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干ぴょうの元は、夕顔の実 [食]

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春過ぎは、連日コロナ、コロナに振り回され・・・気づいたら、早くも7月に突入しておりました(@_@;)
[右斜め上]何か、わかるでしょうか?
栃木の初夏の風物詩のひとつ、夕顔の実です。・・・と言いましても・・・茂った葉の中に実が隠れるようにゴロゴロ転がる畑、夏の朝暗い内から農家の皆さんが、一家総出で収穫に励む。
3~40年前までは当然であったものが、今や産地でも目にする機会はなくなりました。

計ってみましたら、高さ、半径共に約30センチ、重さに至っては9.8キロもあり\(◎o◎)/
手間暇かけて作る行程からも、干ぴょう作りを止めてしまうのは理解出来る気がします。
この干ぴょうは知り合いから貰ってきたもの。
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干ぴょうの元となるのは、夕顔の実。
※夕顔の実は「ふくべ(瓢)」と呼ばれ、それを干したものだから、かんぴょう(干瓢)なのです。
「ろくろ」のような専用の回る機械を使って、夕顔の実をくるくる回しながら、細く長く剥いていきます。約2mの長さに剥いたものは、2日間天日干しをします。この作業も天候次第となるのです。
そこで国内で出回っているものは、ほぼC国産ではないでしょうか。

キッチンの包丁、スライサーで細長い紐状にし、ザルだけでは間に合わなくて、屋内物干しにまで下げてしまいましたが。。スライサーを使い干した干ぴょうは、薄すぎてチリチリ状になってしまって[バッド(下向き矢印)] 水分を飛ばし乾燥させても、使い物にならないかもしれません。
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夕顔を干瓢にしないで、冬瓜のように煮て食べても大丈夫。とっておいた蟹缶を使って(…と言っても、安いのだけど[あせあせ(飛び散る汗)])それからお醤油も入れ過ぎた(ノ´Д`)  塩と日本酒だけで良いかもしれませんね。今夜は干ぴょうを卵でとじたお味噌汁を作りました♪

次は「初もの」となる枝豆、直売所で見かけて夫が買ってきてくれました。
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早速に茹でて、ビールに合わせて食す。
・・・けれど、まだ実が小さくて、枝豆の香りも薄いかな[バッド(下向き矢印)]
朝市で並び、競って購入する。畑から抜き取ってきたばかりの枝豆、豆を枝からもぎり、茹でたてを口に運ぶ・・・夏を感じるひと時です[るんるん]

梅雨時にひっそりと、しかし初夏の風にのって届けられる…ジャスミンに似た甘い芳香は、遠くからも香ってきます[ぴかぴか(新しい)]
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クチナシは、春のジンチョウゲ、秋のキンモクセイとともに三大芳香木とか。香りを楽しみ ...濁りのない白色の花の…濃緑の葉に映える。そうした様も楽しめますね[ぴかぴか(新しい)] 梅雨の合間の一時でした。
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コメント 16

末尾ルコ(アルベール)

これが夕顔の実ですか。そして干ぴょうの元となるのですね。知りませんでした。
古来よりどのような素材をどのように食べるかは、人間の、そしてその土地土地の知恵を感じられて興味深いですね。植物に限らず動物やその他の生き物も、{これは食べる、これは食べない}が文化ごとに異なっていたりして、(よくこれを食べる気になったもんだ)と感じる食材も世の中には多いです。かつて外国人にとっては刺身なども「普通じゃない料理」だったのでしょうが、現在では洗練され、和食の代表的存在になっている。これは文化の力ですね。納豆などもそうだと思います。
クチナシの薫りはあまり記憶にありませんが、ジャスミンは我が家の庭にもありまして、薫りは強烈ですね。お花は実に可憐ですが、その強い生命力とともに大好きな花の一つです。

『グラディエーター』の頃のラッセル・クロウは日本でも女性人気が高かったと思います。だからケアマネさんの言葉に(へえ~)と思ったのですが、人によって好みがあるのがおもしろいですね。わたしも例えば最近若い人たちの間で非常に人気の高いエマ・ワトソンなんか、悪くはないですけど、特にいいとも思わない。一人の俳優を見るときに、客観的評価と、そしてどうしても個人的好みが反映されるのは当然のことで、そこも映画鑑賞の大きな愉しみだと思います。

> 自分とは違ったそうした見方、考え方もあるって思わないのでしょうか?
> あら探しをして攻撃的なコメント

SSブログ内に限らず、こうした極度に料簡の狭過ぎる人はどこにでもいて、本当に辟易させられます。「完全に自分と同じ考え」の人など存在するわけはなく、わたしであれば少々考えが違っても、相手の人間性に信頼がおければ問題なくお付き合いできますが、それができない人たちがいるんですね。まあそういう人たちは(こちらからお断り)でいいのではないかと思います。
とりわけ「普通であれば何でもないこと」に異常に腹を立て、まして「攻撃的なコメント」を平気で書いてくるような人たちというのは、結局のところ「人格が低劣」と言う他はなく、ネットで無責任な罵詈雑言まき散らしている連中と何ら変わらないと思います。まともな人は、自分と意見や生き方が少々違っていても、「攻撃的なコメント」なんか書きませんよね(笑)。
まあ、「こうした人たち」についてはわたしなりにいろいろな考えがありますが、長くなるので(笑)この辺りにしておきます。                           RUKO

by 末尾ルコ(アルベール) (2020-07-04 02:47) 

yoko-minato

かんぴょうがユウガオの実から
作るのは意外でした。
機会でないとうまくできそうにないですね。
冬瓜のような味かな~?
煮物、美味しそうです。
取り立ての枝豆…絶対美味しいですよね。

by yoko-minato (2020-07-04 06:21) 

まつき

スライスして干すなんて面倒くさい事は私には無理っぽいです(^^;
カニあんかけの冬瓜ちっくな煮物の方が良いな~♡
ウチの方のスーパーにはもう1か月以上前から枝豆が並んでます♪
千葉県産かな? 千葉は暖かいんですねぇ!(^^)!
でもスーパーの枝豆ですから、新鮮さには程遠いですよね(>_<)
by まつき (2020-07-04 09:23) 

八犬伝

干ぴょうのもとですかあ
恥ずかしながら、知りませんでした。
by 八犬伝 (2020-07-04 11:28) 

英ちゃん

何か、わかるでしょうか?分かりません(゚□゚)
これが干ぴょうの元の夕顔の実か~ デカイね。
しかし、最近は干ぴょうは食べなくなったな~
干ぴょうは、海苔巻きでくらいしか食べないしねw
by 英ちゃん (2020-07-04 12:09) 

makkun

hanaさん
こんちわ~o(*^▽^*)o~♪
子供の頃。母親が干ぴょう作りをしてましたよ~
23年前の3月1日に泊まり掛けで病院へ見舞いに行った日の
翌朝に私の胸の中で息を引き取った母親・・・・
干ぴょうの文字に色んな想い出が湧き出して来るのは
歳を取った証拠ですね~(笑)

野鳥や昆虫撮りが思うように行かないので
騙しの宙玉撮影で誤魔化してますが
これも「写真」に違いないと思うので楽しく利用してます(^^♪

by makkun (2020-07-04 12:37) 

よしころん

夕顔の実!?はじめて拝見しました!
30センチ、約10キロ!収穫も大変そう…
あのカンピョウまでも手間がかかるのですねぇ。
やはり手間がかかって身入りも少ない?となると生産者が減るのも仕方ありませんね…
煮物はとても美味しそうです^_^
by よしころん (2020-07-04 18:25) 

skekhtehuacso

冬瓜みたいに煮て食べてもおいしいのですか。
それは知りませんでした。
たしかに身の感じが似てますもんね。
by skekhtehuacso (2020-07-04 20:36) 

ゲンさんおかさん

ある程度、皮を剥いた残りを
煮物にするのでしょうか?
種はどうなのかな。
実物を見たことがないので、
想像が膨らみます。

干瓢の蟹あんかけ、
冬瓜の風味と似ているのでしょうか。
とても美味しそうです。

by ゲンさんおかさん (2020-07-04 23:33) 

taekozue

あっという間に今年も半分を過ぎましたが、
その間、本当にコロナに振り回されましたね。
かんぴょうになる夕顔の実、初めて見ました。
by taekozue (2020-07-05 09:41) 

Yamamoto

こんにちは、hanaさん、
干瓢は、昔は小山の郊外でも普通に見られました。
特に結城との境では、多分使い物に成らなくなった夕顔の実が
空き地に山の様に積まれていました。今ではその光景が皆無です。
またその方面で農家やってる親戚でも昔干瓢を栽培していて、
子供の頃には干瓢の味噌汁は毎日のように食べていました。
夕顔の実ですが、そのまま料理で食べた事は憶えていません。
子供の頃多分あったのかな?

by Yamamoto (2020-07-05 11:15) 

ぼんぼちぼちぼち

夕顔の実、かんぴょうにしないで冬瓜みたいにも食べられるのでやすね。
そっちのほうが美味しそうな!
子供の頃、おでんに入ってる餅巾着を結んであるかんぴょうは、ただの紐だと思って残してやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2020-07-05 15:22) 

hana2020

末尾ルコ(アルベール)さんへ
農耕民族である私達日本人は、それぞれ暮らす土地で、その風土、気候に合った作物を作り、またそれを糧として生きて参りました。夕顔の実が栃木の気候に合っていたかは?そこまでは調べておりませんけれど。
干ぴょう作りが盛んに行われた背景となった、そこには真夏の日中の暑さ、「雷さま」と呼ぶばれた雷が連れてくる雨、それなしには考えられません。
>かつて外国人にとっては刺身なども「普通じゃない料理」だったのでしょうが、
仰る通りです。生で生きたままの魚を食べる=野蛮な習慣くらいに捉えられていたのはつい数十年前まで。それがどうですか!
今や世界のどこにでもある「日本料理店」日本食の代名詞とも言える「SUSHI」。
ラッセル・クロウは年齢的にも「グラディエーター」前後頃が絶頂期でありました。あの顔で、フェロモンがプンプンでしたもの(笑)
エマ・ワトソンは、「ハリー・ポッターシリーズ」の出演が大きかったのではないでしょうか。
「ハリー・ポッター」って、個人的にはどこが面白いのか、どうして世界中の人を引き付けるのか?わからないのですけれど。英文学には以前より優れた作品が数多くありますもの。


by hana2020 (2020-07-05 16:47) 

hana2020

この後、色々とありまして、レスが遅れてしまいました。

末尾ルコ(アルベール)さんへ
>SSブログ内に限らず、こうした極度に料簡の狭過ぎる人はどこにでもいて、本当に辟易させられます。
もうひとつ挙げるとしたら・・・これこれは、こうしたのが正しい。何々は、こうあるべき・・・と言った正論をふりかざす方も苦手です。
それはそうなんだけど、だけどそうは言いきれないのでは?別の面から見たら、全く違って見える面がある・・・そうした事ってあるのではないでしょうか。であるから、人って、人生ってオモシロイ。
今回のコロナ渦においても、自粛警察だなどと・・・あまりにも 狭量であり、固定観念にとらわれている人とは合いそうもないです。
もしも自分のもつ考えと違う内容の記事を読んだとしても、それに対して批判的なコメントを書こうなどとは思いもしません。
by hana2020 (2020-07-05 21:18) 

hana2020

yoko-minatoさんへ
以前から身近で、よく目にしていたものであったからかもしれません。
>冬瓜のような味かな~?
同じ瓜の仲間で、冬瓜は冬まで保存できるから冬瓜と呼ばれれているとか。
煮て食べた感じは同じです。これ、お醤油がついドボッと入ってしまいまして、下品な濃い色合いに(/ω\)
枝豆は鮮度が命です!掘りたての筍もですけど、どちらも出回る時期になったら、皆さん必死ですよ(笑)

まつきさんへ
冬瓜風の蟹あんかけ煮、次回はもう少し上手に作ります^^
>でもスーパーの枝豆ですから、新鮮さには程遠いですよね(>_<)
枝豆は朝採りだから香り高く、豆の味も濃いのです。
スーパーで並ぶまでには1~2日かかるから、新鮮さを求めるのはどうかな?難しいですね。何もない栃木だけど、お野菜だけは美味しいの‼!

八犬伝さんへ
かんぴょう自体が、料理の素材としても・・・そう身近な食品でなくなってきていますからね。

英ちゃんさんへ
いえ、もっとです。
大きいものでは、重さ7~8kgになると言います。
海苔巻きも細巻きは、キュウリのかっぱ巻きか、マグロの鉄火巻きが主となってしまいました(^^;)

makkun さんへ
こんばんは。
多分makkunさんより、私は下かと思うものの、、、子供の頃の遠足、運動会のお昼と言えば、海苔巻きにいなり寿司であったかと思います。
しかし今から23年前に亡くなられたお母様、思えば随分お若くしてなくされてしまわれましたね。
我が弟を見ていても・・・母親と言うものは、特別な存在でありますね。

よしころんさんへ
これは小さな方でして、大きいと高さ40㎝、重さも一個が7~8kgと言います。それを大事に三輪車まで運んで、そこからまたトラックの荷台に積む。自宅で降ろして、一個ずつを専用の皮むきで剥いて、素早く干してゆく。全てが時間との勝負・・・という訳で、後継者不足は避けられない現実のようです。
煮物はチョッと??ながら、載せてしまいました(>_<)
by hana2020 (2020-07-05 21:56) 

hana2020

skekhtehuacsoさんへ
夕顔の実を、これ程間近にし、実際に料理したの事事態、初めての経験でした。
>たしかに身の感じが似てますもんね。
普通に食べられましたし、ダイエットや、身体を冷やし過ぎないメニューとして良さそうに感じながら食べました^^

ゲンさんおかさん様へ
これだけの重量をもつ実ですから、皮もシッカリと厚くて、夫に皮は剥いてもらいました。
種の部分は勿論、丸々一個などとても二人で食べ切れる量ではありません。半分は捨ててしまったようです。
煮物は冬瓜の煮物をイメージして煮たものの、お醤油が多すぎましたね。オハズカシイ!

taekozueさんへ
未だ都内は連日、100人を超す感染者が出ていると言う!
どこまでも悪質で、質の悪い、凶悪なコロナウィルス‼!これまでとは違ってしまった日常生活、以前の暮らしが懐かしくて・・・本当に憎たらしいですねぇ。
夕顔の実が、これ程ウケるとは思いませんでした(^_^)

Yamamotoさんへ
こんばんは。
小山、石橋、上三川、宇都宮と、ホンの30年くらい前までどこででも見られましたのに。。
>子供の頃には干瓢の味噌汁は毎日のように食べていました。
干ぴょうのお味噌汁は私も、夫のリクエストで作ります。
野菜全般について言える事ながら、日本の規格は厳しすぎるのではないでしょうか。少しくらい細くても、長さが足りなくても構いませんのに・・・これだけ手間暇をかけても規格外となったら、はじかれてしまうから、続けられないのでしょう。

ぼんぼちぼちぼちさんへ
冬瓜の方がまだ小さくて、軽いものです。
干ぴょうをこうして食べるのは、干ぴょう農家さんだけの特権なのかしら?
>餅巾着を結んであるかんぴょうは、ただの紐だと思って残してやした。
おでん屋さんは教えてくれなかったのかしら?厳しいお母様に叱られませんでしたか(^-^;
by hana2020 (2020-07-05 22:27) 

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