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初冬の長野路・・・①東御市「そば茶屋 さくら」でお昼 [2021・12月長野県・上林温泉]

12月第二週の土曜日は、かねてより予約してあった長野の上林温泉へ泊りに行ってきました。
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「湯田中・渋」といった有名温泉街と比較すると、地味な温泉となる上林温泉。
山々に囲まれた奥に位置するだけに、静かに佇む「上林温泉」がひっそりとした雰囲気なのは高級宿が多いからかもしれません。
9時頃自宅を出発、北関東自動車道、東北道、北関東道、関越自動車道とひた走っていきます・・・。

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お昼は、東御市の「そば茶屋 さくら」で食べる事としました。
一見すると国道18号沿いに見えるが、ひとつ奥まった細い通りへ沿う形でしかたどり着けない店。それは「迷わずによく来られましたね」と言われたくらい。
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しかしすぐ満席になる人気店のようです。
開店してそれ程時間も経っていない早い時刻により、二組目の客でした。
メニューを拝見。 オーダーしたら即、そば茶と小鉢、漬物が運ばれてきます。
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本場の野沢菜漬が美味しい♪ 大根と油揚げの煮物も冬の素材を活かして美味しい♪
さらしな・粗そばの逢わせもり・並で。
揚げたてサックサクの天ぷらが、それぞれ一人前ずつ。竹輪・ジャガイモ・野菜のかき揚げと、食材にお金はかかってはいないが、これ以上望めないくらいに熱々が嬉しい[グッド(上向き矢印)]
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さくらでは2種類の麺が用意されていて、「さらしな」と「粗そば」があります。「さらしな」は初めて見るくらいの白さで上品な細切り、見た目からしてとにかくお品が良いのです。
「粗そば」は挽き方が違っているのか、黒っぽくもあり、コシも強く、喉ごしの良さに蕎麦らしさを受けました。
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これだけでもボリューミィなのに、デザートで小豆と花豆の寒天寄せまで付きます。
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新しい部分と、こうした伝統的なものも大切にするところと。お蕎麦屋さんとしては客層の若さも感じられました。

そば茶は大きめの湯呑についで提供されるあと、おかわり用のポットも運ばれました。
〆の蕎麦湯も二組目に関わらずとろりと白濁、これまた濃くて、細かな気遣いが感じられるあたりも、点数アップにつながる気がします。
前菜、漬物、天ぷら、そば、デザートのセットで1400円は、全体としたら良心的な価格です。

メインの道路から少しだけ奥まった、落ち着いた造りの小ぢんまりとしたお店、こちらは女性だけで切り盛りしているらしい雰囲気。接客と愛想の良さも言う事なし[グッド(上向き矢印)]
ふたり共満足して「ごちそうさま」。お会計を済ませて外へ出てみたら。
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12月の花「柊」の白い花が咲いています。←もしかしたら、違っているかもしれませんが、そうでしたらご指摘を願います。
地面からは小っちゃなふきのとうの姿まで、日当たりが良いからと言って、この子は早過ぎませんか?

良いお店に出会えて良かった[るんるん]
でも次の立ち寄り先でも、前に信州蕎麦の名店があったのでした[あせあせ(飛び散る汗)]

※12月22日水曜日は、一年で一番太陽の出ている時間が短く、夜が長い日「冬至」です。
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