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「湯岐温泉」知っていますか?・・・②「山形屋旅館」館内 [2019・3月福島県湯岐温泉へ]

山形屋旅館さんは家からも近く。旅行サイトでの口コミ点数も高めで、山奥だけど食事も美味しいみたい←私の場合、ここ大事[グッド(上向き矢印)]
とにかく混浴となる岩風呂から沸く温泉が素晴らしいと知り、お邪魔することにしました。
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敷地に入る手前から、手前が新館、その奥に別館。右端に少しだけ写っているのが本館の建物。渡り廊下でつながっています。
旅館と言うより、田舎にある親戚のお家みたいな。立派な瓦屋根の大きなお家ですから~~。
…と言っても全体としては広くて、2階建ての建物がコの字型に3棟建つ、泊り客も週末だけに多かった模様。
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玄関から中へ、一応お土産ものが置いてあったり、福島と言えばの「酪王コーヒー」の自販機。朝チェックをしたら、皆さん結構飲んだようで空瓶が沢山♪ 
町全体でダリア栽培に取組み、夏場はダリアの花でいっぱいになる塙町のキャラ「ダリちゃん」もいました。

予約したのは「ゆったり和室16畳フロア貸切!キッズルーム付あり☆」…と言うプラン。それは母屋の二階の部屋らしい、玄関からすぐの階段を上がって二階へ。
こちらの宿は午後1時からチェックイン可能ながら、到着したのは3時と普通の時間になってしまいました。
ずらり並ぶ廊下の奥、「竹」の間の襖ドアを開けたら・・・そう、襖で仕切られているだけでも、一応鍵はあります。ほとんど使わず済ませていましたけど。
エアコンで温められたお部屋が嬉しい。お布団は左の部屋奥へ、何時でも広げたら寝られる状態で置いてあります。
こんなスタイルながら、お布団はふかふか、シーツ・布団カバーも真っ白で清潔でした。
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床の間の前におこたが出来ていて、入ると温か~い[グッド(上向き矢印)]木のボックス内に歯磨き用のコップが入ったボックス、ドライヤー、テッシュ、ミラーと必要なものは揃っています。

この日の朝は雪が降ったそう、やはり東北の福島。ファンヒーターも使い続けたものの、こたつの温かさが気持ち良くて、滞在中は専用の椅子を使ってずっと入りっきり[るんるん]
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これがキッズルームでしたか、我々には必要のないスペースながら、この右奥に専用のおトイレがあります。
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バスケットの中に浴衣、バスタオル、タオル&歯ブラシのセット。電気ポットにお着き菓子はあっさりとした「そばの実せんべい」、茶筒の奥久慈茶も美味しかった。
それから、この袋[目] 何だかわかりますか?昔の宿で使用されていた…金庫の代わりに貴重品を預ける紙袋。映画とかで見た記憶はないでしょうか。

雰囲気としては、いかにも山奥の一軒宿と言った感じ、それと床の間にあったガムテープは、秘湯に付きものであるカメムシ対策の為。カメムシって冬場もいるのですね。滞在中に5匹やっつけました[あせあせ(飛び散る汗)]
ご覧のように防音設備なんてない、全体的に古いお部屋ながら静かに過ごせました。
その上館内は無線LAN、無料Wi-Fiも可能だったのです。

湯治目的の客が、常連客も多いと言います。・・・と言う事で、私達もまずはお風呂[いい気分(温泉)]
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温泉編は次回になりますね。
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「湯岐温泉」知っていますか?・・・①栃木~茨城~福島へ [2019・3月福島県湯岐温泉へ]

いよいよ桜の季節。開花情報も飛びかい、桜の便りが続々・・・日本列島がお花見の季節に突入しつつあります。
そうしたこの時期。私達は先週末、まだ寒さの残る福島へ出かけておりました。
幾つかブックマークしているブログで紹介をされて、ずっと気になっていた宿。メディアには登場しない・・・知る人ぞ知る秘湯の湯治場。
茨城県との県境にほど近い、福島県塙町。山々に抱かれた町のさらにその奥、福島県内でも山奥にひっそりと佇む、300年もの歴史を持つ共同浴場「岩風呂」の存在を知り、その湯に浸かってこの冬の寒さに負けず頑張った身体を温めたいなと思った次第。

自宅から塙町までの距離&移動は、寄り道をしなければ90キロ、3時間20分あまり。
そこで得意の、県内東に位置する那珂川町経由で向かう事にしました。
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自宅を出たのはゆっくり9時半頃。県道から国道、そしてまた県道と走って・・・おトイレ休憩は、「那珂川町馬頭広重美術館」です。
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「広重の芸術と伝統を表現する伝統的で落ち着きのある外観」がコンセプト、自然豊かな町の景観に溶け込む…平屋建て切妻の大屋根を採用http://www.hiroshige.bato.tochigi.jp/about/architecture
私の写真はあまりにもひど過ぎますので、HPの方をご覧ください。
建物を造ったのは、2020年東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる「新国立競技場」の設計でも知られる隈研吾氏、JR東日本の新駅「高輪ゲートウェイ駅」駅舎のデザインも同氏によるものと言います。

※平成7年1月の「阪神淡路大震災」に被災された青木藤作氏の遺族から、町へ平成8年4月、歌川広重の肉筆画を中心とするコレクション寄贈の申し出あり。
栃木県塩谷郡熟田村狭間田(現さくら市)に生まれ、肥料店を佐久山、氏家、西那須野で営み、実業家として成功するかたわら、広重の肉筆画や版画をはじめとする美術品の収集を趣味とした青木氏でした。
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広重美術館敷地内、駐車場を囲む形で植栽されているミツマタの木。枝が3本ずつ分岐する。・・・これが名称の由来♪
一見地味ながら樹皮に強い繊維があり、1万円札などの紙幣や証紙など重要書類に使われる…和紙の原料となる事でよく知られています。

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お昼を、健武地区にある「そば処 ゆりがねのやな」ですませる事にしました。
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夏場に鮎を焼いて食す「簗」が本業だけに、奥のお座敷席は…良く言えば「レトロ」、素朴な上に素朴過ぎる店内。ストーブの脇のテーブルに着席して、オーダーをしました。
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寒かったせいもあり、この日は温かな「かけ」に。漬け物と煮物がそれぞれ付いて700円、夫オーダーの「天ぷらそば」にしても800円とは、なんとリーズナブル!
田舎風そばは、地粉を使った八溝そばと呼ばれるもの。濃いお汁は田舎そばそのものながら、太い麺はのどごしよく、量もたっぷり。
本当は天ぷらのない私にも、サービスで天ぷらがあります。
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ふきのとう・パセリ・かき揚げ・カボチャ・(白いのは)ハヤトウリだそう。通常の夫の野菜天盛り合わせと比べて、1~2個少ないくらいなので嬉しい(^o^)
揚げたて熱々な天ぷらは勿論、濃い目に煮着けたキノコと根菜が特に美味しかった。
またその後も酢味噌で食べる、刺身こんにゃくがサービスで運ばれてきました[グッド(上向き矢印)]
親しくお付き合い頂いているイチゴ農家の〇〇さんから「一度、食べに行ってください」と言われていたのが関係して、この日の訪問となりました。
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しかしここって随分前なのだけれど、鮎を食べに来店したのを覚えています。

国道461号線を走り、県境を越えたら茨城県の大子町へと入ってゆく。
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道路の両側に続いているのは茶畑です。
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奥久慈は新潟県の村上市同様、お茶生産地域としては、国内最北限の茶産地となっているのです。低温多雨の気候と冬の寒さの中で育った奥久慈茶は、色が濃く、香りも高いお茶です。
泊まった宿の部屋に置かれていたのも、「日本最北限のお茶産地」で採れる「奥久慈茶」であったかと。味わい深くて美味しいお茶は、湯上りに、食後にと沢山飲んでしまいました(*´∀`*)

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大子町の久慈川に沿って北上、国道118号線から矢祭町へ。国道349号線はセンターラインもない一車線。「これが、国道なの?」と思いつつの走行。

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阿武隈山中の上流に湧く細い山道の先の温泉地「湯岐温泉」、湯岐は「ゆじまた」と読みます。
安土桃山時代まで遡る長い歴史を有するに関わらず、知名度が低く、現在でも窪地のような土地に少数の旅館と民家が集落を形成するのみ。そして現在営業をしているのは私達の泊まる「山形屋旅館」、隣り合う「和泉屋旅館」さんの二軒だけでした。
細い山道を上がって、宿へ入ります。
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手頃な人気店「Pasta&Dessert Cafe APPLE」 [食]

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先日、息子たちと食べに行ったお店「Pasta&Dessert Cafe APPLE」です。
こちらへは以前にも来店したものの、あまりの混雑ぶり、待ち時間の長さから諦めて帰ってきてしまった経験あり。

とにかく派手で目立つ建物の、防雪ドームのような入り口から入店したら・・・
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お台場の「ヴィーナス・フォート」のような天井。…と書いていて懐かしいわぁ、まだやっているのかしら?
実際にヴィーナスフォートのシンボルスペース「噴水広場」を思わせる、水が流れる池だってあるのです。
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通された席はこちら。こんな感じでどこに座っても、どこを見ても楽しい、待っている間も飽きることのない店内。

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DINNER MENUからリーズナブルな「サラダ+前菜盛り+メイン+ドリンクのナポリコース」で。
タコスサラダには真っ赤なプラバケツに入ったドレッシングが二種類、セロリとパセリ、パプリカとキャベツと、貧相に見えたタコスチップスののったサラダが食べ始めたら美味しく感じられました[るんるん]
ガーリックトーストに、ミニグラタン・トマトのカプレーゼ・オニオングラタンスープの前菜。
メインは、全パスタ・リゾット・全ドリアから好きなものを選べます。

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私はリゾットの気分だったので、サフランの香りのブイヤベース風リゾット。イカ・海老にアサリが思いのほかたっぷり入って美味しい。
リゾットにしては微かに芯が残る、「アルデンテ」な仕上がりに少し欠けるかなと感じたけれど、本格的な専門店ではないのだから仕方がないでしょう。
オシャレな見た目…ライムの香りのたらこリゾットは息子の方、苦手なシメジを抜いてもらってます。リゾットは、白米or五穀米と選べました。
夫は季節メニューより、燻製鴨のパスタ。こっちゃんオーダーの「ジパング」たらこ・イカ・しめじのパスタは撮っていませんが・・・。

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このポーズはこっちゃんの「美味しい~!」だそう[るんるん]
食後のドリンクで選んだコーヒー、クーポンサービスの自家製ジェラート2個。何てことないバニラアイスながら、片方ははちみつがけ、ホィップクリームのイチゴソースも嬉しい♪
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​レジ横では、自家製ドレッシング販売中。息子はママさんへのお土産に購入しました。私にも一緒に買ってくれるとの事ながら、「サラダはそのまま食べる方が多くて、ドレッシングは買っても全然減らないからいいい」と断りました。

最後に、こちらはお手洗い。
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大きなドアを開けたら、間の前に一枚の鉄板!
え?…って思ったものの、それを押してはいるとおトイレがありました。男性用はかなり斬新な内装であった模様。
ランチタイムであれば1000円チョッとで食べられるリーズナボーなメニューたち、特別美味しいわけではないけれど・・・楽しい雰囲気でワイワイ出来そうな店内と、人気の程が納得のお店でした。
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お彼岸でした [ドライブ・栃木県南]

実家への道中に紅梅が見事な一画があり、ずっと気にはなっていたものの、だからと言っても面倒だから車を停めなどしない夫[バッド(下向き矢印)]
しかしブログを巡回していたら、あちこちで見事な梅の開花を見て・・・今回は停まってもらいました。
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だけど、紅梅の時期はとっくに過ぎて、薄茶色の花びらしか残ってないのだった。
代わりに少し奥まった林の中で、うす紅色の馬酔木(あせび)の花を見っけ[目]
壷形の花を下向きに沢山咲かせる馬酔木、枝葉に有毒成分を含んで馬が食べると酔って足がなえることから「足癈(あしじひ)」と呼ばれ、そこから変化して「あしび」、そして「あせび」となったと言う。
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幸いに、白梅は残っておりました。地味ながら、楚々とした雰囲気が好き♪

木々が芽吹くのはまだ先だけど、確実に近づいている春の気配。
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田舎に住んで何が良いかって、こうして走っていても、美しい山々が身近に・・・。どこからでも自然と季節の移ろいが如実に感じられるところです。

手土産を買うため、栃木の「かのこ庵」に寄って行くことにしました。
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お彼岸だけに店名の「かのこ」をはじめ、店内は和菓子がいっぱい!食いしん坊なので、どれも美味しそうで迷ってしまう。
店先の…陽光の中、純白の花びらがピカっと光っていたのは、小手毬で良いのでしょうか。

お昼は母の要望により、市内の「ふみきり寿ずし」へ。両毛線、東武佐野線の踏切前だから「ふみきりずし」[右斜め下] わかり易いわぁ~~
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かんぴょうを巻いた俵いなりに、角いなり。どちらも味付けは濃いめ、砂糖とお醤油がしっかり効いた、子供の頃から食べなれた味は美味しい。
なにしろ栃木は、全国一の「かんぴょう」生産県ですから。
しかしかんぴょうの実=夕顔の加工、干したかんぴょうにしても、家庭での調理に手間と時間がかかるから食べる習慣は減るばかり。
かんぴょう海苔巻き、太巻きずし、大きな玉焼きで巻いた伊達巻は絶対に食べたい。中身の「田附(でんぶ)=おぼろと称される、魚の肉を蒸して細かくほぐし味をつけた佃煮」も美味しいのだ。
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お昼を食べて少し経ったら、「かのこ庵」の和菓子でおやつ。
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栗・小豆・白黒の餡子玉・白いんげん豆・うぐいす・とら豆・・・と、見た目もカワユク並んでます[るんるん]
餡玉のまわりに、小豆や栗をつけた…この和菓子は、子鹿の背中のまだら模様に似ているから、鹿の子と名づけられました。 染色の鹿の子絞りも同じく、そこからきているそう。
銀座へ買い物に行っていた頃、歩き疲れたら「すずらん通り」にある「銀座鹿乃子」の甘味で一休み。「銀座若松」のあんみつも同様・・・昔からずっと、餡こものが好き♪
隣りはこれも見た目の可愛さにやられた、うさぎまんじゅう・桜まんじゅう・白餡の味噌まんじゅう。どれも小ささ、甘さがちょうど良い。


赤と黄色、目を惹く派手派手な外観の立派な建物、中華料理店ではなくて、製麺所を兼ねた佐野ラーメン「鶴里つるり」の店舗です。
この日は土曜とあり、営業中でした。店先に設置された箱入り佐野ラーメンの自販機からも、商売熱心さが伺え驚かされます。 
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・・・と言っても、店内のムードは普通。
少し前に友人と電話でのおしゃべり中に・・・。
友:「前に〇〇さんが買ってきてくれた佐野ラーメン(鶴里)の味が忘れられなくて…わざわざ羽生PAまで買いに行っているくらい。だからラーメンと合わせて、佐野のアウトレットへ遊びに行きたいのに中々行けないわぁ」
私;「え!そんな事あったっけ?まるで覚えていない。。でもラーメンなら実家へ行った時に買ってこられるから、今度送るね」と。その後送って、喜んで貰いました。

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独特なスタイルの「青竹打ち」が特徴の佐野ラーメンです。http://www.sanoramen.com/hiden.htm
こちらのセットは、麺4玉・スープ・叉焼・メンマも入ったすぐに食べられるタイプ。1650円くらいだったかな。麺だけ4玉の1000円なりより高めながら、自宅に居ながらにして簡単、本格的佐野ラーメンです[るんるん]
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下は、佐野ラーメン人気ランキング上位店「手打ラーメン 万里」、「麺屋ようすけ」のもの。
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持ち帰り用を買って、並ばずに人気店の味を楽しむ。再来月のGWはきっと数時間待ちとなりそうなので、こんな食べ方も良いかと思います。
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私の小さな春あれこれ…そのⅡ [食]

3月も間もなく終わりです。今週は東京都心のソメイヨシノの開花発表もあり、横浜、福岡と桜便りが次々。
そして、わが家にも春がやって来た。
暖かな春の陽気と…まだ肌寒い朝晩とありますが、フキノトウ・福寿草も顔を出し、山の木々も春に向けて準備をはじめています。
春が近づいてきて、気持ちは…明るく、身体も…軽く・・・とは簡単にならないけれど。

皆さんのブログを周っていると、あちこちで見かけるふきのとう。家にもこーんなに沢山あるのです。
本当はこの3倍くらいあったかも。写真に撮ったつもりが、どこかへいってしまったから。。
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夫が採ってきてきれたのですが、枯れ葉や土がついているので、洗ってゴミを落とすだけでも大変。
一日目はこの作業だけで疲れました。・・・オイオイ(-_-)zzZZ そこでこの日は、ふき味噌を作っただけ。
これだけあると大雑把にならざるを得ません。
開きかけの花の部分は皆捨ててしまいます。外の葉だけ湯がいて、刻んで、油炒めをし、味醂とお味噌で味付けする。

あんなにあったのが、蓋物に二個。他所で買ったのがお味噌ばかり、…って一般的にはそれが普通ながら。ふきがほぼ100パーセント、味付けの調味料だけだから、ふきの味と香りとがスゴイ濃いわよ[ダッシュ(走り出すさま)]

そして、今日の夕ご飯・・・は、当然!?ふきのとうの天ぷら。…って、揚げた食材は、他にも何種類ありましたが。
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そして今年も、この湘南ゴールドの季節がやって参りました。
夫の友人M氏が毎春送ってくださる、希少なおみかん・湘南ゴールド。
爽やかな香りと濃厚な味のゴールデンオレンジを母に、温州ミカンを父として・・・12年の歳月をかけて神奈川オリジナルの柑橘ブランドとして、湘南ゴールドは開発されました。
ゴールデンオレンジより実が大きくて、果皮もやわらかいのが特徴とか。
普通の柑橘類が姿を消す今頃の4月が旬。小田原は一夜城近くの農園のものだそうです。
見た目はミカンより少し小さめで、色合いがレモン色だから・・・見た目こそ、酸っぱいかもなんて思いがちながら・・・。
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ギュッとしまった果実はシッカリとしているのに、皮はむきやすいのです。食べてみると、滅茶苦茶ジューシーで、実は勿論、皮からも華やかな香りが強くします。
果肉がやわらかくて、爽やかな甘味も感じられました。
サイズが小さいから、一度に3個以上食べちゃう♪♪♪
左の袋色入りの方は「まだ採りたてだから、10日くらいおいてから食べるのが良いです」と。ホント毎回ながら、マメな方よねぇ[グッド(上向き矢印)]

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スイマセン、しつこくもまた、いちごを頂いてしまって…。こちらも撮ったつもりの画像が、あれ!ない!!昨夜の画像はどこへいってしまったのか?…で、これは使いまわし画像なのでした[あせあせ(飛び散る汗)] 
いちごをアップしたのには訳が、いちご大福作りをしたからなのです。

白玉粉を使いレンジで簡単に作れる いちご大福。定番の苺のほかに、食材は身近にある・・・キウイとバナナで。
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ぶどうや、マンゴー、それに私は結構好き[るんるん] ミニトマト…とか、使うものはお好みで!
大福の皮の部分、厚いところと薄いところと・・・この辺りは見なかった事にしてくださいな[あせあせ(飛び散る汗)]
帰宅後に見たら、お馴染み…cookpadに載っていました。https://cookpad.com/recipe/4170656
イチゴやキウイの甘酸っぱさが、甘い餡子とよく合います[揺れるハート]

こうして春色に包まれた・・・早春の日々[ぴかぴか(新しい)]・・・って一見優雅?そんなことありません(*´ー`)
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私の小さな春あれこれ… [食]

頂き物の・・・文旦です。
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文旦はそう馴染みのある果物ではないせいか、他に比べて皮をむくのが大変です。
本来なら皮から土佐文旦の実を外して薄皮をむき、綺麗に並べ食すところなのでしょうが…ザっと皮を剥いて、一口サイズにカットして食べてしまいました。一人だとする事全てが雑になっていけません[あせあせ(飛び散る汗)]
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・・・それでも、さっぱりとした爽やかな甘さ、独特のほろ苦さがクセになる、大人の果物と思いつつ味わって食べました。

柔らかな日差しを浴びて、ボケの花が少しずつ開花しはじめています。
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地面に目を移せば、2週間くらい前からポツリ、ポツリとクロッカスの花。
こんなに小さいのに、鮮やかな色合いで「ここにいるよ」って話しかけているくらいの存在感(*´ー`)
植えっぱなしである球根、肥料もやらず、水もあげていないのに。。同じく手間いらずの植物・・・ハナニラも地味な見た目だけど、よく見たら淡い空色、星型の花びらにも可憐さが感じられまする。
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先日、息子がもってきてくれた「大浦酒造」の芋焼酎「みやこざくら」。イヤだわ、花札柄のラベルが素敵(^o^)V
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「ふるさと納税日本一」で知られる都城市、同時に「肉と焼酎の街」として有名と言います。
今一番人気の焼酎が、こちらの「みやこざくら」だそう。気持ち甘くて吞み口が良くて、アルコール度数 20度の呑みやすさも人を選ばないものに感じます。 
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那珂川町にある「レストラン巴夢(ハム)」でお昼を食べた夫、私も巴夢へは一度トンカツを食べに行った事がありました。
店の一角に「馬頭ハム」販売コーナーがあり、そこには巴夢特製の拘りのソーセージ、ハム製品が並んでいるのですが・・・しかしどれも結構な値段!定価で買うのは考えてしまうものながら、ウインナーソーセージ、ボロニアソーセージが、なんと半額[グッド(上向き矢印)]
これは買わねばならんと、買ってきてくれました。ラッキー(^o^)V
ロースハム、ウインナーソーセージ、ボロニアソーセージの一皿。ロースハム以外はフライパンでサッと焼きました。品質が良いだけにどれも美味しい[グッド(上向き矢印)] 食べ切ってしまいました^^

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芋焼酎にソーセージでは、またご指摘があるやもしれず、。。。なので、、、
最後は、薔薇・黄&オレンジのガーベラ・ピンクのミニカーネーション・ラッパ水仙のフラワーアレンジメントで終わりにします。
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パン・自作もね♪ [パン&ベーグル・スィーツ]

今回もパンネタです。
…まずは、自分で焼いたパンから。
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今通所しているリハ施設は多人数の大規模なところながら、最新設備の整った館内。
キッチンルームなど、家のお台所と取り換えて~~て、何時も思ってしまう程充実した最新設備でなんでも揃っています。
運動の合間には自分の好みで、様々な趣味のお教室への希望、予約をしたら参加可能。
シフォンケーキ作りを試しにやってみたところ、他の参加者に迷惑をかける事なく(多少はあったかと思うものの)問題なく出来ました。
そこで次は、パン教室に参加してみた訳です。
…↑は、デニッシュ生地を練って、粒あんを挟み編みこんで焼いたもの。二次発酵を終えた成型後に卵液を塗り、焼きあがったら白く粉糖でお化粧します。
膨らみが多少足りないか?と感じた部分はあるものの・・・中々?美味しそうでしょう!

※ケーキと違って、卵の泡立て、粉をふるう…作業がないだけに、片手でもパンはより簡単でした。
それにケーキ作り同様、過去の子供が幼稚園から小学生頃までは、小まめにパん作りもやっていましたしね[るんるん]

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次に作ったのは、「(ハイジの)白パン」です。
白パンだけに材料も、強力粉・ドライイースト・砂糖・牛乳。後から少量のバター・塩は入るものの、至ってシンプル!
「仕上げに白い上新粉を振って・・・丸くてフックラコン、通称「おしりパン」4個が出来ましたヽ(=´▽`=)ノ
「今回のは地味だから、参加者が集まらないかも」とスタッフさんの心配はあったものの、確かに私の回は3人きりでした。
それでも牛乳の味わいに、あとからフワッとやってくる微かな甘み、これはこれでありだと思います[グッド(上向き矢印)]
元から物を作るのは好きなだけに、手が不自由になってしまったけれど、これからも積極的に様々なもの事にチャレンジをしていきます[ダッシュ(走り出すさま)]
ワァハッハッ!!私に不可能と言う文字は、ないのであ~るp(^^)qファイト!


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先日のお出かけの際には、那珂川小学校側にあるパン屋さん「flat」のパンも忘れず買ってまいりました。
週に3日の営業だから、お店を開けるとすぐに売り切れてしまいます。この日も電話で予約をしお取り置きを。だからお店の方は閉まっているのです。
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黒ごまあん・プレーン・上にきな粉のトッピングはあんこ。ヒマワリの種&刻みココナッツはカボチャあん・茶色い中身はオレンジアプリコット・アプリコットラムレーズンにはスライスココナッツのトッピングがしてある。
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ほぼ趣味でやっているお店だけに、「flat」さんのベーグルはどれも生地、中身の食材もケチっていないところがお気に入り♪
販売価格はプレーン以外は、全て一律200円です。

「天然酵母パン flat(フラット)」さんのベーグル、その後も夫が買ってきてくれました。
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ピンクのイチゴ生地ハグランベリーオレオ・かぼちゃ生地にはクルミ&かぼちゃあん・プレーン・大納言クリームチーズ入りの抹茶・チョコチップ。
チョコチップでお化粧したベーグルには、キャラメリゼしたバナナが中に入っています。
どこから見ても、とってもローカル…超田舎のパン屋さんながら、埼玉から那珂川町にUターンをしてきたオーナーご夫婦。渋谷区千駄ヶ谷にある天然酵母パン店「トゥルナージュ」の講座で学んだ技術を活かして始めたお店なのです。
道理でなんとなくオシャレ感漂っている訳よね[ぴかぴか(新しい)]

最後は、「パン職人いっぴ」のいっぴパン(^o^)
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甘さが嬉しい豆パン、スライスアーモンドのトッピング・チョコデニ。ミニフランス風、パン本来の味で勝負…のテーブルブレッド、レーズン・グランベリー・パイナップル等ドライフルーツの入ったフリュイ。
毎日の事だから( ^ω^)・・・こちらの素朴さ、手軽さも普段食べる分には侮れない魅力があるのです。
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パン色々・・・♪ [パン&ベーグル・スィーツ]

今日は中途半端な、パンネタです。
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一度は食べてみましょうか・・・と電話したものの、しばらくの間はすでに予約でいっぱいとの事。
耳まで美味しい…で知られる「乃がみ(のがみ)」の生食パン1本(1斤) 432円(税込)・1本(2斤) 864円(税込)…食パンひとつに予約してまで食べたいとは思いません・・・。
代わりは、焼きたてにこだわる食パン専門店「一本堂」のパンです。こちらも昨年2月にオープン!
定番7種類の食パンから、しっとり食感の生クリーム食パンをチョイス。見た目では普通の食パンとほとんど違いはないけれど、気持ちクリーミィな匂いがして、そして柔らかでした[るんるん]

次は思いっきり、ローカルネタで。
那須烏山藤田の「パン職人いっぴ」の、安価ないっぴパン。
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テーブルロール「くるみパン」、「カレーパン」「白パン」…それから「チョコデニッシュ」。
どれもが素朴、優しい味わいは朝の和みです。
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次はツヤツヤデニッシュに、あんぱん。大型バケットはざっくりカット。外はパリパリ…と意外に本格的。ほのかな甘みと、ふあふあ感の両方が味わえる…って、このお値段からしたら十分、お得感がたまりません[るんるん]
「いっぴ」のパンは、何時も夫が買ってきてくれるます。お店まで私が出かけたのは一度だけ。しかもその日はなんと定休日でした[あせあせ(飛び散る汗)]

次は、もうスッカリお馴染みですね。O川さんが真岡で買ってきてくださった。
以前からお勧めされていた「パン工房 小麦」のメロンパンに、クリームパン。
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クリームの方は潰れかけた形ながら、パンの味は当然美味しい[グッド(上向き矢印)] 何時も珍しい、拘りのお菓子やパンをありがとうございます[かわいい]

最後は、都内。
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新宿の「HOTEL THE KNOT TOKYO Shinjuku」、に併設されたベーカリー。「MORETHAN BAKERY」の「長時間熟成レーズンブレッド」。わずかなイーストを加えてゆっくり、ゆっくり発酵させた生地は、アミノ酸が生まれて旨みと甘みがアップ。小麦粉以外にバター、砂糖、クリーム、シナモンやレーズン等がたっぷり入った生地はふんわり食感。
そのまま食べるのは勿論、薄く切って表面をパリッと焼いてもこれまた美味しかった[るんるん]
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しばらくぶりの、日光へ「とんかつ あづま」 [ドライブ・栃木県北]

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前回と同じ日光ドライブの、昼食編です。

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用件を済ませたら、お昼は日光市内の老舗店「とんかつ あづま」さんへ。
何時もは近くにある「かつ泉」で食べるところながら、、、←かつ泉も好きなお店でお気に入りですが、時には新規店の開拓もしませんと。これもブロガーならでは…と言う訳。
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11時半に着いてしまったから、一番乗り!誰もいないところで、パチリンコ[カメラ]

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メニューは、目の前に貼られているこの一枚だけ。
夫オーダーは、和豚もちぶたロースカツ、私はエビフライ・カニコロッケ・ヒレカツの盛り合わせでお願いました。
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カウンターに座ること、しばし。お茶におしぼりは大きめ、野菜サラダ、漬物、ソースが運ばれて…。
サラダを食べ待つ間、パチパチとトンカツを揚げる音が厨房から聞こえてます、期待が高まりますね[グッド(上向き矢印)]
そして、やってまいりました。
メインに、美味しいご飯、たっぷりのお味噌汁。
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薄くサクッとした衣をまとった揚げ物たち。
添えたキャベツだって、スライサーを使う家のとは大違い、包丁を使っての手切りです。
細く揃えて切ってあるから…同じキャベツとは思えないふんわり食感、柔らかくて食べやすさが全く違いました。
「トンカツには、塩を軽く振って食べる方もいますよ」と、お塩も一緒に。
ご飯のお代わりは出来るかしら?と思ってましたら、後から来た男性客は貰っていました。

食べ終える頃を見計らってか、女将がにこやかな表情で「すぐそこのニコニコ本陣で今、牡丹の花の展示会が開催されているのです。もしお時間がありましたら、寄って行かれるのはどうですか?」って。
老舗にはやはり上品、綺麗な女将さんがお似合いだわ[るんるん]
地元で長く愛されているのも納得!
丁寧な仕事ぶりの伺えるメニューのそれぞれが美味しいのは勿論、全てレベルの高いお店って感じでした。
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しばらくぶりの、日光へⅠ [ドライブ・栃木県北]

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先日とある用事あり、日光へ久しぶりに出かけてまいりました。途中の車窓から眺めたら・・・梅やマンサクの花は咲いていたものの、まだ冬景色。
そして日陰に残る、残雪の固まり。今年はこのまま大した雪もなく春へ向かおうとしているのに、平地でも日光ってやはり寒いのね。

夫の用事以外に、私にも「土曜日にしかオープンしないこだわりのパン屋さん」…と噂の食パンを入手する目的あり。
日光市野口ののどかな住宅地の中にひっそりと佇んでいる「食パン専門店 利」。 そんな食パン専門店で焼かれる大人気のパンを求めて・・・とは言え、ナビにものっていない一般住宅らしい。
探しに探し…ようやくたどり着いた「利」はまさに普通のお宅そのもの、しかし住宅の庭=駐車場に立つガードマンさんの姿からわかりました。
ガードマンさん「本日の販売は終わりです」と、え~~!まだ11時前なのに[バッド(下向き矢印)]
女性店主が自宅で売る商品のほとんどは午前中に売り切れてしまう…との情報は得ていたものの、やはり甘かったか。

その後向かった・・・こちらは安心、安全の「のぐち屋」さん。
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こんにゃくを買い終えて、パン屋さんで買えなかった話をしましたら、「ここから近いすぐそこにも、評判のパン屋さんはありますよ」って。
聞けばその店「ブライヴォリー/brivory 」は、第二候補と決めていたお店でした。
それでは早速、参りましょう…。
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・・・・・・・・ブライヴォリーはパン屋ではなく、パンづくり工房。
[ぴかぴか(新しい)]「目指しているのは毎日食べても飽きのこない、単体で旨みのあるパン」
数多あるパンの中で食パンだけにこだわり、心を込めて製造しています。
世田谷区三宿(閉店済みながら…)の最高級パン専門店「 recetteルセット」を皮切りに、パン職人として究極の味を求め食パンを研究してきました・・・・・・
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税込み993円なりの高級食パン「大麦ブレッド」←初めてだから、店先に並んでいた中で一番安いのを買いました。
栃木県産の希少な小麦粉〈ゆめかおり〉、日光連山の天然湧水、養蜂家のハチミツなど……厳選した国際素材を使用、熟成に時間がかかるのですが、手間と時間だけは惜しまずに焼き上げたパンだそう。
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無添加で身体にも優しいパンだから、シンプルにトーストして(端が少しコゲてしまいましたが…)・・・食べた感想としては、少し癖はあるものの…確かに美味しい。大人の味です。
でもこのお値段からしたらそれは当然であるかと。もし普通だったら、私だって怒るわよ[むかっ(怒り)]
日光は今、旨パン激戦区になりつつあるのを実感しています。
こんな田舎にどうして?何時の間に?素敵なパン屋さんが乱立してきている訳!?
意外なもので熱くなっている日光[exclamation] 日光は東照宮と、お猿だけではないのです。
たかがパン・・・されどパン[グッド(上向き矢印)] 次回はどこで買いましょうか、難しい問題だわ。

日光ドライブからの帰路、最後に寄ったのは「道の駅 ろまんちっく村」でした。
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野菜販売店舗の店先で見っけ[目]
これが、噂のホワイトイチゴ「淡雪」なのですね。
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白と言うより、淡いピンクに近いかな? 希少イチゴだけに、お値段もかなり強気だわ!
一パック、1300円のイチゴは贅沢過ぎて買えませ~ん。普通のトチオトメにしても今や貰って食べるのが当然となっているのですものね~~\(^_^ )( ^_^)/
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野菜、果物、地場製品は当然なので、栃木の地酒もほとんど揃って置いてあります。
可愛いワンカップも、各醸造所を代表する銘柄から、ゆるキャラものまで、バリエーション豊か。
しかし今回は、こちらも買いません。

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旧黒羽町須佐木(大田原市)の渡邊酒造さんの地酒「本醸造 旭興」を買ってきたばかりだから。息子が来た時に呑もうと、開封もしていないのです。
「のぐち屋」さんの玉こんにゃくと、刺身こんにゃく、これってどちらも形が不ぞろい、量も多めのお徳用ながら、日光の美味しい水から生まれるこんにゃくは当然美味しい[るんるん] 味は全く問題なし!
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花に、しらつゆ? [食]

3月6日は「啓蟄」でしたね。
啓は「ひらく」、蟄(ちつ)は「土中で冬ごもりしている虫」の意味。大地が暖まり冬眠していた虫が春の訪れを感じ、穴から出てくる頃を指す。二十四節気では、「雨水」から「春分」までの間。
暦を意識してではないものの・・・頻繁に降る雨から、ここ数日春の予感がありました・・・。
大地に生きるものたちは、ある時冬の到来をすばやく予知し、そしてまた季節が廻りきたら・・・春の到来をいち早く察知して、次の準備をはじめる。…それなのに、私達人間の退化した精神と身体[バッド(下向き矢印)]

先月終わり頃作った、ローダンセマム・プリムラ・アリッサムの寄せ植えです。
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  ↑・・・ before
北アフリカ、スペインに分布しているキク科の草花、ローダンセマム。作成時には全く花の咲いていない状態でシルバーに近い繊細な葉は綺麗だったけれど。蕾を一日も早く開花させたくて、レースカーテンの外に出しておきました。
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                  ↑・・・after
すると、面白いように次々と開いていく蕾たち。しかしその分だけプリムラ・ポリアンサの可愛い色合いが落ちてしまいました[あせあせ(飛び散る汗)] 何事も程々が肝心ですね。幸いにもアリッサムは元気[かわいい] 白い可愛い花は勿論、茎と葉も伸びてきています。

白つながりで…烏山…と言っても都内世田谷区の烏山じゃないわよ。
そちらの烏山とは大違い、県東部に位置する那須烏山市「嶋田屋」さんの銘菓「しらつゆ」です。
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カッチリとした箱は高級感の漂うデザイン、色合いながら・・・箱を開けて中身を見たら、ガッカリの銀紙&薄紙の個別包装。このセンスは少しなんとかしませんと?(`_`)ノ
中のお菓子はこれです。
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白あんベースに洋酒漬けのレーズンを入れて焼き、ホワイトチョコレートが全体を覆っている。小粒な見た目ながら、口に入れたら・・・濃厚な甘味にレーズンの風味が広がって、そうしつこさは感じられません。
店主が「地域に愛される銘菓」をと40年前に考案。それ以来店を代表する逸品になっている…との事。
初めて食べましたが、小ぶりながらもしっかりした存在感、口に入れると甘めの餡が段々とほぐれていく経過も楽しめました[るんるん]
文句を言っておいて、一度に3個は食べちゃいます(゚ε゚*)

もういっこは、またも麻布十番の老舗店「豆源」の豆菓子詰め合わせ。
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おとぼけ豆・梅落花・抹茶・胡麻大豆・きなこ大豆・いか寿豆の6種。
市販されている豆菓子とは比べ物にはならない味の良さだけれど・・・それでも、サスガに飽きた[バッド(下向き矢印)] 「豆源」を買ってくるのはもうやめ~~て♪~( ̄ε ̄;)

食べ終える頃には、次がくる。この季節のお約束!
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真っ赤に熟した、熟し過ぎくらいの、とちおとめ。
そして、いやね~~!!
こんなところに私の太いアンヨが?恥ずかしいわぁ[バッド(下向き矢印)]・・・って、平和だ。。  
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※追記します。
東北地方を中心に地震と、津波、そして原発事故により、多数の死者と被災者の出た…あの未曽有の大震災から8年。
今なお身元知れずのままでいる2000人をも超える命、自宅や土地、仕事まで失うと言う…被災された方々。
・・・それなのに、こんな呑気な記事内容でこの日を迎えるなんて、本当に申し訳ない限りと思っております。
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カニ 食べ 行こう~~♪(PUFFY風に)・・・④帰りは踊り子で [2019・2月伊豆半島へ]

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海岸の道路わきに干された網は、伊勢海老用と言う。そこで仕事をする漁師さんたちの姿がありました。ここでは猫たちものんびり、マイペースで道路を歩き回っている…数匹を見かけました。
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海辺の町は漂う雰囲気がとにかく豊か、穏やかさも好きだわ。
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西伊豆の松崎の家並みで知られる「なまこ壁」、この地でもところどころに似た光景が残っている、でも人は住んでなさそうでした…。
観光地とは違う、普通に人々の生活が身近に感じられる静かな光景。

海沿いを歩いているだけで・・・透き通った海、溢れる朝の光、波の音と…過ぎゆく時間は限りなく美しい[ぴかぴか(新しい)]

バス停手前の雑貨屋さん?の店先に並ぶミカンと、伊予かんを買い求める。
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ここ須崎は徳川家康が江戸城構築の際に石を切り出したところ、当時約300人の石工がおり、泊まった「小はじ」の祖先もその石工の一人として須崎に移り住んだ。以来網元として漁業を営み続けたが、昭和47年民宿を開業。・・・とHPに記載がありました。

この地では、アロエもわさわさと元気だ。葉ボタン、オキザリスも冬なのに生き生きしています。真冬の2月にお花が楽しめるのは温暖ってこと、最近めっきり寒さに弱くなった私には羨ましい限りなのです。
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この先を行ったら野水仙が群生する「爪木崎」となる・・・「須崎漁港」からバスに乗車して下田駅到着。
「スーパービュー踊り子」11時25分発の予定ながら、でもその前に「下田あんパン」も買わないと。
前日見かけた皆さんが「下田あんパン」の紙袋を下げているのを目にしていたので・・・駅より8分ほど「マイマイ通り」にある和菓子店「平井製菓」さんへ。今や下田土産の定番との…下田あんパン、ハリスさんの牛乳あんパンと一箱購入する。

※ハリスさんとは幕末の安政3年、サン・ジャシント号にて下田へ来航した、初代アメリカ総領事のタウンゼント・ハリスの事。外交官として「日米修好通商条約」を結び、初代駐日総領事となりました。
幕末の嘉永7 (1854) 年に、江戸幕府とアメリカ合衆国が締結した「日米和親条約」を結んだのは…「黒船」を率いてきたマシュー・ペリー。
初代アメリカ総領事として来日したハリスが、日本との交易を幕府に求めた条約締結が「日米修好通商条約」=関税自主権を欠き、治外法権も認める、不平等条約でした。

・・・と書きつつ、ペリー上陸の碑も含めて幕末の下田に関係する場所、下田観光は今回も一切せず。だって徒歩で行くには遠い! 駅周辺のムード、ご当地マンホールも「下田港」仕様でした。
それから夫、何を思ったか?「チョッと干物を買ってくる」と行ったきり戻ってきません。
わぁ~~!間もなく発車の時刻!せっかくの「スーパービュー踊り子号」が、しかしチケットを持つのは夫です。
改札でハラハラドキドキ、そこに「時間を間違えていた」だって、もう[むかっ(怒り)]
私達のお陰で、1~2分遅らせてしまったかもしれない。

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帰路もまた海側の席で、源泉がモウモウと立ち上る熱川、山側に目を向ければミカンの生るミカン畑が続いて・・・誰もいない静かな海は、何度見ても良い。
マイカーの旅は渋滞のせいで常にイライラが付きもの、ゆっくり時間が過ぎる鉄道って良いわぁ[るんるん]
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また、目の前に伊豆七島の大島が。
伊豆北川の海沿いには、「アメリカが見える(見える訳ないけれどね)」お風呂」のキャッチフレーズでお馴染み「黒根岩風呂」。かつて温泉巡りにハマっていた頃、バスタオル巻きで入ってしまおうと出かけたものの、我が予想を超えた開放感[バッド(下向き矢印)] 見てはいけない光景にビビって、早々と退散した想い出あり。
また隣りの伊豆大川へは、母と3人で泊まりに来ていますものね。
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今日の「初島」は、「GRAND XIV 初島クラブ」までよく見えています。
相模湾では唯一の有人島、360度海に囲まれたリゾートアイランド「初島」も、伊豆半島側から見ると、要塞みたいに無機質な建物が目立つだけ。
息子家族と泊まりに行った時には、息子ったら「まるでアルカトラズみたいだ」って失礼しちゃうわ[あせあせ(飛び散る汗)]

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この景色を通り過ぎたら、熱海に到着なのよねん。
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とにかくこの時は時間がなくなってしまったから、一度も撮っていない我が記念ショットもなし[カメラ] 一枚と思っていたのにねぇ[バッド(下向き矢印)]
乗ってきた踊り子号を見送って・・・「快速アクティ」で一路自宅まで。
日常と非日常が交錯した…そんな二日間も、これにて終わり。

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下田あんパンは、こしあん・小倉あん・ハリスさんの牛乳あんパン・春季限定の桜あんパン・ラム酒の香りがふわり…の大人なあんぱん・・・計10個。
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キノコ型をした、それぞれの名物あんパン、右は自家製こしあんと白いソフトバターの入った、ハリスさんの牛乳あんぱん。見た目通りふわふわのパンはそれぞれ、餡子の量が少なめなのが残念!それをカバーするバター入りの牛乳あんパンが私は一番でした♪
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「小はじ」さんのお土産、自家農園で育てているとのミカン、それから須崎港で買ったミカンも甘くて、ジューシィ[グッド(上向き矢印)] 上のあんぱん程じゃないですけどね(^o^;)
例の干物は?・・・結局、買えませんでした。
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カニ 食べ 行こう~~♪(PUFFY風に)・・・③「割烹民宿小はじ」食事 [2019・2月伊豆半島へ]

朝夕とも、予め食事時間は決まっています。
6時になるのを待って下に降りました。一階の左右に別れて二か所の食事処。
私達がいただいたのは右側の部屋。三組ながらも衝立で仕切られ、プライバシーはそれなりに保たれて食事出来ました。

お品書きはなしなので、写真から想像のほどを。説明は適当です(^◇^;)
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「前菜」卵焼き&黒豆・プチトマトの中はクリームチーズ・小鉢の中身は煮こごり合え?自家製カラスミ・さっぱりした菜の花のお浸し…(*^。^*)

熱々蒸したでが運ばれてきた、とろりと餡のかかった金目鯛入り蕪ら蒸し。食べていく内にキンメが見えてきました。
量もたっぷりな上、エビやゆり根も入って…とろみのある餡でかぶら蒸しが一層美味しく味わえます。
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アルコールの選択肢は少なかったかな。とりあえずのビールでまずは乾杯。

夕食はどれもお酒に合う様子から、日本酒の選択肢はあと二つ、三つ欲しいところ[あせあせ(飛び散る汗)] 伊豆で「土佐鶴」って?しかしお隣さんも全く同じ、ビール&土佐鶴のオーダーでした。
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オゴダイ・イサキ・赤ムツ=のどぐろ・メジマグロ・ブダイ漬け・クロムツ・イカ。お刺身7点盛りは、下田の海の豊かさを実感。鮮度も良かったですよん[グッド(上向き矢印)]
ところが次のホイル焼きは、中身が何だったのか?記憶になし。お造りは女将さんに箸袋にメモしてもらったからわかる(^_^)V

この辺りまで配膳のスピードが速いかなと感じたものの、カニは時間がかかりますものね。
そして、メインの登場! 高足蟹蒸しは、夫婦2人で一杯です。
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高足ガニは日本一深い駿河湾に生息している深海生物のひとつ。生きている化石とも呼ばれる、世界最大の現生節足動物。
寒い時期の方が身が引き締まっていてカニみその量も増えると言われ、12月から3月くらいが「旬」だと言う。また高足ガニは茹でると身崩れを起こしやすくなるため、「蒸す」方が断然美味しく頂けるそう。
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ぎっしり身が詰まっていても、身離れが良い為に意外に簡単、スーと身が出ます。
お皿にのった…蟹味噌、見た時随分多いと思ったものの、身にのせて味わったら一層美味しくなりました。
脚が終わって甲羅の中を食べ始めると、また味噌が溢れてきて…。北海道の霧多布で食べた花咲ガニより美味しかったです(^_^)V
・・・と言っても、私が出来ないものだから、夫一人で格闘!おしぼり6本を汚し、それでも間に合わず最後は手を洗いに立ちました。
今まで味わった蟹とは一味違う、美味しさでした[グッド(上向き矢印)]
菊花蕪、金柑の甘露煮はホイル焼きに添えようとしたのかしら?
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サザエの唐揚げ・明日葉・お魚(またも適当)の天ぷら。明日葉=温暖な土地の食材って感じですね。揚げ物も温かいものは後から運ばれてきます。
小鍋は鴨と葱、お蕎麦で鴨南蛮風にいただく?ようながら・・・「金目鯛コース」のブリ?鯛のしゃぶしゃぶの方が良かったかも。
最後は潮汁、お造りのアラから良い出汁が出てます。ご飯と香物でご馳走さまでした。夕食にデザートはないのね。

食べ終えて時計を見たら、二時間も経ってました。
お子さん連れの家族は退屈した子供さんが先に上へ、ご両親の急いで食べている様子を見て、温かいものは温かい状態で食べられるように工夫されているのも…状況次第と感じました。
器や盛り付けに民宿とは思えないセンスが感じられ、私達は満足のいく食事となりました。
宿のオーナーは神楽坂の割烹で修業後、実家の実家の民宿を継いだとの事。各テーブルに提供するだけでも大変らしく、女将の他に可愛らしいお姉さんがお手伝いしています。

夜は驚く程静か、これまた早めに寝てしまったから・・・目覚めると朝5時半。
朝一は、お風呂~~という訳で、今度は女湯へ。
この日も朝焼けを見たいと思っていたのに、ゆっくり浸かっていたら、夜が明けてしまいました。

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日曜も晴天。
朝食も前夜と同じ席で。
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冷たいお料理は用意されています。温かい品は席に着いてから・・・どれも朝の定番メニューです。
ひじき入りサラダ・小鉢に肉味噌風・おばあちゃん特製の漬物/大きな梅干し・温泉卵・野菜の人参は煮てあったようながら、モヤシはなんでしょう?
鰺の開きは皮の部分はパリパリ、脂がのった身はウマウマ(^o^) 焼きたての干物は自家製なのかも?焼き方も家とは違い美味しいです[グッド(上向き矢印)] その右はマグロのお刺身。
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ご飯はお櫃で、夫は何時ものように三膳食べました[あせあせ(飛び散る汗)] お味噌汁の実も覚えていませんが、毎年麦糀と大豆で仕込む自家製の味噌を使った味噌汁だそうです。
基本的な朝ご飯、シンプルメニューながら、朝だけにこれくらいが良いかもしれません。
朝食も地元の食材を工夫して使用、地の魚はシンプルな調理方で、サクッと食すのが一番に思いました。生きのよい地魚を手ごろな価格で味わう、こうした民宿も時には良いものですねhttp://kohaji.jp/food.html

清々しい朝だった。
チェックアウトは10時、バスの時刻までまったりしちゃおう[眠い(睡眠)] お部屋で寝転がっていたら、ポカポカした日差しの下、そのまま寝入ってしまいました。幸せだ~~[るんるん]

セルフのお布団敷きをはじめ、宿の方の関わりは最小限、出迎えや見送りもなかったけど…元々こだわらないので憶えてない(笑)、サービスのあり方は基本「ほったらかし」。
平日泊と比べて、休前日でも500円だけアップと言うところも気に入りました。
@12300円に入湯税、アルコール代を入れても、27000円弱とお手頃でCP良し。
我が採点は・・・。
     部屋 ☆☆
     設備 ☆☆  
     風呂 ☆☆☆
     料理 ☆☆☆☆☆ 
     接客 ☆☆☆
     全体としては ☆☆☆☆
どの項目についても同じことが言えますが、ゴージャスな部屋に泊まりたいわけでは勿論なく、宿泊料に見合った満足感が得られたらそれで良い。
こうした宿に泊まることで、旅行者としてレベルアップした気分です\( ^_^)/ まだ④がありますよ~
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カニ 食べ 行こう~~♪(PUFFY風に)・・・②割烹民宿「小はじ」お部屋 [2019・2月伊豆半島へ]

バス停は須崎海岸の目の前、漁村の空気を満喫しながらお宿へと向かいます。
外観は看板がなければ普通の民家、自分で荷物を持って階段を上がって行きます。
どこかのお宅にでもお邪魔するような感じで、懐かしい雰囲気が漂う引き戸をそっと開ける。
若いご夫婦が営まれている、部屋数4部屋の宿です。
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玄関先で声をかけました。
すると奥から旦那さんらしき男性が現れました。ロビーラウンジなどといったものはありません。
広めの玄関、奥が厨房で、入ってすぐの左右が食事処みたいでした。
チェックインの手続きもなく、名前を告げて部屋へ案内してもらいます。
2階「なでしこ」のドアを開けると広めの踏み込み、そこにクローゼット、ハンガーと浴衣、羽織が入っていて…。タオル干しも置いてありました。
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お風呂の説明を聞いたら、後は自分達だけでのんびりです。
部屋はやや窮屈な6畳間(;^ω^)、広縁も椅子セットもなし…椅子は欲しかった[バッド(下向き矢印)] もう少し寛げる気がするから。
そして洗面台も冷蔵庫もありません。釣り客も多く泊まるのでしょうに、冷蔵庫もないのにはビックリ。

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湾内に入った場所なので、景色がそう良い訳ではありませんが…須崎漁港を一望、目の前が道路だけど通りも少なくて静か。
宿の駐車場は玄関前から、道路を挟んだ船着き場脇に一列に並ぶようにあります。
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浴衣、羽織、タオル&歯ブラシ。なぜかバスタオルはなし。お茶セットと、お湯、冷水の入ったポットが座卓の上に。
それでもエアコンで温かくなっていたから、「あったか~い」と声が出てしまいました。
お布団敷きはセルフサービスで、それも気楽で良いですね♪
風呂も良いけどちょっと部屋で休憩タイムでお茶。窓からの景色を眺めながら・・・狭いながらもお掃除されていて、室内に余計なものが置いていない、これも非日常と言う事で(^^ゞ

床の間のお茶セットから、自分でお茶を入れます。
お着き菓子はフィナンシェ風焼き菓子、茶筒の中の煎茶が一回分しかなくて、夫が下へ貰いに行きました。「家の台所と同じくらいの厨房で、大将が刺身を切っている最中だった。お皿が結構並んでいたけど、泊り客がそれほどいるのかな?」と。

館内には客室以外にないから、なのでお風呂に入るくらいしかすることがない。
2階のまた一段上がったところに共同の洗面所、おトイレがありました。私達の部屋を出てすぐの場所だったので、さほど不便は感じませんでしたが・・・
一息入れたら風呂に行ってみます。
男女別の内風呂があり、翌朝9時まではほぼ24時間自由に貸し切りの家族風呂として利用OK。
男湯、女湯とありますが、内側から施錠したら貸切です。空いていた男性用のお風呂に入りました。 
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なにもない脱衣所は殺風景です。脱衣所も広くありませんでしたが、浴室もコンパクトかつシンプルです。
内湯のみでカランは二か所、シャンプー類が二種類、ボディソープに固形石鹸とありました。
3~4人入ればいっぱいかな?というぐらいの小ぶりな浴槽。
床は十和田石でしょうか、ちょっと造りは古いけど清潔なので問題なし。
ただお風呂は二か所共に開放感が全くなくて、高台に建っている宿なのだから窓のひとつもあればと思ってしまいました。
廊下に「天然温泉成分表」が張ってあったので、無色透明の湯ながら、これが「下田温泉」なのだと思います。
※[泉質] 低張性弱アルカリ性泉
お湯は柔らかいし、浴感はつるつるで気持ち良い。
スベスベお肌になります。翌朝入った女湯の方も脱衣所はコンパクトながら、浴槽は少し大きめであったような。。
お布団敷きは当然、自分たちで。敷布団4枚にシーツが2枚、これは良い。しかし掛布団3枚に、枕2個って適当だわ~~ 勿論敷布団は二枚重ねで、ここではエアコンだけで冬が越せてしまうみたい。

私にしては今回、本当に写真が少ないです。だって撮るところがなくて[あせあせ(飛び散る汗)]      
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それでも、本命はこちらですから!
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タカアシガニは日本一深い駿河湾に生息している、深海生物のひとつ。カニ類の中では系統的に古い種で、生きている化石とも呼ばれます。世界最大の現生節足動物との事。
漁期は港によっても違うようですが、通常9月から翌年の5月頃まで。
寒い時期の方が身が引き締まって、カニみその量も増えると言われ、12月から翌年3月くらいが旬だと言います。
続きますね。
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カニ 食べ 行こう~~♪(PUFFY風に)・・・①またも下田へ [2019・2月伊豆半島へ]

2月最初の週末は、電車で伊豆半島へ出かけてきました。溜まったネタを書いていたら、一か月経ってしまった(;^ω^)
そう、この日の目的は蟹、タカアシガニを食べに伊豆の下田まで。
これといって寄り道も考えていない旅、朝もゆっくりと出て、JRに乗車します。
交通費も節約して普通列車で、新幹線は使いません。
都内を通り過ぎて、神奈川県内へ。ベットタウンの景色に飽きた頃、小田原駅の手前に来たら・・・突然目の前に、真っ白に雪化粧した富士山が現れました[目] それで皆さん、スマホを出していたのですね。
青空をバックにして、驚くほどクッキリと近く、大きな姿で見えたのに驚かされました!・・・それなのに、ボゥッ~としていたから写真に撮れず[バッド(下向き矢印)]

途中の熱海駅で伊豆急へ乗り換えたら、早々にお弁当タイム[るんるん] これも夕ご飯を美味しく食べる為であ~る。

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途中の駅で待機し、通過する「スーパービュー踊り子」を見送ります。
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しかし帰りはサスガに寂しいからも、特急料金をプラスして私達もスーパービューで帰って来たのですけれど。。
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窓の外、お天気、極上!!目の前の建物は、伊東と言えばハトヤ♪…のホテルだったかしらん?

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のんびり旅で、進む電車。
運転手さんの見えたのは背中だけ、でも働いているキリリとした後ろ姿は素敵。
的確な動きと真面目な動作には一目惚れしてしまいそうに。顔はは全く覚えてはいないけど、列車を安全、正確に運行する。そうした仕事ぶりは運転のプロと感じました。

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肝心の海がピンボケ、これまた伊東の海だったかもしれません。

とあるサイトでタカアシガニを手軽に食べさせてくれる宿の存在を知ったのが始まりです。口コミ評価も高いし、宿泊料金も手頃で安い!←これ、魅力でしょう。
タカアシガニは西伊豆の戸田=沼津市で知られる蟹ながら、戸田へ遊びに行った帰りの山中でダウンした私 それだけに態々行きたいとは思えない、私にとっては悪夢の場所となってしまったところなので。
それから戸田の旅館でタカアシガニコースにしたら、結構なお値段がします。
底引き網漁で獲れる世界最大級の深海ガニは、10年以上前「戸田漁業組合直売所」で目にした時でさえ、一杯が1万円を超えていたように記憶しています。

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相変わらず、煙もくもくの・・・「熱川温泉」、温泉だから当然ながら…。

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思いのほか近く眺める…伊豆大島をはじめとして、空気が澄んでる冬は大島、利島、新島・・・などの島々が綺麗に見えるのです。
そして2月の伊豆と言ったら、早咲きの「河津桜」が大人気ながら・・・2月はじめとあって、咲いている木もあったものの、川沿いはほぼ蕾である様子が車窓から見えました。熱海さくらはきっと盛りであった事でしょう。

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終点の伊豆急下田駅に、到着。
熱海から乗って来たのはラッキーにも、伊豆東海岸を走る「リゾート21」のキンメ電車だったのです[グッド(上向き矢印)]
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「金目鯛」をイメージした「赤」の塗装、シルバーグレーのグラデーションを施した車体。
先頭車両1号車、階段状になった展望席の一番前に座って来たのです[るんるん] 2号車以降の車体も、車内は可愛いキンメ一色、海側は窓の大きな展望シート。

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駅改札も、下田=「黒船」を意識したデザインです。前回12月には気づかなかったけど、この駅には足湯もあったのですね。
駅舎を出たところにあるのは「開国の湯」 と名付けられた足湯。
※開国の湯というのは当然、幕末の下田港に黒船が来航し開国のきっかけとなった。それに由来しているのでしょう。
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下田温泉の泉質は特徴のない単純泉。
下田駅から車で数分のところ、「河内温泉」と呼ばれる地域にあるのが千人風呂で知られる「 金谷旅館」。
金谷旅館のお風呂は千人風呂の名前通り、伊豆一の広さの木造大浴場、女性はバスタオル巻きで、露天風呂から自由に行き来できるようになっていました。温泉好きならあの広さ、気持ち良さを体験してほしいな[いい気分(温泉)]

下田駅駅から徒歩15分程度のところに、ペリーロードもあり。普通なら歩いても行ける距離ながら…駅前に軒を連ねるおみやげ横町を周ったり、翌日の特急券を購入したりして、バスの時刻まで待ちます。
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前回アロエの花が咲いていた駅前広場には、黄色のキンセンカが盛んに咲き、夏の花「ガザニア」もここでは普通に冬を越している模様です。
赤と白、見事な椿の花々も出迎えてくれました。

下田駅よりバスで15分。水族館に展示されている、深海に住むタカアシガニの食べられる宿へ向かいます。
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