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「四季の森星野」で咲く、セツブンソウ [ドライブ・栃木県南]

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「四季の森星野」で咲く、セツブンソウです。
ここは栃木市北西部、、三峰山の麓に位置するセツブンソウの自生地。
セツブンソウを漢字では「節分草」と書くように、毎年2月3日頃の「節」に塊茎から白い芽を伸ばして・・・白い花弁のような萼片を5枚開かせます。葉は深く裂けた灰緑色で、晩春にはまた地上部を枯らして休眠します。
大群落を形成し、一面に白い花を咲かせる春植物ながら、開発や盗掘のため近年は激減。各地で保護が始まっているとの事。
セツブンソウの自生地は全国的にも珍しく、その群生規模は全国的にも最大級とか!知らなかったo(^o^)o
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セツブンソウは関東地方以西でのみで自生することから、「四季の森星野」辺りは自生の北限だそう。
2月終わり頃のザゼンソウ、下旬に咲くカタクリの花は馴染み深いものの、セツブンソウは目にしたのも初めてでした[目]
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セツブンソウは、白・黄・青紫、そして茎葉の淡い緑といったいくつかの色が見事に調和、見ていて癒される可憐な花でありながら、正直その花はあまりに小さくて、地味過ぎました。
私の撮ったものではサッパリ理解不能と考え、セツブンソウのアップ画像をお借りして参りました[右斜め上]
地面一面に咲いている様子に、盛んにカメラを向ける方々がいましたけれど、我がカメラではこれ程に撮れませんものね。

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可憐で甘い香りが特徴的な蝋梅をはじめ、冬から春にかけての節分草、福寿草、紅梅、白梅、サンシュユ、マンサク、ミツマタ、アセビ、カタクリと春の訪れを告げる花が次々咲く、名所であるこの地。
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一般的に2~3月中旬まで色彩のない季節ながら、四季の森星野へは平日に関わらず多くの花愛好家が訪れていました。

次に向かった先も、人里離れた山の中。
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「峠の味ところ 大越路(おおこえじ)」は、石臼で挽きたて蕎麦粉で打つ手打ち蕎麦の人気店です。首都圏など遠方から食べにくるお客さんまでいる模様。
これが夏場であれば平日でも、名前を書いて待つほど混雑ぶりなのでした。

栃木市出流山と鹿沼・日光をむすんだ大越路峠。 トンネルが開通し、人々が往来した峠は役割を終えていますが…。 峠道をつなぐ側道には店の幟が立てられて、幟を目指して車が上って来る光景は目立つものです。   

和食・中華・つまみ系と料理メニューの豊富な「峠の味ところ 大越路」。
手打ち蕎麦店の多い永野地区だけに、以前よりよくお蕎麦は食べには来ていたものの、混雑を避けて他店へばかり行っていた。
手打ち蕎麦の他に定食まで・・・幅広く提供する店内。
息子達と一緒の時、鶏の唐揚げと言ったサイドメニューも美味しかったのを思い出しました。
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店内の通路脇に設置された石の水槽、冷たい湧き水で冷やされている瓶コーラやジュースのドリンク類。夏場に見たら飲みたくなってしまう涼やかな光景です。
広いお座敷から、いくつものテーブル、カウンター席もある店内。

今回注文したのは「もりそば」と「旬の野菜天(一口盛り)」。一口盛りと言え、舞茸・春菊・明日葉・山芋‥と、丁度のボリューム。もう少ししたら、ふきのとうの天ぷらに変わるのでしょう。
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冷い湧き水でキュッと締めたお蕎麦は、予想通りの喉ごしと味わい[るんるん]
麺は平たい感じで細め、しかし「こし」があって、量的にも物足りなさはありません。 各自とっくりで出てくる濃い目の汁も味わいシッカリ、〆の蕎麦湯も濃くて美味しかったです。

ドライブと買い物を終えて自宅に戻ってきたら、花壇のラッパ水仙、クロッカスと、鮮やかな黄色が出迎えてくれました[ぴかぴか(新しい)]
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