SSブログ

鳴子温泉へ湯治旅・・・⑥「阿部旅館」チェックアウトまで [2022・1月宮城・鳴子温泉で湯治]

二日目夜の食事ですが、メニューはお膳にのるだけ、基本変わりません。
二日夜1.jpg
宮城の魚料理を中心とした地産地消を目指した料理が並びました。どれも野菜中心の家庭料理ながら、ウルイの味噌合え、山菜?のお浸しと・・・一工夫されているのが素敵、柚子の効いた大根の浅漬けまで、どれも味付けが良い。
二日夜3.jpg
鰆でいいのかな?焼魚にハジカミ・金柑甘煮、里芋の蟹あんかけ、揚げ出し豆腐には牡蠣が沢山、新鮮な刺身!お刺身が前夜より少し豪華に見えたのは気のせい??
頼まないと悪いとオーダーしたアルコールも、翌朝自炊用ゴミコーナーに、空き缶・空き瓶がそれぞれ置かれていたから。
持参したアルコールで済ませます、グラスは炊事場からお借りしてきました。
二日夜2.jpg二日夜4.jpg
連泊したら、炊き込みご飯になるみたいです、素朴だけど、丁寧に作られた料理を食べる。
素朴な田舎料理の方が、連泊には合っているなぁと感じました。
夕食後のデザートは月替わりなので、前日と同じです。同じく杏仁豆腐と、いちごを一種ずつ。
その夜も何もせず、何も考えずに寝てしまいます[眠い(睡眠)]

帰る前にもまたお風呂。これお約束ですから!
内湯とは言え朝日が当たった浴室の、湯の香りに包まれながら、雪景色をボーっと眺めた時間。
チェックアウト3.jpg

7時キッカリに運ばれる朝食は特徴もなく、THE朝ご飯といった感じ。
チェックアウト2.jpg
定番の焼き鮭&胡桃入りの佃煮、小鉢の中身はキノコのおろし合えだったかしら?焼き海苔に、ぜんまい・さつま揚げ・糸コンの煮物、切り干し大根の漬物風、しじみのお味噌汁の朝食。
おかずの種類が前日とは異なって、工夫も感じられます。卵料理が甘い卵焼きに、これはお母さんの味♪ ふわふわで美味しかった\(^o^)/
優しい味わいの朝食は、量も充分で朝からお酒が欲しくなりました。帰る日だから呑みませんが、朝から食べ過ぎましたね。

少しくたびれた部分はあるけど、どこも清掃されていた。
泊まる人を選ぶお宿ながら、この時は6名と少なくて、静寂さが保たれている点も旅情を誘う・・・身も心もほぐれていく、時間の経過はこの季節にぴったりと実感した。こうして書いているだけで、泊まりに行きたくなってしまう[るんるん]
元々は湯治宿ゆえ炊事場をリニューアルしたり、三代目女将さとみさんになってから二食付きの宿泊が可能と、日々進化をしている宿です。
11時チェックアウトとゆっくりめながら、そろそろ帰りましょうか。
自炊用食料を大量に持参してきたボッチお爺さんは、間を開けず同月中の予約を済ませていくなど。常連さんの熱意には目を見張る思いがします。
チェックアウト4.jpg チェックアウト5.jpg
自家製温泉たまごLLサイズ・10個入り500円を、O川さんの分とふたパック購入。昔懐かしいデザインの、阿部旅館さんのマッチも頂き・・・。
10時過ぎに出発。
チェックアウト.jpg
病気でダウンする前もカメラは持って歩いていたけれど、改めて見たら自分の写っているものが極端に少なすぎ…だから今は、出かけた時には一枚撮ってもらい、記念にしてます(^^ゞ

(平成30年4月より値上げして)一泊二食付きで@8520円、素泊まりであれば@3850円は年間通して均一料金です。冬場だから一室/500円の暖房費。一晩目のアルコール、温泉卵と入れても二人で38000円と少し、これで文句があろうはずもない。
我が採点は・・・。
     部屋 ☆☆☆
     設備 ☆☆☆  
     風呂 ☆☆☆☆☆ 硫黄泉・重曹泉の二種の温泉の素晴らしさ
     料理 ☆☆☆☆☆ 食事の内容&味付けも好み
     接客 ☆☆☆☆
     全体としては ☆☆☆☆と半くらいかな
どうでもいい事かもしれないが、60代の女将が(若女将がどうであるかは知らないが)常連の皆さんの名前も特徴も覚えていないのって、接客業としてどうなんだろう。つかず離れずの適度な距離は必要です。
何度も利用するのに、特別なサービスや特別扱いをして欲しい訳ではないと思いますけれど。彼女は顔や名前を覚えるのが苦手なのかなぁ[あせあせ(飛び散る汗)]
また面白いところを見つけてしまいました。ふたりして気にいって、湯治宿も選択肢に入れようと考えた良い経験。
雪の季節、真冬の鳴子温泉は風情があり、雪景色も素敵でした[ぴかぴか(新しい)] 季節を変えてまたうかがいたい(*^_^*)
thanks(62)  コメント(13) 
共通テーマ:旅行