5室ありますが・・・平日であった為、稼働していたのは6~7室であった模様。
ただし喫煙者は気を付けて。艦内は全て禁煙、外に喫煙スペースがあるので夫も毎回そちらへ。

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予約したダブルルームはごく普通、ビジホの部屋と同じです。
当然広くはありませんが、メイクスペースにはドライヤー。空の冷蔵庫にお茶セット、グラス、冷水ポット・・・と必要なものは全て揃っていて快適に過ごせました。

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ベッドの上には館内着の用意が、襟周りのパイピングが色違い。男女別の作務衣は着心地良く、動きやすくて・・・私は浴衣よりもずっと好きです。
タオル、バスタオル、アメニティはユニットのバス&トイレ内にあったかと。

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お風呂は部屋以外に大きな家族風呂があり、勿論無料です。温泉ではないものの…「ねぷた」のある、青森ヒバ造りの浴室&浴槽。
曇っているのは私の目のせい!?
・・・ではなくて、屋外との温度差ゆえ。少し熱めのお湯が気持ち良い[グッド(上向き矢印)]のんびりユッタリと身体を温めました。ただし23時までしか利用できません。
一日中歩き続けて足にきた私。翌朝も入れたら…と思い、夫が尋ねましたら、早朝も6時からならOKと。
お蔭でこのお風呂に、二度浸かってしまいました。

一夜明けて、朝ごはんは・・・
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温泉卵、長モヤシの和え物、野菜サラダ、黒いのは甘酸っぱい梅のなんとか・・・、焼き鮭、タラコに、ふ海苔と油揚げのお味噌汁、ご飯。
津軽の香りがする朝食は・・・総じて質素ながら、地元食材を使った良さと手作り感がありました。素朴な朝ご飯のデザートは当然、青森りんご[るんるん]

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シンプルなインテリアながら、館内のところどころにあしらわれた津軽塗のトレーやスイッチカバー、お箸も。
弘前出身であるポップアート作家「奈良 美智」の絵、雑誌・新聞等、ガイドブックも置かれた・・・明るいラウンジはあちこち見ているだけで美味しい。
こうして素敵な空間があるのに、何時通っても誰も座っていなかったのは勿体なく感じられました。
有料でもいいから、この場所でコーヒーやお菓子が頂けたら良いな・・・って思っていたら、朝はコーヒーサービスがあった模様。そう言うのは教えてくれないとね[バッド(下向き矢印)]

結果的に…ここに決めて良かった。
必要な事にはチャンと答えてくれる的確な接客・・・かと言って、出しゃばるでもなく。適度な距離感をもつ女将の態度。
ふたりして好感をもち、また泊まりたいと思わせてくれる宿となりました。

確かにお部屋は普通、朝食も大した内容ではありませんが、そうしたマイナス面を補ってあまりある安らぎを感じました。
弘前に宿泊するときは、またこちらの宿にお世話になろうと思いました。廊下、階段、壁・・・掃除が行き届いた館内、使い込まれた後も・・・きっと優しい雰囲気が漂うであろう・・・と想像されます。
ちょうど「大人の休日倶楽部パス」期間中であったからか・・・他の宿泊客も8割がたそうだったみたい。
〇天、〇じゃらんともに宿泊プランがなくて、こちらだけ宿のHPから直接予約をしました。

津軽の宿 弘前屋旅館 / 弘前駅中央弘前駅弘前東高前駅

昼総合点★★★★ 4.0


まだまだ続きますよ。
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