SSブログ

家にも、雪まつり? [食]

大変です、二月が終わってしまいます[ダッシュ(走り出すさま)]
コロナ渦を経て、3年ぶりに開催されたと言う「「札幌市制 100 周年記念 第 73 回 札幌雪まつり」。
今回3年振りに会場での開催となった訳ながら、2月 11 日をもって閉幕。
令和 5 年 2 月 4 日(土)~11 日(土・祝)まで8日間の観客数は、924,000 人(前回比 約 97.5%)と大成功であった模様です。

その雪まつりを楽しんできた、O川さんからのお土産がこちら。
雪1.jpg   雪2.jpg
白地にゴールドの水玉パッケージ、サブレの上にチーズチョコレートをのせている、見た目も可愛らしい「SNOW GOLD CHEESEスノーゴールドチーズ」です[ぴかぴか(新しい)]
「チーズの王様」と呼ばれる大きなエメンタール「映像に登場してくる=穴の沢山開いた大きなチーズ」をイメージ♪したデザイン(●^o^●)

昨年4月、大丸札幌店にオープンした「SNOW CHEESE」。
約一年経った今も連日行列を生み、全ての商品が完売するという人気を見せているとか。私は全く知らないブランドでした[あせあせ(飛び散る汗)]
人気にはワケがある!
心地よい歯ごたえのサブレに、大自然の恵みが育んだミルクが香るチーズチョコレートを重ねた、ザクザクサブレと芳醇チーズ&ホワイトチョコとのトリプル♪
素材にこだわったチーズスイーツだけに[ぴかぴか(新しい)] 美味しくないはずがない( ̄ー ̄)b

サクサクの生地で包んだ、凝縮した生食感のチョコレートの「SNOW WHITE CHEESE スノー ホワイト チーズ」。
クリームチーズとエダムチーズを使った、もっちり食感のチーズケーキに角切りチーズをのせた「CREAM&EDAM クリーム&エダム」も、食べてみたいわぁ[グッド(上向き矢印)]

森の記憶を焼き上げたマカロンバームクーヘン、「SNOWS」の「森ノ幹」。
雪7.jpg
しっとりバーム生地にマカロン生地をかけて二度焼きし、サクッと食感の外側を木肌にように仕上げた、ミルクが香る新食感のバームクーヘン。
外側のゴツゴツしたマカロン生地は木肌、周りの粉糖は木に付いた粉雪、
そして生地の層は木の年輪。
カットする際、マカロン生地がぽろぽろ剥がれ落ちてしまったのですが、そこは本物の木の皮みたいで面白いo(^o^)o

3点目はO川さん大好きな「六花亭」製品ながら、「賞味期限が過ぎそうだったから、他のものは食べちゃいました^^」って。
雪4.jpg
「どらやき1個」←何の変哲もない素朴な見た目ですが、味は地域の人々からの折り紙つき。創業当時より親しまれてきた定番和菓子とのこと。
左のは「縄目(なわめ)」文様(もんよう)」、なぜ縄目文様かと言いいますと、2021年7月世界文化遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」からきているとか。胡桃入りごま餡を包んだ月餅は、12月1日発売の新商品なり!

そしてこちらもお馴染み中のお馴染みである、「HORI」のメロンゼリー♪
雪9.jpg
「夕張メロンピュアゼリー」は夕張メロンの完熟果肉を贅沢に使用、「夕張メロン」の美味しさを余すことなく愉しむことができる贅沢デザート[るんるん] なのですが・・・
オジサンがなぜこれ程好きなのか(笑)、毎回買ってくるのがフ・シ・ギ!?
これだけじゃないよ[グッド(上向き矢印)]アルコールもね(^_^)V
雪5.jpg
「富良野生ビール」ワンカートン!!

しかし、待て!!雪まつり土産は、これだけではないのであ~る[exclamation]
蟹、蟹、蟹さん、毛蟹さんもいるんですよ~だ。
      雪6.jpg
こちらは丁度この時期、実家帰省中であった息子のお嫁ちゃんから送られてきました。
またも我が家は、居ながらにして美味しいものだらけなのであった[exclamation&question]
幸せな、日々です(^_^)
thanks(61)  コメント(12) 
共通テーマ:グルメ・料理

ウィリアム・モリスで?! [徒然]

しのびやかに、気づかぬ内に、一日ずつ春が近づいてきています。
ウィリアム・モリス1.jpg
家の花壇で毎年、春を教えてくれるのは、クロッカスの花。
開化は先であったものの、福寿草のイメージはいかにも「和」でした[ぴかぴか(新しい)]

そして暖かになると、身近のところの汚れが目にたってくる。
[右斜め下]今までは自分で描いた植物画を入れていた額、ウィリアム・モリスの絵でイメチェンをしてみましたが・・・バックのクロスは元々こうした柄ながら、それでも汚れが目立ちますね[あせあせ(飛び散る汗)]
ウィリアム・モリス3.jpg
デザイナーにして思想家、実業家にして詩人、画家にして社会主義者。後世に深い影響を与えた先駆者=ウィリアム・モリスの全貌は、一片のデザインや一品の作品からでは窺い知ることが出来ない・・・との事。そこまでの知識を持たずにいました[あせあせ(飛び散る汗)]

ウィリアム・モリスと言えば、自然をモチーフに身近な植物たちをデザインした、繊細で美しい図柄のカーテンや壁紙の作者としか認識していませんでした。
シックな色合い、大胆なモチーフ柄は、時代を超えて愛され続けていますもの。
ウィリアム・モリス4.jpg
略称「V&A」、400万点を超える所蔵品は、家具・ファッション・陶磁器・写真・彫刻・絵画など多岐に渡り、日本・中国・インド・イスラム美術など外国文化に特化したギャラリーも保有すると言う「 英国ヴィクトリア&アルバート博物館 」所蔵のモリスデザイン[ぴかぴか(新しい)]
どちらも長年使い続けている、これまでの額縁にピッタリ!
軽く模様替えをしたいと、中だけを購入。
自分から言ってしまうけど、高みえアートでは!?と思ってしまう。

届いたものはペラペラの紙ではなく、しっかり素材だった(^_^)
良いものを長く使う事に憧れはありますが、気分次第で変えるのもありって感じます。お金をかけず気軽に模様替えをするのも楽しい[るんるん]
         ウィリアム・モリス5.jpg
モリスとは関係ないけど、こちらも三点目として購入。
買って正解でした[exclamation]
白地に線だけの抽象パターンは作者不明、 同じくアンフレームだから、、以前ボストン美術館の図録を飾っていた額に入れ、下駄箱スペースに置きました。
岩手・南部鉄製うさぎや、リスと。隣りは、タイ・セラドン焼のニワトリ型の物入です。
一緒に並べたステンドグラス風の一枚だって、パリ「ノートルダム寺院」を代表する「バラ窓」風プラスチックカードを入れたもの。ノートルダム寺院脇の土産物店で軽い気持ちで買ったものでしたが・・・。
これを見た母「買う時にどうして誘ってくれなかったの?」だって(*^_^*)
thanks(56) 
共通テーマ:インテリア・雑貨

1月奥多摩&箱根へ・・・⑧「箱根ふうら」朝食&感想 [2023・1月奥多摩&箱根]

   朝食1.jpg
意外にも熟睡してしまったよう。一度も目を覚ますことなく・・・カーテンを開けてみると、窓の外にはすでに、夜明けと呼べる明るさが広がっていました。

朝食2.jpg

こちらは、少し広めの女性用浴室です。
ウォーターサーバーに、予備のタオルも沢山置かれていて、脱衣所も広めです。アメニティチェックは忘れました。
朝食3.jpg
朝風呂に浸かって、サッパリ!  ボォーとしていた頭も目覚めた感じ(^_^)V

朝食朝食は8時と8時半が選べました。私達は当然、8時で。
朝食4.jpg
前夜は真っ暗でわからなかったけれど、開口部の大きな明るいダイニングでした。大涌谷の光景は、こちら側からの方が良く見えました。椅子にはひざ掛けの用意も。こんな可愛いものも飾られてます[かわいい]
        朝食0.jpg
テーブルいっぱいに、綺麗な料理が並んでいて・・・[exclamation]朝からなんてボリューミー!!
朝食5.jpg
可愛く並ぶスプーンには、海苔の佃煮・明太子・山葵漬け。
これだけでご飯が食べられそうよね(^^ゞ 多種類の具材を使った豪華サラダ♪
ガラス蓋の蒸し器には、ベーコンにじゃが芋、玉ねぎ等の根菜にキノコとキャベツ。胡麻だれで食べます。
 朝食8.jpg
アジの開きも残さずに食べてしまいました。
朝食10.jpg
四角のお重の中には、葱トロ・めかぶ・煮物・出汁巻き玉子。
熱々蟹がのった豆腐、お味噌汁、ご飯は後からきました。
朝食11.jpg
もうお腹いっぱいです。
おかずがふんだんにあり過ぎ、とてもお代わりなんて出来ません。
手間と工夫の朝食にも、満足[るんるん]
食後のコーヒーと、丁寧にカットされたオレンジ[ぴかぴか(新しい)]
お風呂のお礼はオーナーさんへ。勿論伝えましたm(_ _)m

アウトは11時ながら、ゆっくりと帰りましょうか。
精算後に「ガラス美術館に寄ってから帰ります」と言ったら、パンフレットを探してくるなど。特別な愛想はないながら誠実な接客。
彼:「オープン直後の東日本大震災には堪えました」私:「あの時はとても旅行する気分になどなれませんでしたものね」
また「箱根には宿が沢山あるから、その辺りも大変ですね」と言いますと、オーナー:「ここも、一応は箱根ブランドですから」って。
朝食12.jpg
「全国旅行割り」適用前、新年早々の宿泊ゆえ、スタンダードプランで@20500円なり。そこに入湯税、アルコール代と。
「家族はいれていないんです」お掃除、ホール担当はパートさんみたいでした。    朝食13.jpg
見送りに「これからも頑張ってくださいね」とエールを送り、後にしました。小ぢんまりが良いと感じた宿でした。
thanks(67)  コメント(13) 
共通テーマ:旅行

1月奥多摩&箱根へ・・・⑦「箱根ふうら」食事 [2023・1月奥多摩&箱根]

夕食は18時から一斉に、私達も含めて四組が食事処で。
食事処も元保養所とあって狭めと感じられはしたものの、自宅にいるのと同じ部屋食や、個室よりも、非日常感が個人的には好ましい。
雰囲気としてはホテル寄りながら、浴衣姿でいただきます。
食事1.jpg
テーブル上に「睦月の御献立」がありました。
一、先附八寸
サザエの含め煮・秋刀魚の柚庵焼き・きのこと小松菜の煮びたし・あん肝豆腐・子持ち昆布と壬生菜の山葵醤油和え・柿博多・キスのてまり寿司・蛸の山葵和え
食事2.jpg
華やかであり[ぴかぴか(新しい)]小さな蓋付きの器が多いから開けてみる楽しさ♪ 目でも楽しい品々、地の食材を生かしつつ、蛸とかサザエ、キスと、少しは海のものも合わせている。
      食事3.jpg
ふうらさんのドリンクメニューは、見開きの二頁のみ。
夫は何時ものようにビール。 なんちゃって美人の私は「南部美人(吟醸)」で。
日本酒のラインナップで、お隣りのさくら市「仙禽(純米)」があり。
我々にとってはあまりにも身近であるゆえ、オーナーに尋ねましたら「純米酒にあって、あれ程濃厚な日本酒は珍しいのです」だって! 今度、買いに行きましょう[ダッシュ(走り出すさま)]
一、先椀
美しいお椀は、清汁仕立て 白子豆腐 舞茸 青硬菜 柚子 
食事4.jpg
これまた具材もながら、お出汁が美味しい[るんるん] 
一、御造里
すずき・真鯛・キンメ・ヤガラ・ヤリイカと旬の魚五種盛り
器凝っているし、どれも新鮮ぷりぷりだから、お酒が進みます。鮪とか出さない辺り好感をもった。

食事5.jpg
一、洋皿
牛バラ肉ビーフシチュー
一、焼き物
サワラの西京焼き あんこうから揚げ 海老利休揚げ

一、強肴
宮崎牛の石焼ステーキ しし唐 ネギ エリンギ
食事6.jpg
お肉分厚い~o(^o^)o~ 熱した石でバター溶かして、塩だけのシンプルさで旨味充分[グッド(上向き矢印)]
一、留椀 赤だし汁 車麩 若布 三つ葉
一、食事 白米とじゃこの有馬煮 漬物三種
無駄なもの出ないし、全体的にメリハリあり、満足します。
      食事8.jpg
一、水菓子
マンゴープランと桃ゼリー メロンイチゴ
・・・と、始まりからデザートまで美味しくいただきました。
テンポ良く運ばれてきた夕食、どれも美味しくて、量も充分。ここは食事の宿[るんるん]

こちらのお風呂は、チェックイン~夕食まで、翌朝~アウトまでは男女別の浴室となり。。20時~24時は予約制の貸し切りとなります。
貸し切り時間内も、予約がなければ自由に使えるシステムなのです。

それでは早速に、手前側の男性浴室へ。
食事9.jpg
単純泉らしく、特にこれと言った特徴はありませんでしたが、「新姥子温泉」とか。
適温の湯でサラリ良く温まって、ベッドへと直行、またもバタンキューです[exclamation]
      食事10.jpg
翌朝の美味しい朝食へと、続きますね。
thanks(60)  コメント(11) 
共通テーマ:旅行

1月奥多摩&箱根へ・・・⑥「箱根ふうら」まで [2023・1月奥多摩&箱根]

奥多摩の町をあとにして、もっと見どころがあったはずなんて・・・野暮には言わないで。だって次は東京のリゾート、箱根だもの。
箱根1.jpg
2時間半あまりで「箱根湯本駅」。ちょうどロマンスカーが停まっていました。
湯本商店街は平日に関わらず、相変わらず多くの人で賑わっています。老舗和菓子店「ちもと」前を通り、もち米使用の白玉粉を練り上げた柔らかーい「湯もち」、たまに食べたくなる食感ですね。
箱根登山鉄道、「早川」の流れと並行して走って行きます。塔之澤から(箱根をそれ程知る訳ではないが)大平台へ。
箱根2.jpg
宮ノ下「富士屋ホテル」脇を走っても、まだまだ。
孫娘たちとの箱根二の平宿泊から、早10年近く。それ以降日帰りで立ち寄りした事はあったものの、随分久しぶりの箱根となりました。
強羅からは、その先「芦ノ湖」方向へと進んで。仙石原の別荘案内図を折れて山道を上へ、その宿「箱根ふうら」は建っていました。
箱根3.jpg
   箱根4.jpg
元保養所の建物を元に、全6室。旅行業界人であった(〇〇ルートさんかな?)の若きオーナーが、2010年にオープンした宿です。見た目の通り…経年劣化を漂わせる外壁(笑)は、そのままで手を加えていない模様。
      箱根5.jpg
階段を上がった先がエントランス、宿の玄関となります。
箱根6.jpg
フロント付近にも以前の名残りあり、ロビー上部は吹き抜けになっています。年季の入った設えだが、丁寧にケアしながら営んでいると感じました。
一部リニューアルされた館内は綺麗。高い位置にあるから眺めも良くて、静かな大人の為の宿でした。
元から6室、そこに現在は更に宿泊人数を抑えているのか、チェックインから様々な案内、見送りと、接客は基本彼一人でやっているらしかった。

希望した一階のお部屋「あじさい」は、浴室から、レストランからの距離も近い。「あじさい」と「つつじ」は一階となり、他の客室は2階です。
箱根7.jpg
ズッシリ重たいドアを開けると、前室だった?かがあって・・・。
おこたが置かれている和室。前泊の「はとのす荘」とムードを変えて、ふわり優しい座椅子、炬燵でぬくぬくが良いと思ったから。
       箱根9.jpg
年季の入った設えだが、床の間のある部屋。
窓側からもしつこく撮ってみる(*´艸`*)箱根8.jpg
障子を開けたらチラリ、噴煙を上げる大涌谷が見えます。
      箱根10.jpg
クローゼットには羽織、予備の毛布。大浴場用の湯カゴ。金庫あり。
その奥がベッドルーム、二人だから三部屋は無駄に広いと感じたのは確かに[あせあせ(飛び散る汗)]
箱根11.jpg
ここでは掛け布団の上に、毛布なのね!どちらを上にしたら温かいのか、冬が来る度に考えるが、生活習慣は中々変えられませんね(^Q^)/
洗面3.jpg
アメニティ関連では、チェックインが終わった時点で、浴衣を選びました。
洗面2.jpg
お着きお菓子は戸田塩菓子「ほろりん」、普通の温泉まんじゅうが良かったなぁ[たらーっ(汗)]
洗面4.jpg


トイレ、洗面所は当然付いていますよ。
洗面1.jpg
箱根にあってもほとんど知名度のない、こちらの宿。この先の展開は!?
続きますね。
thanks(60)  コメント(17) 
共通テーマ:旅行

1月奥多摩&箱根へ・・・⑤青梅市「吉川英治記念館」 [2023・1月奥多摩&箱根]

一般住宅の様な造りをしたJR「鳩ノ巣駅」。
ホームにはちょうど青梅線の車両が停車中でした。
吉川1.jpg

その後は、「吉川英治記念館」へ行ってみます。
吉川英治は「宮本武蔵」「三国志」「新・平家物語」「私本太平記」等、歴史をテーマにした大衆小説を執筆。戦前戦後を通じて幅広いファンから人気を博した小説家です。
吉川5.jpg
明治初期に建てられた養蚕農家を、吉川英治は主屋「草思堂」として改造。同じく明治中期に建てられた洋風の書斎と共に、近代和風建築としても記念館の見どころのひとつとなります。
吉川6.jpg
吉川英治は、明治25(1892)年8月11日、神奈川県久良岐郡中村根岸(現在の横浜市)に生まれ、昭和37(1962)年9月7日、70歳でこの世を去るまで、数多くの小説を残した国民文学作家のひとり。

小学校を中退。印章店の住み込み店員を皮切りに、様々な職に就いたのち、作家活動を行うようになりました。
東京毎夕新聞社の社命により、初めての新聞小説「親鸞記」を無署名で連載。
その後、「鳴門秘帖」「宮本武蔵」などで人気作家となります。
「三国志」「新・平家物語」「私本太平記」等を執筆、昭和28(1953)年には菊池寛賞、昭和35(1960)年には文化勲章を受章。
吉川英治の書く小説は大衆小説とも言われて、多くの人々を魅了、現在まで永く読み続けられています。


吉川7.jpg

吉川8.jpg
間口の広い土間のある玄関、執筆にも使われた書斎、築山もある立派な庭。庭園の散策以外にも屋内から眺めてみた、山々が連なる光景も良い。
他に訪れる人の姿もなく、思いもよらぬ長閑なひと時が過ごせました。
母屋の裏側となる、展示館の見学後。
最後に長屋門奥のショップ内を覗いて、特に欲しいものがなかった事から、書棚に並ぶ文庫本を一冊。
吉川作品はどれも長くて、文庫本にしたら10冊近いものが珍しくはないのですから。
吉川9.jpg
入館に際して頂いたポストカード2枚、レンゲショウマとツユクサ。どちらも地味な存在ながら、自然の中でキラリとした存在感を放つ山野草です。
購入したのは「平の将門」。それが近頃とみに老眼が進んでしまい、これまでベッドに入ってから本を広げるのは至福のひと時であったと言うのに・・・文字が二重になって、思う様に本が読みすすめられない。それは実情となってしまっているのでした。
右は特別にと、敷地内で実った柚子の実のプレゼント♪


日本画家の川合玉堂の、個人美術館である「玉堂美術館」。
江戸から昭和までの櫛とかんざしをはじめとする装飾品や小道具、着物を多数展示している「澤乃井櫛かんざし美術館」。
吉川3.jpg
行きつけの美容室内にポストカードがセンス良く飾られていた事より、こちらの存在は、前から知っておりました。
・・・ところが、ガーン!まさかの休館日とは!! こんな事でしたら、昨日の内に観ておくのでした。

続きますね。

       吉川4.jpg
thanks(65) 
共通テーマ:旅行

チョコあります♪ [食]

一日過ぎてしまいましたが・・・2月14日は「聖バレンタイン(St. Valentine)ディ」。
ローマの殉教者バレンタインにちなんで名付けられているこの日。
中世にこの日恋人を選ぶという習慣がヨーロッパ各地に広がり、さらにこれが初期にアメリカ植民地にも伝わり・・・と。
バレンタイン・デーの由来には諸説がありますが、今日では恋人たちのための日となっています。
恋人、友人、愛する人に想う気持ちを伝える日であり、特別な相手にチョコレートを贈る。
そうした…バレンタインデーの起源?とは異なる、チョコレート業界が仕掛けた、日本のバレンタイン事情。

家のバレンタイン事情と言えば、こちら[右斜め下]
      ちょこ1 .jpg
味覚の魔術師と呼ばれるシェフ土屋公二の「ミュゼ ドゥ ショコラ テオブロマ」は、息子宅から近い渋谷区富ヶ谷に専門店として1999年オープン。
テオブロマとは、チョコレートの原料であるカカオの木の学名「テオブロマ・カカオ」に由来しており、ギリシャ語で“神様の食べ物”という意味を持っているそうです。
春を先取りしたかのようにカラフル、フワリ優しい色合いのチョコたちの織りなすハーモニー[るんるん]「ショコラ ドラジェ」[かわいい]
ちょこ.jpg
ショコラティエ「ミュゼ ドゥ ショコラ テオブロマ」のシェフでオーナーの、土屋公二氏はテレビ、雑誌でもお馴染みの方。
当時数少ない手作りチョコレート専門店は、本物のチョコを求めた結果、店名も「テオブロマ」に。

以前には新店[CACOAOSTORE」から「リス」のイラストパッケージ、タブレット型の「タブレット・キャレ」。
焙煎したカカオ豆、焙煎した後に粗く粉砕したカカオ豆=カカオニブの美味しさも引き立ていて、カカオのカリッとした食感も楽しめたクッキー。
にゃんこの描かれた黄色い春色の箱、その名も「じゃり」(^Q^)/
今回同様に孫娘が自分が食べたくて買ったもの・・・(笑)と想像したら、可笑しくて。食いしん坊ならではと想像出来ましたヽ(=´▽`=)ノ
オレンジピールをビターチョコレートでコーティングした「オランジェット」や、日本でも人気のパティシエ、ショコラティエ・ピエール・エルメ作のマカロンと、この時期には毎年。居ながらにして都会のものが食べられるって幸せね[ぴかぴか(新しい)]

もうひとつは、世田谷区砧にあるベーカリーショップ「REGINA」のラスク2種。
      ちょこ2.jpg
ホントの事言ってガーリックラスクって苦手[あせあせ(飛び散る汗)]だったけれど、きちんと美味しく作られている製品は美味しいと新たな認識をした次第。
それでも左側のシュガーラスクの、柑橘系の香りたつ上品ラスクの美味しかった事[exclamation]
ちょこ3.jpg

・・・とここまで書いていたら昨日の朝、さいたまに住む姪の名前で宅配便が届きました。
これはまた、美しい缶に入っています[揺れるハート]
アート缶1.jpg
中身は神戸生田区北野町で創業した「ゴンチャロフ製菓」の、パッケージデザイン、チョコのルックスにもこだわった、スペシャルなチョコ&プラリネたち[るんるん]
      アート缶2.jpg

缶に描かれたのは、印象派の巨匠クロード・モネの「日傘をさす女」。
妻カミーユと子供のジャンがモデルとなった、「日傘を差す女」の3部作の一作目だそうです。
本作はワシントン・ナショナル・ギャラリー所蔵ですので、ウン十年前に私も昨年亡くなった母と共に目にしていたはず[目] でも覚えていませんでした[あせあせ(飛び散る汗)]
いずれにせよ、このアート缶は捨てられませんね(●^o^●)
thanks(56)  コメント(17) 
共通テーマ:グルメ・料理

久しぶりの日帰り温泉 [ドライブ・栃木県東]

前日記の続きです。
那珂川町内の、馬頭温泉郷に到着[ダッシュ(走り出すさま)]
馬頭温泉には現在、9軒のお宿がある模様。
多くの宿が西向きで、眼下に清流「那珂川」の流れが間近に建つ立地です。夕刻になれば紅くゆれて沈む夕日を眺められることから「夕焼け温泉郷」の別名あり。
アルカリ性単純温泉のpH値が非常に高い泉質のため、湯につかると肌がツルツルになるのでした。

※北海道の美瑛町、清里町同様、那珂川町の北部に位置する小砂地区も、平成25年「日本で最も美しい村」加盟。
同連合に加盟するのは県内の自治体・地域では初めて、関東地方でも群馬県3カ所に続き4番目に、「日本で最も美しい村」連合への加盟が認められました。
全国ではちょうど50番目の加盟となります。
https://utsukushii-mura.jp/
小砂地区の棚田.jpg
山菜採り時期の、美しい光景を撮った一枚[ぴかぴか(新しい)]残念ながら、私ではありません。
※「日本で最も美しい村」連合は、1982年にフランスで始まった運動に範をとり、失ったら二度と取り戻せない日本の農山村の景観や環境、文化を守り、将来 にわたって美しい地域を守り続けることで、観光的付加価値を高め、地域資源の保護と地域経済の発展を図ることを目的として、平成17年10月に美瑛町を含む全国7つの村からスタート。

栃木県北東部に位置し、総面積の64%が森林で覆われた山村の町。山間部にある小砂地区は歴史的建造物が点在するのみならず、温泉も湧出する緑豊かな里山です。
日帰り2.jpg
全3部屋の小さなお宿「小口館下の湯」さん。
        日帰り3.jpg 
温泉は館内に、内湯が二か所。日帰り入浴でも貸し切り可能であるのは以前より知っていました、
女将さんに立ち寄り湯をお願いしたら、「いいですよ」と。
玄関を上がって廊下を進み、共用の洗面所の先を曲がると、浴室となります。
日帰り4.jpg
指定された方の男湯へ、脱衣所は広めです。ファンヒーターは使うほど寒くなかったので使用せず。ササッと脱いで、浴室へ。
日帰り5.jpg
湯気で見えにくいですが、3~4人入れる広さでしょうか。
カラン、シャワーは二つ。シャンプー類は最小限あり。
後で女将さんに聞いたら、カラン・シャワーから出ているのも全て温泉だそう。「加熱はしているものの、湯量が豊富だから」ですって[グッド(上向き矢印)]
馬頭温泉のお湯は、トロトロ系です。少々熱めのお湯に入ったら、もうそれだけでニュルニュルよ[グッド(上向き矢印)] トロントロンのpH9.8のお湯はまさに「美人の湯」[ぴかぴか(新しい)]
右の石造りの湯口部分とは別に、カランのホースからも源泉が出続けています。
あまり独泉しても?と40分程で出たけれど、大いに温まり汗が止まりません。
            日帰り6.jpg
出てから女湯の方も覗いてみました。小さな岩風呂です[いい気分(温泉)] カラン・シャワーはひとつ。
加温、循環、消毒ありとなっていましたが、自家源泉の湯は、とても良いお湯でした[るんるん] 家のお風呂だとハンドクリームが欠かせないのに、温泉は不思議ですね[exclamation] 
窓が開いたら、最高の景色とはならない普通の庭。この辺り宿の弱点のよう(^-^;
使い切れない源泉は川に流してるとか。 勿体ないわぁ[バッド(下向き矢印)] 出来るなら我が家まで引いてきたい程。
クレンジング効果ありで、皮脂の汚れや油分を落としてくれます。温泉に入るだけで肌の汚れが自然に落ちるので、体をごしごしと洗いすぎないようにしないといけません。

でもお米=ごはんが美味しいのは当然ながら、那珂川町はよく知っているだけに、夕食のメニューも想像出来てしまうんです[あせあせ(飛び散る汗)]
「部屋を見たら泊まらなくて、日帰りでいいね」と言ったら、夫:「あんなとこ泊まらなくていいよ」だって。これ営業妨害ではありませんので(^^ゞ
土曜の午後なのに@500円のみ、大きい方を使わせてくれたのです(*´ω`*)
温まりかたが半端なくて、しばらくの間コートも着られません。
ロケーションはいまいち、建物全体の古さ、昭和の時代感漂わせるお宿でした。それでも小宿は素敵♪ その良さと貴重であるのをじゅうぶん理解している私です。

日帰り1.jpg
それにしても那珂川町は夫婦してかなりお気に入りです。冬だからこの寂しさながら、景色も、人も、とにかく良いのです。

日帰り7.jpg
                     日帰り9.jpg
途中のトマトハウスで購入したトマトは、6個入って200円。
日帰り10.jpg  日帰り11.jpg
那珂川図書館前、都会からUターンして始められた可愛いベーグル店「flat」さんも以前はよくよく。人気が出てきてベーグルは残っていないとわかっていたから、予約をしに立ち寄ってみましたら・・・。
オーナーの〇本さん、我々の名前も覚えていてくれたものの、「今はパン教室が忙しくて、手間のかかるベーグルは焼いていないのです」ですって。ここまで態々来ると言うのに「塩パンは美味しいけど、やっぱりベーグルよね」。そうしたら「これ」をと、グラノーラを取りにいってくれました♪

〇藤さんがお茶の時に出してくださった、トチオトメにスカイベリー[かわいい]
日帰り8.jpg
そして右側の箱入りは正規の商品なのに、こちらもお土産にと持たせてくださった♪
お陰で我が家は、美味しいいちご三昧の日々なのでありました[グッド(上向き矢印)]
      sukaiberi-.jpg
もぎ立てフレッシュないちごの香り、口いっぱいに広がる甘さを味わう至福の時。
長く、大切に続けていきたいお付き合いです\(^_^ )( ^_^)/
thanks(57)  コメント(12) 
共通テーマ:日記・雑感

栃木のいちごに、お昼は「そば処霧が岳」 [ドライブ・栃木県東]

途中ながら・・・本日は、季節ネタで[るんるん]
      苺1.jpg
先週土曜は、この季節恒例となっている・・・互いの友人たち、孫娘の家、弟のところへも宛てて栃木のいちごを送る。
夫のアルバイト生活一年目からお付き合い頂いている、いちご農家〇藤さんのお宅へ依頼をしに行って来ました。
苺5.jpg
摘み取ったいちごを選別、箱詰めする作業場は、組み立てた箱の山が!こんなにも!
こちらで伝票の記入、代金のお支払いをしたら、地域那珂川町の話題へと。
地域全体で結婚支援の取組を大いにしているに関わらず、未婚者の割合が大変に高い。それにより、子供の数も減っていくばかりと言います。
灯油価格の高騰が続き、この冬の寒さも関係して、いちご栽培にも重くのしかかっている厳しい現実等。〇藤さん家はお金持ちですけれどね。
   苺3.jpg
「せっかくだから、ハウスも見てみますか?」「それは、もう喜んで♪」
苺2.jpg
この広~いハウス内、一歩入るととにかく、温かーい[るんるん]
ハウス内を飛び回ってお仕事をしているミツバチは、シーズンに3万円で借りているとの事。「結果、採れるハチミツはどうするんですか?」と尋ねましたら、「いちごからハチミツは採れない」んですって[バッド(下向き矢印)] いちごハチミツって商売になりそうなのに。
苺4.jpg
いちごの白い花が咲きます→だんだん膨らんできて、種子の粒々が見えて、蕾っぽく見えてきます→苺の形になります→形はいちごながら、まだ真っ白→ほんのりと、下の方から赤くなってきました→真っ赤な苺で摘み取ります

県からは盛んに「とちあいか」の生産を推奨してくるそうながら、「もう歳だから、新品種はやりたくないんです」と。それで、以前頂いた白苺=「ミルキーベリー」も一度きりで止めてしまわれたのでしょうか。
毎年、伺うのは一年に一度きりながら(行くと色々頂いてしまうので、一度と決めているのです)、今回もお世話になりました。
今週は嬉しい事にあちこちから、「届いたよ♪」コールが聞こえてきました[るんるん]


お気に入りのレストラン巴夢の前を素通りし、、今回も「巴夢」さんのトンカツorカツカレーとどちらにしようかと迷いましたけれど。
苺6.jpg
那珂川町ならではの美味しいお蕎麦が食べたくて、「そば処霧が岳」さんへお邪魔しました。中央に置かれたストーブ、薪を運ぶ手押し車も素敵です(●^o^●)
苺7.jpg
囲炉裏のあるお座敷席、普通のテーブル席と選び放題でした。この後、続々と来店客がありましたが・・・。
苺8.jpg
オーダーした天ぷらにはふきのとうの蕾も、「春の皿には苦味を盛れ」は春ならではの諺ですけど・・・春は身体に溜めこんだ脂肪、老廃物を排出し、「春の身体」にシフトチェンジをする必要があり。そのカギを握るのは苦味。春に旬を迎える山菜は苦味が特徴的な野菜!
私も、この春一番のふきのとうでした[グッド(上向き矢印)]
香りと苦さは、早春の息吹きが感じられます。
ころもが厚いのはご愛敬(^-^) 他に春菊・きのこ・蓮・茄子・サツマイモ等熱々の天ぷらは抹茶塩でいただきます。
苺10.jpg
蕎麦猪口、薬味入れで使用されている器は地元の焼きものです。
「小砂(こいさご)」の陶土の存在は古くから知られて、江戸時代御用瀬戸の焼成に成功したことが小砂焼(こいさごやき)の始まりでした。焼き物の表面に金をまぶしたように見えることから「金結晶」の名で広く知られる、釉薬を特徴とする小砂焼き。
マイナーな存在で近くに笠間、益子と有名産地があるため埋もれがちながら…窯元は数か所に点在。この地区の自然に惹かれて都会から移り住んだ陶芸作家の工房、その中には私の知り合いの息子さん達の工房&住居もあり、そこでは陶芸家さん自ら販売もしているのでした。

      苺11.jpg
お蕎麦には、小鉢(白菜の浅漬けと、切り干し大根の煮物)とついてきます。
粉は地元産を使用、冷水でキュッとしめた細い麺が瑞々しくてとても美味しい[グッド(上向き矢印)] 蕎麦汁が私には、少ししょっぱ目のような?
もり800円なりはこの地区では安いとは言えないけど、お蕎麦の量が多い!見た目よりも盛りがよくて、食べても食べてもなくなりません。
夫の大盛は、これより多いのですものね\(◎o◎)/
苺12.jpg
店の建物自体には雰囲気も特徴もないです。ログハウス風の建物、キャンプ場のような施設併設も、子供向けの体験道場にもなっているからでした。
駐車場脇がよく陽の当たる斜面だからでしょうか、こんな福寿草の花が群生し沢山の花を咲かせていました。
温泉編へと続きますね。
thanks(61)  コメント(12) 
共通テーマ:グルメ・料理

「はとのす荘」朝食&感想 [2023・1月奥多摩&箱根]

朝2.jpg
前夜早く寝てしまっただけに、普段であれば起きられない時刻なのに・・・カーテンを開け、外を眺めてみる。
明け方の山々は白々と霞を帯びて、樹木と清流の香りまで漂っているかのよう。自然も早朝には深呼吸をするのか、そこまでの妄想も(^^ゞ 日常から離れた旅先ゆえ。その頃には空も青みがかっているのだった。
      朝3.jpg
朝の多摩川の川面は澄んで清らか、勢いを増して、汚れのない空気に溶け込んでいる。

朝食のドリンクメニューにある飲み物も、以前はビュッフェ方式で提供していたそうながら、感染症対策のためオーダー式へ変わっていました。
オーダーは欲張って東京牛乳と、ぶどうジュースにしました。東京牛乳って??
他にアサイージュースもセットされています。
朝食.jpg
                  朝4.jpg
クロワッサン・玉子パン・竹炭パン…の日替わりのパン3種、夜はオリーブオイルであったが、カットバター・地元産はちみつ・ジャムとなっています。
朝5.jpg
ハチミツはヨーグルトへいれるのも良し♪
メインプレートのシェル形マカロニの下に豆のトマト煮、白菜のソティ、ブロッコリーに里芋。スクランブルエッグ&ポームピューレ(マッシュポテトのようなグラタン風お芋)、ラタトウィユ、ベーコン、ソーセージの盛り合わせ。
それぞれでいただいても、カポナータソースと混ぜて味を変えても美味しい[グッド(上向き矢印)]

朝7.jpg
メランジェサラダ(葉物、根菜などの盛り合わせ)自家製ドレッシング。
熱々で濃厚、量たっぷりのコーンスープ。
朝8.jpg
最後にフルーツと、ゼリーのデザート、コーヒーをいただきました。
※ご希望により、白米、味噌汁、香の物もご用意致します・・・とありましたけれど、特に案内はなかったです。

明るい朝の光がテーブル全体に射し込んできて、気持ちの良いひと時であったけれど、朝の空気の冷たさは屋内までも伝わってくる。ハッキリ言うと、窓側の席は気持ちは良いものの、寒かった[あせあせ(飛び散る汗)]
朝9.jpg

ロビー階から廊下を奥に行くと大浴場入り口。
自家源泉も加わり「鶴の湯温泉」の運び湯と合わせ、2種類の温泉が楽しめる宿大浴場があり、露天もあります。
      はとのす1.jpg
全27室の宿にしては狭い湯船&露天風呂、特に泉質第一!な方には物足りなさがあるかもしれません。

☆良いところ
・まず全室渓谷ビューの立地がいい。バルコニーから下は鳩ノ巣渓谷。
・ビューバス等、工夫が感じられる。
・館内は手入れが行き届いて、どこもかもとにかく綺麗♪ 開口部が大きく取られてるからか、機能追求によって生まれる素っ気なさがない。
・夕食時のドリンク、アルコール、自動販売機価格も宿泊施設とは思えぬ安さ。
・食事や、アメニティにもこだわりが光る、スタッフの接客の良さからもリピーターの多い宿であると・・・納得しました[グッド(上向き矢印)]
             朝1.jpg

【ECOでお得♪】アメニティー持参で500円off(1泊2食)プランは、通常の宿泊と比べてアメニティのホンの一部(レザー・ヘアゴム、ヘアキャップ、ヘアブラシ、コットンセット)が省略されてます。それも大浴場に置いてありますから、どこが?って感じですよね。
またお部屋の洗面台には、男性用・女性用の化粧水などのアメニティの用意がしてありました。
「基本styleイタリアンフルコース」で、@15070円なりのところ。
奥多摩町・冬の宿泊補助プラン(観光目的で来町され1泊2食付のプランお申込み方のみの割引=1人様1泊あたり3000円と、奥多摩町内商品券1000円利用クーポンのオマケも付いて、金額的にも大満足でした。
なお、全国旅行支援との併用は不可だそう。
奥多摩の風 はとのす荘」全27室の宿、年間を通してそれでも空室は少ない! 近々のリピートはあるかしらん!?
thanks(61)  コメント(15) 
共通テーマ:旅行

「奥多摩の風 はとのす荘」食事 [2023・1月奥多摩&箱根]

フロント、コーヒーコーナー奥のレストランで、夕食・朝食はいただきます。
食事時間は、朝・夕早めのスタートが人気の模様、そして朝はやはり眺めの良い窓側のテーブルでとりたい(*^_^*)
チェックイン時刻が遅れたものだから、「朝のお席は埋まってしまいました」と言われましたが、翌朝になったら希望の通りに(^_^)
夕1.jpg
奥ゆきのある広々としたレストランは、お隣りとの間隔も広くとってあり、隣りの会話が聞こえるなどの心配も無用。テーブル利用も、6~7割と言った感じ♪ (こんな写真しかなかったけど)
窓の外は真っ暗。奥多摩の夜は早いのです。
お箸でいただくイタリアンのフルコースは、冬メニュー(12~2月)となります[るんるん]
夕3.jpg
               夕2.jpg
飲みものは、何時も通り夫はビール。私は地酒「澤乃井」の日本酒をいただきました。
◆アミューズ;ライスコロッケ バジルソース
◆アンティパスト;紅ズワイ蟹・リコッタチーズ・柿のサラダ
 合鴨とチーズのパイ包み焼き 焼き栗添え・ 蒸し鶏のトルティーヤ巻き
 ふぐの白子焼きとアンチョビチーズアリュメット
夕5.jpg
◆プリモ・ピアット;キノコのカルボナーラスパゲッティーニ
プリモのパスタソースが超濃厚、これ以上出来たてを味わったことがあろうか?と思ったくらい熱々で美味しい[グッド(上向き矢印)] 手のかかった前菜の数々はどれも美味しくて夢中で食べてしまったから、よく覚えていないと言うのが正直なところ\(◎o◎)/

◆本日の焼き立てパン 桐生酵母パン全粒粉 プティブラン
桐生酵母のパン? 天然酵母で有名なものでは秋田の「白神こだま酵母」神奈川県の丹沢山塊で採取「ホシノ天然酵母」と知っていたが、「桐生酵母」も業界では同等の存在とか!
お酒が早々に終わり、次はやはりワインが欲しくなる[グッド(上向き矢印)]
夕7.jpg
※「桐生酵母」とは群馬県桐生市にある、スタイルブレッド【天然酵母研究所】で独自培養された、自家製酵母種の名称。 特徴は酵母菌【サッカロミセス】と乳酸菌【ラクトバチルス】、2つの製パン性に適した菌の働きによって小麦の甘みを引き出した、軽やかな風味と味わいのパンが焼き上がる…とのこと。
      夕8.jpg      
◆セコンド・ピアット;青梅豚フィレ肉の白胡麻入りマルサラソース 
 川口農園野菜を添えて
青梅産豚フィレ肉をロースト(多分、低温調理では?)白胡麻入りマルサラソース仕立にしたとの事ながら、ローストされた豚肉はシットリ柔らかで豚肉とは思えません。青梅市内の契約農家から仕入れたさまざまな野菜も添えられ、シチリアワインソースでいただく野菜、肉料理がこれまた大変美味しく、旨味十分な上にボリュームもあり!初めてであったマルサラソースも美味[グッド(上向き矢印)]
メイン料理はグレードアップで、「秋川牛」コースにすることもできますが、豚フィレで十分満足の一品でした。
夕9.jpg
◆ドルチェ;パンナコッタ・抹茶ケーキ・赤葡萄シャーベット・冬のフルーツの盛合せ
コーヒー・紅茶・ハーブティーから、ハーブティから選んで終わりです。

ホールスタッフは数人に関わらず、サーブのタイミングはジャスト、テーブル担当のお兄さんの接客も丁寧で的確、言う事ありません!
聞けば地元・奥多摩の方とか。〇崎〇三郎似の可愛いスタッフさんは言葉使い、こちらからの問いかけへの対応も感じ良い[るんるん]
また人件費を抑えている分、料理内容にも反映されるのでしょうね。
熱々出来たてを味わえるように思って、調理されているのかなo(^o^)o
メニューのひと品ひと品丁寧に作られている様子が伝わってきた、ディナーでした。
アルコールも全体的にリーズナブルだったから、他に焼酎まで呑んでいたのだった。
パンも焼きたて好みの味わいだったが、小麦価格の高沸の関係もあってか、お替わりが有料となっていました[たらーっ(汗)] 他メニューの質を落とさない為には仕方がないですね。

満腹、満足のお腹でもって、部屋に戻った後の記憶はなし[眠い(睡眠)] せっかくの夜空を見上げるでもない、毎回のパターンでありました。
続く。

thanks(64)  コメント(11) 
共通テーマ:旅行

「奥多摩の風 はとのす荘」部屋 [2023・1月奥多摩&箱根]

周囲には自然しかない、静寂な空気感に包まれて過ごした[眠い(睡眠)]
客室フロアの廊下も明るくてスッキリ、どこも綺麗、床も傷みなど一切見られません。
標準的なツインの部屋は、3階になります。・・・ちなみに和室、広い和洋室とありました。
部屋のドアを開けて入り口からすぐに靴入れ。座って靴が脱げる椅子があるのは良いですね。脇の棚には屋内用と、パイル地の室内スリッパと二種類の用意あり。
部屋1.jpg
場所柄トレッキングシューズ装備で泊まる方がいるからかもしれません。
           部屋7.jpg
シンプルな内装、独立したトイレが反対側に。
      部屋2.jpg
ベッドヘッドの照明は中々オシャレ[ぴかぴか(新しい)] 向かい側に冷蔵庫、お茶セット、金庫、テレビ、大きなスツールに空気清浄機などまとめて設置されています。
部屋3.jpg
壁紙や家具が暖色系で揃えてあり、木製家具類、温かみあるライトで落ち着いた空間に感じます。
部屋4.jpg
窓側から見た部屋。とてもシンプルだけど、座り心地の良いカウチ♪ ベッドの向こうはクローゼットでした。
バルコニーに椅子が二脚。夏は絶景を眺めて寛いだら、気持ち良いでしょうね。雪が降っても、それはそれで絶景です。
部屋5.jpg

テーブル上に、手書きの説明図。わかりやすく親切です(^_^)
部屋6.jpg
全室渓谷向きなので、客室風呂も景色が望める造り。
窓側に、明るく広く清潔そのものの洗面所。洗面スペースのアメニティは歯ブラシセット、フェイスタオルとバスタオル。
シャンプー・コンディショナー・ボディソープ・ヘアブラシ・レザー・シャワーキャップ・ボディタオル・綿棒・ヘアゴム・ポーチ。
hatonosu.jpg
そして続く、このバスルームが!とても良いのだ!ベランダに面したバスとなります。
浴室ドアを開けると窓付きのバスタブ!しかも使いやすい洗い場付きだから。           部屋8.jpg
風呂の窓からの光景は、東山魁夷の世界・・・とは、言い過ぎだけど。

Wi-Fi完備で回線速度も問題ありません。    
電気ポットとサービスのペットボトル「奥多摩の天然水」、お茶、紅茶、コーヒー・ドリップパック。
大浴場へ行く時の湯籠、羽織、足袋ソックスが積極的に勧められていた模様でした。
部屋9.jpg
他にもアクセサリースタンド、便利なメイクミラー、簡単な便箋と。
蓋付きカップありで部屋に持ちかえったコーヒー、ただしお着きのお菓子がない為、持参したイチゴを食べ小腹を満たす。
部屋11.jpg
格別広いわけではないけど、渓谷沿いの立地&開口部が広いせいで、奥多摩の風景が楽しめます[揺れるハート] すっきり広い印象は、バスルームやトイレが別、見えない造りからでしょう。

客室数27室とありますが、コロナ感染の見地から、客室利用を抑えているそうでした。https://www.okutamas.co.jp/hatonosu/index.html
次は、奥多摩の食材を使ったイタリアンの夕食です。
thanks(65)  コメント(15) 
共通テーマ:旅行

明日は「立春」 [徒然]

      ひやしんす1.jpg
切り取った花だけで、他に加えることなく、美しさを愛でているヒヤシンス[かわいい]
見た目だけでなく、このスィートな香り[グッド(上向き矢印)]
不思議ですね、水だけ。球根本来の力だけで咲いた水耕栽培に関わらず。
次に咲く脇芽まで伸びはじめています。ピンク色も見えずらいかもしれませんけど、小さな脇芽が顔をのぞかせています。
ひやしんす2.jpg
職業としてはイメージするほど優雅じゃない、水と生花を扱うだけに、お花屋さんは重労働と聞きますけど、、、美しく可愛い花々。この香りに包まれているところは幸せですね。

今日の更新で、一番のブログネタは、多分これ[右斜め下]
      ehou.jpg
家もささやかに買って、「ガブリ」とまいりました。
北海道産帆立・玉子・サーモン・まぐろたたき・きゅうり・トビウオ卵の海鮮巻。一日限りの商品だけに一本あたり、普段より割高感がありました。
だけど、太巻き寿司を切らずに食べるなんて言い出したのは誰??なんでしょう。
縁起ものだけに頑張りましたけど、本音を言うなら「食べやすく切ってが良い」なーんて[グッド(上向き矢印)]

九州「太宰府天満宮」の参道に軒を連ねている、焼きたて熱々が名物の梅が枝餅。
専用の型へ薄く伸ばした白い餅皮、そこに粒餡をのせて素早く返しながら焼く、このお餅。熱々焼きたてのを、ふーふーしながら頬張って食す美味しさ!!
本場太宰府のお店で食べるのが一番ながら、今回は義妹が取り寄せてくれた「やす武」の梅が枝餅を味わってみましょう[るんるん]
ヒヤシンス3.jpg  ヒヤシンス4.jpg
冷凍のお餅でも解凍し、オーブントースターでリベイクしたら、「うん、この味! じゅうぶん美味しい♪」となりました。

明日は「立春」、まだまだ寒いけど、心なしか陽がのびてきた気分です。
春はもうすぐ!って感じがしないでもない(*^_^*)
thanks(67)  コメント(15) 
共通テーマ:グルメ・料理

奥多摩「はとのす荘」まで [2023・1月奥多摩&箱根]

先月は奥多摩と箱根へ出かけて来ました。と言っても少しだけ前。
「喪」も開けていない申し訳なさから、また顰蹙をかいそうでブログアップ出来ず、タイムリーには書けませんでした。
一つ言い訳させて頂くとしたら、
11月末頃からの付き添い、心労により、こう見えて4キロ痩せたんですよ(*´艸`*)

行き先が近いせいで自宅を出たのはゆっくり、下道と高速と様子を見ながら参りましょう。
利根川を渡った途端に、小さいけれど目の前に富士山の姿が登場してきます。
青梅へ1.jpg
何度見ても、どこから見ても、富士山はやはり特別ですね。

東京都下でありながら、自然に恵まれた奥多摩。・・・と言っても、住んでいる自宅も少し出たら山と林と、田畑という田舎だから、これまで奥多摩へ足を運ぶ事は考えられませんでした。
評判の良い施設に偶々空きが出たので、年末年始の疲れも合わせ身体を癒そうと出かけてきたのです。
初めてながら真冬の季節、観光も寒くて出来そうもない。大体が山登りを別にして、観るところなどあるのだろうか。・・・と思っていたけれど、ありました。

お昼は早めに限ります。高速「圏央道」に上る前、白岡だったか?の回転寿司チェーン店「スシロー」でいいわ。
青梅へ2.jpg
もう少し食べたものの、いっこいっこ写真を撮った訳ではありません。
それでも二人で2000円ちょっと。お昼としてはちょうど良い感じよね。
だけど毎回不思議で仕方がないのは、毎回〆に必ず麺類を食べる夫です。
最後までお寿司でいいと思うんだけど、不思議ですね[あせあせ(飛び散る汗)]
青梅へ3.jpg
定番メニューや安価な高級ネタに加えて、オリジナルメニューも豊富なスシロー。皿にICチップを取り付けることで売れ筋状況や回転状況を把握する、スシロー独自の特許技術「回転すし総合管理システム」により鮮度管理を行っているそう。
生魚を食す食を自らの習慣から嫌っていた欧米で、安価で美味しい食事「SUSHI」文化が広まったのは、当然の成り行きです[グッド(上向き矢印)]

秋川街道、青梅街道を通り、「奥多摩の風 はとのす荘」到着。
特にこれと言う目的があった訳ではない、非日常空間に浸りたかっただけでした。
東京都内でありながら、自然を身近に感じられる奥多摩の宿と言うか、、宿泊しての感想は雰囲気、的確な接客ともホテルでした。

青梅市方面から「鳩ノ巣駅」を通り過ぎて、道沿いのトンネル手前を曲がり、看板の通りに坂道を下りて行くと、宿の駐車場。
     青梅へ4.jpg
さらに下に、はとのす荘の建物。駐車場からは、まだ下っていきます。
ヒドイピンボケにて失礼致します。
青梅へ5.jpg
木と石と天然素材を使った、良いムードのアプローチを通り、
    青梅へ6.jpg
館内に入った途端、目の前には広々とした明るいロビーラウンジ。
青梅へ7.jpg
ソファ脇には奥多摩関係の本、パンフレット。無料で飲めるコーヒーマシンもあり、コーヒーはカップで部屋に持参するのも可。
手前のフロントでチェックインの手続きをし、鍵をもらって部屋に向かいます。
はとのす2.jpg
全室鳩ノ巣渓谷一望の館内。 眼下には澄んだ水が流れる渓谷。四季によって異なる表情を見せる山の木々。初夏~紅葉の秋までなら、この光景よりもっと楽しめたと思います。
山登りをする訳ではないから、奥多摩と聞いても多摩川を堰き止めて造られた小河内ダムの名前くらいしか知らずにいました。それでも出かけたのは、宿泊料金の手ごろさ。そして評判の美味しい食事が食べてみたくて[るんるん]

国民宿舎「鳩の巣荘」を1年半かけて建て替え、「はとのす荘」として2015年新装オープンだそう。現在は民間企業の施設です。
ロビーの造りも安っぽい雰囲気は感じませんでした。手前側に、地元産のお土産コーナーもあり。
はとのす3.jpg
建て替えてから7~8年経つと言うのに、館内のどこもかも綺麗、清潔そのものなのに感心しました[グッド(上向き矢印)] 
一階エレベーター前にはサイズ別の浴衣があるので、自分のサイズを持って部屋へいきます。
              はとのす4.jpg
ここはチョッと??と思う部分がなかったのも印象的。
米沢牛で勝負との10月に泊った宿[バッド(下向き矢印)] にも見習ってほしいわ←まだ根にもっていますワーイ(`_`)ノ゛
続きますね。
thanks(63)  コメント(15) 
共通テーマ:旅行