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春は黄色い花からやってくる [ドライブ・栃木県南]

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先週末の事。夫の用事に一緒についていき、施設にいる母へのオヤツを届けてきました。本当にこのコロナウィルスって悪質で次々と変質をしては感染を拡大。重症化をし患者も減るどころか広まっている状況から、老人施設での面会がまたも叶わぬものへと。だから施設へ足を運んでも、本人の顔を見られる訳でもないのでした。
・・・とにかく一日も早い終息を、今は願うしかない私。

互いの用事が済んで、まだ時刻は10時半。お昼ご飯を食べるお店のリストはあったものの、あまりに早過ぎました。
「これなら、どこかへ遊びに行けるね」と言いましたら、夫:「ガソリンも満タンだし、どこでも良いぞ」って。
しかし急に「良い」と言われても、困るんだよo(^o^)o
では気軽に「近いところで「星野の里」へでも行ってみようか」と言う事で、西へ向かってGO[ダッシュ(走り出すさま)]
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車を置いたすぐ脇を流れる小川。風は冷たくてもホッと出来た、陽だまりの清流です。
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四季の森星野で、真っ先に春を告げる花は、蠟梅です。
蝋細工のような光沢を放ち、梅によく似た黄色い花を咲かせるロウバイ。 花の少ない季節に、いち早く春の訪れを告げる花として古くから親しまれてきました。
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寒い時期にもかかわらず、美しい花と甘い香りで心を豊かにしてくれるロウバイに魅せられる事、ウン年の私(*^_^*)
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花の内側が茶褐色をした、いわゆるロウバイです。碧空を背景に咲くロウバイの花は美しい[ぴかぴか(新しい)]
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花弁すべてが黄一色のソシンロウバイで、一般に出回っているものはソシンロウバイが多く感じます。
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「素心」は花弁も中央部も、透き通るようなレモンイエロー色です。花弁が丸みを帯びて、他の2種と比べると可愛らしい印象[るんるん]

一見すると、まだ冬山のままながら…。麓も枯れ山に見えるけれど。。
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足を踏み入れたら、、、こちらは、馬酔木の蕾です。
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開化にはまだ時間がかかるものの、紙の原料である「三又」の木。枝が3つに分枝し、これが「ミツマタ」の名前の由来となる。
まだまだ先となるものの、黄や赤い色でうつむくように咲く花には芳香もあり、小さな花が集まって半球形を作り・・・新葉が芽吹く前の枝先に花だけ開花する様子に、待ちわびた春がきたことを喜んでいるような気持ちになるのでした。
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自然界の植物を見渡すと、春に真っ先に咲く黄色いロウバイを始めとして、黄や紫色の花が多く感じます。
他の花に先駆けていち早く咲くので、生け花や庭木としても好まれている花木であるロウバイ[ぴかぴか(新しい)]
花茎の美しさのみではなく、ロウバイの花の香りは言葉では表現できない魅力だから、実際に生の香りも味わってほしいです。
それは一年の内で、今だけだからこそ、なお更です。
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葉の陰でひっそり花をつけている山椿。山に自生しているツバキのことで、別名「ヤブツバキ(藪椿)」とも呼ばれているとか。

早春の里山を彩るセツブンソウの花が、ここ栃木市の 「四季の森星野」でも見頃をみせていました。
続きますね。
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