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週末に [母の事]

今夜放送の、大河ドラマ「どうする家康」。徳川家と豊臣家の運命がわかれるクライマックス回、「いざ大坂冬の陣!」となりますので、またも中断をします。
大阪城を前に徳川軍に真田丸が立ちはだかる展開となりますが、それ以前の天下分け目の戦である「関ヶ原の戦い」においての・・・真田家。
父真田昌幸と真田信繁(幸村)が石田三成の西軍側に、兄真田信之は徳川家康の東軍についてそれぞれ参戦をします。
親子兄弟でわかれて戦う、その理由については真田家の去就について。西軍・東軍どちらが勝っても真田家が存続するよう三人で協議した「犬伏の別れ」の地。
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真田父子の訣別は、その話し合いが行われた「下野国犬伏」にちなんで、「犬伏の別れ」と呼ばれるようになりました。真田氏が居城とした上田では至る所で目にする「六文銭」の旗印、その所縁の地が佐野にもあったなど、大河ドラマ「真田丸」まで知らずにいた私でした[あせあせ(飛び散る汗)]

真田家に限らず、加賀前田家二代目当主・利長と、弟・利政も関が原では兄弟がわかれて戦ったのでした。
同じ犬伏町にある「大庵寺」では?の説もありますが…。栃木県佐野市犬伏町の県道75号線(日光例弊使街道)沿いに建つ、現在の「新町薬師堂」です。

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土曜日は午前中にお墓詣りを済ませ、その「新町薬師堂」前、道路を挟んだお店「あけみ寿司」さんにて、母の一周忌法要の会食をしました。
一周忌法要は本来、故人の亡くなった「祥月命日」に執り行われるものながら、皆の都合に合わせて命日より早い土曜日となりました。
母が好きだった店だけに、弟家族とは頻繁に。私達も数回母とお昼のメニューを食べています。
会席の場としてよく使われるお店だから広い店内。その奥に会席場となる個室がいくつか並んであり、その内の中庭の見える一室へ。
位牌、生花、影膳、お供えのお団子は手作りと、「お母さんはここのお寿司が本当に好きだったわね」と言った、アットホームな雰囲気の中でとなりました。

各テーブルに前菜が運ばれてきます。
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それぞれがそれぞれの席に着き、まずはビールの「献杯」。都内からマイカーで来た甥は車なので当然呑みません。珍しいと思いましたら、先週も接待やら、海外出張の連続で呑みっぱなしだから、今日は我慢をするそう。
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わっぱ型の黒い陶器の中身は、お造り。鮪二種・蛸・牡丹海老・隠れてしまっているけどホタテも。
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左の角皿には前菜色々、つぶ貝・エビの煮物から練りきりのようなのまで色々9品あったけれど、詳細を忘れています。
隣りは見ての通り、マツタケの土瓶蒸し。わーい!冬に入っていると言うのに、今年初のマツタケなり!
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柿釜入りの鮪&海鮮、器となった柿も食べてしまいます♪
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芋まんじゅうのそぼろ餡かけ、上品で、美味しいとろみのついたあんでした。
説明はあったもののこれまた忘れている、白身魚のホイル焼き。私が家で作るのと変わらない感じかも^^
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アワビのバターソース焼き、身も厚くて、肝も美味しかった。そこにローストビーフふた切れ。
有頭エビのカダイフ包み揚げ、魚すり身の天ぷら、稲穂のポップコーン添え。
※カダイフ(kadaif)は「柔らかい」を意味する麺の一種。 小麦粉と水が主な材料で、ふるいを通して薄くのばし熱い円盤形の鉄板に細い糸状に注いで焼いて作る、 トルコやギリシャを起源とする麺状の生地。
私は以前フレンチで食し、その際の説明ではカダイフはベトナムでも食べられるとか。小麦粉と水が主な材料という点では、米粉と水で作る「フォー」や「ライスペーパー」の生春巻きと同じようなものと思います。
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お凌ぎは、お寿司。ここまできたら、ビールも吞んでいるだけにお腹いっぱい!とても入りそうもなくて困ったわね(@_@)
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ラ・フランス&アイスクリームのデザートでした。

家族だけで小ぢんまりとささやかに、しかし温かな時間が流れていたのを実感できました。
母が亡くなって、あれから一年が過ぎたのですね。
確かに、もう一年なのでした。そして、12月に入った途端のこの寒さ。12月って、これ程寒いものなの?
だけどあなたの遺した子供、孫たちは皆揃って人並みに生きていますから! 大丈夫、安心してください。 
改めて母の大きさを、今なお強く思ってます。

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コメント 14

英ちゃん

私は大昔にNHKで仕事をしてましたが大河ドラマは見た事がありません(^_^;)
ぁっ、そうだ、私も墓参りに行かないと(;^ω^)
うちは、三回忌法要以降はやってません。
うちの親戚は宗教上の理由でそういうのに参加してくれないんだよね。
by 英ちゃん (2023-12-04 01:40) 

marimo

おはようございます。
昨夜の大河ドラマ、見てました。
大阪冬の陣では、真田丸が大阪城の砦となって
徳川軍は苦戦を強いられるシーンがありましたよ。
佐野にも真田、前田家のゆかりの地があるのですね。
お母様の法要、ゴージャスなお料理の数々♪ 
どれもおいしそうです。
by marimo (2023-12-04 07:53) 

hana2023

近頃はブログ記事を書く気力も萎え気味。
土日の週末二日間共に外出。記事貯金もないその日暮らしだから…ひとつ書くにも時間がかかって、アップ時間が日付をまたいでしまいました。

英ちゃんさんへ
おはようございます。
>大河ドラマは見た事がありません(^_^;)
歴史そのもの、登場人物についても様々だから、史実に基づいて描かれている訳ではないけれど、見始めると面白いものもあるには、ある。・・・と感じています。
ご両親が亡くなられたのは、割と最近のことでいらしたのですね。

marimoさんへ
おはようございます。
実は私、昨夜はばたばた、ドラマは見ておりませんでした。
真田家の領地以外のこれ程身近であるところが、真田家にとり転機を迎えた土地であったとは?ですね。
何もかも弟に一任をした一日、私は食べて、呑んだだけでございますの^^
by hana2023 (2023-12-04 09:07) 

Boss365

こんにちは。
大河ドラマ「どうする家康」ですが、小生は途中でリタイヤしてしまいました(涙)。
真田氏の上田市・上田城に訪れた事ありますが「所縁の地が佐野」は新発見ですね。

お墓参り・お母様の一周忌法要、お疲れ様でした。
一周忌法要ですが、小生田舎でも「命日より早い」時期に行う事が多いです。
コロナも収束し、通常の一周忌法要が出来る状態、有難いですね。
小生母の時は、コロナの影響あり、お墓参り後に「折り詰めの持ち帰り」でした。
ところで「アワビのバターソース焼き」旨そうですね。
また「有頭エビのカダイフ包み揚げ」大変凝った手間ある調理です。
細い糸状を見ると「ベトナムでも食べられるとか」に納得のビジュアルです。
ラストの文字列読むと、偉大なお母様ですね。
一周忌法要でお母様の思い出話をされ、お母様も喜んでいると思います!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2023-12-04 10:41) 

まつき

お母様お気に入りのお店で皆で会食、良いですね~!(^^)!
ゴージャスなお料理がたくさん、しかもどれも美味しそうで、
空腹時に見るのは大変つらいです(笑)
家族皆が元気に美味しいお料理を食べて思い出話をして、
きっとお母様も微笑ましく見てくれていた事でしょう!!

by まつき (2023-12-04 10:50) 

hana2023

Boss365 さんへ
こんにちは。
初回を見て、その後は間をおき(爆)、関ヶ原からは見続けました。でも昨夜は事情があって見逃していますけれど。
何かと批判の多い最近の大河は、大みそかの紅白同様に、視聴者の価値観の多様化から視聴率の低下は否めない事実です。
「犬伏の別れ」は、出演者それぞれが好演した「真田丸」からでした。
アワビと言えば、山梨名物「鮑のの煮貝」!元々お高いものだけに、我が家では手の届かないものであります。
カダイフ包み揚げも、フレンチで食したひと皿は、もう少し上品さがあった気がしました。
東京近郊から田舎へと嫁ぎ、知らない土地で87歳まで一人暮らしを続けた母。心身ともに弱ってきた後も、私達子供にそれを悟られまいとしたプライドの高さをもち合わせて、最後の最後まで強く生きぬいた、偉大な母でした。

まつきさんへ
この前には当然、墓前法要もすましていましたけれど。
それでも子供たち、孫たちが和気あいあいとした場をもって、楽しく呑んで、食べて、思い出話をしているところ。
天国から本人も見ていてくれると想像しておりました。

by hana2023 (2023-12-04 11:31) 

溺愛猫的女人

家康もあと数回ですね。来年はたぶん見ないかなぁ?
仙台にも仙台真田家があるんですよ。夏の陣の最中に死を覚悟した幸村が、幼い我が子を伊達家家臣片倉重長に託し、それが後の仙台真田家となります。
「あけみ寿司」さんのお料理、どれも美味しそうですね。お母さまがお好きだった訳が分かります。一周忌法要を喜んでらしたでしょうね。
by 溺愛猫的女人 (2023-12-04 12:07) 

末尾ルコ(アルベール)

滋養たっぷり柿器 その色だけで 気持ちも歌う RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2023-12-04 13:02) 

hana2023

溺愛猫的女人さんへ
入り組んだ人間模様、歴史の偶然が興味深くて、つい見てしまう大河ドラマながら、平安はあまりにも昔過ぎて、私も次回はパスしてしまおうかなと…。
真田信繁 (幸村)の二男を租とする仙台真田家、知りませんでした。
この犬伏の別れの後、豊臣方についた父と次男信繁のふたりは九度山に幽閉され、昌幸は幽閉先で病死。
冬の陣では徳川方相手に大いに活躍を果たした信繁ながら、夏の陣においても先頭をきって徳川勢と交戦しつつ家康本陣に向かって突撃を敢行。徳川軍を蹂躙したものの、豊臣側の運が尽き余儀なく命を落とした信繁。信繁二男である守信を、姉の夫でもある片倉重長の元へと逃しておいた訳ですね。
先々週末は蔵王温泉、宮城南部へ出かけておりましたので、在郷屋敷は矢附近くも通過していました。知っていたら立ち寄りするのでした。


by hana2023 (2023-12-04 13:45) 

hana2023

末尾ルコ(アルベール) さんへ
何にしてもご不便、自由の利かない入院生活の中で、カラ元気と言った言葉もある訳ながら、どうかその調子で頑張られますように。
by hana2023 (2023-12-04 13:48) 

tarou

お早うございます、渦の道にコメントを有難うございます。
通過する車からは、渦潮を確認するのは大変かと思います。
橋の下段の展望デッキからは渦の出来初めから消えるまで
見ることが出来ました。
一周忌法要のあと「あけみ寿司」さんで料理を頂きながら
お母様の思い出が話題になったかと思います。

by tarou (2023-12-05 08:22) 

ミィ

一周忌法要お疲れ様でした。
お母さまの好きなお店で思い出話をしながらの会食
天国のお母さまも喜ばれてるでしょうね^^
豪華な料理に、柿の器など見た目も楽しく素敵なお店ですね。
by ミィ (2023-12-05 11:20) 

naonao

お母様の好きなお店で、一周忌法要
お疲れ様でした。
ご家族揃って、豪華な食事とお母様の思い出話し
何よりの供養になりお母様も喜ばれましたね
by naonao (2023-12-05 17:33) 

hana2023

tarouさんへ
こんばんは。
鳴門のうず潮は何度か見て、存じております。
故人を思い出し、本人との思い出に浸る。一番の供養かと思っております。

ミィさんへ
全て弟任せで、私はただ行っただけ。美味しい食事とお酒で楽しいひと時が過ごせました。
和食は器や、盛り付けが凝っているから、自宅のご飯と同じようでいて違いますね。

naonaoさんへ
ありがとうございます。
私は病気で倒れた際の一年間、その後も家に来てもらって一緒に通院、買い物と行っていましたし。
夫婦で教師であった弟は、子育てで随分助けてもらっていた様子。これまでの私達は頼りにして、出来ないことはなかった気がするほどスーパーお婆ちゃん♪だったのです。

by hana2023 (2023-12-05 22:10) 

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