SSブログ

カニ 食べ 行こう~~♪(PUFFY風に)・・・③「割烹民宿小はじ」食事 [2019・2月伊豆半島へ]

朝夕とも、予め食事時間は決まっています。
6時になるのを待って下に降りました。一階の左右に別れて二か所の食事処。
私達がいただいたのは右側の部屋。三組ながらも衝立で仕切られ、プライバシーはそれなりに保たれて食事出来ました。

お品書きはなしなので、写真から想像のほどを。説明は適当です(^◇^;)
食事1.jpg食事3.jpg
「前菜」卵焼き&黒豆・プチトマトの中はクリームチーズ・小鉢の中身は煮こごり合え?自家製カラスミ・さっぱりした菜の花のお浸し…(*^。^*)

熱々蒸したでが運ばれてきた、とろりと餡のかかった金目鯛入り蕪ら蒸し。食べていく内にキンメが見えてきました。
量もたっぷりな上、エビやゆり根も入って…とろみのある餡でかぶら蒸しが一層美味しく味わえます。
食事2.jpg食事5.jpg
アルコールの選択肢は少なかったかな。とりあえずのビールでまずは乾杯。

夕食はどれもお酒に合う様子から、日本酒の選択肢はあと二つ、三つ欲しいところ[あせあせ(飛び散る汗)] 伊豆で「土佐鶴」って?しかしお隣さんも全く同じ、ビール&土佐鶴のオーダーでした。
食事4.jpg 
オゴダイ・イサキ・赤ムツ=のどぐろ・メジマグロ・ブダイ漬け・クロムツ・イカ。お刺身7点盛りは、下田の海の豊かさを実感。鮮度も良かったですよん[グッド(上向き矢印)]
ところが次のホイル焼きは、中身が何だったのか?記憶になし。お造りは女将さんに箸袋にメモしてもらったからわかる(^_^)V

この辺りまで配膳のスピードが速いかなと感じたものの、カニは時間がかかりますものね。
そして、メインの登場! 高足蟹蒸しは、夫婦2人で一杯です。
食事6.jpg
高足ガニは日本一深い駿河湾に生息している深海生物のひとつ。生きている化石とも呼ばれる、世界最大の現生節足動物。
寒い時期の方が身が引き締まっていてカニみその量も増えると言われ、12月から3月くらいが「旬」だと言う。また高足ガニは茹でると身崩れを起こしやすくなるため、「蒸す」方が断然美味しく頂けるそう。
食事7.jpg  食事8.jpg
ぎっしり身が詰まっていても、身離れが良い為に意外に簡単、スーと身が出ます。
お皿にのった…蟹味噌、見た時随分多いと思ったものの、身にのせて味わったら一層美味しくなりました。
脚が終わって甲羅の中を食べ始めると、また味噌が溢れてきて…。北海道の霧多布で食べた花咲ガニより美味しかったです(^_^)V
・・・と言っても、私が出来ないものだから、夫一人で格闘!おしぼり6本を汚し、それでも間に合わず最後は手を洗いに立ちました。
今まで味わった蟹とは一味違う、美味しさでした[グッド(上向き矢印)]
菊花蕪、金柑の甘露煮はホイル焼きに添えようとしたのかしら?
  食事9.jpg
サザエの唐揚げ・明日葉・お魚(またも適当)の天ぷら。明日葉=温暖な土地の食材って感じですね。揚げ物も温かいものは後から運ばれてきます。
小鍋は鴨と葱、お蕎麦で鴨南蛮風にいただく?ようながら・・・「金目鯛コース」のブリ?鯛のしゃぶしゃぶの方が良かったかも。
最後は潮汁、お造りのアラから良い出汁が出てます。ご飯と香物でご馳走さまでした。夕食にデザートはないのね。

食べ終えて時計を見たら、二時間も経ってました。
お子さん連れの家族は退屈した子供さんが先に上へ、ご両親の急いで食べている様子を見て、温かいものは温かい状態で食べられるように工夫されているのも…状況次第と感じました。
器や盛り付けに民宿とは思えないセンスが感じられ、私達は満足のいく食事となりました。
宿のオーナーは神楽坂の割烹で修業後、実家の実家の民宿を継いだとの事。各テーブルに提供するだけでも大変らしく、女将の他に可愛らしいお姉さんがお手伝いしています。

夜は驚く程静か、これまた早めに寝てしまったから・・・目覚めると朝5時半。
朝一は、お風呂~~という訳で、今度は女湯へ。
この日も朝焼けを見たいと思っていたのに、ゆっくり浸かっていたら、夜が明けてしまいました。

        食事10.jpg
日曜も晴天。
朝食も前夜と同じ席で。
食事11.jpg
冷たいお料理は用意されています。温かい品は席に着いてから・・・どれも朝の定番メニューです。
ひじき入りサラダ・小鉢に肉味噌風・おばあちゃん特製の漬物/大きな梅干し・温泉卵・野菜の人参は煮てあったようながら、モヤシはなんでしょう?
鰺の開きは皮の部分はパリパリ、脂がのった身はウマウマ(^o^) 焼きたての干物は自家製なのかも?焼き方も家とは違い美味しいです[グッド(上向き矢印)] その右はマグロのお刺身。
        食事13.jpg
ご飯はお櫃で、夫は何時ものように三膳食べました[あせあせ(飛び散る汗)] お味噌汁の実も覚えていませんが、毎年麦糀と大豆で仕込む自家製の味噌を使った味噌汁だそうです。
基本的な朝ご飯、シンプルメニューながら、朝だけにこれくらいが良いかもしれません。
朝食も地元の食材を工夫して使用、地の魚はシンプルな調理方で、サクッと食すのが一番に思いました。生きのよい地魚を手ごろな価格で味わう、こうした民宿も時には良いものですねhttp://kohaji.jp/food.html

清々しい朝だった。
チェックアウトは10時、バスの時刻までまったりしちゃおう[眠い(睡眠)] お部屋で寝転がっていたら、ポカポカした日差しの下、そのまま寝入ってしまいました。幸せだ~~[るんるん]

セルフのお布団敷きをはじめ、宿の方の関わりは最小限、出迎えや見送りもなかったけど…元々こだわらないので憶えてない(笑)、サービスのあり方は基本「ほったらかし」。
平日泊と比べて、休前日でも500円だけアップと言うところも気に入りました。
@12300円に入湯税、アルコール代を入れても、27000円弱とお手頃でCP良し。
我が採点は・・・。
     部屋 ☆☆
     設備 ☆☆  
     風呂 ☆☆☆
     料理 ☆☆☆☆☆ 
     接客 ☆☆☆
     全体としては ☆☆☆☆
どの項目についても同じことが言えますが、ゴージャスな部屋に泊まりたいわけでは勿論なく、宿泊料に見合った満足感が得られたらそれで良い。
こうした宿に泊まることで、旅行者としてレベルアップした気分です\( ^_^)/ まだ④がありますよ~
thanks(70)  コメント(10) 
共通テーマ:旅行