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オリンピック期間、山奥の温泉へ・・・④野沢温泉村は「湧き水」も豊富 [2021・8月温泉三昧の夏休み]

野沢温泉と言えば代表観光スポットである、温泉街の中心となるのは「麻釜(おがま)」ながら。宿からでは10分以上歩く、…って事は私の場合は、20分か! そして付近に駐車場はおろか、周囲は軽トラが走る程度の細道のみ[たらーっ(汗)]

麻釜は30余りある源泉のひとつでありながら、100度近い熱湯をこんこんと湧出しており。国の天然記念物にも指定される、野沢温泉のシンボルなのですが・・・この時は歩きたくない気分(^-^;
地元の方専用の、麻釜は野沢温泉の台所とも称される場所ゆえ、村人はここで野沢菜を洗ったり、野菜や卵をゆでたりして日常的に利用している訳ながら。観光客が中に入る事は許されません。
野沢温1.jpg
こちらは2008年秋の、母と三人で訪れた際に撮ったもの。
この時も駐車場から随分と歩いたと記憶しています。
それでも夕方近くであった為、カゴいっぱいの卵を運んだり、青菜やとうもろこしを茹でる姿を見ることが出来ました。老舗宿「村のホテル 住吉屋」さんは麻釜からはすぐ近くであり、建物の古さを生かしたピカピカに磨き上げられた館内が少しだけ覗けました。

※ここで一言!
長野県の郷土食として定番中の定番といえば…の野沢菜漬。その発祥は、ここ野沢温泉村であると言います。この地で食べるととても美味しいものですけど、お土産として家に持ち帰ると、美味しくないと感じませんか?
漬物自体の温度が一度でも上がってしまったら、味が変わってしまって駄目なのかもしれません。
だから野沢菜漬は長野で食べるもの。買って帰るものではないと、ひとりで勝手に思っているのでした。

せっかくなので、「野沢温泉観光協会」に立ち寄ってみました。
野沢温泉と言えば「御朱印」ならぬ、共同浴場を巡って集める「ご集印帳」だそう。
野沢温4.jpg
通りで「さかや」さんのベテランスタッフさんとの会話が、かみ合わなかった訳です。
ちりめん細工のお婆ちゃん手作りお手玉も、勧められましたが・・・。
野沢温5.jpg
私達は玄関先にあった、冷水に浸した朝採れキュウリの方が気になってしまい、「あれ、食べてもいいですか?」
頂いたもろみ味噌で食べるキュウリは、ここでサッパリデザートとなりました[るんるん]

野沢温泉村は、「温泉」だけでなく「湧き水」もとっても豊富。
野沢温6.jpg
またも「さかや」さんの脇を通り、毛無山湧水群のひとつである「「六軒清水(ろっけんしみず)」へ。
木々に囲まれた湧き水、ここの木は桜の樹とか。春にはピンク色に染まって、これまた綺麗でしょうね♪
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美味しい湧き水をどこかでと考えて、念のためにポリタンク持参で行ったのだ[パンチ] しかしツメが甘かった(^^ゞ ここからポリタンクへ入れる手段が?と思っていたら、短くカットしたホースで先に汲んでいたオジサンが「これを使いな」って。
さり気ない親切が、ありがたいわぁ[揺れるハート] その隣りでは近所のお婆ちゃんがリポビタンの瓶でゆっくり味わって飲んでいます。そうした姿も可愛いなぁ♪
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目にも鮮やかな緑の苔や草もながら、この場にいるだけで風が心地よくて気持良い。
夫曰く、冷たくて手を入れていられない程であったと言う。冬場に積もった雪が溶け、ゆっくりと土の中を通って浄化されながら、村内の名水所まで流れてくるのですもの[ぴかぴか(新しい)]
野沢温泉の湧き水はまろやかさのある、優しい口あたりの、雑味のないクリアなお水です。帰宅後もしばらくの間、楽しめました[グッド(上向き矢印)]
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観光協会スタッフさんにお勧めされた、長坂ゴンドラ乗り場へ向かう途中では、ジャンプ台も見えました。

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せっかくの野沢温泉村です。山麓の長坂エリアからやまびこエリアまで最速約8分で輸送可能…との長坂ゴンドラリフトに乗る事にしました。
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10人乗りのゴンドラキャビンながら、この時期。一台には一家族のみの乗車。
前の若いお兄ちゃんと子供達はマイ自転車の積み込みまで、楽々こなしていると言うのに・・・私が乗ろうとしたら、「あれ~~行っちゃう、行っちゃう~~!」「待ってよ~~」
そうなんです。
脚がマシンのスピードについていけないものだから、普段の生活でもエスカレーターは当然、空港などの動く歩道も使用した事がないのでありました[バッド(下向き矢印)]
ゴンドラキャビンも当然待ってくれないものだから、夫に抱きかかえられてようやく乗れました[たらーっ(汗)]
決してノロケではなくて、私にしたら必至の行動なのです。←なにもそこまでしなくてよろしいですって?
チャレンジャーな試みでしたね。

続きます。
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