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オリンピック期間、山奥の温泉へ・・・⑩秩父で思い出した・・・かき氷 [2021・8月温泉三昧の夏休み]

まだ終わりません。午後は群馬から県境を越え、埼玉県の秩父へと向かいます。
温泉にしろ、観光にしろ、山梨への中継地点としか見ていなかった埼玉の秩父地方。
観光地として魅力がある訳でも、美味しい名物がある訳でもない。
大体が家から近すぎます。・・・と言っても、それは地図上でだけ、実際には利根川を渡る時点で距離が長くなり、時間を要するからそれ程近い訳ではない。
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今回は泊まってみたい宿があった為、野沢・草津の旅の最終地点として秩父を決めました。
隣県からと言え、ルートはナビ任せです。

そして、閃いた[ひらめき] 何もないと言っても、秩父には、日光と並ぶ天然氷があるじゃないの!

夏を待ち、作った氷を貯蔵する氷室ももつ、天然氷の製造所。
※天然氷とは・・・冬の時期、山奥の採氷池で自然の寒さだけで、じっくりと時間をかけて作った氷のこと。水を時間をかけてゆっくり凍らせると、不純物を含まない純度の高い氷となる。

※天然氷を作るのは現在、全国でわずかに5軒のみ、長野県軽井沢に一軒、栃木県日光に三軒、 埼玉県長瀞に一軒・・・となります。


我が天然かき氷食べ歩きの原点となったのは、日光市の「氷室 松月」さんでした。ここ数年は食べに行けずにいるけれど、それはあまりにも人気があり過ぎて数時間待ちとかになってしまう為。
天然氷で作るかき氷はふわふわo(^o^)o 「松月」さんの氷の温度管理、削り方は私の好みジャスト!だから、たくさん食べても頭がキーンとならない。それってアイスクリーム頭痛と呼ぶそうですよ。

せっかくの秩父です。
130年以上の歴史を持つ氷専門店「阿左美冷蔵」さんで食べたいけれど、夏休み中のこの期間。あまり人が多いところは避けたい、またこの暑さの中の行列も許して欲しい気分。
スマホでザっとググった結果、秩父鉄道「長瀞駅」から徒歩約3分に位置する「八幡家(やはたや)」さんと決めました。

秩父鉄道と言えばとずっと以前、ある週末に突然思いついて「羽生駅」から「行田」まで、そこからバスで「行田古代連の里」へ出かけました。温泉と岩盤浴を楽しみ、ビールに名物の「ゼリーフライ」を食べた一人日帰り旅。そのくらいの行動力はあったはずなのに[たらーっ(汗)]
帰宅した夫「今日、どこかへ行ってきたの?」だって(^o^)V 
・・・は、おいといて。・・・駅近くの有料駐車場に車を置いて。
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秩父の長瀞のアクティビティに、スリル溢れる長瀞ライン下りがあります。当然、マンホールのデザインにも採用済みでした。

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店の脇に数分並んで、注文をしたら、番号を呼ばれるまで待ちます。店先に下がった、ブルーの地に赤い「氷」の文字でお馴染みの吊り下げ旗。
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容器にもりもりと盛られたかき氷の上に餡子たっぷりの「宇治金時」800円(税込)。
抹茶のほろ苦さに小豆餡の甘味の相性の良さは、言うまでもなくて・・・[揺れるハート]
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日光氷と比較したら、やはり観光地価格。それでもお値段なりの満足感は得られました。削った氷に抹茶シロップ・小豆餡・練乳のゴールデンコンビ♪ しかし美味しさの決め手はやはり「阿左美冷蔵」の氷です。

こちらの山、秩父市と横瀬市の両市に位置する、標高1304mの「武甲山」でしょうか。
北側は遠くから見ても、石灰岩の採掘がされているために採掘跡が顕著にわかるピラミッド型です。
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国道で秩父市内を抜け、宿名の書かれた矢印の通り横道へ入って行くと、その宿はありました。
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