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4月の新潟・ 雪景色旅・・・③「広瀬館」お風呂 [2019・4月新潟県月岡温泉へ]

「広瀬館」さんの貸切風呂編です。
一息ついたら、まずはお風呂に浸かります。一階・大浴場とは離れた奥に貸切風呂はありました。
貸切風呂は(内湯・露店)とあり、それぞれ1回につき40分無料で利用できます。幸い部屋から近く便利~~
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蔵のような扉をくぐると、プンと香る硫黄の匂い。そこは2013年オープンの貸切風呂「天く多里(てんくだり)」。宿泊予約時に事前予約も可能、ただし2回以上利用出来るかは宿へ直接確認を。
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彫刻を施した厚い一枚板を使った、洗面台。立派な脱衣場は間接照明と、民芸調家具が上手に使われて、大人のムードを演出していると感じます。
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脱衣所は家族連れでも利用可能な十分な広さ。窓からは小さな庭が見渡せ・・・クレンジングをはじめとした男女別の基礎化粧品やアメニティ、ドライヤー・カミソリ・綿棒と揃っています。 どれも資生堂で揃えてありました。
タオルは部屋から持参しましたが、宿のタオルが脱衣籠の上に山積みです。
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こんなボケボケの写真ですいません。
貸切風呂と言え、4~5人は入れると思います。淡いエメラルドグリーンの温泉で満たされた浴槽。
温泉成分ビッシリ!の湯口にも満足!
洗い場も十分な広さがあります。シャンプー・リンス・ボディーソープはPORAだったかな?家で泊まる価格帯の宿は、PORA率が高いです。
適温でトロミのある美肌の湯に浸かったら、お肌はすべすべ[ぴかぴか(新しい)]
左に写っているガラスドアを開けたら椅子。眺望が良いとは思えないけれどテラス付きでした。

「温泉成分表」の提示は、勿論。
こちらの宿は大浴場が内湯のみである為、露天風呂の雰囲気を味わう、モダンなローソファーが置かれた広々した和室付きの丸い貸切露天=「ひてんの音」が人気である模様。
しかし新潟の朝晩の寒さを考え、翌朝7時からも同じ貸切風呂へ浸からせてもらいました。

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大浴場の前のお休み所、凝ったデザインの器具ながら、ただの冷水器でした。
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脱衣所への入り口だったかな?
中は籐や竹といった天然素材が使われて、落ち着いた雰囲気。「誰もいなかったから写真撮って来た」と言ったら、夫:「それはそうだろう。泊り客が何組もいないのだから。男湯も貸し切りだった」って。
開口部の大きな、明るい浴室。ステンドグラス越しに明かりも入って、綺麗な浴室だと感じました。
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[右斜め下]これでは、何だかわからないから・・・宿のHPより。全く、別物ですね[バッド(下向き矢印)]
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源泉を100%使用、湯面に油が浮いているのは天然の恵み[グッド(上向き矢印)] 大正時代に石油を掘りあてようとした所 湧き出ましたのが月岡温泉の始まりですから。
露天風呂はありませんが、泉質の良さを実感出来た、いずれも趣を感じる浴室。美しい緑色のお湯があればそれだけで満足なのは、泊まってみての感想です。

廊下には、歴史を感じさせる「化粧まわし」が飾られています。
※初代「広吉」は若い頃「廣瀬川」の名でハワイのマウイ島で相撲を取っていた。妻「イノ」と、事業にも成功したのでしょう。帰国後は故郷である新潟にて「広瀬館」の名で宿を始めました・・・波乱万丈な初代の人生から始まる・・・月岡に温泉が湧き出てから・・・程なくしての90年を越える宿の歴史でした。

硫黄の含有量は日本で三本の指に入り、高濃度硫黄泉は、神経痛をはじめとする効能もあるとか。
効力は十円玉を落としますと数分で変色してしまうほど。

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それから、もうひとつ。月岡温泉の泉質の良さのランキング表の額装もありました。  
この中で、何か所くらい御存じでしょうか。
実は私、一位から十位まで、6位の和歌山をのぞいたら全て入湯済です。
「自游人」と言う雑誌がきっかけとなって一時期、夫婦して温泉へ行きまくっていた頃。ほぼ100湯を制覇。
東を終えたら、関西だとばかり・・・まずは、和歌山攻めだ[ダッシュ(走り出すさま)] などと意気込み。
エアチケットは勿論、湯の峰温泉、同じ熊野にある川湯温泉の宿も予約をしていた。…その直前、西伊豆の山中で、あわやの撃沈!
人生、何が起きるかわからない・・・とはこの事なり!それでも、今もこうして貸切風呂のある宿を探して頑張って遊び続けている どう、私ってエライ?[exclamation&question]なんちゃって(^^ゞ


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ご飯までに時間があるから、温泉街を浴衣でお散歩しましょう。
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