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7月初めの嬬恋高原・・・②キャベツ街道を疾走する [2022・7月涼を求め奥嬬恋へ]

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群馬県吾妻郡嬬恋村内を走る「キャベツロード」「つまごいパノラマライン」。
・・・ちなみに嬬恋村は、群馬県内に残る片品村、川場村、昭和村と4村の内のひとつ。
平成17年からの市町村合併により、意外にも栃木県内に村はないのです。
住民の利便性の向上等効果はあると思えるものの、観光的視点から個人的には湯津上村、旧栗山村と残して欲しかった地はあります。
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農道であるから信号などありません。当然交通量もほぼない、キャベツ畑を一望しつつの走行しやすいドライブロードから、圧倒的な広さを体感する。
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群馬県は夏秋キャベツの全国収穫量の5割のシェアを誇る、日本一のキャベツ生産地。なかでも嬬恋村はキャベツの生産が盛んで、群馬県内の生産の9割を占めています。
標高700m~1400mの高原の冷涼な気候、昼夜の温度差、降り注ぐ太陽の光という恵まれた栽培条件のもと、3460haの畑で栽培されます。
例年8月~9月が出荷の最盛期。しかし収穫は一年中可能とか。
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雄大な浅間山をはじめとして、標高2000m級の山々が遠くまで連なり、適度な勾配とカーブとある様子から、群馬県でありながら・・・北海道の光景を感じてしまいました。
広大な土地に、冷涼な気候に適した作物が作られる・・・ここは「美瑛の丘」であり、国内有数の畑作地帯となる「十勝平野」同等でありました。
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どれだけ走っても、どこまでいっても、キャベツ一色!
それだけに夜明け前の暗い内から農作業ははじまり、農作業で終わる日々。
アメリカ映画にも登場する大型農機具による収穫作業が進む中、その脇では次の苗が植えられていて、順々に収穫が可能となる畑が並びます。
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嬬恋高原キャベツを、村内では玉菜(たまな)と呼ぶそう。
植え付けは「玉菜植え」、収穫は「玉菜切り」、「キャベツ」よりも愛嬌のある名前ですね[るんるん]
農業についての知識は全くの私にも、これだけ大規模な営農をするには、計画から管理まで全てにコンピューターシステムは欠かせないと感じられました。
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宿到着まで、はるかに続いた風景です。
静岡県牧之原台地でのどこまでも続き、広がる美しい茶畑を目にした・・・驚きのドライブ。
その際同様、高原キャベツ畑の風景ながら感動の・・・広大さヽ(=´▽`=)ノ
他にこれと言った絶景はなかったけれど、それでも行って観て、満足の嬬恋。
そろそろ、高原の風吹くこの日の宿へと参りましょうか。
続きますね。
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