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3月沖縄・・・⑨那覇「波上宮」 [2020・3月沖縄本島&久米島]

あとは真っすぐ、那覇市内まで。
那覇空港・那覇の中心部からも近く、那覇市内にあって唯一のビーチは波の上ビーチ。隣接して、海に突き出した断崖に建つ「波上宮(なみのうえぐう)」へ立ち寄りをします。

沖縄きっての都会でありながら…緑溢れるこの空間は、曇り空ながら清廉な空気が流れているよう。。
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鳥居をくぐると傾斜の強い坂道があり、境内へと続きます。
本殿の両側は狛犬ではなく、シーサーが見守る。 本殿は沖縄らしい赤瓦の屋根。
琉球八社の中でも首座を占める、沖縄では最も格式高い神社だそうです。
その為パワースポット(本来、この言葉は嫌いながら・・・)としても広く知られて・・・厄除、安産、家内安全、商売繁盛と様々なご利益を求める人々の姿があると言います。
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「沖縄の県花」であるディゴ、この花特有の色、形は誠に印象的でありながら・・・
春の到来を告げる真っ赤なデイゴの開花は短くて、風物詩となっている割りには「デイゴの花」が見られるところは意外なくらい少ないと思えてなりません。
港から集落まで島の外周を彩っていた竹富、石垣では市場通りの先で数本。そして本島ではホテル内に小木が数本のみでした。
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手水舎も赤瓦で、そこには龍が、どちらも沖縄らしさを前面に感じます。
拝殿周りは目に眩しくくらいに、南国らしいたたずまいながら・・・祀っているのは熊野三所権現だそうです。

波上宮での御朱印も授与所で頂くことが可能、その間社務所内の展示物を観ておりました。
その一部。
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明治に入り琉球王国は幕を閉じたが、沖縄といえば「御嶽(うたき)」信仰が盛んな土地です。
そうした人々の心のよりどころとして、波上宮に「官幣小社」の社格を与え、人心掌握を図ろうとした明治政府の意図が伺えました。     
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このために御朱印帳持参で行ったのである。「波上宮」の名の通り、伸びやかであり、力強さもある書体、貴重な御朱印を頂きました。
そして独特な雰囲気も味わえる貴重な立ち寄り場所です。青い海を見渡す…崖に立つ南国らしさの感じられる神社でありました。

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空港まで戻ったら、レンタカーを返却し、ゆいレールにて離島への玄関口である「とまりん港」へとまいりましょう。
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