SSブログ

さくらんぼ隊2022・・・⑦南陽市宮内「熊野大社」 [2022・6月さくらんぼ隊福島&山形]

メインであった、さくらんぼ狩り終了後。一か所だけ行ってみたい場所がありました。
東北随一の歴史と規模を誇るとの・・・山形県南陽市宮内の「熊野大社」。
安部農園のK〇ちゃんに場所を確認して、向かう事に。
       赤湯1.jpg
これまで南陽市は数えきれないほど訪問、市内の赤湯温泉も宿泊済みなのに、こちらの存在は全く知らないまま[あせあせ(飛び散る汗)] これまで興味をもたずにいた為か、無知って怖い!ホント嫌だわ(/ω\)
両脇に建ち並ぶ店々、長く広い参道が続きます。石造りの権現造り鳥居としては、日本一の規模を誇る「大鳥居」。
赤湯4.jpg
「宮内小学校」裏側にある駐車場からは、お御坂 (おみさか)と呼ばれる46の石段を上がっていきます。
      赤湯1.jpg
見えにくいと思いますが、ヒメサユリ、クレマチスの飾られた手水舎の水は清く美しい[ぴかぴか(新しい)]
赤湯3.jpg
県指定文化財 天然記念物である「大銀杏」は、強力な日差しの下に木陰を作り、参拝者たちに涼を与えます。

平成18年の屋根修復事業において天明7年(1787)の墨書が発見され、この年以前の建築であることが判明。当時の建築部材より古いとおもわれる木材が主要部分に用いられていることから、その創立は更にさかのぼるとの研究結果もあり。
唐破風、千鳥破風を萱で葺くのは山形県独自の建築様式であり、出羽神社「合祭殿」にも見られるものながら、熊野大社拝殿はそうした中で最も古いとされています。
赤湯5.jpg

熊野の杜と境内には30柱の神様をお祀りするお社、考古館や授与所など様々な施設がありますけど。興味を示さない夫さんが一緒ですので長時間過ごしてはいられません[バッド(下向き矢印)]

毎年7月の「例大祭」には、特製の行衣姿の勇壮な担ぎ手たちによる神輿渡御が行われると言います。
赤湯7.jpg
「例大祭」には早かったものの、涼し気な風鈴の音色に願いを込めた「縁結び祈願祭かなで」が、6月1日(火)~9月30日(木)開催中でした。
午前9時から午後5時までの境内は、風鈴が涼やかな音色を奏で、短冊に込められた思いそれぞれに満ち溢れます。
神事ではお神楽が奏でられて、参拝する人々の想いを神さまに届けると聞きます。
赤湯6.jpg
[ぴかぴか(新しい)]「君待つと わが恋ひをればわが屋戸の 簾動かし 秋の風吹く」
額田王が天智天皇を想い歌った歌です。
秋風のわずかなそよぎにも胸はずませてしまう、愛する人への想い。風の音に想いを馳せた万葉集の一首であります。
風にそよぐ小さな音に想いを託し、祈りを捧げてきた・・・古来人に思いをはせつつ、「御朱印」を拝受しました。
        赤湯9.jpg
熊野大社の御朱印の、右には「日本三熊野ノ一宮内」と記されています。
一説では時の権力者、後白河上皇が、仏師・運慶に三体の獅子頭の制作を依頼。そのうち一体が「宮内熊野大社」。
残り二体を「紀州熊野」、碓井峠に位置する「熊野皇大神社」←昨年4月訪問しました。それぞれに納めた経緯より「日本三熊野」と称されたとか。

帰路は何時ものように東北道を走り、栃木のO川邸へ立ち寄りをし、夜7時過ぎには帰宅致しました。
赤湯10.jpg               
            赤湯11.jpg
K〇ちゃんがサービスとして渡してくれた佐藤錦に、先の会津塗り什器もお土産として、、、今回のさくらんぼ隊は解散と致しましょう[るんるん]
そして、次は!次回からは「嬬恋キャベツ隊」の予定ながら。。
果たして私、書くのが間に合いますか!?
thanks(63)  コメント(13) 
共通テーマ:旅行