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高速バスで帰りました [ドライブ・栃木県南]

4月は14日、21日と二週続けて実家へ行ってしまいました。
車窓から眺める風景、たった一週間でも違って見えるのは、今のこの季節ゆえでありましょう。
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色とりどり、萌え出る緑に覆われた、新緑の光景は見飽きることがありません。
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沿道にまだ桜が残っていたのは、前週の4月の14日。

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そして佐野から、新宿バスタまで高速バスで帰る息子達と、途中見かけた栃木市周遊バス。
「蔵の町」をイメージしたデザインの「蔵の街観光バス」は、栃木駅前から市街地内の29の停留所を結ぶコースを「東回り」「西回り」交互に、1時間間隔で運行していると言う。
以前利用した仙台観光シティループバス「るーぷる仙台」、神戸市バス「シティ・ループ」を真似ているみたいですね。
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こちらは、翌週の21日。緑が濃く、深くなっているよう感じられました。

「家にいる時よりリラックスしている」とパパにも呆れられた、寝転んでテレビを見ているるこっちゃん[眠い(睡眠)]
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我が実家でも、休んでいる爺じをコチョコチョしては、にんまり[るんるん] ラブラブの二人です。

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買い置きされていたプリン、「イースター」デザイン柄は勿論こっちゃんがペロリ食べてしまいました。
私は、抹茶味プリンを頂き!
鹿沼市の和菓子屋さん「松月」さんで買っていった柏餅と。同じく「松月」さんの「彫刻屋台最中」でお茶。長くいたら、大おばあちゃんが疲れてしまうからって一時間半余りの滞在でお終い。
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さのまるクンのラッピングバスに乗り込んだ二人にバイバイ[手(パー)] ママも待っているでしょうし、遅くならない内に帰りましょうね。
来た時からずっと、輝く笑顔がはじけていた…こっちゃん、本当に楽しそうで良かった。

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そして、ここにあったのですね。
O川さんから聞いていた、「鶴里らーめん」佐野新都心バスターミナル内の販売機。並んだ箱入りラーメンは青竹打ちの「生麺」です。
2007年にオープン・・・都心、成田&羽田空港、佐野市内を運行する高速・路線バス乗降場として地元への密着、活用されて、「佐野百景」のひとつとしても選定…バスターミナルとなったのです。
我が実家からもほど近いこの地区が。。プレミアムアウトレット&佐野ラーメンを求めて、県内のみならず関東、東北各県からの人々で…これ程発展するなんて、少し前まで夢にも思っていませんでした…。
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そして、二週続けての千手山公園 [ドライブ・栃木県西]

桜の季節も終わり、芝桜、ネモフィラ、チューリップ・・・と開花情報が飛びかい、日本中が花の季節に突入しました。あちこちから届く見頃情報には・・・気持ちもソワソワo(^o^)o
先週末の日曜日。晴れていたら良かったのですが、ドヨ~~ンとし曇り空[曇り]
遊びに来ていた息子と、孫のこっちゃんと、さて何をして遊ぼうか?と相談中。「先週行った鹿沼の小さな遊園地は眺めも、景色も良くて綺麗だったね」の話を聞いたこっちゃん。「そこ行ってみたいな」…って。
そしてまさかの、千手山公園となった次第。
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水を張った田に佇む姿に、「白鳥さんがいるよ~~」と間違えてしまったのは・・・シラサギ。
都心で白鳥を見ることはあっても、シラサギなどいないのだから仕方がありません。
そして、二週続けての千手山公園。
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ツツジにはまだ時期的に早かったものの・・・天候のせいもありますが、たった一週間で見事に散ったソメイヨシノ。全く違う場所みたいでしょう!?

公園内には立派なお堂、木造の千手観音菩薩坐像が祀られている「千手院」がありました。
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前回はどこを見ていたのか、すぐ脇にこれ程彫刻の施された寺院が建つと言うのに、気づかないでいた私[あせあせ(飛び散る汗)] 内部は覗かず来てしまいましたが、観音堂の前と本堂内には円空仏風の仏像が安置されて…県指定有形文化財、鹿沼市指定有形文化財との事でした。
※円空作「千手観音菩薩立像」の御開帳  日時:毎月第3土曜日 午後1時30分から午後5時まで
 祈願法要は午後2時からと午後3時30分からの2回

鹿沼市と言えば、屋台の街です。その最大の特徴は・・・日光山社寺の豪華な彫刻の影響から、全面が豪壮な彫刻で飾られている点。
例幣使街道と日光西街道の宿場町だった鹿沼の街。日光東照宮造営に携わった彫師がその帰りに立ち寄って、屋台づくりに携わったからと言われています。この場所からも街のもつ歴史の跡が垣間見えました。

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ゆっくり、のんびりと周る小さな観覧車。しかし実際に乗った息子達は、遠くまでよく見渡せて気持ち良かったそう。
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グルリ一回り「8の字」コースで走るものの、おとぎ電車は幼稚園生くらいまでのちびっ子向けかしらね。何分にも一人一回50円ですから、こちらへもパパと乗車し私達に手を振っていました。
それからジェットスターには二度続けて…乗車[ダッシュ(走り出すさま)] 爺じにはシャボン玉なども買ってもらいご機嫌で遊びました。
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鹿沼市ブランドのひとつでもあるのが…サツキです。サツキはツツジ科ツツジ属に分類される植物だけに、桜の後は1000本をこえるツツジの花が公園を彩っていくと言う訳ですね。
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「お昼は、なにが食べたい?」と聞いたら、こっちゃんから「ステーキ宮がいい」と即答で返ってきました。
今回は、栃木店へ入店します。オーダーが済んだら、スープバーへ直行して、3種類のスープのお味見中。
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他の3人はライスながら、私はいつもの季節のサラダで。数種類の野菜にトッピングされているハム、シーフードのタコ、アクセントのナッツ、ブドウやマンゴーの甘さが優しい[るんるん] 今回はイタリアンドレッシングでいただきました。
私などスープバーとサラダだけで満足してしまうくらいなのです(^o^)
・・・でも、そうはイカナイ。ワゴンで運ばれてきた熱々ステーキに、目の前でジュッとかけられる「宮のたれ」が食欲をそそります。
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息子のステーキ175gと、私の125gではお肉のボリュームが明らかに違いましたが・・・。そんなに食べられないから、付け合わせのポテト&パスタも夫に食べてもらいました。
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タマネギ・ニンニク・醤油・酢だけで作った味わいの「宮のたれ」が気に入ってしまった息子とこっちゃん。お替わりしたたれを、ライスにまでかけて食べるハマりっぷり(@_@)
熱々をもう一度!の「ペレットでジュッ!」するのも、お気に入りらしい[グッド(上向き矢印)]
今回もスープバーに、お替わり自由のライス、これで利益は出るのかと心配になるコスパの良さでした。こっちゃんはフリードリンクの上、おもちゃのオマケまでもらえるのです。

※追記します。
千手山公園で遊んで、一番楽しんだ、あの場所に癒されたのは・・・こっちゃんよりもパパ=息子だったらしいです(笑)
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4月の新潟・ 雪景色旅・・・⑤安田ヨーグルトを買って帰ります [2019・4月新潟県月岡温泉へ]

硫化水素含有量日本一を誇り、美肌効果が期待できると評判の新発田市月岡温泉。石油採時に偶然が出た事により、湯治場として栄えたのが温泉の歴史。
旅館、飲食店、お土産屋が建ち並びぶ黄の香りに包まれた温泉街は、夕暮れ近くなると店々の軒先に下がる灯篭に明かりが灯り、情緒ある街並みへと変身をします。
足湯「湯足美(ゆたび)」に浸かった件は前述しましたけれど。夕方は浴衣で宿周辺、メインストリートの散歩もしました。
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一番めは宿最寄りの「蔵KURA」から、福島のお酒も美味しいけど、米どころ新潟は日本酒王国ですものね。おちょこ3杯500円、ワンコインで試飲しましょう。
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どれもスーッと吞み口の良い、味わい深い酒たち。口にした時は、その違いを感じたものの・・・時間が経ったら、記憶のかなた~~!で失礼[あせあせ(飛び散る汗)]
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新潟県内全酒造のプレミアムな日本酒から、「90」もの銘柄をセレクトだそう。それだけにどれもお高くて買えないかな。
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次は、新潟飲物「香KAORI」。本州でも北限の茶とされる村上茶や、雪室で熟成されたコーヒー、日本の葡萄酒発祥のセラー=「岩野原ワイン」等・・・新潟の香る飲物を愉しむお店でした。
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新潟の「旨み」をテーマに新潟産の干物や発酵食を試食、購入の…新潟地物「旨UMAMI」では、熱々ご飯で好きなおかずの試食。気に入ったら購入するのながら、すでにご飯は空。試飲してみた「お出汁」の購入は考えたものの、翌日は定休日との事でした。
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こちらの新潟米菓「田DEN」は、店内中央に焼き台を設置、手焼きの体験ができる体験型の店舗。
若い人、また子供連れの家族にはウケる事でしょう。
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まだ明るさの残る中ながら・・・観光庭園「月あかりの庭」。園の中の回廊に沿って連なる行灯には、和柄がデザインされ、夕刻からは幻想的な世界が広がるはず。しかしその前に帰ってきてしまいましたし…期待していたレベルには達していないものに思えます。

宿の隣りから、もうもうと湯けむりが上がっていたのは、そこが「源泉の杜」であったため。
手湯や湯掛け像、全国的にも珍しい硫黄泉の飲泉も楽しむ飲泉所があったと言います。
寒くなってしまったため、早々に引き上げて行っていないのです。
全国的にも珍しい“緑色”の天然温泉スポットと言ったら、秋田駒ヶ岳の中腹にある「国見温泉」。
長野県の志賀高原にある「ホテル熊の湯ホテル」。五色温泉「五色の湯旅館」・・・といずれも入湯済みながら。
普段は緑の湯ではないのに、偶々緑っぽくなっている場合を入れるなら・・・多種多様な湯が湧くことで知られる栃木県内の塩原温泉にも緑色の温泉はあります。塩原元湯温泉の、深緑や青みがかった乳白色の湯は「元湯 ゑびすや」さんで体験済みでした。

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こし餡・つぶ餡・白餡・きみ餡の温泉まんじゅうは、「元祖月岡まんじゅう」さんで、蒸しあがった温かいまんじゅうのサービスもありました。
帰って早々に次々と試食を繰り返して、ほとんどが私のお腹へ、美味しい温泉饅頭でした[るんるん]
「田」では、これ。どちらも新潟市郊外に工場を構える新潟せんべい王国の「ばかうけせんべい」です。
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県内蔵元の銘酒に至っては、ほんの気持ちだけ[たらーっ(汗)] 三銘柄のワンカップだけでお終い。
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遥か彼方には、山形、秋田と東北各県の山々を望む雪景色、電線と民家がなかったら、もっと素敵だったけれど。
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少し山の方へ行ったら、本格的な雪であった模様でした。
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4月とは名ばかりの…光景。
桜が咲いていたのは宿の中だけ、そんな気配は微塵もなく・・・開花には2~3週間早かった訪問でした。

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「磐越道」を走る前に、「安田ヨーグルト」の工場へ立ち寄りします。
新潟県阿賀野市(旧安田町)は、酪農が盛んな町です。そこで生まれる新鮮な生乳の消費拡大を目指し、ヤスダヨーグルトは設立されました。
普通の住宅地の中にポツン建つ安田工場。最初はおしゃれな建物、ベーカリー「LECHE/レーチェ」の方から参りましょう。
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店内はとてもカラフル[るんるん] ヨーグルト製品は当然、パン、焼き菓子と並ぶ中に、白とブルーのオリジナルグッズも沢山!
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こちらは前回も立ち寄りをした…↑、可愛らしい直売所。
どちらにも自家製天然酵母の「ヨーグルト種」で仕込んだパン、焼き菓子と並んでいました。
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人気の保冷バッグ詰めは次々買われていきます。今回の中身はヨーグルト二種、ヨーグルトドリンク、プリン…の4種類。
ベーカリー「レーチェ」のミニバケット、カンパーニュ、クルミ・レーズン入りのパン・オ・ノアも購入してきました。
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桜が咲いた、その後の新潟平野は日本最大の米作地帯でありながら・・・今頃は…色とりどりのチューリップの花で埋め尽くされているはず。
雪で閉ざされた長い冬の分まで、待ち焦がれていたかのように鮮やかな春が一気に訪れるのです。新潟の春は色彩に富んでいて…この時期しか食べられない食べ物も。
チューリップと言えば富山ながら、山に残る白い残雪とチューリップとの絶景は必見です\(◎o◎)/
高速道路の走行中も、チューリップ畑が絨毯のように一面を覆う様は見事そのもの[かわいい]
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帰りだから良いけど、これ程の雪でどうなることかと思う程でした。「ノーマルタイヤへタイヤ交換をしないでおいて良かった」…と、夫。
会津若松市内へ入って真横を走っていても、会津若松城も雪で遮られていました。
福島、栃木の県境を越えて、川治・鬼怒川温泉近くになってようやく止んだ雪。
しかしこの後の4月に降った関東の雪には、驚かされましたが…。
一泊に関わらず、5個も記事にしてしまった新潟への旅もこれにて終了。今回もありがとうございました。
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千手山公園の桜 [ドライブ・栃木県西]

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2007年公開の「恋空」、デビュー間もない新垣結衣、三浦春馬主演の映画は興行収入39億円…とのヒット作だったそう。劇中に登場する観覧車の公園として知られる、鹿沼市の「千手山公園」です。

前日記で桜を見た翌日でした。
予報では雨か曇りであったものが、朝の内に空を見てこれならイケると思い、鹿沼まで車を走らせます。
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道中からして、どこを見ても桜、桜。満開の桜の出迎えを受けながら・・・

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人気の観覧車のある、公園へ到着。
公園のある場所そのものが小高い山の上となっているため、非常に気持ちの良い光景が周囲に広がっています。
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鹿沼市の千手山(せんじゅさん)公園は、昭和23年に市制施行記念事業としてつくられました。
総面積27,372平方メートルの園内には 約300本の桜、1000本をこえるつつじがあり、 花時には見事な景観を見せてくれます。
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観覧車をはじめ、おとぎ電車「弁慶」、ジェットスターまでどれも1人1回50円と破格の安さ。・・・と言うか、公園遊具はこの三種類のみ。

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映画「恋空」の主なロケ地はほぼ九州の大分であるに関わらず、なぜかこの公園内が撮られているのでした。
そしてヒロが美嘉にプロポーズしたレストランは、同市内のフライングガーデン。一昨年アジサイを見に訪れた「磯山神社」も同じくロケ地となった模様。

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映画館でもビデオでも「恋空」は見ていないけど、このレトロな観覧車に乗ったら、新垣結衣や三浦春馬の気分になれたかもしれない。あとウン十年若かったらね。なんと、夢のない事[バッド(下向き矢印)]
映画の観覧車のシーンと言えば、真っ先に出てくるのは・・・第二次世界大戦直後のウィーンを舞台にしたオーソン・ウェルズ、ジョセフ・コットン出演作品「第三の男」。
個人的な好みでなら、イーサン・ホークとジュリー・デルピーの…出会いから夜が明けるまで、一夜の恋を描いた…「恋人までの距離」。イーサン・ホークもあの頃はカッコ良かったのです[るんるん] イメージを壊さず歳を重ねていくって難しいものね。
しかし「イヤミス」作家の湊かなえは、「夜行観覧車」のタイトルを使って小説を書きました。

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スピードやスリルと言った空気とは無縁の小さな遊園地はなんともノンビリ、ほのぼのして良いなぁ[るんるん]
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園内の桜、続いてのツツジと、4月上旬から5月上旬頃まで楽しめそうです。また市街地に位置するこの公園には立派なお堂があり、木造の千手観音菩薩坐像が祀られているとか。
こっちゃんが今より小さな時に、遊びに連れて来たら良かったねと話をしていたのでしたが・・・。
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この翌週に再びここを訪れるなんて、この時には思いもよらない私達でした。
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2019桜咲く [徒然]

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今年の桜です。
先日まではまだ蕾だった桜が、県内各地でついに満開となりました。
東京ではあらかた散ってしまい、、、とうに葉桜となってしまった模様。
通勤、通学途中の路に桜吹雪がはらはらと舞い降りてくる。 そうした様子も風情が感じられるものです…。

家の方ではまだ、お花見日和だった・・・先週末、ようやく写真を撮って参りました。

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ドラマのタイトルみたい…右下にうっすら写った、真昼の白い半月との一枚。
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花の可愛さは勿論ながら、満開そのもの!! 
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見ておわかりの通り、ここからは別の木になります。
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ソメイヨシノより開化の遅い、色も濃い種類。花びらの形状も明らかに違います。
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桜といっても色々な種類があるよう。
代表的な野生種の組み合わせと、改良により意外に品種のある桜。
誰もが知る「桜」と言えばソメイヨシノでも・・・それは沖縄では「寒緋桜(カンヒザクラ)」を指す。同じく…早咲きで有名。寒いうちから咲き始める為、開花は必ずニュースにもなる「河津桜(カワヅザクラ)」にとっての親。

淡紅色の花、紅色の蕾が沢山付いている中で、若草のようなあざやかな黄緑の葉が芽吹いています。
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最後はまた、元の場所に戻ってきてしまいました。
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色、形の違いはあれど・・・どの花もそれそれが、それぞれ、愛おしさはかわらない。

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満開状態の桜。蕾がほころび始める、蕾のもつピンクが少しだけ残った状態が好きだな[グッド(上向き矢印)]
エドヒガン系のサクラと、日本固有種のオオシマザクラの雑種の交配で生まれた、日本産の園芸品種のサクラ。
日本全国に「名木」と呼ばれる桜。また桜の絶景、「桜の名所」も数ある中・・・
この花は最も身近に咲き、だからこそ皆に愛され続けている。
寒い寒いと言っていたけれど、確実に春はやってきましたね。お花見まではならないけど、これでも満足。
「春爛漫」の季節、到来。…としたところで、突然ながら、筍!

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早く出回らないかと待ちわびていた…筍。これ、一本600円なり。・・・だから、今夜は筍ご飯・・・これもお約束でしょう[るんるん]
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4月の新潟・ 雪景色旅・・・④「広瀬館」食事 [2019・4月新潟県月岡温泉へ]

「広瀬館」さんの続きです。
夕食は6時からにして頂きました。部屋食です。…ちなみに部屋食は匂いが残りがちで好きではなかったけれど…。
食事処へ出向き食べるのが好みながら、でも時にはゆったりと部屋で食べる、それも悪いものではありません。
お品書きもあったので詳しく書けます。
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「卯月の献立」、最初のセッティングはこんな・・・大仰で華やか、好みかどうかは別にして凄~い。
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前菜の「御所車」は2段のお重、一段目・白魚の雲丹あえ、二段目はうるい明太子・筍豆腐木の芽味噌・新じゃがアンチョビ・サザエのエスカルゴ風。
桜が添えられた盛り付けは綺麗、工夫もあり美味しかった…と言いたいところながら、少々凝り過きでは?[あせあせ(飛び散る汗)] せっかくの季節の素材、そのまま活かしたシンプルな食べ方が好き(^-^)
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何時もの「生」に、日本酒「広瀬川」のオーダー。日本酒は先の散歩時に、すでに数口呑んでしまってます^^

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焼き筍、蕗味噌は日本酒に合う一品。初物筍はホクホク、しゃきしゃきで、香ばしい香り(*´ー`)
天ぷらのタラの芽と共に4月初めに、ありがたいわぁ[るんるん]
次は宿の「ウリ」であるお造り3種盛り、大間鮪・鮃・南蛮海老。少量ながら…大間の鮪だし、その上大トロだし、旨いに決まってます。どれも新鮮そのもの[グッド(上向き矢印)]
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見るからに美味しそう~~、A4和牛すき焼き、下にキノコとお野菜もたっぷり隠れています。甘めの割り下で食べる…すき焼きは、モウ~~!ウマ~~イ!
トロケル食感の柔らかお肉←ありきたりな表現ながら…(`_`)ノ゛そこに細切りの長ねぎ、水菜とシャキシャキ食感のコラボレーション[グッド(上向き矢印)] ←家のすき焼きでも、これは必ず真似てみます。

温かいものは温かく、冷たい物は冷たく提供されたものの、配膳のスピードが速いかな?・・・で、ここからはゆっくり目にお願いしました。
こういうのって間を置かず早くと食べたい人もいるし、特に部屋食は宿としても難しいでしょうね。
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肴は赤鰈の煮付け、ちょど良い味付けでした。おや?ここにも、筍[目] ふきのとう・タラの芽・ウルイの山菜天ぷらも揚げたてが運ばれます。 
奇しくも我が家はこの数日間、ずっとフキノトウ三昧の日々でした。
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加活産コシヒカリの梅混ぜご飯、梅肉に合わせた薬味でサッパリいただきます。竹の器が良いですね。お漬物、しじみ味噌汁も出汁が効いていて美味しかった。
〆のデザートはジェラートは?何味か忘れました[あせあせ(飛び散る汗)]
はぁ、美味しかった~~と、コタツへ入った途端眠くなる[眠い(睡眠)] お約束の展開ながら、夫に起こされてベッドに入るまで2時間以上もゴロルンチョ=ずっとトドでした。


引き続き朝食・・・お風呂の後、8時スタートで頂きます。
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ガラガラとワゴンの音がしたと思ったら…「おはようございます」。慣れた手つきで手早くテーブルにセッティングしてくれます。
  
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お相撲さんの箸置きは同じながら、前日の桜から、菜の花へと敷き紙が変わっていました。

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蒸籠蒸し器には根菜に玉ねぎ、しゅうまい。朝から自然に野菜が摂れる蒸しものは、あっさりとしたタレで。スーパーでは見かける緑色のカリフラワー=ロマネスコカリフラワーは初めて食べました。
鮭の塩焼きの脂がのって照り焼きみたい、新潟県の北で鮭が美味しいのは当然!!
とろろに汁に野菜サラダ、ご飯のお供である小鉢と、あれこれ料理が並んで・・・〆はヨーグルト♪
おひついっぱい入ったコシヒカリのご飯は、二人分とは思えない量。夫は私の分まで、4膳は食べたのではないかしら[あせあせ(飛び散る汗)]
朝食も満足な内容で、またも完食しました~~(^^)/ 朝食は4~50分で終了。
普段はパン食なので、これほど食べないけどたまには良い。

行かなかったけど二階には図書コーナーもあり、館内は綺麗に保たれています。館内はどこにも生花と、女性受けする可愛らしい飾りつけがしてありました。
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敷地の隣りからは源泉の煙がもうもうと立ちのぼり・・・梅と土佐水木の咲く池では、大きな鯉が優雅に泳いでます。

4月1日(月)より一泊、「8~15畳霜降りA4ランク和牛プラン」で@16200円。そこに入湯税@150円、アルコール代1710円を入れたら34410円なり。
我が採点は・・・。
     部屋 ☆☆☆☆☆
     設備 ☆☆☆☆☆  
     風呂 ☆☆☆☆☆
     料理 ☆☆☆☆☆ 
     接客 ☆☆☆☆☆
     全体としては ☆☆☆☆☆
何時も豪華な高級宿に泊まり慣れている方からしたら、これくらいで?って思われるでしょうが。。
快適だった部屋、元々部屋数の少ないところに加えて宿泊客の姿も見かけないくらい静かで落ち着いた館内。
朝夕ともに部屋食は時間と手間を考えたら贅沢ですし、小ぢんまりとしたお宿なのでスタッフの皆さんはどなたも親切、前向きなおもてなしの姿勢で頑張る宿…と言った印象を持ちました。
ラウンジでコーヒーを頂いてからチェックアウト。

立派なお着物と立派な髪型をした( ^ω^)・・・女将、そして支配人かしら?男性スタッフさんと二人で出迎えの時と同じ様に、深々したお辞儀で見送ってくれました。
コストパフォーマンスも優れた、お勧め出来る宿がまた増えてしまった感じです。
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4月の新潟・ 雪景色旅・・・③「広瀬館」お風呂 [2019・4月新潟県月岡温泉へ]

「広瀬館」さんの貸切風呂編です。
一息ついたら、まずはお風呂に浸かります。一階・大浴場とは離れた奥に貸切風呂はありました。
貸切風呂は(内湯・露店)とあり、それぞれ1回につき40分無料で利用できます。幸い部屋から近く便利~~
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蔵のような扉をくぐると、プンと香る硫黄の匂い。そこは2013年オープンの貸切風呂「天く多里(てんくだり)」。宿泊予約時に事前予約も可能、ただし2回以上利用出来るかは宿へ直接確認を。
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彫刻を施した厚い一枚板を使った、洗面台。立派な脱衣場は間接照明と、民芸調家具が上手に使われて、大人のムードを演出していると感じます。
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脱衣所は家族連れでも利用可能な十分な広さ。窓からは小さな庭が見渡せ・・・クレンジングをはじめとした男女別の基礎化粧品やアメニティ、ドライヤー・カミソリ・綿棒と揃っています。 どれも資生堂で揃えてありました。
タオルは部屋から持参しましたが、宿のタオルが脱衣籠の上に山積みです。
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こんなボケボケの写真ですいません。
貸切風呂と言え、4~5人は入れると思います。淡いエメラルドグリーンの温泉で満たされた浴槽。
温泉成分ビッシリ!の湯口にも満足!
洗い場も十分な広さがあります。シャンプー・リンス・ボディーソープはPORAだったかな?家で泊まる価格帯の宿は、PORA率が高いです。
適温でトロミのある美肌の湯に浸かったら、お肌はすべすべ[ぴかぴか(新しい)]
左に写っているガラスドアを開けたら椅子。眺望が良いとは思えないけれどテラス付きでした。

「温泉成分表」の提示は、勿論。
こちらの宿は大浴場が内湯のみである為、露天風呂の雰囲気を味わう、モダンなローソファーが置かれた広々した和室付きの丸い貸切露天=「ひてんの音」が人気である模様。
しかし新潟の朝晩の寒さを考え、翌朝7時からも同じ貸切風呂へ浸からせてもらいました。

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大浴場の前のお休み所、凝ったデザインの器具ながら、ただの冷水器でした。
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脱衣所への入り口だったかな?
中は籐や竹といった天然素材が使われて、落ち着いた雰囲気。「誰もいなかったから写真撮って来た」と言ったら、夫:「それはそうだろう。泊り客が何組もいないのだから。男湯も貸し切りだった」って。
開口部の大きな、明るい浴室。ステンドグラス越しに明かりも入って、綺麗な浴室だと感じました。
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[右斜め下]これでは、何だかわからないから・・・宿のHPより。全く、別物ですね[バッド(下向き矢印)]
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源泉を100%使用、湯面に油が浮いているのは天然の恵み[グッド(上向き矢印)] 大正時代に石油を掘りあてようとした所 湧き出ましたのが月岡温泉の始まりですから。
露天風呂はありませんが、泉質の良さを実感出来た、いずれも趣を感じる浴室。美しい緑色のお湯があればそれだけで満足なのは、泊まってみての感想です。

廊下には、歴史を感じさせる「化粧まわし」が飾られています。
※初代「広吉」は若い頃「廣瀬川」の名でハワイのマウイ島で相撲を取っていた。妻「イノ」と、事業にも成功したのでしょう。帰国後は故郷である新潟にて「広瀬館」の名で宿を始めました・・・波乱万丈な初代の人生から始まる・・・月岡に温泉が湧き出てから・・・程なくしての90年を越える宿の歴史でした。

硫黄の含有量は日本で三本の指に入り、高濃度硫黄泉は、神経痛をはじめとする効能もあるとか。
効力は十円玉を落としますと数分で変色してしまうほど。

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それから、もうひとつ。月岡温泉の泉質の良さのランキング表の額装もありました。  
この中で、何か所くらい御存じでしょうか。
実は私、一位から十位まで、6位の和歌山をのぞいたら全て入湯済です。
「自游人」と言う雑誌がきっかけとなって一時期、夫婦して温泉へ行きまくっていた頃。ほぼ100湯を制覇。
東を終えたら、関西だとばかり・・・まずは、和歌山攻めだ[ダッシュ(走り出すさま)] などと意気込み。
エアチケットは勿論、湯の峰温泉、同じ熊野にある川湯温泉の宿も予約をしていた。…その直前、西伊豆の山中で、あわやの撃沈!
人生、何が起きるかわからない・・・とはこの事なり!それでも、今もこうして貸切風呂のある宿を探して頑張って遊び続けている どう、私ってエライ?[exclamation&question]なんちゃって(^^ゞ


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ご飯までに時間があるから、温泉街を浴衣でお散歩しましょう。
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4月の新潟・ 雪景色旅・・・②月岡温泉「広瀬館」部屋 [2019・4月新潟県月岡温泉へ]

〇風、泉〇と言った派手派手な、大型旅館で知られる月岡温泉。
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この地に大正12年創業した歴史ある…「広瀬館 ひてんの音(ね)」は、全14室の小さな宿。その小ささが泊まる側、受け入れ側の顔が見える?(決してべたべたすると言う意味ではない)と思い選びました。

・・・チェックインまでに時間もあったので、温泉街をザっと見て回る事にします。
地図を求めて、まずは足湯のある「湯足美(ゆたび)」へ。
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ここには芸能や展示品を鑑賞できる演舞場「月見台(つきみだい)」、気軽に立ち寄れる情報館「ふらっと」とあります。
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温泉で足湯を使いながら観察すると、湯にわずかながら油分が含まれていることがわかりました。
豪華な温泉宿が建ち並ぶイメージがあったけれど、平日だけに静か、個人客をターゲットにした風情も漂う「月岡温泉街」。

通りには寂れた宿もある中、華美ではないけど目を引く辛子色の建物。予定した時間通りの到着となりました。
広々した駐車場へ車を停め、荷物を降ろして館内へ。
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小規模ながらゆったりとしたロビーラウンジ。フロントでは名前を告げるだけ、チェックインの手続きをすることもなく、お部屋へ案内してくれます。
ロビーラウンジは喫茶、バーも兼ねていて、チェックイン時にはウェルカムドリンクを頂くところも多いもの。
庭を眺められるラウンジでは翌朝、チェックアウト前のコーヒーを頂きました。


簡単に館内の説明を聞きながら、一階の奥へ。
お部屋は「夕月」。事前にメールで「一階のお部屋で」と希望しておいた為です。
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ドアを開けて、踏み込みの脇にトイレ、その隣りが広めの洗面スペース。洗面台にはアメニティの数々、ハンドソープ お手拭き用タオル 歯磨き用のコップ、ドライヤーと…。
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タオル干しに籐椅子が置いてあり、身支度するお部屋みたいでした。

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スタッフさんが淹れてくれるお茶、土産ものでありがちなゴーフルが意外にも美味しい(^-^)
茶托、菓子器共に、お隣・村上市の漆器。伝統の「村上堆朱」が使われています。
※村上堆朱とはhttp://www.tsuishu.jp/about/
貸切風呂の時間の確認。夕食・朝食の開始時刻を決めました。
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8畳に生花の活けられた床の間、床の間の片側にテレビ、和箪笥のテレビ台が立派ですね。
その横の和ロッカーには、緑色、藤色の色違いの浴衣&帯、足袋ソックス、バスタオル&タオル、湯袋。
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窓際の広縁の、ゆったり寛げるソファ&こたつコーナー。奥に小さな冷蔵庫←全く利用しませんでしたけれど。
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6畳くらいでしょうか、ツインのベッドルームも落ち着く。どこの部屋にも窓、開口部が広くて快適[るんるん]
特に広縁のローソファーは座り心地良く、温かなこたつに脚を入れて二人してウトウトしていたなぁ[眠い(睡眠)]
時にはお庭を眺めたりして・・・贅沢っo(*゚▽゚*)o
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次回は、エメラルド色をした温泉になります。
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4月の新潟・ 雪景色旅・・・①福島から、新潟へ [2019・4月新潟県月岡温泉へ]

前記事で登場の「我が師匠」O川氏によると「緑色の温泉が良いんですよね~~」と、彼お勧めの温泉は、新潟県北部の阿賀野市にある「咲花温泉」。
その「咲花」狙いで探した結果、隣りの月岡温泉に我が家好みの宿を見っけ[目]
同じ緑色のお湯だから、月岡温泉へ行きましょう!って。この辺り良くは臨機応変、またはいい加減とも言う。
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ナビタイムによりますと、会津若松まで一般道を北上。その後「会津若松IC,」から「磐越道」を使い新潟県内へ。
それが距離、費用ともベストな選択らしい。
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鬼怒川、川治温泉から、五十里、上三依を経て福島入りする、会津西街道を走行。夫婦してお気に入りであるこの道を走るのは、季節に関わらず何時だって好き。
春の始まる時期だけに、彩りのない寂しい光景ながら[たらーっ(汗)]
雪解け水で濁っているものの、五十里湖の水量は多く感じました。

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山間を通る街道の両側に迫る山々の木々、白い雪が目に入ってきます。
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会津若松へといたる122kmの街道。観光客もまばらな道の駅「田島」を過ぎたら・・・これまた前夜から朝方にかけて降った雪でしょうか。標高が高いだけに、寒さがまだ残る感じがしました。

冬場は、…と言っても4月ながら。。元々信号機も少ない街道は走行する車も少なくて、渋滞の心配はないからのんびりとしたもの[るんるん]

東への天栄、下郷あたりへ走るコースも好きだけれど、湯野上温泉、芦ノ牧温泉と北上し続けて…そうして眺める景色はたまりません。展望も良く、長閑な雰囲気はとにかく落ち着きます(*´ー`)

芦ノ牧辺りで早めのお昼を済ませてしまいましょう。…となれば、入るお店はこちら。
芦ノ牧駅近くの「牛乳屋食堂」さんです。この辺りは寒さの厳しい土地ゆえ?意外にラーメン激戦区。
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昨年の6月に初めて来店をし、提供されたラーメンの美味しさに驚かされました。
この店は元々、温泉マニアの間ではよく知られた存在。だからと言って交通量も少ない、所詮は田舎の店。・・・と侮っておりましたら、期待を超えた味わいにやられました[グッド(上向き矢印)]
オーダーは、 半ラーメン+ミニカツ丼+小鉢+牛乳付きの「牛乳屋ミニセット(1,050円)」で決まり!
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煮干しと鶏がら?を使ったラーメンスープがとにかく美味しい。素朴で昔ながらの味わいが強力なのです。
カツ丼はソースカツ丼と、煮込みカツ丼と、どちらにしても大丈夫。
ソースカツを卵でとじた、一般的なカツ丼をヴァージョンアップした丼です。ソース味のカツにカツ丼の甘辛さ、マイルドな卵が嬉しい「煮込みカツ丼」は、一度食べたら癖になる味わいの丼[るんるん]
冷蔵庫ケースに並ぶ牛乳たち、前回はフルーツ牛乳を選んで失敗をしました。別にそれが悪いわけではないけど、ここに置いてある牛乳の内、フルーツだけ「小岩井牧場」の製品だから。
福島に来たら。「酪農牛乳」を飲まなくてはね(^o^)V
中華そばの王道と言える、昔ながらの深い味わいが特徴であるラーメン。家でも真似たい煮込みカツ丼(実際には面倒だから作りませんけどね[あせあせ(飛び散る汗)])今回も堪能させていただきました。
もう一軒の人気店「〇えん〇食堂」さんへは、その後機会があり食べてみた結果。
私達には、ガツンとくるインパクトの強さで牛乳屋さんのメニューの方が勝っていたと思う。
食堂なのにどうして「牛乳屋」?かは、こちらへ→http://www.gyunyuya.jp/why.html
現在は3代目と 4代目が老舗の味を守っています。この日、3代目は不在との事でした。
これ程の人気店、忙しい中にかかわらず、客の立場に立った、そしてフレンドリーな接客も人気の元と思われます[るんるん]

会津若松の市内を通り、高速の「磐越自動車道」。「安田IC.」で下りて、五頭温泉郷へと向かう。
新潟市から40分、シベリアから白鳥の飛来で知られる瓢湖からは10分。
「出湯」「村杉」と言った温泉地。さらにその手前には、雄大な阿賀野川ラインの「麒麟山温泉」と、魅力ある温泉地が目白押しである地域です。

今回も、続きますね。
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〇川さんからのお土産 [食]

先の湯岐温泉での夜。
酔っぱらった夫が電話をしたのは、例の旅好き仲間であるO川さん。「今、どこにいると思う?湯岐温泉の山形屋さんだ。常陸牛がトロケル旨さだよ~~」と。
彼:「わぁ~~、良いなぁ。僕明日から有給の前倒しで三連休なんです。今から予約が取れるかな?」なんて話していたのに。。
翌朝から出かけた先は、北海道は夕張との事。サスガはリッチな独身貴族!その上知識も経験も豊富だから、サクッとチケットを取り北海道へ飛ぶのなんて簡単なのだ。
私達の訪ねた夕張の町、2007年の財政破綻後であったから・・・人影のない商店、これといった観光施設もない、かつて炭鉱の町として栄えた…その片鱗は全くない。寂れたムードだけ漂っていた・・・そんな想い出のみ。

彼が出かけて行った理由は、こちら[右斜め下]
※2019年3月31日をもって、北海道夕張市を跨ぐJR石勝線の夕張支線「新夕張~夕張間」が廃線となり、夕張支線5駅が廃線。1892年からの歴史に幕を閉じ、2019年4月1日廃止の予定。
126年と5か月での終焉を惜しんで全国から駆けつける鉄道ファンに合わせて、2019年3月16から、最終運行日である31日までの計16日間は、増便を含め8往復が運転されました。

全国の鉄道、航空機、全国の駅&空港、自衛隊、温泉&グルメと多趣味な彼です。夕張支線の廃線前に乗車したかった模様[ダッシュ(走り出すさま)] 別に「鉄っちゃんではないから羨ましいとまでは思わないものの、その身軽な行動力と資金力はいいなぁ~~って思います(^◇^)
もうとっくに後輩とは言えない関係ですし、これからは「旅の先輩」「師匠」と呼ばせていただきましょうか[グッド(上向き矢印)]
そして旅に出ると毎回我が家にお土産を買って来て下さる、そうした義理堅い面も尊敬に値するとしか申せません!
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はい、またの登場となりました!北海道土産の定番品である…「HORI 夕張メロンピュアゼリー」♪
北海道と言えばとの理由から、様々なメロンゼリーが販売されていますけれど、「HORI」と「北辰フーズ」の二社がお勧めと以前にも伺ったことがありました。
口に入れた途端、メロンそのものと錯覚するほど…本物に近づけた、濃厚な味わいのゼリーです。
「冷凍庫で凍らせて食べると、旨いんですよね」って。・・・で、やってみましたら、舌触りスルー、プルッとしたゼリー本来の食べ方も良いけれど、キンキンに凍らせたシャーベット状の食べ方も、仰る通りに美味しいです[るんるん]

この北海道土産の件もあったのでしょうが、埼玉県加須市に「(株)三真」のあられ・おかき埼玉工場の直売店「あられちゃん家」なるものがあり、「3月29日、30日(土)はそこでお祭りがある為、朝8時前後を目指して買いに出かませんか?」と教えてくださった。
しかし夫、「煎餅は好きだけど、休みの日にここから加須まで、それも朝の8時になんか行けるか」だって。それには私も同感です[たらーっ(汗)]
そうした経緯があった為に、一緒に持ってきてくれたのがこちらです。
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二点ともに「三真餅工房」のお菓子、代表商品である「柿の種」。
他の柿の種とはひと味違う!…とマツコが番組後、10個も大量買いした…との柿の種です。
柿の種と言えば、新潟の「浪速屋」さんのものが知名度抜群!ブランド柿の種ながら、この「三真」さんの柿の種せんべい、ピーナッツの香ばしさ、どちらも侮れない美味しさでした♪♪♪
レトロなパッケージが可愛い「しっとりハムカツせんべい」。
※昭和の洋食で食べられていたハムカツをしっとりした煎餅で再現しました。
本当にハムカツを食べているような驚きのせんべいだそうです。…と言うのも、孫のこっちゃんと一緒に食べようと思うからまだ開けていないのだから。
http://www.mochikoubou.jp/shop/

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裏庭でヒッソリ、名前はクリスマスローズながら、実際に蕾と花をつけるのは年明けの早春の頃。
頂き物だったクリスマスローズは、ただ植えておいただけ。放っておいても年々株を大きくして育つ、強い花。
強いと言えば、こちらの雪柳だって、家の購入時に植えてあったものが毎春楽しませてくれます[グッド(上向き矢印)]
しかし、花の命は短くて・・・綺麗だけど明日でもいいかな?なーんて思ったら、一日で下から新芽?若葉が出てきてしまいました。
あれほど待ちわびた春の到来。
それなのに季節は、人の都合になど合わせてはくれません。
ソレだけでなく、温かだったり、急に冷え込んだり…と、天候、気温もめまぐるしいくらいに変化をしていくのが・・・これも「春」なのだなぁと気づかせてもくれる。
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彼に刺激を受けた訳ではありませんが、夫の春休みに日程を合わせたため、桜にはまだ早かった。
4月の初雪&粉雪舞い散る新潟へ。・・・は次回になります。
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3月終わりに・・・ [徒然]

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先々週の金曜でした。普段は自分から連絡をしてこない母から、沈んだ声で電話がかかってきました。
一人暮らしの心細さは当然ながら、あまり弱音を吐かない人なのに…珍しい。来て欲しいのサインなのはわかったものの、だからと言って一人で電車に乗って行ける訳ではないから、夫に頼むしかありません。
…こういう時、自由に動けないって本当に困ります。
夫に話したら「いいよ」との事。それでなくてもひと月に二度くらいは、さいたまの弟と交互となる形で行くようにしているのでした。
当初は言葉少なで、顔つきも暗い本人。
聞けば、機種変更をした携帯の使い方が納得のゆくものではない模様。
それは前回も言っていたものの、深くに考えずに私が笑ったのだと言う。
・・・え~~!そんな事、あったけ?…ゴメン!と思ったものの、本人にしたら傍が思うよりショックだったらしい。
パソコンにしても、スマホにしても使いこなせないのは当たり前、自分の可能な範囲で使っていったら良いくらいに…いい加減な私達と比べ、説明を聞いた時には納得する。しかしいざとなると、わからなくなってしまう・・・そんな自分が情けなくて、次々と悪い方へ考えがいってしまう。
一人だからこれからの生活にしても、不安になっていくばかりなのは納得です。

その辺りについては、夫が根気よく上手に説明をしてくれました。
六十代の私達にしても、物忘れはしょっちゅうですし、勝手な思い込みや勘違いは頻繁ですから。
それが86歳ともなれば、当然過ぎると考えられます。

そうして過ごす内、本来の状態に戻った母。
それに見渡す限り、家の中は異常なし。テーブルには花が飾られ・・・。
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「昨日、お買い物には行ってきたから。」と冷蔵庫には食料が、我が家より色々揃っているくらいでした。
ベッド周りに至っては、キチンとし過ぎなくらい。少なくとも私のベッドよりも[あせあせ(飛び散る汗)] その日は夕飯を一緒に作り、食べ終えてから帰ってきましたが。。
…しかしこの問題は、これからも繰り返されるのでしょうね。…でもだからと言って、我が家か、弟の家で同居するのはお互いに無理があると思うのです。
こうした問題、親だけではない。自分自身についても、10年後か、15年後かに迫ってきている。
あ~~!どうする日本 ・・・などと無責任、現実逃避の方向へいってしまいますけれど。


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3月の末らしからぬ、寒い日でした。梅は満開で、道路脇には明るく菜の花が黄色い色を添え咲いていた。


またお隣の庭先では毎年、私達の目まで楽しませてくれている・・・これって、「花桃」でよいのでしょうか。
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まだ少し早めのような、その上空は曇り空。
でも、満開の時に来られるか、どうかわからない。
そして、花の命は短い。
よし、撮れる時に撮っておこう。

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花の観賞を目的として改良された…食用の桃の花とは別の、観賞用の桃の花は桜や桃と比べて花が大きくて、花びらが幾重にも重なっています。
赤、白、ピンクの3色の花が1本の木から咲き分けるので、とても華やか[ぴかぴか(新しい)]

まだ茶色い桜の枝を車窓から眺め、後10日くらいしたらソメイヨシノも咲き始めるだろう。
この日の空と同じで晴れない我が心。

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庭に咲いたラッパ水仙、ヒヤシンス、サクラソウを花瓶に活けてみました。

お花つながりで、貰い物ながら・・・東京近郊のデパートを中心に店舗展開をしている「中央軒煎餅」の「花色しおん」。
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水色の袋は「藤紫」、桜色の袋には「薄紅」。それぞれ7種類のおせんべいが入ってます。
梅ざら煎餅は梅の形、そばボーロは茶色の花形、
白胡麻煎餅は木の葉の形、抹茶せんべいの緑など、見た目の可愛いものばかり[かわいい]

あれからは今まで以上に頻繁に連絡は取っているものの、行くとなると一日がかりになってしまうので足を向けてはいないのです。
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「湯岐温泉」知っていますか?・・・⑤塙町に寄って帰ります。 [2019・3月福島県湯岐温泉へ]

宿を出て・・・帰路の予定、立ち寄りたいところは特にない。さて?どうしましょう?

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外はこれ程の、上天気と言うのに。
この道はまっすぐ行ったら、天栄村へと続くわけね。天栄村と言っても 羽鳥湖、「 大丸あすなろ荘」、「グランドエクシブ那須白河」くらいしか知りませんけど。

山形屋旅館さんで食べたお味噌汁が美味しかったから、まずは塙町の「小川屋」さんへ。
道の駅「はなわ」でも購入は可能ながら、これまでの経験からも製造工場で購入した方が情報も得られる上、ちょっぴりお得なのです。
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創業は明治十二年、発酵温度の調整をせず自然に任せた醸造方法…昔ながらの製法による「小川屋代官味噌醸造元」。年老いたお母さんに代わって、公務員を辞めたご主人が跡を継いだとの事ながら。
しかし肝心のお味噌はと言えば、奥さんの化粧品&エステ店内の一部に、心ばかりと言った様相で数える程の量が並ぶだけ。なんと勿体ない!受け継がれてきた伝統の味と、製法のお味噌と言うのに[バッド(下向き矢印)]

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冷たい風が吹く中でも、一歩、一歩と季節が到来する・・・初春の息吹が感じられる光景は見飽きるものではありません。
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満開となった白梅はまさに見頃、美しかった[グッド(上向き矢印)]
            
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現役とは思えないけれども、屋根に風向計が取り付けられた「火の見櫓」。周囲の電柱に電線、街灯はないほうが良いと思います。

長野県の郷土食として有名な「おやき」!・・・ながら、ここ大子町の農家でも昔から食べられてきたと言う…同じような山間の土地ゆえ、貴重な食糧として定着した素朴な食べ物。
そんなおやきを自分たちで作って食べられるのがここ「大子おやき学校」なのでした。
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「おやき学校」の建物は、地域の中心的存在であった「旧槇野地小学校」。明治7年に創立、しかし平成8年には廃校となってしまいます。

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お茶や食事も取れる。休憩室となっている給食室。
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かつては現役で使われていたのでしょうか。
奥の方に手押しポンプ式井戸、、竃などが見えました。                 
子供の頃を思い出させる木造校舎へ入ったら、タイムスリップした気分が味わえる、地域の文化を今に伝える役割も担う内部。
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「おやき学校」ですから当然、おやきの販売はあります。売り場に立つのが、こうした施設にありがちながら・・・売る気の感じられない。商売っ気のない人でした。
その日の担当者次第であるとの感情をもちます。

栃木県内に入って、それまでの間・・・助手席でずっと寝ていたから[あせあせ(飛び散る汗)] 気が付けば、すでにさくら市=喜連川です。
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しばらく工事中であった道の駅「きつれがわ」のリニューアル後、私は初めての訪問となります。
柔らかで美味しい「温泉なす」をはじめとして、野菜類を色々物色してきました[目]
朝からしっかりと食べたこの日は、二人とも昼時になってもお腹が空かなかった為・・・珍しくスタバに寄ってお茶。
ムース フォーム キャラメル マキアートと、新商品のクラシック ティラミス フラペチーノ。スコーンをサクッと食べたらお家へ帰ろう[るんるん]
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「おやき学校」のおやきは、のざわな・きのこ・きんぴら・いもがら・あずきの5点を選びました。
食べての感想なのですが、全体的に小ぶりでボリュームに欠ける。その上インパクトのない皮、中身の餡も少なめで、一度買ったらもういいかなと[たらーっ(汗)] 体験コーナーで作りたてを食べたら、違った感想になっていたかもしれません。 
道の駅「はなわ天領の郷」では、江戸時代まで遡るとのこんにゃくの、徳用袋入りを孫娘こっちゃん用に買って。
厳選された国産大豆、自家製の糀と塩だけを使用し、添加物を一切使わない。手作り味噌「小川屋代官仕込み味噌」では、「極」「特上「青大豆」の三種類を買ってまいりました。ラベルのないのはサービス品です。
糀が多く入っているからか、甘みとこくが感じられてマイルド、自宅で作るお味噌汁も美味しく出来ました。http://www.fukushima-bimi.jp/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E3%81%AE%E7%BE%8E%E5%91%B3%E3%81%97%E3%81%84%E3%82%82%E3%81%AE%E9%A3%9F%E3%81%AE%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%80%90%E7%99%BD%E6%B2%B3%E3%80%91/%E5%A4%A9%E9%A0%98%E3%81%AE%E9%83%B7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%82%8F%E3%81%AE%E4%BB%A3%E5%AE%98%E4%BB%95%E8%BE%BC%E3%81%BF%E5%91%B3%E5%99%8C/
安・近・短・・・で終わった、今回の温泉一泊。そこで余った予算からこの翌週もまた、新潟まで遊びに行ってしまったと言う。それについては、次回にでも。
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「湯岐温泉」知っていますか?・・・④「山形屋旅館」食事 [2019・3月福島県湯岐温泉へ]

あまり旅行をしない方がたまに出かけるなら、ある程度高級な宿に泊まった方が気分は上がるのではないかと思うものの…、気分転換として頻繁に出たい我が家のようなタイプは、タカアシガニ目当てに泊まった下田の民宿=6畳一間でも全く平気。
鄙びた湯治宿好きでも、高級旅館愛好家でもない、拘りなく色々なところに泊まるのが好きなだけ(*^_^*)
…と言う事で、山形屋旅館さんの夕食。
夕食の開始は6時と決められてはいるけど、時間に合わせて個室のお食事処へ。
~~なんて書くとカッコいいものの、すぐ隣の別の部屋へ。朝食も夕食も自室から数歩のところで食べられるような配慮がありました。
事前に部屋のテーブルには追加注文出来るメニュー、豊富な日本酒のメニューはあと1~2枚あったかと。
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館内移動基本は階段ながら、厨房から料理を運ぶ専用のエレベーターはわかりました。
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お品書きと、運ばれてきたお膳は・・・前菜 花島さんの手作り刺身こんにゃく・ラデッシュ&大根なます・ホタルイカの酢味噌合え。
小鉢に、ふろふき大根、菜の花のお浸し・佃煮風おかかのせ。
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夫はいつも通りにまず「生」です。それから瓶ビールへと移行。
せっかく福島まで来たのだから、私は「飛露喜 特別純米」にします。だって「十四代」は、遠刈田温泉で呑みましたものね。
一升瓶をお部屋まで持って来て、グラスに並と注いでくれました(*^^)v
以前初めて、同じ福島の「芦ノ牧温泉」で飛露喜を飲んだ時にはただ、美味しいの一言でしたけれど…。
飲みやすくて、すっきり。そこに深みのある贅沢な味わいです!
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鉄板で焼く茨城県大子町の「厳選常陸牛」は、特製たれの他、岩塩、山葵、コショウと好みで。
焼きたてのお肉を口に入れたら、中でトロ~リ溶けました[グッド(上向き矢印)]
上等なお肉であるのを納得。本当に美味しかった(^◇^)
天然アユの塩焼きは少々小ぶりながら、天然ものですので♪ ふき味噌がそえてあります。

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お造りはヒラメ・鯛・プレミアムヤスオマス・・・と、近海ものの活魚も原発事故以降は「茨城県久慈浜」、「水戸公設市場」まで仕入れにいっていると言います。サーモンもトローリ美味しい。

熱々蒸したて茶わん蒸しは見えている三つ葉、椎茸以外にホタテ・鶏・エビ・銀杏とこれまた具沢山でニコニコしちゃいました[るんるん]
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同じく揚げたての天ぷらはふきのとう・塙町産原木しいたけ・福島ならではのメヒカリがデカッ!
※冬の福島と言えば、メヒカリhttp://www.pride-fish.jp/JPF/pref/detail.php?pk=1447150676
〆のご飯は塙町のつやつやコシヒカリ、小川屋さんの田舎みそ汁、自家製漬け物。デザートの果物はオレンジといちごでした。
小さいけど静かなお部屋で、自分たちのペースで食べられ良かったです。

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朝食もまた、夕食と同じ部屋で、これは行ってすぐに撮ったものだから・・・この後すぐ窓のカーテンを開けました。朝ご飯は、明るいところで食べたいものでしょう。

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白河は表郷にある、伊藤食品の「金山納豆」、切り昆布とレンコンの煮もの、焼き鮭におかかの佃煮。
焼き海苔、鴨肉ハムのサラダには「じゅうねんドレッシング」。温泉卵に、漬物類。
シジミのお味噌汁に、自家製ヨーグルト・トマトジャム添えのデザート。
食材も出来る限り、新鮮な地のものを。また安心、安全な食材の提供を心がけている様子がうかがえる内容です。http://yujimata-yamagataya.jp/menu

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サービスのコーヒーを頂いて、そろそろ帰り支度をしないと。。

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標高の高い場所ではないけど、周りになにもない為、清々しい空。周囲は晴れやかな光と、爽やかな空気で満たされていた。
長年働いたためか脚の弱った女将さんに代わって、大旦那さんがあれこれ気を使ってくれます。
県内の日本酒を研究、仕入れを趣味と実用にしている若旦那さん、ニコニコ笑顔の可愛い若女将と・・・皆さん感じの良い温泉宿でした。
「常陸牛付きワンフロアプラン」で休前日@12420円、そこからとあるクーポン8000円を差し引いて、16840円なり。そこに入湯税@150円。アルコール代を入れても20000円少々と低料金で申し訳ない。
我が採点は・・・。
     部屋 ☆☆☆
     設備 ☆☆  
     風呂 ☆☆☆☆☆
     料理 ☆☆☆☆☆ 
     接客 ☆☆☆☆☆
     全体としては 当然☆☆☆☆☆
旅館の経営はただでさえ厳しいと思われるのに、盛況なのは泉質と関係ない立派で綺麗な施設ばかり。
この場所には身体が喜ぶ温泉と、食事。あるのはそれだけだけど、心がほっこりとなる、何もしない贅沢がありました[グッド(上向き矢印)]
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「湯岐温泉」知っていますか?・・・③「山形屋旅館」温泉 [2019・3月福島県湯岐温泉へ]

山形屋旅館の庭先には共同湯「岩の湯」があり、朝7時からは日帰り入浴の利用もOK!
宿の主人から盛んに入るように勧められましたけど、その時他に入浴客がいると知り、後に。
福島県内の足元湧出の温泉、混浴風呂に限っても・・・木賊温泉共同浴場、二岐温泉大丸あすなろ荘「自噴泉岩風呂」、玉梨温泉「旅館玉梨」の混浴露天風呂へは、バスタオル巻きで経験済みながら…。

この日は先に、新館一階にある家族風呂から入りましょう。
浴室入り口脇の札を、「入浴中」にして貸切で入ります。
脱衣所は広くなく、脱衣籠と洗面台のみのシンプルな造り、しかし籐の椅子がありこれは助かりました。

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タイル製の浴室内も広くはありません。
カランはいっこ、シャンプー&リンス、ボディシャンプーとシンプル。全体としても飾りっけのない。一見これのどこが魅力なの?と思える浴室ながら。
しかし開け閉めの出来ない蛇口からつながるホースから…常に源泉が出っぱなし。勿体ないほどの温泉がドバァ~~ですから!!
カランからも直接源泉が出てくる、これもお約束[グッド(上向き矢印)]
その横のスィッチは源泉温度が40度前後と温めだから、好みの温度に加温できると言うもの。このタイマーシステムも面白い[るんるん]
全体的には2~3人でちょうど…とは、まさに家族風呂です。窓の外に見えたのは桜でしょうか。もう少し先となる開花の時期に来てみたいな(*´∀`*)

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※昔から中風の湯として知られる湯岐(ゆじまた)温泉は、標高500mの山中の花崗岩の割れ目から湧き出している、足元湧出の温泉です。
泉質は「美肌の湯」とも言われるアルカリ単純温泉で、pH9.8と強力。様々な成分が混ざり合った、温泉の刺激が少なくやさしい泉質の単純泉には名湯が多いそう。…湯岐の源泉温度39.3度は東日本大震災後、湯温が1~2度上がってしまったとの事ながら、泉質・温度ともにじっくり・ゆっくり浸かるには最適でした。
高アルカリ温泉は湯上がり直後はツルツルながら、後でガサガサになってしまうところもあると言われますけれど、ここのお湯は時間が経ってもツルツル。
道理で宿の主人八代目のお爺ちゃん、九代目となる若主人、色白美人の若女将と・・・皆さんツルツル、美肌の持ち主であった訳です。

天然岩風呂も、宿泊客は24時間利用出来ました。
その間に女性専用時間が3回あり、午前9時〜10時 午後2時〜3時 午後9時〜10時はノビノビと浸かれると言う訳。それ以外の時間帯は混浴となります。
滞在中は深夜でも入れる家族風呂へ、食後にもう一度浸かりたかった私ですが、夕ご飯で呑み過ぎた夫は部屋に戻るなりバタンキューとなって起きてくれない。その為、諦めてそのまま寝てしまったという[あせあせ(飛び散る汗)]
それでなのか、真夜中の3時過ぎに目覚めてしまい・・・この時間なら他に誰もいないはずと、夫を起こして「岩風呂」へ。

湯小屋入口の引き戸を開けると、靴脱ぎ場と靴入れ。そこにはタイル張りの洗面台、ドライヤー、そして小型の脱水機。
ガラス戸越しに浴室がいきなり目に飛び込んでくる、これも秘湯ならではの光景でしょう。
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下駄箱から奥に進むと、細長い脱衣所が続きます。手前は男性用、アコーディオンカーテンの奥が女性用と一応分かれていて、女性用の脱衣所前のガラス戸は浴室側からは見えない配慮もありました。
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そして、これ!被って着用する「湯浴み着」が用意してあります。フェルト製なのか、浴槽に入っても、バスタオルのようにフワッと持ち上がらないから良い感じ。

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湯船は2つ、メインとなるのは6~7人用サイズの長方形の湯船。源泉温度はかなりぬる温め、お湯はきれいな無色透明です[ぴかぴか(新しい)] 青く見えるのはブルーに塗られているから。
浴槽に浸かってすぐに、ツルツルの質感。ぬるぬる感がたまらない美肌の湯であるのを実感しました[グッド(上向き矢印)]
一段あがったところにある、1人サイズの浴槽。こちらのお湯は加温されているので、上がり湯として利用します。
その隣りには、源泉を使ったシャワーが一か所。こちらも温泉そのものだけに、湯温調整は出来ないけど適温でした。
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私のでは、あまりにボケボケケなので・・・(上ので精いっぱいだったのですけれど)。別のサイトからお借りしてきました。
むき出しの大きな岩、よく見ると…浴槽の一部=花崗岩の裂け目からプクプクと源泉が湧き出る足元湧出なのがわかる。
源泉を囲いそのまま湯船として入れるようにしたから、お殿様が入っていた頃の木枠の跡も見られました。
内風呂だけでは物足りない、露天風呂がないと駄目とか、部屋風呂に浸かってこそ贅沢・・・といった風潮が強くあるものの、私たち日本人はこうして古の時代から、自然が与えてくれた財産を大切に守り通してきた。そうした温泉の歴史が伝わってきます[グッド(上向き矢印)]

お風呂からあがっても、まだ早朝4時。今度は猛烈に眠くなってお布団に潜り込む。こんな非日常な時間が最高に幸せ。
昔ながらの湯治場の雰囲気が楽しめる、温かいもてなしの宿でした。
これだけ良質なお風呂をもつ旅館を知る人が少ないなんて勿体ないわぁ~~♪ でも良いの。ここへは初夏の山菜、秋のキノコと…食事も含めて、違う季節も訪ねてみたいから。
素朴な中に美味しいと感じた食事の紹介は次になります。
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