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2023年〆の西九州旅・・・⑮佐賀県、伊万里焼きの里へ [2023・12月~1月九州シュガーロードを行く]

今回からまた、昨年末に旅した九州旅行記へと戻らせて頂きますね。え・え・え~~!?の気持ちは理解するものの、私としてはこれから怒涛の勢いで終わらせるようにして参ります。果たして言葉通りに、書けるか?内容的にもどうかな?
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長崎県内をまたも縦断、こんな無駄な日程を組んでしまったのか?今となっては忘れてます。自分で理解不能。  
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それでも好天の下、のんびりドライブには最適コース! 走行量も少なくて、ローカルな雰囲気が良い[グッド(上向き矢印)]
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県境を越え、やって参りました。 日本列島南西部、九州の北西部に位置する佐賀県の伊万里市。JR九州筑肥線と、松浦鉄道西九州線が乗入れている「伊万里駅」。
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JRが使用する東駅舎と、松浦鉄道が使用する西駅舎に分かれた東西の駅は道路を挟んでペデストリアンデッキ(高架型の歩道をそう呼ぶらしいです)で繋がっていて、乗り換えに困らない模様。

市街地の南に位置しているとは思えない程、閑散とした駅でした。通路でキラキラ光るのが石ではなく、陶器の欠片であるの辺りに「伊万里」を感じました。
駅の観光案内所で「伊万里焼きを見て、出来たら買いたいのですが…」と尋ねても、「おまんじゅうの伊万里焼はすぐにわかります。お茶碗の伊万里焼はどこで買えるのかしらね~~?」・・・とは、予想を超えた言葉に驚かされました。でも私が行きたいのはおまんじゅう屋じゃない[バッド(下向き矢印)] 地元の方にしたらこの程度のものかもしれませんが それにしてもね~~[たらーっ(汗)]

それでも地図を頂き、伊万里焼の里「大川内山」までやって参りました。
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※鍋島藩の御用窯として伝統技術を継承する伊万里市の「伊万里焼」、日本磁器の発祥の地として有名な有田町の「有田焼」とをゆうする県内北西部は日本随一の陶磁器の産地。まさに「やきものエリア」なのです。  
17世紀から19世紀にかけて、佐賀藩(鍋島藩)における藩直営の窯が、伊万里大川内山にありました。
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高度の技術を持つ陶工達を集め、技術が他に漏れないようにする為、三方が険しい山で囲われた立地に加えて、開口部に関所を設置する・・・技術を守るに相応しい場所が、ここ伊万里大川内であった訳です。
「秘窯の里」大川内山は今もなお風情ある石畳の坂道に30軒の窯元が集まって建ち、藩窯で培われた「鍋島」の伝統を現代に受け継ぎ続けています。
山に囲まれた山水画を思わせる独特の雰囲気、煙突やトンバイ塀、焼きものでコラージュされた橋、陶製のオブジェなど、絵になる風景が広がっていました。
鍋島焼の伝統は1871年(明治4年)の廃藩置県でいったん途絶えたが、その技法は今泉今右衛門家により近代工芸として復興され、21世紀に至っているとの事です。
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気合を入れて臨んだ、伊万里焼ではありましたけれど。
[ぴかぴか(新しい)]白磁の肌に染付で文様を描き、本焼きをした後、赤・黄・緑を基調にした上絵を施して再度焼き上げる…伊万里焼は陶磁器の最高峰として、その美しさを誇っている。
…だけあって、気軽に買い求められるものではありません(╥﹏╥) 伊万里焼に向き合う考えが甘かった[バッド(下向き矢印)]
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それでも買い物を済ませ、また駅近くまで戻ってきた私達。
この日泊まる宿は、この「伊万里グランドホテル」です。
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続きますね。
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