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日光けっこう隊2019・・・② 日光湯元「紫雲荘」さん [2019・8月家族で奥日光&キャンプ]

アップがだいぶ遅れてしまいましたけど・・・この夏休みも家族でキャンプ&旅行へ行ってまいりました。
今回は一泊目に泊まった、奥日光湯元の宿。
湯元温泉街でもやや奥まった場所に位置、全8室のこぢんまりした施設です。隣り合う無料足湯「あんよの湯」は一昨年も訪れていたから、すぐにわかります。
紫雲荘1.jpg
建物は予想以上に古く、覚悟はしていましたが思った以上(失礼) 、外観からしてこの渋さ[あせあせ(飛び散る汗)] 少し早かった為か、人気もなく静まり返っています。
駐車場へ車を置き、玄関へ。ベテランらしきスタッフが笑顔で迎えてくれました。
年季の入った建物ですが、中は綺麗に保たれています。
こう見えても温泉マニアの間ではかなりの人気宿として、以前からずっと気になっていた。。
玄関を入って左にフロント、小さな宿なのでロビーなどオシャレなものはありませんが、2人がけのソファーとひとり用ソファー。
紫雲荘3.jpg
自販機が一台設置されている、その隣りは女将が自作した「売店コーナー」。
栃木名産の「大谷石」を使おうと大谷へ買いに行って組み立てたそう、好きな「うさぎ」さん、和風小物、お土産品も少しだけ並べてあります。
        紫雲荘8.jpg
生花が活けられて・・・感じの良いスタッフの温かな接客、女将さんも押しつけがましさのない適度な距離間で毎回接してくれました。

記帳はしなかった?と思います。
お部屋は2階と、3階になります。私達の部屋は2階の続きの部屋でした。・・・と言うかエレベーターのない宿だから、予約時「2階に、二部屋で」と希望しておいたのです。
10畳の和室は広くて明るい。広縁はないけど角部屋、息子たちの部屋はすぐ隣りでした。
紫雲荘2.jpg
残念ながら、眺めは駐車場ビュー。
アウディで千葉から泊まりに来ていたお客さんもいるくらいだから、わかる人はわかるのね(^◇^)
踏み込みの右手に小型の冷蔵庫、コンビニなどないから、日本酒、ビールが入っていました。棚の上にはグラス&お猪口。
紫雲荘7.jpg 紫雲荘6.jpg
予約時に伺ったところ…広縁に椅子&テーブルセットの部屋はないと言います。座卓を高くして、低めの椅子が用意されていました。少し高さのあるテーブルと椅子、 これ楽チンでした[グッド(上向き矢印)]
冬場の寒さは半端でない奥日光だけに、暖房器具は至るところに完備。クーラーはなく扇風機だけだったかな?ちょうど台風の日でしたから窓が開けられず、一時だけ暑いと感じました。でも通常であれば問題のないレベルでしょう。
床の間にテレビ、 テレビは小さいけど見ないので関係なし。小さめの鏡台、電気ポット。これ程の山奥でも、Wi-Fiも問題なく使えました。
浴衣、湯籠。バスタオルとフェイスタオルも小さめ?お値段がお値段ですから[あせあせ(飛び散る汗)] しかしなんと!中クラス以上にしか置いていない足袋ソックスの用意があるではないか(^o^)
テーブルの上にお茶セットとお茶請け。女将さんがお風呂、食事時間の説明をしながらお茶を淹れてくれました。
紫雲荘4.jpg
部屋のすぐ前に、ご覧の洗面所、予備の歯ブラシ、ハンドソープ。その代わりに男女別のおトイレは少し離れた場所に、個室がふたつずつ、窓が小さくてチョッと暗かったかな~~(-_-;)
                     紫雲荘5.jpg    
温泉成分で真っ黒に変色した、水道の蛇口。
源泉のすぐ横に建っているような宿なので、こうしたところや金属全般。電化製品の故障、取り換えが頻繁となるのも伺えます。
昨年の下風呂温泉「さつき荘」さんの女将も、「ファンヒーターがワンシーズンで壊れた[バッド(下向き矢印)]」と愚痴を言っていましたもの。
名湯中の名湯の証ではあるものの、配管の掃除や維持管理も含め、リスクも多い業種だと感じます[たらーっ(汗)]

安宿探検隊もどきな感じで、楽しみながらの宿泊でした。
心配していた上の階の音、また隣室の音も全く気になりませんでした。←こう言うのって大事ですよね。
紫雲荘9.jpg
本当は着替えが面倒なのに、一泊で3回も入ってしまった・・・乳白色の貸切露天風呂「月あかり」です。評判通りの温泉、雰囲気のいいお風呂です[グッド(上向き矢印)]
                              紫雲荘0.jpg
孫のこっちゃんも入浴し、サッパリとなってご機嫌♪
お風呂と、食事については、次回に。
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コメント 14

Yamamoto

こんばんは、こっちゃんは、硫黄泉の香りは気になりませんでしたか?
現在の湯元温泉はどうなのでしょう?湯西川、川俣のように止めて
しまった宿も多いのでしょうか?昔釜谷ホテルに泊まったことがあります。
by Yamamoto (2019-09-27 01:18) 

末尾ルコ(アルベール)

いい感じのお宿のようですね。このようなところでごろんと寝転がって、本を読んだり文章を書いたりして過ごしたいもの。
手書きの手紙を書くにはぴったりの雰囲気のように見えます。
そう言えば、宮沢賢治のお話、有難うございました。
現在の付き添い時、いろいろ本を持ち込んでおりますが、宮沢賢治の童話集(「銀河鉄道の夜」含む)と詩集もその中にあります。
「銀河鉄道の夜」は何度読んでもその奥深さに圧倒されます。
一言一句疎かにしない凄みですね。そんな作品を生み続けた宮沢賢治の思想にも大いに興味があります。       RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2019-09-27 07:13) 

ヤマカゼ

たまに探鳥で湯元にいきますが宿泊したことはありません。旅館みたいなイメージなんですね。
温泉の色がいいですね。
by ヤマカゼ (2019-09-27 07:30) 

よーちゃん

そうかー。温泉成分で金属とかがやられちゃうんですね。
その意味では、おっしゃるように、この業種って
維持管理していくのもリスキーですよね。

脚を継ぎ足して高くした座卓と、イス、
見た目は変やけど、これは正解かもー(^_^;)
by よーちゃん (2019-09-27 10:02) 

サンダーソニア

確かに地味目は否めませんけれど
実質と温泉がよほどいいのでしょうね。
こっちゃん 大きくなりましたね。
by サンダーソニア (2019-09-27 10:15) 

hana2019

Yamamotoさんへ
おはようございます。
湯西川、川俣温泉辺りの寂れっぷりも半端ではありませんけど、 女夫渕温泉にしても震災、地震と重なった事で廃業へ。
ここ湯元もお盆の時期にしては静か、周囲の宿の寂れ具合に息子夫婦なども驚いていました。
紫雲荘さんの始まりとなる…お爺さん、お婆さんは釜屋温泉旅館で働いていたそうなのです。

末尾ルコ(アルベール)さんへ
おはようございます。
一人客も安心して泊まれる良い宿ながら、ここまでやって来る交通の便が! ある意味賢治故郷である花巻等と比較しても、東北の山奥の宿よりも不便極まりない感じがします。
それがですね、今「銀河鉄道の父」では賢治が変な思想に染まってしまって、家中がそれに振り回されている最中なのでございます(笑)
今後の展開、宮沢賢治が亡くなるまでのあれこれ、大変気になっております。

ヤマカゼさんへ
おはようございます。
訪ねた日は、まさに台風がやってきていた晩でした。だから当日、翌朝も雨だったのです。
旅館と民宿の中間クラスかと思います。

よーちゃんさんへ
おはようございます。
沖縄や海辺の漁村で車がサビサビになってしまうのと同じ。
恵みをもたらすのと引き換えに、自然と寄り添って生きていくのは大変です。
だから昔からの湯治宿同様、小さな湯舟がいっこあれば良い。
各部屋に冷蔵庫、テレビ、エアコンなんて贅沢を言ってはいけないのであります(笑)
>脚を継ぎ足して高くした座卓と、イス、
これ、立ったり座ったりが大儀となる年寄りには、ありがたいものじゃ~~
by hana2019 (2019-09-27 10:32) 

hana2019

サンダーソニアさんへ
おはようございます。
スタッフの少なさからか適当に放っておいてくれる。でもご飯はチャンと美味しいし、個室に用意をしてくれるなど、抑えるべきところはキチンとしてます。
温泉の良さはもう、マニアは必ず訪れると言う素晴らしさでした!
by hana2019 (2019-09-27 10:38) 

まつき

座卓が高くなってるとは親切ですね~!
外観がゴージャスでも中身が残念な宿なんかより、
こういう心遣いの方が100万倍好感度が上がりますね!!
こっちゃん、だいぶ身長が伸びた感じが!!
by まつき (2019-09-27 11:27) 

hana2019

まつきさんへ
外観も、内部もながら、・・・何分にもお盆のハイシーズンに関わらず、@10000円ジャストなりのお値段ですから!
だから食事の内容も、味付けも良く美味しくいただけましたが、食材はそれなりでした。
そうなんです。足のサイズなどもう追い越されそう。でもこの晩も一緒にお風呂に入りました。これで最後かもしれません~~
by hana2019 (2019-09-27 11:35) 

とまと

いいですね
いい距離感は心地よさそうです
by とまと (2019-09-27 23:09) 

hana2019

とまとさんへ
宿の方たちとの距離感の事でしょうか。あまりベタベタは面倒ですものね。
by hana2019 (2019-09-27 23:35) 

英ちゃん

エレベーターのない宿なんだ(゚□゚)
3階だとチョッと辛いかもねw
by 英ちゃん (2019-09-28 03:19) 

八犬伝

湯元温泉とは、懐かしい
小学校の修学旅行で、泊まりました。
布団敷きのおじさんに
「君たち、こうやって敷いて
   お父さん、お母さんの手伝いをするんだよ」
と、言われたことを
今でも鮮明に覚えています。
by 八犬伝 (2019-09-28 11:46) 

hana2019

英ちゃんさんへ
湯治場の歴史ある木造の建物、古くからの旅館は皆、そう言うものです^^
泊まる側より、そこで働く方は本当に大変な労働だと思ってしまいますね。

八犬伝さんへ
日光湯元は、今もなお修学旅行生を多く受け入れている模様です。
布団敷きバイトのオジサン、良い指導をするわぁ(笑)
周りに多く残る自然と環境の良さ、家の息子も学校の遠足と言うと日光方面の山登りばかりで、男体山は観るのもウンザリですって(ノ´Д`)
by hana2019 (2019-09-29 20:01) 

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