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2021年早春おやき隊・・・⑧美ケ原温泉「御宿 石川」部屋 [2021・3月~4月奥飛騨~軽井沢]

美ヶ原温泉は、数年前に宿泊をした浅間温泉の南側に位置します。
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慶長五年創業の温泉街で、最も歴史ある宿である「御宿 石川」さん。決して高級宿ではありませんが、右側の離れの建物も含めて予約は一日2~3組…と、その難しさから今回初めての宿泊となった次第。

落ち着いた温泉街に佇む、なまこ壁のお宿は本当に小じんまり♪ 前の駐車場に置いたら、すぐに女将さんが迎えに来てくれました。
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玄関を入ってすぐのフロント?共有スペースは、ここだけ。井桁にかけられているのは、大島紬かと。季節によって変わります。
二階客室へは手前の階段を利用とするものの、現在の状況から受け入れているのは一日ひと組だけだそう。
私は初めから「一階のお部屋で」とリクエストしておきました。
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玄関から上がって数歩歩くだけ、襖を開けるとすぐに客室。
部屋は和室8畳+7.5畳の二間続きで広々[グッド(上向き矢印)] 奥の和室と寝室との広縁に冷蔵庫、中には冷水と麦茶のポットが入っていました。
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ここでもあらかじめ、ふかふかのお布団は延べられており。浴衣やバスタオルなどアメニティ類。浴衣は各サイズ置いてあるので大丈夫。
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奥の部屋にもうひとつドアがあって、トイレと洗面はそこを出たところにあります。ドライヤー、手洗い石鹸ポンプ、ペーパータオル、歯磨き用コップと必要最なものは揃っていました。

手前のリビングスペースには椅子式のおこたが、記帳している間に女将さんがお茶を淹れてくれます。お茶請けのくるみ餅は美味しかったから、スーパーで見かけた時に購入しました。
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南向きの部屋で、窓からの眺めは良いとは言えないながら・・・長閑な光景だけで充分。
お風呂と部屋の行き来だけでノンビリします[眠い(睡眠)]

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私達だけの貸切だから、お風呂の心配もなく、夕食まで時間はたっぷりある(^o^)V

少し散歩に出ることに。市の東部の山麓に位置する古くからある趣ある温泉街です。
温泉地なので道は狭いかと。
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しかしこう見えて、すぐお隣の「酒井屋旅館」をはじめとし、ここ美ヶ原温泉には「金宇館」「旅館すぎもと」「追分屋旅館」と大人向けの宿が揃っているのでした。
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火の見櫓のある 角を曲がると「文学の小径」。島崎藤村の逗留した家もあるのです。
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椿、桜が咲く細道、坂道、生垣に土蔵・・・と。
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それから、松本と言えば手毬[るんるん] 
※江戸時代の中ごろに松本藩の武家の女性や子どもが、家計を助けるため作り始めた松本手毬。武士の内職として始められた郷土玩具だそうです。
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季節柄もあるけれど、美ヶ原温泉通りは観光客の姿も見えず、閑散としていました。

宿に戻りましょう。自家製の料理が美味しい夕ご飯が待ち遠しいからです。
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