SSブログ

7月初めの嬬恋高原・・・①時には釜飯も良いね♪ [2022・7月涼を求め奥嬬恋へ]

釜飯1.jpg
どうしても新鮮な高原キャベツが食べたいとか(笑)、そこへ出かけて見たいものがあると言った明確な目的があった訳でなかったけれど・・・。
群馬県西北部に位置する、上信越国立公園の山麓に広がる高原の村。 7月初めの週末に大自然に恵まれた、キャベツなど高原野菜の産地である嬬恋高原へ一泊出かけてまいりました。
釜飯2.jpg
東北道、北関東自動車道、上信越自動車道を進む。碓氷軽井沢IC 出口を 国道18号/軽井沢 方面に向かい、県道43号、浅間・白根・志賀さわやか街道/国道146号、浅間白根火山ルート、国道144号、つまごいパノラマラインへと。

お昼ご飯も特には決めていなかったから、横川サービスエリア内の店。
通る時は立ち寄って買って食べる人の多い、超有名駅弁[るんるん] 「たまには釜飯でも食べようか」で意見一致。
しかし私は自分が行きたいところは無論、食べたいものがあるなら、無条件に考えもなく食べる派!
それに対し夫は、「そんなに欲張ってもどうせ食べきれないだろう」って、私のオーダー分に不足分をプラス、その辺りを考慮し注文する慎重タイプ(爆)なのです。でもそれが何時も我が家のスタイルなのだから・・・。
釜飯3.jpg
SAでも常に行列が出来ている、「おぎのや」さんの「峠の釜めし」売店。
同SA内には高崎「だるま弁当」、「鳥めし弁当」と並べられているが、どちらも内容、味わい共に普通であると感じられてしまうので。。

釜飯4.jpg
紙紐と上紙を外し素焼きの蓋を開けると、たけのこ、ごぼう、しいたけなどの食材。上にはうずら卵、栗や杏子といった当時としては珍しいデザート的要素をもつ食べ物も加わって、食べた際記憶に残る仕掛けとなっている・・・これまで数えきれないくらい食べていても、子供の頃、父のお土産で食べた想い出が蘇えります。
当時と変わらぬ色どり、同じ具材の味わいが懐かしくて、居ながらにして全国の名物駅弁が食べられる今でさえ、幸福感に満たされるのでした。
釜めし型プラ容器に入った(キュウリ・小茄子・ごぼう・小梅・山葵漬け)の香の物も、炊き込みご飯にぴったりな名脇役と言えましょう♪

平成9年9月に始まる長野(北陸)新幹線の開通に伴い、104年間の歴史に幕を下ろし廃線となった「信越本線」。その群馬県側における終着駅であった「横川駅」、駅売りされていた名物「峠の釜めし」は、一定年齢の方でしたらご存じのはず。
列車での旅であれば陶器製の釜は邪魔になりこそすれ、「ずっしり感のある重さが良かった」と惜しむ声は多くありました。
益子焼・陶器を採用したことで、温かいまま食べられる革新的な駅弁として1950年代に誕生以来、50年超にわたって愛されてきた「峠の釜めし」の大きな特徴なのです[るんるん]
池内淳子主演でドラマ化された1960年代放送の「釜めし夫婦」だって私、覚えていますとも(*^_^*)

存在感抜群の益子焼の器、これって結局はポイッ!捨ててしまう…運命ながら[バッド(下向き矢印)]食べ終えた後は、とりあえずは取っておこうとする。もうイヤーンな[たらーっ(汗)] 清貧意識(*´ω`*)
「峠の釜めし」の釜容器は炊飯に、パン焼きにも使えると言います。
ま!やりませんけどね[あせあせ(飛び散る汗)]
駅もなくなり、「おぎのや」 長野店も閉店。
益子焼の釜があってこその「峠の釜めし」、窯元さんも倒産したとのニュースまで聞こえてきて。新容器の「パルプモールド容器」もグッドデザイン賞に輝くなど、評価を得ているそうながら、、、益子焼容器で食べるからこそ、これぞ釜飯との気分が高まる!!と感じられてなりません。
それでも食べ終えて残った釜飯容器が、「メルカリ」でも取り扱いされていたのは驚きです[あせあせ(飛び散る汗)]
その上、駅弁ひとつでここまで書いてしまう…って、どうなんでしょう(^Q^)/

嬬恋3.jpg
一路走って、嬬恋村到着。
日本一の「キャベツロード」のドライブへ参ります[ダッシュ(走り出すさま)] 続きますね。
thanks(67)  コメント(20)