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バスで旅した、美ぬ島たち・・・⑥ホテルピースアイランド竹富 [2018・4月八重山、石垣・竹富・西表]

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竹富島で宿泊といえば・・・言わずと知れた「星のや竹富島」←個人的には好きじゃないけど、だって宿泊料金が高過ぎますし、次から次へと出来過ぎですもの。
だからと言って民宿やゲストハウスには抵抗があり。二泊目はホテルと呼ぶ程ではない、アットホームな雰囲気の「ホテルピースアイランド竹富」に泊まりました。

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午前中に乗車したバスの運転手さんが帰路、ホテル前で降ろしてくれました。
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入り口の突き当たりに壁があるように見えますが、これは「ヒンプン」と言って家の中に魔物が入ってこないよう妨げるものだそうです。
集落内の道路がどこも曲がりくねった作りになっているのも同じ理由から。沖縄で信じられている魔物はまっすぐにしか進めないから、ヒンプンがあることで家の中に入れない・・・と言い伝えられているのです。

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チェックイン後、ロビーと呼ぶほどではないスペースにソファとテーブル。ここでウェルカムドリンクサービスを。冷たいハイビスカスティ(アカバナー茶)でした。
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チェックインの時刻には早かったものの、部屋へ案内してくれました。赤瓦のコテージタイプの建物が囲む中庭を、グルリと周る形で歩きます。
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当たり前ですが、寒いなんて当然なく・・・中庭のテーブルをラウンジ替わりに外で「ゆんたく」?って思ったのに、座っている人は少なかったかな。
敷地のずっと先に見えた「ハブ」の看板が気になって。「「やっぱり、出ますか?」「ハブよけの薬があって二カ月に一度でも良いものの、毎月まくようにしていますが、一度だけ木から落ちてきました」って。ヒェーー![バッド(下向き矢印)]
ピースアイランドのスタッフさん達はミンサー織の制服、かりゆしウェアがとてもお似合い。やはり気慣れているからなのでしょうね。

環状線内の観光ゾーンから少し離れた宿は、見ての通り高級ではありません。
四棟建っている離れの真ん中辺り。ドアを開けると吹き抜けになっている天井がない造りの、明るく開放的なツインルーム。
入ってすぐの右側にバス&トイレ、洗面所が。アメニティも普通に、少なくとも前日のビジホよりは揃っています。そこまで新しくはありませんが綺麗に掃除されている、板張りの床は気持ちが良いですね。
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ベットには、茶色っぽい上下別れた部屋着が置かれていたかと。
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民謡からポップなものまで、スタッフさんが揃えた「うちなーソング」のCDも置いてあり、早速流して聴いてみました。
電気ポットに、やむちん焼きのコーヒーカップ、琉球グラスに予備のお茶碗。緑茶と、ブルックスのコーヒーセットが用意されています。 

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リクエストをしたら、外のベランダにハンモックを吊ってゆらゆらさせて遊べるそう。
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部屋の先、駐車場との境にバナナの木が茂っていて・・・青いバナナの実と花と思いましたら・・・受粉したバナナの花は散る訳でなく、実の詰まった房の中では次の実がまた生ってきて、それが数回続く。
バナナは生った状態で黄色くなる訳ではありません、切り落として熟成させる訳です。島バナナ、朝ご飯に出して欲しかったわ[るんるん]         

夕食後の30分間全館の照明を落とし、「星空観測」も出来るような配慮もありましたけど、思い出した時はすでに終了後。それでも見上げてみたら・・・考えられない程の星空が広がっていました[ぴかぴか(新しい)]

朝夕の食事をとるレストランはフロントの奥です。・・・と、ここでチョコッと外出!

用事が済んでから、ゆっくり頂きます。思ったより狭く感じましたが、利用者が少なくて静かに食べられました。
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まずは、orionの生で乾杯[ビール]
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着席をしたらトレーでの一気出し、夕食はこんな感じです。地元の食材が中心。

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陶板焼きは石垣牛だそうです、下にはパプリカ&玉ねぎ。
お造りの盛り合わせも説明してくれたと思うのですが、、、忘れました[あせあせ(飛び散る汗)] 島特産の車海老、その下は焼き魚であったような。。
他に骨付きソーキと野菜の煮物、パパイヤを調理した小鉢と・・・素朴な料理が並びました。
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泡盛各種(スッゴイピンボケ!)の並ぶ棚から夫、ホール担当のお姉さんお勧めの「玉の露」を選び呑んでいました。
ご飯はお替りOK!ここに限らず沖縄では、お味噌汁の代わりがおそばってパターンが多いと感じます。
最後はコーヒーと、黒糖蒸しパンで。
あと一品あれば、もうチョッとボリュームと工夫が・・・って気がしなくもないけれど、これでもじゅうぶんです。食べすぎなくてよろしい!


手がすいた時彼女には、島の暮らしについて伺う事が出来ました。
スタッフさんの住居もアパートや寮ではなく、島内に建つ家々と同じ古民家。竹富島は国の重要伝統的建造物保存地区に指定されているから、それを基準にした建物しか建てられないのがその理由。
那覇から越してきたので比較をしたら、生活全般が不便で仕方がないと言いいます。
水道、電気と石垣島から引いているので・・・一見、大丈夫そうですけど、コンビニも大きな商店もなく、夜は真っ暗な闇夜。
離島間を結ぶフェリー代にしても、島民割り引きは効くものの、度々利用したら結構な金額になってしまう。
また若い頃、栃木に暮らした事もあり「楽しかった~~!」って。他にも色々伺ったものの、プライバシーに関するのでひかえますね。
続きます。
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コメント 18

末尾ルコ(アルベール)

ハイビスカスの存在感が素晴らしいですね~。冷たいハイビスカスティ、暑い気候にピッタリです。お造りはブリのようにも見えますが、1か月ほど前から近所のスーパーでブリが安くってしょっちゅう食べているのでそう見えるのかもしれません(笑)。

わたしも紗〇子、嫌いです。元夫の野球選手(笑)も、女性の好みで当人のレベルも分かってしまった感があります。

『ローガン』は『Xメン』シリーズのスピンオフですが、シリーズとは離れて、素晴らしい人間ドラマになっていると思います。各方面の評価も非常に高いです。ハードなシーンは度々ありますが。RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2018-04-23 02:28) 

yoko-minato

おはようございます。
竹富島って旅行者にとっては
静かな島の生活に憧れがありますが
そこで生活をされる人にとっては
不便極まりない・・・分かりますね。
でも機会があったら出かけたいところです。
by yoko-minato (2018-04-23 07:10) 

ゲンさんおかさん

山奥で暮らすお婆ちゃんに、
アナウンサーが
「自然が一杯でいい所ですね~」と言ったら、
お婆ちゃんが一言「自然は厭きる」
その後のアナウンサーの慌てぶりが可笑しかった。

たまに旅行するのと暮らすのでは
違いますものね。
やっぱり本屋やカフェがある所に住みたいです。
by ゲンさんおかさん (2018-04-23 09:39) 

hana2018

末尾ルコ(アルベール)さんへ
おはようございます。
確かに敷地内&周辺と花だらけ。中庭を撮ったものは、ハイビスカス越しをねらってでした(笑)
ではお刺身は、ブリとイカと、あとは何んとかと?どうしても思い出せません。
パートナーや友人を見たら、その人のレベルが出てわかってしまう・・・その通りであるのは納得です。何気に上から目線で^^
RUKO様お勧めの・・・
>『ローガン』は『Xメン』シリーズのスピンオフですが、シリーズとは離れて、素晴らしい人間ドラマになっている。
Xメンは観てはいるものの、それ程とは評価しておりませんでした。

yoko-minatoさんへ
おはようございます。
旅行する側にしたら、何もない、なにもしない贅沢と言うのがあるものですが。。
しかしいざ暮らすとなると、書き忘れましたが、ゴミは同じ竹富町である西表まで運んで処理するとか。
それにしても、宮古島はあまりにも自然だけで4日間を持て余し気味になってしまい、もういいかなと思ってしまいましたけれど。
八重山は見どころが沢山で、他の行っていない島へも足を運んでみたくなりました。

ゲンさんおかさん様へ
おはようございます。
離島を旅してもリゾートホテルに泊まってしまう私達には、そこが魅力と言えるものの・・・。
>やっぱり本屋やカフェがある所に住みたいです。
申し訳ないのですが、三浦しをんの「政と源」に対するコメレスは酷かったですよ~~
by hana2018 (2018-04-23 10:20) 

まつき

まっすぐにしか進めない魔物ですか~!
それは面白いですね(#^^#) 
斜めから入ればまっすぐ進めそうだけど、そう言う事じゃないですよね(笑)
石垣牛も美味しそうだけど、黒糖蒸しパンに心惹かれます♪
by まつき (2018-04-23 11:13) 

hana2018

まつきさんへ
屋根のシーサーと言い、沖縄はかつては琉球王国として別の国であったのを実感するエピソードですね。
人手不足で減ったといえ、やはりサトウキビ!黒糖蒸しパンも手作りの味わいでした♪
by hana2018 (2018-04-23 11:26) 

ゲンさんおかさん

その小説を読んだことがなくて。
お気に障ったなら許して下さい。

by ゲンさんおかさん (2018-04-23 12:57) 

hana2018

ゲンさんおかさん様へ
こちらこそ失礼致しました。
書店でどの本を選んで買う、読むのは人に言われる事じゃない。本人の勝手です。
親しき仲にも礼儀あり!私ったら、つい余計な事を(^^;
三浦しをん作品はどれも手軽で読みやすいです。
彼女のものに限らず最近の私、以前にも増して簡単なものか、ダークな内容の本しか手にとらないというのに。
下町を舞台にお爺さんふたり「政と源」の楽しいエピソードがつまった物語は短くて、ホント1~2日で読めてしまいました。
by hana2018 (2018-04-23 15:56) 

k-sakamama

こんにちは。
私もホテルよりコテージがいいなぁ~
お料理も少しずつでいい感じ!
沖縄の料理のイメージ(量がど~~ん)笑
星空観測してみたなぁ~ 素敵だろうなぁ~
那覇もそうだけど。。住んでみないとわからない。
どこの地も同じと思うけど。。観光と暮らすのは違いますね。
うちは、馴染めたから良かったけど、馴染めなくて本土に
帰られた奥様がいましたよ。
石垣牛、美味しそう~ 
これは、たまりませんね~涎がぁ~(笑


by k-sakamama (2018-04-23 16:30) 

みうさぎ

魔物は猪突猛進型なんですねぇ
ハイビスカス~南国の花ですねぇ
娘がベランダで育ててましたが~水やり忘れて
枯れてしまいました・・あんなに綺麗に咲いていたのに
ねねさが~ママが忘れたんだ!てぇ怒っていました(^^♪

by みうさぎ (2018-04-23 16:50) 

k-sakamama

nice 変わりましたね~
良かったです。
また、何か新しいものにチャレンジしましょう~(笑
by k-sakamama (2018-04-23 16:57) 

ゲンさんおかさん

以前は、電車移動や待ち時間が長かったので、
出先で、かなり本を買っていたのですが、
この数年、本当に出歩くことが減り、
家ではPCばかり。
近所に図書館もあるのに、
そちらもご無沙汰です。
たま~に買うのは、推理小説や軽い本ばかりで・・・。
ホントに恥ずかしい。
今度ブッ〇オフに行ったら、
探してみますね。
by ゲンさんおかさん (2018-04-23 17:13) 

hana2018

k-sakamamaさんへ
こんばんは。
せっかくの竹富・・・と言うか、ここではどの宿も、皆こんな感じなのです。
沖縄は物価、人件費と全てが安いから、外食も地元の方向けのところはとてもリーズナボー!ですね^^
夫の元の勤務先でも旭川へ転勤された方、奥さんの具合が悪くなってまた戻って来てしまいました。
こちらで回復した模様なので、また行けばいいのにと思ったら・・・真冬の寒さ、降雪の多さで北海道はもうこりごりとか。
沖縄だとしたら暑さなのかしら?お子さんの進学とかもあるでしょうし、転勤はホント大変ですね。・・・って、我が家も一応は転勤族であったはずが動かずにすみました。

>nice 変わりましたね~
はい、nice!の小さな文字を探すのが面倒であったものの、出来ました!
新たなチャレンジですか?頭と気力がついていけるかしら?

みうさぎさんへ
沖縄では真冬でも咲くハイビスカス、一定温度で保てたら大丈夫なはずなのに、我が家も頂きものの鉢を枯らしていますよ^^

ゲンさんおかさん様へ
寝付くまでの一時だけ、ベッドの中で開く本の時間。
つい先週までは、桐野夏生の「バラカ」←厚くて、本自体作品同様に重たいハードカバーでした。
私の場合右手一本で持って読む。ページをめくる度、お腹の上にのせてめくってから、次への繰り返しなので・・・なかなか進みません。
今読み始めているのは、先日本屋大賞を受賞した辻村深月の「かがみの孤城」ではなく「朝が来る」の方を。彼女のものは軽いものが多かったのに、今回は養子縁組という重いテーマを扱った作品。福島の原発被害者となったバラカと言い、私の中にそうしたものを好んで読みたくなるダークな部分があるのでしょうね。
そう、今以上家の中に物を増やしたくないから、借りてくるばかりであります^^
by hana2018 (2018-04-23 22:34) 

とまと

不便なところがいいんでしょうけど、なかなか大変そうですね^^
観光でいくぶんにはいいんでしょうね~
by とまと (2018-04-23 23:18) 

hana2018

とまとさんへ
一定の年齢になってから、何もない・・・そうした状況、場所を楽しむ。
それが出来るようになった訳ながら。。この翌日に行ったところは更に、更に何もない、秘境中の秘境でした。


by hana2018 (2018-04-24 16:30) 

よーちゃん

都会を経験した人なら、
な~んにもない島での暮らしは
微妙かも知れませんね~。
私も、たまに遊びに行くおならいいけど
一生住むとしたら、考えてしまいますわ。
by よーちゃん (2018-04-24 18:29) 

ぼんぼちぼちぼち

肉が好きなので、石垣牛を食べてみたいでやす(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2018-04-24 18:47) 

hana2018

よーちゃんさんへ
シティボーイよ―ちゃんさんには、きっと無理なような^^;
しかしこの翌日には私、もっとスゴイところまで足を延ばしてしまったのです。
実際にそこで暮らしている方には申し訳ないのですが、そこはサスガの私でさえ1~2時間で飽きました(><)

ぼんぼちぼちぼちさんへ
せっかくの石垣牛、アンラッキーな事に私のところへは脂身みたいなのが・・・トホホ。写真映えを考えて、夫の取り替えっこした方が良かったわ~~味の違いは、あまりなさそうですけれどね^^

by hana2018 (2018-04-24 22:24) 

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