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オリンピック期間、山奥の温泉へ・・・⑧草津温泉で、ジビエ&イタリアン [2021・8月温泉三昧の夏休み]

「らんぶる」さんには夕食が付かないものだから、同じベルツ通り沿いに店を構える「リストランテ アル・ロドデンドロ」さんへ予約をしておきました。私の足でも十分歩ける距離です。
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日本で最初にペンションを開業したのは、ここ草津の「綿貫ペンション」さん。そのペンション併設の小さなレストランは、イタリア・フランスで修行したシェフが作るコース料理が食べられるのでした。
・・・と言うと、綿貫ペンションに泊まったらペンションの食事でも良し、息子さんの店「アル・ロドデンドロ」で食べても良いと言う事。

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イタリアビール「FORST」で乾杯♪
イタリアのビールと言えば、「Moretti(モレッティ)」、「Nastro Azzurro(ナストロアズーロ)」、「Doreher(ドレエル)」などが有名ですが、隣国スイス北となるドイツ文化圏で作られている・・・イタリアビール「FORST」もマニアの間では味の良さで知られているとか。

3種類の自家製パンのひとつ素焼きのピザ=フォカッチャ。オシャレなパン屋さんで並ぶフォカッチャとは似ても似つかない素朴な見た目、味わい。 しかし本場イタリアのマンマが作るフォカッチャはこんな感じなのかもしれません。オリーブオイルで食べました。

・アンティパストは、イタリアンならではの…自家製パンチェッタ&イタリア産ハム、サラミ類の盛り合わせ。
肉、肉、肉で、かなりのボリュームです。群馬県産強力粉&白胡麻のグリッシーニ添えて。

聞けば、、シェフが修行したのは南イタリアのナポリ、フランスもニースとの事ながら、メニュー内容は、地のもの群馬の「山の幸」で揃えたのかも。
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・プリモピアット セコンドの前に食べる料理は…パスタ、スープ、リゾットと炭水化物中心。これは経験済みなので。

新玉葱の冷製スープ

パスタ料理は、日本鹿肉自家製ラグーソースと天然キノコのトロフェエ(ショートパスタ)
これが驚く程アルデンテ!、まぁ「コシ」のある事[目]
メインの前に運ばれたのは、味わい深い、群馬県産小麦粉・フスマ(小麦の皮)入りパン。パンには茨城産黒豚バークシャーの背油を。5種類のハーヴ・フランスの海塩を使った自家製ラードを付けていただきます。

・セコンド(メインディッシュ)
群馬県産赤城豚フィレと、自家製パンチェッタのロースト・季節の温野菜添え
見た目はシンプルですが手間がかけられた1皿、私用には食べやすいようカットしてサーブされました。
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※イタリア料理では、前菜、プリモ、セコンドの三皿構成が基本。

私と違い初めての食べ物には慎重な夫の好みも考え、予約の電話では「ジビエは控えめで結構です」と伝えてありました。この上のコースですと、ステーキになる模様です。

・ドルチェは、バーナーで表面をカリカリに焼いた群馬県産卵黄のクリーム ブリュレ  とても濃厚でした。
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夫チョイスの、地元産梅のシャーベット。 ドリンクはエスプレッソで。
ドリンクと共にの小さなお菓子は、メレンゲと花豆?のチョコがけだったと思います。
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厨房、ホールの両方をオーナーさんがひとりで切り盛りする関係から、ランチ、ディナーともに完全予約制となっています。・・・ちなみにこの夜は、私達よりも年配のご夫婦と二組。夜@5500円コースと内容は同じでした。
以上の「中」コースでも、お腹はいっぱいに[グッド(上向き矢印)]
ふたりでビールを一本ずつ、サービス料もかからず、12000円ポッキリ!
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湯畑周辺の居酒屋さんも考えたものの、観光地価格に来店客の多さも考慮して、「アル・ロドデンドロ」さんに。
小さな店内で、二組だけの為に作られた料理、これも旅先ならでは・・・かもしれませんね。
ドイツより来草し、温泉リゾートとして草津を世界に広めた草津の恩人ベルツ博士。
そのベルツ博士に因んで名付けられた「ベルツ通り」近く、暗い夜道のお散歩も楽しかった[るんるん]
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