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2021年早春おやき隊・・・⑨美ケ原温泉「御宿 石川」食事編 [2021・3月~4月奥飛騨~軽井沢]

こちらの宿、夕食も朝食も部屋食です。
料理を作るのは女将さん、これまではご主人のお母さんとご一緒にされてきたのが、お母さんは体調を崩されたとか。そこにご自身のお母さんのお世話までされるなど・・・とにかく働き者の女将さん、一日中動いている様子でした。
6時からの夕食は、部屋のコタツでいただく。ムードは感じられないが、何しろ私達だけなので(/ω\)
品書きはなく、運んできてくださる女将さんの説明から。
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テーブルの前菜は、松の実と芹のあえもの、山葵の葉と茎のお浸しは辛くて!ツーン!この辛味は癖になりますね。 とりあえず( ^ω^)・・・のビールで、乾杯[ビール]
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宿の定番料理である、茄子の味噌田楽です。味噌田楽の真ん中には卵黄だから、マイルドな味わいが美味しい(^o^)V
筍・鰆・生麩・コゴミ・信州味噌の奉書焼き、当然ながら竹皮で。この時期は筍が出はじめの頃(4月1日)、添えてあるのはウドの甘酢漬け。
どちらもシンプルな素材だけに、絶妙な味加減でした。

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アルコールの種類は地元産ワインから、自家製果実酒まで意外にも豊富。これはその中のホンの一部ながら・・・「酔園・七笑・井筒長」の信州セットを追加でオーダー。
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筍のソティ「家の山椒がまだ摘めなくて、おかかでごめんない」と。これは日本酒に合う、そして美味しい[グッド(上向き矢印)]
旬の天婦羅は、うごき、タラの芽、行者ニンニク、フキノトウ、こごみ、ウルイ…と、これまた、初物の山菜尽くし、素材が生きています。
下の肉料理は1000円安い鶏肉焼きプランの予約の為。それも夫が鶏が苦手である為「出来ましたら一人前はポークソティでお願い出来ますか」と備考欄へ書いたので組み替えてくださったのね。チキンのホイル焼きもボリューミィ、タップリの野菜&トマトソースで、手もかかっています。
「牛ステーキだとただ焼くだけで、つまらないから良いんです」と女将さん、特に愛想が良い訳ではないが、する事はキッチリしてます[るんるん]

ご飯は筍ご飯、こちらも「初物だ!」[グッド(上向き矢印)] しかし頑張っても、私は一膳、夫も二膳しか食べられなくて・・・お櫃にはまだこんなに残っていた。
いったいなん合のご飯を炊いたのでしょう!?
「残ったのはおにぎりにしましょうか?」私達が躊躇している間に、「では大丈夫でしょうかね」だって[あせあせ(飛び散る汗)] 
私:「朝ご飯も、これで大丈夫ですから」と言ってしまいました。初もの尽くし、季節を感じた夕食であった。
忙しい女将さんを思って言えなかったのだけど…筍のおにぎり、ホントは欲しかったなぁ(^-^;
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デザートも女将の手作り、梅ジャムのゼリーでサッパリと[るんるん]
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二時間弱で終了!
またもお腹いっぱいで、温泉へも浸からず、この後は爆睡してしまいました[眠い(睡眠)]

朝食です。またも身体に良さそうな料理が並びます。
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それぞれをアップで紹介する程でありませんが・・・。
生麩の酢味噌和え、奥は筍・絹さや・蕗・若芽の煮物、上品な味付けです。
漬物の隣りは、人参とジャコのきんぴら、人参でも立派な一品になる(^_^)V
焼き鮭に添えてあったのは、???
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ここに、焼きたてのほかほかの卵焼きが運ばれてきて、「たきざわ」さんより甘め、お弁当に入るような卵焼きは、家庭的な優しい味付け。手前には蕗味噌が♪
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内容は素朴であり、食材そのものも高価なものはないが、素材の生きた朝・夕の食事。
どれも味付け良く、また食べに来たいなぁと思わせるおかず達でした。
最後は女将さんがお茶を淹れてくださり、そこで牛乳かヨーグルトのどちらかを選択する。夫は温かなホットミルク、私はヨーグルトでお願いしましたら、ドラゴンフルーツがタップリのって、そこに地元産ハチミツ、リンゴ?のジャム添えで提供されました。

最後は、貸し切りで利用する源泉かけ流しの素晴らしい内湯と、泊まってみての感想です。
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