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鳴子温泉へ湯治旅・・・⑥「阿部旅館」チェックアウトまで [2022・1月宮城・鳴子温泉で湯治]

二日目夜の食事ですが、メニューはお膳にのるだけ、基本変わりません。
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宮城の魚料理を中心とした地産地消を目指した料理が並びました。どれも野菜中心の家庭料理ながら、ウルイの味噌合え、山菜?のお浸しと・・・一工夫されているのが素敵、柚子の効いた大根の浅漬けまで、どれも味付けが良い。
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鰆でいいのかな?焼魚にハジカミ・金柑甘煮、里芋の蟹あんかけ、揚げ出し豆腐には牡蠣が沢山、新鮮な刺身!お刺身が前夜より少し豪華に見えたのは気のせい??
頼まないと悪いとオーダーしたアルコールも、翌朝自炊用ゴミコーナーに、空き缶・空き瓶がそれぞれ置かれていたから。
持参したアルコールで済ませます、グラスは炊事場からお借りしてきました。
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連泊したら、炊き込みご飯になるみたいです、素朴だけど、丁寧に作られた料理を食べる。
素朴な田舎料理の方が、連泊には合っているなぁと感じました。
夕食後のデザートは月替わりなので、前日と同じです。同じく杏仁豆腐と、いちごを一種ずつ。
その夜も何もせず、何も考えずに寝てしまいます[眠い(睡眠)]

帰る前にもまたお風呂。これお約束ですから!
内湯とは言え朝日が当たった浴室の、湯の香りに包まれながら、雪景色をボーっと眺めた時間。
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7時キッカリに運ばれる朝食は特徴もなく、THE朝ご飯といった感じ。
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定番の焼き鮭&胡桃入りの佃煮、小鉢の中身はキノコのおろし合えだったかしら?焼き海苔に、ぜんまい・さつま揚げ・糸コンの煮物、切り干し大根の漬物風、しじみのお味噌汁の朝食。
おかずの種類が前日とは異なって、工夫も感じられます。卵料理が甘い卵焼きに、これはお母さんの味♪ ふわふわで美味しかった\(^o^)/
優しい味わいの朝食は、量も充分で朝からお酒が欲しくなりました。帰る日だから呑みませんが、朝から食べ過ぎましたね。

少しくたびれた部分はあるけど、どこも清掃されていた。
泊まる人を選ぶお宿ながら、この時は6名と少なくて、静寂さが保たれている点も旅情を誘う・・・身も心もほぐれていく、時間の経過はこの季節にぴったりと実感した。こうして書いているだけで、泊まりに行きたくなってしまう[るんるん]
元々は湯治宿ゆえ炊事場をリニューアルしたり、三代目女将さとみさんになってから二食付きの宿泊が可能と、日々進化をしている宿です。
11時チェックアウトとゆっくりめながら、そろそろ帰りましょうか。
自炊用食料を大量に持参してきたボッチお爺さんは、間を開けず同月中の予約を済ませていくなど。常連さんの熱意には目を見張る思いがします。
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自家製温泉たまごLLサイズ・10個入り500円を、O川さんの分とふたパック購入。昔懐かしいデザインの、阿部旅館さんのマッチも頂き・・・。
10時過ぎに出発。
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病気でダウンする前もカメラは持って歩いていたけれど、改めて見たら自分の写っているものが極端に少なすぎ…だから今は、出かけた時には一枚撮ってもらい、記念にしてます(^^ゞ

(平成30年4月より値上げして)一泊二食付きで@8520円、素泊まりであれば@3850円は年間通して均一料金です。冬場だから一室/500円の暖房費。一晩目のアルコール、温泉卵と入れても二人で38000円と少し、これで文句があろうはずもない。
我が採点は・・・。
     部屋 ☆☆☆
     設備 ☆☆☆  
     風呂 ☆☆☆☆☆ 硫黄泉・重曹泉の二種の温泉の素晴らしさ
     料理 ☆☆☆☆☆ 食事の内容&味付けも好み
     接客 ☆☆☆☆
     全体としては ☆☆☆☆と半くらいかな
どうでもいい事かもしれないが、60代の女将が(若女将がどうであるかは知らないが)常連の皆さんの名前も特徴も覚えていないのって、接客業としてどうなんだろう。つかず離れずの適度な距離は必要です。
何度も利用するのに、特別なサービスや特別扱いをして欲しい訳ではないと思いますけれど。彼女は顔や名前を覚えるのが苦手なのかなぁ[あせあせ(飛び散る汗)]
また面白いところを見つけてしまいました。ふたりして気にいって、湯治宿も選択肢に入れようと考えた良い経験。
雪の季節、真冬の鳴子温泉は風情があり、雪景色も素敵でした[ぴかぴか(新しい)] 季節を変えてまたうかがいたい(*^_^*)
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鳴子温泉へ湯治旅・・・⑤湯治二日目 [2022・1月宮城・鳴子温泉で湯治]

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温泉街から離れた家族経営の湯治宿。今時の設備がない湯治宿は、何もしない贅沢を楽しみます。
朝のお風呂に入ったら、部屋でゴロゴロ。気が向いたらまた風呂に入って・・・のんびり過ごす。

夕食はお腹を減らして挑みたい・・・それでも、お昼くらいは食べませんとね(^_^) 前夜から降った雪に覆われた敷地、家の車は出られるでしょうか。
屋根の雪を払って、チョッとだけお出かけしてきます[ダッシュ(走り出すさま)] ・・・と言いいつつ、帽子にマスクだからノーメークは勿論、ダウンの下もパジャマのままでした[あせあせ(飛び散る汗)]
浴衣はあるけど、パジャマで通していました。こんなとこも気楽でいい(^^ゞ
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阿部旅館さんの玄関、三代目女将・さとみさんの趣味?どことなく可愛らしいものが並べられてます[かわいい] 奥にお爺さんが着ていたのでしょうか、濃紺の旅館半被も見えています。

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「鳴子駅の方は道も狭いし、危ないですよ」の声に従って、とりあえずは岩出山方面へ。
地元スーパー「ウジエスーパー」のも見たかったのに、雪が多くて行けません。道の駅「あ・ら・伊達な駅」は、サスガに雪かきがしてありました。
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生産者さんが持ち込む新鮮な野菜、果物、農産物が豊富に並ぶ様子は、真冬と思えない。
冬の宮城の味、立派な長い根付きの芹は当然!
「米公房」は地元・岩出山産のお米が並ぶものの、宿で出た「ゆきむすび」は売り切れの表示が出ています。
鳴子・岩出山などの地元の物産に、鳴子の名物「栗団子」、一斗缶入りのかりんとう、地元のお酒に鳴子ビールも目を惹きました。
大崎市岩出山と北海道当別町が姉妹都市である関係から、ロイズコンフェクト製品コーナーは相変わらず広く大きく取られている。

ラーメン、お蕎麦、うどん、定食を提供する「伊達ちゃんkitchen」で済ませましょう。
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先に、伊達ちゃん味噌ラーメンができました。
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丼を見るとなかなかにボリューミー! しかしスープを一口のんでみると「あれ、ぬるい!」出来たて着丼したばかりで、ぬるいスープってどうなっている訳[バッド(下向き矢印)] 熱々こそ命の、ラーメン! ユルセン!こんなの作ったのは誰[むかっ(怒り)]
もうひとつオーダーの牡蠣フライ定食は、牡蠣も大きく美味しく満足しました。
フードコートって、当たり外れがあるものね。
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カウンター席からは、こんな巨大な氷柱の塊も見られましたよ。

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この日はとても良い天気[晴れ]空は真っ青に晴れてきてはいるが、その分冷たい空気を感じます。
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夫がタバコを買いに入ったドラッグストアは、敷地内で盛んに動く雪かき車。ここからの細い道が鳴子温泉駅へと続く模様。
東鳴子「焼肉八兆」も行ってみたかったな♪ でも慣れていない道路は恐くて行けません。
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「江合川」・・・今頃の時期は、ここも白鳥の姿が目の前で見られるのでしょう。

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帰ってきたら、またもお風呂で温まって[いい気分(温泉)]
ドライヤーもフロントに用意があるとわかってはいますが、髪が短いから使わなくても乾いてしまうのです。

閑なので、道の駅で買ってきたものの写真を撮ってしまう[カメラ]
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「岩泉のむヨーグルト」、ワンカップ「愛岩の松むすび丸」「愛岩の松バタ崎さん」。
岩出山小泉麹屋さんの「極上つぶみそ」は4袋。←麹たっぷり、どちらかと言ったら甘めのお味噌は、食べていますが美味しいです♪
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「利久牛タンカレー」、「水煮わらび」、「しそ巻きくるみ」。
ずんだ餡だんごは、オヤツとなりました。
雪の外出から帰るとホッとします。湯上りの炬燵で寝転び、ウトウトしながら「はぁ~いい♪」
6畳一間の言葉に侘しさを感じると思われますけど、無駄な広さがないシュチュエーションはそれでもありがたくて、至福の時間。
これまでも宿に連泊は何度か経験済みであったが、今回のように観光もせず、ただただのんびり( ^ω^)・・・美味しいご飯を食べてダラーッと過ごす幸せ[るんるん]
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鳴子温泉へ湯治旅・・・④「阿部旅館」ご飯 [2022・1月宮城・鳴子温泉で湯治]

約束の6時になると、部屋へ夕ご飯が届けられます。到着時に夕食と朝食の希望時間を伝えてあったから。
部屋でゆっくり頂くのは、気兼ねがなくて嬉しい。
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宿の売り上げに協力しようと、まずはビールを。またせっかく酒処の宮城にいるのに呑まないのは勿体ないと、日本酒もオーダーします。
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料理に派手さは勿論、創作性もありませんが、自家製なのか?お浸しも漬物も、素材の味が活きた本来の旨さ。
揚げ茄子と万願寺とうがらしの煮物は、家でも真似してます^^
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キンキの煮付け。キンメではなくて、キンキ・・・旬も同じ冬ながら、値段で言うとキンキはキンメの倍以上とか!身が柔らかで、脂ものっています。
とろりとあんのかかった蟹入りしんじょう。鴨肉の下には煮こまれた大根が、唯一の肉系ながら、少し甘めの味付けは家庭的な味わいでした。
鯛・シマアジなどの白身魚、マグロもしっかり、大きなボタン海老も新鮮そのもの。
お品書きなどないから説明不足ながら、噂通りの美味しさでした。
三つ葉のお澄ましに、お櫃には鳴子産の「ゆきむすび」。栄養たっぷりの雪解け水が作るお米は、ご飯ひとつでも写真映えします。
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食後のデザートは自家製の濃厚杏仁豆腐、宮城産いちご「もういっこ」から選んで…でひとつずつ。すでにお腹いっぱいでも…デザートは別腹だから美味しかった。身体に優しい夕食でした。
温泉旅館に連泊すると、どうしても食べ過ぎてしまうものながら、その心配もなく、湯治だからこれくらいでじゅうぶん。
食べ終えたお膳は、廊下のワゴンへ戻しておきます。上げ膳すえ膳が良いよね[るんるん]

なにひとつ疲れることなどしていないのに、おこたの温かさとアルコールの酔いとで、、、部屋の灯りも消さず寝てしまいました。
炬燵を端へ寄せてお布団は自分達で敷きますが、シーツも枕カバーも問題なし。
風もなく音もない、なんの気配もしない朝まで静寂の世界でした。本ものの暇を楽しんだ夜。

こちらは、朝ご飯です。
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飾り気のないスタンダードな朝食で、夕食と同じく使われている食材は新鮮なものばかり。
焼きホッケはふっくら温か。からし菜&シラス、温泉卵、名物紫蘇巻き、筍・蕗・人参・油揚げの煮物は大ぶりに切られて、味付けが良かった。どれも身体に優しいおかずばかり、具だくさんの味噌汁も美味しいものでした。
一見地味ながら、ご飯がすすむおかずでまたもお腹がいっぱい。

酔って寝てしまった翌朝は、温泉に浸かって目を覚ます。
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ガラス越しであっても、外から朝の日差しが差し込んでくる、この贅沢さは好き[ぴかぴか(新しい)]

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夏場ならこの階段を上がって屋上へと出たら、周囲の眺めと、清涼なく空気を楽しむところながら、積雪の為に出られず。
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自炊場でお湯を湧かし持参したコーヒーを淹れ、おこたでだらだらと過ごしている間に時が過ぎていく。
家へ帰らずここで暮らしていくのも良いなぁ~~なーんて。湯治宿には初めて泊まりましたが過ごしやすくて、小ぢんまりした六畳間が、何とも言えない快適空間。
出窓のパイプにタオルやバスタオルを干したり、出窓を棚代わりにして物を置く。このコンパクトさが懐かしくていい……。

まだ、続きますよ。
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鳴子温泉へ湯治旅・・・③「阿部旅館」温泉編 [2022・1月宮城・鳴子温泉で湯治]

奥の浴室では、二種類の源泉かけ流し温泉を堪能[いい気分(温泉)]泉質の異なる内湯が2ヶ所あり、男湯・女湯・貸切のいづれかの札をドアに下げてから入浴します。
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始めに入ったのは「手前の湯」と呼ばれる、含硫黄ーナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩泉の源泉を使用している浴室です。
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脱衣室は棚と籠、ベンチが並ぶだけと至って実用的。
ガラスのドアを開けて、いざ、評判の浴室へ。
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ガラス窓と湯気抜きのある天井の高さからくる開放感と、源泉かけ流しの大きな浴槽。

お澄ましみたいな色あいをした薄濁りの温泉は「赤這源泉3号」で、白っぽい「湯の花」が大量に舞っています。
壁際に並んだ水道の蛇口は←予想通り、温泉成分で真っ黒に変色してます。そしてあるのは固形石鹸がポツンと一個。
石鹸だけ、水道しかない為に、慣れていないと気になる方がいるかも・・・。そうした口コミがあったのも確かながら。
鳴子温泉は小規模旅館が多くあるのですが、湯治宿が多いため、浴室にシャワーがなくてビックリ!みたいな感想もありました。
また内湯だけでなく、露天風呂にも浸かりたいと思う個人的な嗜好についても。
しかしそれは本人が求めたものと、選んだ宿と間にギャップがあったとしか考えられません。

シャンプーが使いたかったら自ら持参しましょう。
シャワーがなくても、湯口から流れ出る湯を桶にためて水道の水で薄めて洗えば良いだけ。
そう、シャンプー類が浴槽へ入るのは、湯が汚れる原因になるのです。サッパリとした潔い雰囲気は何よりと感じられるものながら・・・[グッド(上向き矢印)]

湯口は温泉成分の析出物が出来ています。流れっぱなしである源泉投入口は贅沢で、最高の眺め[ぴかぴか(新しい)]
オーバーフローではなく、浴槽端にある捨て湯口から勿体ない程のお湯が溢れ出していました。

二種類の自家源泉をもつこの宿、廊下には両浴槽の「温泉分析表」もありました。
雪が舞い落ちる東北の、白い世界の中で入る温泉は、外が見えなくとも風情を感じます。

夕食前ももう一度、次は奥の湯へ。こちらのお湯は温度が低い1号と高温の3号をブレンドし、加水せずに適温にした。薄く濁った茶褐色の温泉です。
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脱衣籠に扇風機、ベンチ、体重計のみのシンプルさは同じでした。
銭湯のように隣の浴室とは壁一枚で上がつながった、左右対称の造りになっています。黄色のケロリン桶が並ぶ光景♪
ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉の浴室は、湯量の問題で「手前の湯の源泉と混合」だそう。
茶色に濁った、鉄と土っぽい香りのする温泉です。
こちらの温泉の方が湯温が高めとありましたけど、寒いからか丁度良く感じます。

お風呂から出てから外を眺めていると、東鳴子温泉を通り抜けて走って行く陸羽東線の列車の姿が遠景で見えて、急いでカメラを出したけど間に合うはずもなく[バッド(下向き矢印)] 乗車したら沿線の風景を一望する「リゾートみのり」は、惜しくも現在廃止中。
また何年前でしょう、母、息子と4人でオニコウベリゾートホテルに泊まり、翌日は陸羽東線沿いを走って山形まで。そこから銀山温泉を観光、米沢牛のすき焼きを食べて帰宅した。
そんな事を思い出しつつ、夕暮れ時の光景を眺めていました。重たい雪雲に覆われています。
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全10室でも、一階は私達の他は一人旅のおじさんと、お爺さんとで三組。二階は同じ様に、一人旅の方がおふたりだけと。お風呂が重なる事はないから、不便と思う事もなかった。

夕食時間は早めの6時から。次は湯治宿で出るシンプルな食事の紹介です。
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雪国の夜は本当に静かでした……。
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鳴子温泉へ湯治旅・・・②阿部旅館到着、そして温泉 [2022・1月宮城・鳴子温泉で湯治]

この地にかつて旅館があったかは定かではありませんが、現在お宿はポツンと一軒だけしかなくて、、、しかし温泉好きに圧倒的な人気、かつ知名度を誇る宿「阿部旅館」さんへ泊りに来たのです。
みちのくの湯処として有名な鳴子温泉。鳴子温泉へと向かうメインロード「108号線」から外れた細い道を進むと、「江号川」に橋がかかり。そこから奥へ進んだ坂道を上がっていくと、建物が見えてきました。・・・と言っても、手前のは物置きですよ。
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宿の広い敷地の入口が坂となっている為、女将とお孫さん達が一緒になって雪かきをしている最中でした。道路の雪を削り、そこに砂を撒いてもらい、家の車も上る事が可能に。

埼玉の川口からカブを使って東日本の温泉巡りを楽しむ、敬愛するブロガーさんのところで知った宿でした。
それはケチとかでなく、見方によっては贅沢な旅のスタイルで各地の温泉宿を探求と称し、月に2~3度泊まり歩いている「おにぎり」さんご夫婦のブログ「基本安宿を巡るカブ 温泉安宿探究中」。
毎日の更新が楽しみで仕方がないのだ♪ またこのブログ、阿部旅館さん教えたのは私なのに、「僕はもう泊まりに行ってきちゃいました」ってO川さんに先を越された時は悔しかったです(@_@;) 
今回も行く事を話したら、同行を厭わない程であったのは嬉しくあり、または困惑する思いもあり…って感じでした。
私達は鄙びた宿愛好家でも、高級旅館愛好家でもない、拘りなく自分の身体第一に色々な宿、ホテルを楽しみたく思っているのです[るんるん]

建物全体は民家風、昭和の香りのする造りです。
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玄関ドアを入るとすぐにフロントがあり、検温と消毒をして記帳しました。連泊とあって家にしては多少多めの荷物でチェックイン。
しかし目の前には宅配で届けられた大きな段ボール箱が、ドーンと置かれて・・・それが本来の湯治なのでしょうね[いい気分(温泉)]

横長の館内はいたってシンプル。全体としたら鄙びているけれど、綺麗にされてました。
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案内されたのは107号室でした。階段昇降を無理してする事はないと、「危険は避けたいので、一階のお部屋でお願いします」と伝えておいたから、そう、こちらの予約は旅行サイトからは不可。予約は電話のみと、かつて泊まった下風呂温泉「さつき荘」さんと同じなのである。

冬季期間は暖房代が500円かかりますけれど、年末年始関係なく二食付きは@8520円なり。素泊まりですと@3850円なりも、年間を通して一律料金。
チェックイン14時、チェックアウト11時はまさに湯治向きでゆっくり出来ます[グッド(上向き矢印)]
ドアを開けると小さな踏み込み、端にハンガーが並び、コート、洋服掛けとなっています。荷物置き場にもなりました。
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お部屋はリフォームしたてで、畳&板張り部分、壁、天井とどこも真新しくて綺麗、綺麗でないのは炬燵カバーだけだったかな[あせあせ(飛び散る汗)]

金庫もない代わり、大きな冷蔵庫は空。家は食料の持ち込みこそしませんが、持っていったドリンクは並べました。
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こたつの上にはお茶セットとお湯の入ったポット。
部屋に歯ブラシ&タオル、浴衣は用意されてますが、バスタオルは持参しましょう。延長コード・ドライヤーの無料貸出はありました。

洗面所とトイレもないのですが、お部屋を出てすぐに共同の洗面・トイレがあります。ハンドソープ、ペーパータオルもあります。
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共同のトイレもウォッシュレット付きで、綺麗に掃除されていました。
他には喫煙ルーム、お洗濯コーナーと。
これまでの経験から温泉成分が強いと、家電を始めとして電化製品は数年しかもたない、温泉宿って見えないところで大変なのです[たらーっ(汗)]

お部屋の脇から天井まで通る太いパイプ、暖房装置はこのパイプのみ。部屋、館内のどこもへも通してあるパイプには源泉の熱交換した湯を流して、館内がほのかに暖まるように・・・そこで冬季料金が発生、1部屋につき500円の暖房費がかかります。
暖房が効いていて炬燵もあるし、テレビは小さいけど見ないから。
Wi-Fiはシッカリ使えましたので、設備面で不自由を感じる時はなかったです。なにより家で作っていないだけに、冬場の炬燵は嬉しいもの[グッド(上向き矢印)]
「陸羽東線」側のお部屋が良かった気もしますが、どちらも連泊中のお爺ちゃん、おひとり様のおじさんが使用中。
夏場であるなら、部屋の窓から前を流れる江合川の清流、川の向こうの鳴子温泉。温泉街をぬって走る陸羽東線ディーゼルの音を耳にしつつ・・・の二階の部屋が広さもあり良いでしょう。

自炊逗留用のキッチンも綺麗にしてあって、調理器具、食器類からラップ、アルミホイルと大抵のものが揃っていました。
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こちらの宿を訪れた最大の理由は、2種類の自家源泉の湯を堪能!二カ所の浴室が貸切利用出来る魅力ゆえ[グッド(上向き矢印)]
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たまに出かけるなら、ある程度高級な宿に泊まるのが気分は上がると思うものの…。とはいえ今の私は母の現状から、高級は勿論、こうしたところにさえ泊りに行けません。人生には色々な時がありますね。
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鳴子温泉へ湯治旅・・・①仙台だから、お昼は牛タン [2022・1月宮城・鳴子温泉で湯治]

これは先月の宮城県の鳴子へ出かけてきた時の事、タイトルを「湯治」などとオーバーにしましたが、たった二泊3日なんですよ。
この日も、県内は快晴。
さて今回・・・9時に自宅を出発[ダッシュ(走り出すさま)] 高速東北道をひた走ります。
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福島県内に入るとSAの駐車場脇に、積み上げられた雪が残っていたりと、冬景色へ変わっていきます。
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早めのお昼をと考えていた仙台、仙台手前の亘理町の「ほっき飯」も候補のひとつながら、この日の宿のメニューにはお肉がないようだったから。
だったら、ここはやはり牛タンを食べておきましょうとした訳。
仙台市内の中心部に美味しいお店があるのはわかってはいたけれど、渋滞で遅くなるのは避けたい。サッと食べて、サッと終わらせたいお昼ご飯は、空いている泉ニュータウンで。
ホテルロイヤルパークをはじめ、これまで泉ニュータウンでは何度かお昼を食べておりました。
・・・と言う事で、泉インターからのアクセスも良い「牛タン焼き利久 泉本店」へ。
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牛タン「利久」は超有名店、仙台市内に何店舗あるのでしょう。こちらは八乙女駅近くでわかりやすく、駐車場も広くて助かりました。
あら、意外にも空いています。すぐにテーブルに案内され・・・。
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カウンターに座ったら、焼いている様子が目の前なんだけどね[目]

私は、牛タン極定食。サラダに牛たん極焼・麦飯・国産牛テールスープ・小鉢ととろろ・季節の和菓子が付きます。
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通常の牛タンより厚く切った極牛タンは食べごたえもあり美味しいものでした。
ただ付け合わせの野菜、キャベツの塩もみとばかり思っていたけど、冬場は白菜の塩もみに変わるのでしょうか。

夫は、冬の宮城の味・芹鍋付き定食。
普通の牛タン焼きに、お刺身、芹鍋までと色々楽しめるお得なメニューでした。
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正直言って、普通の牛タンと極牛タンの違いがわかっておりません(/ω\)
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私の極定食についたデザートは濃い抹茶味のお餅、これも初めての味です♪

食べ終えたら、すぐまた高速へ。古川インターまで一走りして、鳴子温泉郷を目指します。岩手、山形との県境近くとなる鳴子は意外に遠いのです。
宮城県北部の米どころ大崎地方を流れる江合川の上流に位置、温泉郷はそれぞれ風情あふれる温泉街が連なっているのでした。

雪に覆われた真冬の連泊は退屈しそう、なのでPC持参で行こうかと思ったくらい。代わりに本三冊持参しましたけれど、開く暇もなかったお風呂三昧の湯治宿への投宿です[いい気分(温泉)]
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栃木のいちごを送ったら・・・♪ [ドライブ・栃木県西]

栃おとめと、スカイベリーの詰め合わせに+送料とお支払いをしたら、その後はお仕事の事や地元の事など。
〇藤さんのお家はご夫婦揃って働きもので手広く農業を営んでいらっしゃるけど、それでも仕事量に見合ったものではないと。
近所の息子さん達で結婚しているのも、〇藤さんの息子さんひとりなんですって。
そうする内にお孫さん達も帰宅して・・・。
たった一年のお付き合いに関わらず、子供たちも覚えていてくれるのでした。
こうして長くお付き合い頂いているのは嬉しい限り[グッド(上向き矢印)]

「これは撥ねものものだから、遠慮なく持って行ってください」と。高級いちごのスカイベリーをこんなに沢山!!
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のみならず、こちらは市場に出す正規品なのです\(◎o◎)/
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他にも、採りたてのほうれん草に、レタス、大根。
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「昨日作ったのだけど、すぐには食べきれないから冷凍したお赤飯。
しもつかれも食べますか?」と言います。「はい、勿論です!」
私達も手土産は持参するけれど、、、伺うと毎回、沢山お土産を頂いてしまいますので、行くのは一年に一度と決めているのでした(^^ゞ

※しもつかれ=栃木の郷土料理であり、「初午の日」に作り赤飯とともに稲荷神社に供える行事食。
正月の残りとなる鮭の頭に、節分豆の残り、そして大根・人参・油揚げを酒粕で煮込んだ郷土料理である。
正月の残りものを大切に。冬場の栄養摂取、保存性にも優れる先人の知恵がつまった、縁起物でも食べられていた食品。
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お邪魔するのは毎回、いちごの作業場ながら、今回目に入ったのはこちら。
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なんだかわかりますか[exclamation&question]
麦わらで編んで作った・・・飛んでいる蛍を入れて遊ぶと言う、蛍かごです。
田舎育ちの私だけど、家の近くには川も、田もなかった。蛍を見たのも結婚してからでした[目]
夫がよく口にしていた「蛍かご」なのですね[左斜め上]
そして現在ではLEDの灯りを入れて、オシャレなインテリアにも変身してしまう[ぴかぴか(新しい)] 
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[右斜め上]こうした使い方があるよと言った例ですから。。


一年に一度と、楽しみにしていた訪問でした[るんるん]
その後、送った先々からは「ありがとう」コールが届いております。
いちごの支払いをした際、一箱4パック入りで4000円??なんか今年は高いなぁ。・・・と感じたが、それは栃おとめ×4パック・スカイベリー×4パックでのお届けとなっていたから\(◎o◎)/
いちごが二段で届いたら、驚きますよね[るんるん]
それでも皆に喜んでもらえて、今回も良かったです(●^o^●)

その翌々日です。福島県石川町の「常世温泉」に泊まってきたO川さん、帰路は塙町から、大子経由で帰ってきたとの事でした。
塙町は知っていますし、「道の駅はなわ」には、これでもかと様々な形、色合いのこんにゃくが並ぶ様子は目にしている訳ながら。。
「こんにゃく餅本舗 菓子司 陣野」さんの「こんにゃく餅」は初めての味です。
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山ふぐ餅(通称「こんにゃく餅」)は、吟味した材料で作り上げた逸品…て、パンフレットにあったからですって。
こんにゃく餅のふわふわ、ぷにぷにした感じは羽二重餅、またはアイス「雪見だいふくの皮」みたいな食感だ。
若干歯ごたえのある餅の中に角切りした小さな羊羹が入っています。上品な甘さ、食感が楽しいシンプルなお味のお菓子。
看板商品の主原料は餅米と粉こんにゃくで、一子相伝の技法により造り続けてきた・・・「赤子の頬」のような食感♪ お店自慢の「めんこいお菓子」にも納得[るんるん]

同じく塙町の特産品として道の駅に置かれている、精肉職人が作る「豚のみそ漬」。
「福美精肉店」のこの豚のみそ漬は、昨年の12月にも頂いて食べておりました。
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一目見て「これ、美味しいんだよね~~」と応える私の横で、夫の目が???と泳いでいた。
申し訳ないから「以前にも頂いて食べたでしょう!」と強調しておきました。
「湯岐温泉 山形屋旅館」さんでもおすすめの一品料理として提供しているのです。
塙町小さなパン屋さん「ささはらぱん」のパン達、購入してきた半分も置いていってくださった♡
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ケシの実ののったアンパン、クリームパン、カスタードクリーム&こし餡( ^ω^)・・・と、懐かしさを感じるパンが沢山並んでいそうですね♪

大子へと走らせている途中の、りんご園のりんごもひと袋[グッド(上向き矢印)]
※大子町には山々のなだらかな傾斜を利用した、りんご畑が沢山あります。盆地ならではの寒暖差のある気候と、樹の上で完熟させてから収穫する「樹上完熟」が、美味しい「奥久慈りんご」を育てます。
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この時期だけに生っている実はなかったと話していましたけれど。品種は「ふじ」、一袋に7個も入っていました。
O川さんにもスカイベリー一パックはお持ち帰り頂きました♪


沢山頂いてきた…スカイベリーは、こうして何時も通りのジャムに。
スカイベリーだけにジャムでは勿体ないから、私はコンフィチュールにしたかったのに[バッド(下向き矢印)]
朝起きたら、すでに細かく刻まれてしまった後[たらーっ(汗)]
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お味見はまだながら、綺麗な色のジャムが出来ましたね[ぴかぴか(新しい)]
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栃木のいちごを送りましょ♪ [ドライブ・栃木県東]

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先週末の金曜は、この時期恒例となっている・・・互いの友人たち、孫娘こっちゃん宛てに栃木のいちごを送る。それをお願いしてます…那珂川町のいちご農家〇藤さんのお宅へふたりで伺ってきました。
天気予報では関東地方も積雪とあったけれど・・・朝起きたら雪どころか晴天。
この日、都心では積雪があった模様です。
しかしその前に、お昼を。
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今回は、那須烏山市にある「釜めし「笠井」。初めてのお店です。
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入店前から食べるものは決めていました。
せっかく食べるなら、国産うなぎ釜めしだって[グッド(上向き矢印)] サラダ・漬物・お味噌汁がセットになります。
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蟹が好きな夫は、蟹好きには堪えられない、かに釜めしのオーダーで。
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お米は地元栃木県産コシヒカリを使い、そこに筍、鶏、シメジ、栗も入っています。具沢山でボリューミィ。お茶碗によそうと三膳ほどありましたから、互いにシェアして・・・。

日光高原牛、とちぎゆめポークなど地元の食材はステーキやお鍋で提供。季節メニューでは旬の食材を取り寄せた牡蠣フライ、ポークステーキ、ハンバーグ、とんかつなどの肉料理まで。宴会、催事、家族の会食と、地元で愛されている店なのを実感。・・・と言っても、感じの良い接客はありませんでしたけど(・_・) 田舎だから、それですんでしまうようです[あせあせ(飛び散る汗)]
夏場なら7月~9月の季節限定メニュー、栃木産鮎の入る鮎釜めしが良いかも。

その鮎漁、鮎の「簗」が数か所に架かる、清流・那珂川を渡って・・・その後は二か所の道の駅で、お野菜の購入をしてから。。
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目的であった、いちご農家〇藤さんのお宅へ伺いました。
手土産は当然持参するものの、毎年ご一家揃って大歓迎!いちごを始めとして、申し訳ない程色々持たせてくださるのです。
長くなるので、次回へと続きますね。
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ささやかな、楽しみ [パン&ベーグル・スィーツ]

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先週のある日、何時ものO川さんが家に買ってきて下さったお菓子たち。
チーズケーキ味クッキー♡ ストロベリー味のチョコが二種類♡
夫曰く「家に来るのが本当に好きなんだなぁ、ここに来て喋りたくてしかたがないんだ」だってo(^o^)o
確かにお出かけ先の色々、これから先の予定など・・・。でも家は二人きりだから遠慮がないといえ、来てもらえるのはありがたい事ですし、共通の話題で盛り上がるひと時を私も楽しんでいます。

夫が日光で買ってきてくれた、「松屋総本店」の水ようかん。
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水ようかんで思い出す表現に・・・
航空機事故で亡くなられた、作家・向田邦子氏のエッセーに記された…水羊羹の命は、「切り口と角の鋭さ」「薄墨色の美」「生温い懐かしさ」…とありますけれど。。
生意気ながら私も、「言いえて妙」な表現であると思わされました。
常日頃から鋭い観察眼をもちあわせていた、かの方・・・らしさを感じてしまう一文ですね。

柳屋正家の「俵もなか」は、いただきもの。
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北海道・十勝産小豆を炊き上げ、蜜漬けをしながら練り上げた粒餡がずっしり入って重量感がある。しかも甘すぎない。
皮ごとパクつくとバランスが良くて、食べごたえもじゅうぶん。


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次は、福岡の味です。
学問の神様として知られる「太宰府天満宮」の菅原道真公が、京の都を追われて住んだ太宰府の地。気の毒な境遇とした老婆が、梅の一枝と共に差し入れたのが「梅が枝餅」のはじめと伝えられているそう。
「さいふまいり」名物「梅ヶ枝餅」。参道に建ち並ぶ店先でこんがりと餅を焼いて提供する、焼きたて、熱々の梅が枝餅を頬張った時の旨さは格別[グッド(上向き矢印)]
義妹が取り寄せしたのは、「やす武」の梅が枝餅。
冷凍だから食べたい時に、レンチンしてオーブンで少し香ばしく焼いたら、何時でも焼きたての味が味わえます(●^o^●)
・・・こうして見たら、餡子ものに弱い私なのでした。

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以上の三点と比較して、あくまで個人的な嗜好ながら…。
フレンチコッペ、ハチミツレモンロール、カスタードクリーム入りホテルフランス…と、日光金谷ホテルベーカリーパン。
那須高原にオープンした金谷系ホテル「THE KEY HIGHLAND NASU」が人気ながら、このパンを食べている限り、また幾度か訪問済みであった日光金谷ホテル、中禅寺金谷ホテルでのサービスを思い出すと、高いと言うだけで料理内容にも魅力を感じない。これって言いすぎ?お気に入りの方には失礼しました。
・・・と言っても毎日の通り道だから、またきっと買ってきてしまうのですけどね(^-^;
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甘いものがたくさん [パン&ベーグル・スィーツ]

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まずは何時ものO川さんより、頂いたもの達から・・・。
スィートチョコ&ホワイトチョコの、いちごバウムクーヘン。どちらも円筒形のチョコがけのバウムクーヘンです。
おせんべい三種は、「日清製菓」の醤油三度づけ、おかき・砂糖醤油。バジル風味のオリーブオイル揚げ二袋。
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一月にお出かけされた福島県飯坂温泉土産は、温泉街のお菓子屋さん「パティスリー・サワダ」の「ピュアオレンジケーキ」♪ 
オレンジケーキは定番ながら、オレンジにレモン、りんごの三色ケーキ[ぴかぴか(新しい)]
つやつやしたフルーツジャム色に光るケーキはこれで四度目?ながら、
見た目の良さプラスしっとり生地、タップリぬられたジャムに、トッピングされているスライスフルーツの酸味がほど良いアクセント♪ 一見カステラかと思いきや、しっとりと重量感のある焼き菓子で…スポンジケーキ&タルトで、三色のどの部分を食べても美味しくて外れなし!
生クリームを使っていないのと、ジャム&フルーツの甘酸っぱさがとにかく美味しい[グッド(上向き矢印)]
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今回は高速バスで行かれたので、途中のSAで購入されたのかな?「逸品 かすてら」は、那須御用卵使用のしっとりカステラでした。
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こちらは、読書会の方が本の巡回時に下さったもの。加賀百万石の伝統銘菓「柴舟」、これを食べるのは本当に久しぶりでした[るんるん]
和紙に包まれた中身は、うっすら雪化粧した船のよう…白く輝くおせんべいです[ぴかぴか(新しい)]
砂糖を塗った上品な見た目のせんべいは、甘いながらもサッパリとした口あたり、生姜の効いた味わい♪ 下のにゃんこカードにメッセージが書いてあったので隠してます。
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神戸スィーツ「ファクトリー・シン 」は、マドレーヌとフィナンシェ、スフレフロマージュ、スフレショコラ、パレ・ガレットと言った焼き菓子の詰め合わせ。
とても一人では食べきれません。

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佐野「新井屋」の「味噌まんじゅう」。粒・濃し・白味噌餡の素朴な味わいが特徴のおまんじゅう。
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これと言ったご当地銘菓の少ない埼玉県。そこで考えられたのが、こちら「埼玉=彩の国」の県名にかけた「彩果の宝石」。これも弟の手土産でした。
果物をかたどったフルーツゼリーは28種類。日本を含む世界各国原産、現地の気候で美味しく育った果物の果汁、果肉を素に作られたゼリーたち♪
果物の形以外にも可愛いお花や葉の形をしたゼリーが入る事も[ぴかぴか(新しい)]
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あんず・オレンジ・カシス・クランベリー・グレープフルーツ・さくらんぼ・ざくろ・レモン・バナナ・プルーン・マンゴと15~6種類までは数えたものの、あとは面倒でやめてしまいました。
色々な種類&味のお菓子は皆で食べると楽しさが増して、余計美味しく感じられるものですね[るんるん]

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母の施設へ、午後は携帯機種変更 [徒然]

母を施設で見舞った後は、普段は食欲がなくなり、お昼の気分にもなれずにいるのだけれど。
珍しく弟が「お昼、食べていく?」と、帰宅途中に立ち寄りしたのは「肉のふきあげ雅」。以前は夜の来店でした。
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大学病院敷地に隣接してオープンした、栃木市の「肉のふきあげ」二号店です。

日光和牛ハンバーグランチを。日光和牛を使ったハンバーグプレートは、ハンバーグ(小っちゃい)貧弱なエビフライ、サラダ類。
ライスorパン、ソフトドリンクからは食後のコーヒーを選んで。
弟は、「限定10食」との雅いろどり和膳、鮪ステーキ、揚物、煮物、小鉢、ご飯、みそ汁、香の物、果物・・・と。
食後は、同じくコーヒーで〆。
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お互いそれぞれに覚悟は決まっている訳だけど、でも美味しいとか、美味しくないとか・・・食べたものの味は覚えていません。

さてその日の午後は、少し前からスピードの落ちていたスマートフォンの機種変更の為にドコモショップへ。
スマホは4年近く使ってはいるものの、機能も使用方法もサッパリなんです[バッド(下向き矢印)] とにかく電話機能、検索機能だけでOK!だから最も廉価な機種を選んんだつもりながら、保護フィルム、フリップケース、USB変換アダプターと、本体以外の出費あり。
カヴァーは、これまでのプラケースから折り畳み式のものへと変えました。
LINEはこれを機に取りやめとし、ショートメール一本に変えます。
入力の文字を探すだけでも面倒なスマホって、どうも苦手なのでした。
右→お古、左→おニュー。
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このところ良いニュースのない我が家です。
そうした中にも、彩を[ぴかぴか(新しい)] 周囲に甘くて良い香りを漂わせていてくれる・・・昨年の12月の始め頃だったかしら?ホームセンターで売れ残りのヒヤシンスの球根を購入。
キッチンの隅にあったポット(これ、息子が小学生の時の)に入れて、シンクの中に寝かせておきました。先月中旬に出して出窓に置いたら、自然と開花を[かわいい] 手前側の一個は先に咲き出したものの、茎の伸びが遅くて・・・。個体差があるのでしょう。
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両方してピンクながら、好きでピンクを選んだ訳ではないです。売れ残っていたのがこの色だっただけ(^▽^;) 
気持ちは塞ぎがちながら、無理をせず平穏な心で暮らしていきましょう[るんるん] 
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「すしの田丸家 田縁‐DENEN‐」 [食]

これは、少し前の事。
冬休み中の夫と、「すしの田丸家 田縁‐DENEN‐」へランチしに行きました。
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壬生町(獨協医科大学病院前)の以前の店は、二度ほど来店。接客も良く美味しかったのが印象的でした。
それが何時の間にか市内に移転。新規オープンにつき少々高級、オシャレな構えとなりました。
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入り口のドアを開けて入店すぐはカウンター席の並ぶ、いかにも寿司店の造りながら・・・。
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案内されたホールは、グランドピアノに、プールもどきのある中庭とあり。ここって以前レストランか、ダイニングバーだったところ!?
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ランチはサラダ、茶碗蒸し、お寿司や海鮮丼と言ったメインにお汁。食後のドリンクセット。セット内容は変わっていませんね。
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初めにサラダと茶碗蒸しが。茶碗蒸しには大きな銀杏、ゆり根も入って美味しい、全体的に濃厚な味わいです。
サラダのドレッシングは自家製みたい、煮たかんぴょう、カリッと揚がった湯波がアクセントとなっていました。

私は「清明」6貫。夫は「流風」8貫で。
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新鮮なネタを直接漁港や産地まで買い付けに行くのは、以前の「田丸や」さんの時から伺っていました。
牡蠣は大ぶりですし、鮪は大トロでとろけます[グッド(上向き矢印)]シャリは那須ひかりを中心としたオリジナルブレンド米使用とか。酒粕から作られる「赤酢」を使っている模様。
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ふたり共食後はコーヒーをチョイス♪ 嬉しいデザート付き。
この日は、バナナケーキに小っちゃなオレンジ&ホィップクリーム。

氷が敷かれたネタケースの中から丁寧に一貫ずつ握る姿が印象的でしたけど、移転後も変わらずに美味しいお寿司です。
流通網が発達した今では・・・海なし県だからとは言えません。
広い駐車場が、店のお向かいに用意されています。次回は息子達と食べにきましょう[グッド(上向き矢印)]

ところで2月3日は、各季節の始まりの日「立春」の前日となる「節分」でした。
豆をまいて福を寄せ、鬼を退治するのが「節分」であったのに、何時の間にか広まった風習が「恵方巻き」です。
もともと関西の一部で行われていた習慣を、コンビニが節分に食べる太巻きとして販売。それがきっかけに全国に広まりました。
ここ「田縁」の店内にも「恵方巻き」の張り紙あり。
会計時に予約をし、当日受け取りにいって来ました。
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卵・椎茸うま煮・干ぴょう・キュウリ・とびっこ入りの一番安いノーマルな恵方。
それでもボリューミィで、これを丸かじりなんて無理!
普通に切って食べています。「北北西やや北」の方角も忘れてしまい・・・[バッド(下向き矢印)] 家にとってはメニューに悩むことのない恵方巻き、それに尽きるようです。
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またも、こんにゃく教室に参加 [リハビリ・ハンドメイド&お教室]

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先週のディのお教室では、「こんにゃく作り」をしてきました。
ボタニカルカートに描かれた、怪しくも美しい(匂いは強烈そのものながら[バッド(下向き矢印)] これがこんにゃくの花。そして、下の方に線だけで描かれているのが、今回の主役・こんにゃく芋なんです[るんるん]
こんにゃく芋が入手出来るのは、芋の植え付けの始まる前の今「冬」だけの期間。
関東でも栃木、群馬、茨城と、山間の土地に行くと、どこでも見かける・・・こんにゃく畑ながら。。こんにゃく芋を見る機会も中々ないものと・・・。
作る方がいるかはわかりませんが、また紹介しますね。
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1.こんにゃく芋の土、表面の汚れを落とす程度に洗う。そのあと皮をむく。
2.1を10~15分茹でる。菜ばしを刺して抵抗なくとおる程度。
3.こんにゃく芋の皮をむく。簡単にスッと剥けるとの事。
・・・午後の帰宅までに完成させなくてならない為、ここまでは自宅で先生が準備してきてくださった。

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4.一人あたり250gの芋をさいの目サイズにカット。
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5.お湯1000mlのうち半カップ程度を残して、芋を合わせ、何回かにわけてミキサーにかける。残った湯でミキサーについた芋を洗い流すように入れるとよい。
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6.ボウルに入れ1時間程度放置。
食用水酸化カルシウム2gと溶き水用の水100mlをあわせておく。
7.6の石灰水を入れて、素早く1分半~2分混ぜ合わせる(灰汁あわせ)。
ここでサポート隊が登場[exclamation] 力が必要な工程であるから、若く体力のあるスタッフを選び、彼らが待機すると言う念の入れようなのだ。
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しかし今回の助っ人は、O野チンひとり! たった一人、その細腕で4人分のこんにゃくボウルを素早く混ぜ合わせる力仕事をしていったのだった[グッド(上向き矢印)] 
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何時もの優しさと、見事な腕前で無事かき回し作業は終了しました。彼女の筋肉痛の方が心配だ!
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8.間を置かずに型に入れ、表面をへら等でならし、30分程度放置する。
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9.固まった8を包丁で好みの大きさに切り、熱湯の入ったお鍋で30分程度ゆで固める。
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10.持ち帰り用に、大量の氷を投入し急速に冷やす。250gのお芋からご覧の量のこんにゃくが出来ました。大鍋の中身は、二人分ながら。

[ぴかぴか(新しい)]こんにゃ物がこんにゃくになるとはね・・・昨年の、英ちゃんのコメントの通りであるのは、まさに\(^_^ )( ^_^)/

難しくはないが時間はかかる、この作業を自宅でするかと問われたら・・・まずしないと考えます。
この日の夕ご飯は、偶々おでんであったから、そこへ入れ早速お味見を(^-^)
手作りしたこんにゃくは、味も弾力も格別でした!!
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そして今夜は、そのままの刺身こんにゃくで食す。TSURUYAブランドの「くるみの信州味噌だれ」で美味しい[るんるん]
呑んだのは名護市許田に工場を構える「ヘリオス酒造」の琉球泡盛「三年熟成古酒 くら」。
しかしこの春もまた、沖縄は遠いままであった。
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「天空ダイニングRegaloレガーロ」でランチ [食]

少し前の事。市内東部にある「天空ダイニングRegaloレガーロ」さんで、ランチをしてきました。
前回は、息子家族といちご狩りへの帰り立ち寄りをした。調べたら最後の訪問は、なんと5年も前。
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陽東5丁目にある「ホテルデルソル」の、エレベーターに乗って最上階11階へ。 ホテル最上階のこちらのお店、昨年12月「9周年」をむかえた…との事でした。
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他のお客様がいらっしゃる前に撮影します。ホテル宿泊客の為のカウンターバーもありますよ。
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案内されたテーブルからは、ご覧の景色[ぴかぴか(新しい)] 左側の男体山をはじめとし、日光連山、那須連山と冬山が一望です。
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私は失礼して、白ワインいただきますか。
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メニューのレガーロランチは、1500円→1650円と。メニューで、最近値上がりをしたばかりの様子。
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レタスなどの葉物とキャロットラペ、四角に生ハム(前はこの何倍ものっていたんだけどな[あせあせ(飛び散る汗)])自家製ドレッシング、粉チーズもかかっていて塩加減も絶妙です。
次の前菜6種盛り合わせも丁度に作られていてワインにピッタリ。半熟の燻製卵にウニ、小鉢の中身は失念!・プチシューにはいぶりがっこ&チーズ、キッシュ、レバーペースト、手前の白いのは2種類のピクルスに乗ったチキンハム・・・こだわりの前菜盛り合わせとタップリの量のサラダは、これだけで満足してしまう程[グッド(上向き矢印)]
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次の季節のスープはよくわからないまま、頂きました。ホットミルクのようながら、少しとろみがついていて味もある。根菜か、カリフラワーのスープ?と思いつつ飲みました。
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メイン料理は好みのパスタ・ピッツァから選んで。

パスタ♡スパゲティ 小海老のトマトクリーム、小えびといってもけっこうしっかりしたサイズのものが入っているのです。
手伸ばしピッツァ♪マリナーラには、トマト・アンチョビ・オレガノ・にんにく。
最後は、デザート盛り合せのついたランチコースです[るんるん]
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手抜きなしの内容は味も良く、なんと言ってもピザが美味しい[グッド(上向き矢印)] 提供されるガラスのプレートも素敵♪
カップinのコーヒーゼリー&プリン、濃厚なチョコレートをココアでコーティングした生チョコ、ベリーベリーケーキにコーヒーで終わります。

そこにバケットも付くなど量も満足。配膳も適度で待たされることもなかった。
ただ接客については以前のホールスタッフさん達が素晴らし過ぎたから、聞いた事には答えるけれど、今回の人は愛想がない。厨房内のシェフの姿が見えなかったのも寂しい。
私達の後からは二組の入店、テイクアウトのお弁当の提供等、、、忙しかったのかも。
こんな知る人ぞ知る立地にしては、「よく続いているね~~」の我々の思いとは別に、固定客がついているのでしょうね。
久しぶりの来店ながら、どれも美味しく…の割りに安くイチオシのCPの良さ[グッド(上向き矢印)]
お気に入り店なのだから、もっと頻繁に食べに行かないといけませんねo(^o^)o
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