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湯西川の水の郷へ、行きたい! [ドライブ・栃木県北]

最初に訪れた30年ほど前、私にとってそこはとにかく遠いところでした。
今では山をくりぬいて作った立派な道路、次々とトンネルが出来て、随分と身近なものとなった・・・日光の湯西川地区。
そう言っても、同じ県内でもやはり遠いのです。
家を出てから約2時間、高速だったら横浜近くまで行ってしまうくらいなのですものね。


水の郷1.jpg
鬼怒川温泉、川治温泉を過ぎ会津西街道と別れてからも、こんなトンネルを何度潜った事だろう!
この日、私達が向かったのは湯西川温泉に7月オープンした観光施設「日光市湯西川 水の郷」でした。
http://yunishikawa-kawamata-okukinu.jp/119.html

しかし一番の目的は、ソネブロ仲間であるはなちゃんにお会いする事なんです。
7月にお会いした後もずっと気になっていた。機会があればすぐにでも会いに行きたいものと思いながら・・・でもあれから二ヶ月が過ぎてしまって。。。
前日書いた記事に頂いたコメントから、これはやはりどうしてもすぐに行きたい!!…モードになってしまったのでした。

水の郷3.jpg
水の郷が出来た経緯については、前回の記事に書きましたのでhttp://hana2009-5.blog.so-net.ne.jp/2011-07-26

この地はかつては森の水がめと言われるほど水量が豊富で、自然豊かなブナの林に囲まれた所。人々は豊かな山の恵みの元に生活を営んできたと言う。
駐車場で下りてすぐ目の前に広がっていたのは、正にそんな光景です。

         水の郷2.jpg
これ、何をしているかわかりますか?

田舎育ちの私にも全くわかりません。近くにいたおばあちゃんに聞いてみても、私の声が小さくて聞こえなかったみたいです・・・
戻ってきた夫に「何をしているところ?」と言うと「刈り取った蕎麦をたたいて、枝から実をはずしているんだ」って。
そう言われてみれば納得です。
水の郷敷地内にある蕎麦畑の収穫が終わったところだったのですね。
この雄大な自然のもと、ここでの人々の暮らしはこのようにして営まれてきていたのでしょう。

館内のおトイレから戻ってきてみると・・・いました!!
はなちゃんは、もうすでに私を待っていてくれました。
相変わらず美人ですね~! 
穏やかで、明るくて、颯爽としているものの…ご家族の事、お仕事の事など、誰もが様々な悩みをかかえて生きているのね。それは私自身にも言える事ながら。
今回は、前の時よりは長くお話する事ができました。
それでもあまり長居をしてしまうのも、お仕事の邪魔となってしまいますので・・・
お会いしてお顔を見られただけで、じゅうぶん満足です。


水の郷4.jpg
水の郷のつり橋は、完成までまだもう少し時間がかかりそうです。完成したら、ここは人気のスポットですね。

水の郷5.jpg
失礼した後は、水の郷を楽しむ事にしましょう!

私は周囲の景色を眺めながら、ノンビリと足湯に浸かっていました。
ところが、はなちゃんはやはり只者ではなかった。
私の元へ来た夫が、「また○○さんに、お土産をもらっちゃったぞ!」と・・・
彼女はさり気なく、優しい気配りが出来てしまう人!
お土産を頂いてしまったからではありませんけれど、このようなところからもはなちゃんの優しい人柄が伺えてしまいました。
はなちゃんは優しく強いだけでなく、気配りの人だったのだ!

長くなってしまったので、この続きは明日にします。

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那須の、隠れ家イタリアン [ドライブ・栃木県北]

食材の宝庫である県内において、首都圏から多くの人が余暇を過ごしにくる那須高原。
軽井沢ほどではないものの・・・ここには多くのレストランが点在しています。
だから遊びに行くと、どこで食べようかと迷ってしまう。
この日のランチは以前頂いて、ムード&味共に気に入ったお店「イタリア料理 Cucina Hasegawaクチーナハセガワ」をリピしました。
ハセガワ1.jpg

別荘地の林の中の一軒家レストランです。
テーブル4個だけのイタリア料理店なので、入店するタイミングが難しい。
この時も少し待ってくださいとの事、周囲の写真を撮って待っていました。

           ハセガワ.jpg
那須連山を望む近くの道路脇、こちらではもう彼岸花が咲いています。
これから熟すであろうイチジクの実、赤い小さな水引の花も。

木造の小さな建物の内部は高い天井に、広い開口部、景色を眺めながら食事が出来る開放的な造り。
漆喰の白い壁、そして床はシンプルに大谷石を敷いたもの。全体的に北欧風のナチュラルな色調で統一されています。
ハセガワ2.jpg

奥の厨房ではご主人、ホール担当は奥さんの方とご夫婦で営む小さなお店。このような空間は落ち着いて好きです。
それに、地元の食材をいかして手間暇かけて作られたメニューも魅力!
ランチは前回より値上がりをして1800円になっていましたけれどね・・・

ハセガワ3.jpg
有機野菜のサラダと、ミネストローネスープ。
小学生のお嬢ちゃんがお手伝いで運んできた、丸い自家製パンは焼きたてのホカホカ、香ばしくて美味しかった。

ハセガワ5.jpg
パスタは4種類の中からチョイスを。放し飼いで育てた鶏卵を使ったカルボナーラ。
サンマルツァーノトマト・ソースのパスタを選んで、半分ずつ盛りつけてもらいました。
デザートはガトーショコラ、コーヒーor紅茶が付きます。
奥で何かを泡立てる音がしていたのは、このミルクだったのね。クリーム状に泡立てた牛乳を加えてカプチーノ風にして飲みました。
シンプルな器は基本的にどれもホワイト。
どれも食材へのこだわりが強く感じられます。味付けも薄く、イタリアンのしつこさは感じません。

他のお客様達も皆さんあか抜けていてオシャレな方ばかりだったかと。。。
丁寧な接客で、窓の外に広がる木々を眺めながらゆっくりとお食事を楽しめるお店です。ここは一度来店すると、だれかを連れてまた訪れたくなる・・・そんなお店なのでした。http://www.geocities.jp/cucinahasegawa/
私達には身近なところである那須高原。那須にもこんな大人向けの隠れたお店があるのだと、改めて思いました。


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那須平成の森へ・・・駒止の滝を見る [ドライブ・栃木県北]

口にしても仕方がないのはわかっているものの、今日も暑いです。
火曜日は何もない日だから、近所のお散歩をしようと思っていました。それでもこの気温、その上9月とは思えない日差しの強さから簡単ににぶってしまった私の決心。
午後は本を読んでいて、お昼寝までしてしまったわ。

ところで「平成の森」のお話。自由に散策する場所なのですから、本来ここはタップリ時間をかけて・・・ゆったりとした自然の中に身を置いて仲良しになる空間であるはず。
しかし根がビンボー性だから、それが出来ない私達。
駒止の滝1.jpg
フィールドセンターでもらった地図を見ると、駒止の滝観瀑台までは徒歩以外に車でも行けるようなのでした。

周囲を山におおわれて中々その姿を見る事が出来ない事により、「幻の滝」と言われてきた「駒止の滝」です。
駒止の滝2.jpg

濃い緑に囲まれて流れる滝の様子、滝つぼのエメラルドグリーンの色も美しい!!
また季節を変えて、次は紅葉の時期に訪れてみたいと思ってしまいました。
            駒止の滝3.jpg
観瀑台に立つと、その荘厳な姿は一望のものに。

勿論、辺りには静謐なムードが漂っていた。と、言いたいところながら・・・多くのギャラリーの姿、人気の撮影スポットになっていました。
駒止の滝4.jpg

でもここって、以前にも来た事があったかと!?
私がまだ元気でいた頃、二人して各地の温泉巡りにはまっていた私達。
東日本を主として、数年で100湯を越える湯巡りをした時期があったのです。
その時には県内の温泉は勿論、お休みになるのを待ちかねて毎週あちこち訪ね歩いていました。那須温泉郷の中で入った山の中の一軒宿、北温泉。
その駐車場としてこちらに車を置き、坂道を下りて行ったのです。その頃はこんなに広く立派に整備はされていませんでしたけど・・・
冬などはたぶん特別な人しか行かないであろう、山奥の秘湯と言って良いかと思います。
(これは営業妨害でもなんでもないですけれど・・・)温泉の建物は古く汚くて、怪しくて・・・それでも温泉マニアの間でも、とても人気のある温泉のひとつなのでした。
訪問時の様子が、以前の日記にアップしてありました。http://plaza.rakuten.co.jp/simarisu2/diary/200703020000/
一番人気、ここで最も有名な「天狗の湯」は混浴、通路が脱衣所ですから先に誰か入浴客がいる場合に入るのは厳しい。
私が行った時には幸いにも誰もいませんでした。
脱いでいる時、すぐ脇を若いカップルが通っただけでした。そんな小さなことは気にしない!
急いで入りましょう!
さらさらした透明の湯がオーバーフローしている浴室は、大変気持ちが良かったと記憶しています。
こうして更にメジャーになった今、日帰りの利用者も多くなり・・・女性にとってあのお風呂は幻のお風呂になってしまった事でしょう。

駒止の滝5.jpg
爽やかな高原の風に吹かれて、心も身体もすっかり癒されたら・・何だかはお腹が空いてきました。
明日は、ランチ編です~!

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那須平成の森へ・・・広過ぎる、私には無理かも!? [ドライブ・栃木県北]

この日私が訪れた「那須平成の森」は、栃木県の北部、雄大な那須連山の山麓に広がる那須高原内に位置します。
            那須平成の森1.jpg

那須湯本から、茶臼岳へ上るボルケーノハイウェイを上って、つつじ吊橋の駐車場入口を直進。
春には真っ赤に染まる八幡のツツジ群落を過ぎてから、白河方面に右折します。
そして渡るのが、白戸川。プッ!

那須平成の森は、今年の5月22日(国際生物多様性の日)に開園。
平成20年まで那須御用邸用地として管理されていた約560haの森が、日光国立公園として一般公開されたのでした。http://www.nasuheiseinomori.go.jp/

那須平成の森2.jpg
那須休暇村の駐車場から・・・山頂付近を。
こんなに山の上なのに、電線が邪魔しています。そして山の姿も、実際にはもっと綺麗だったのに。。。

駐車場に着いて、車から降りたら、涼しい~!やっぱり来て良かったわ。
地上の暑さを、一瞬で忘れました。

那須平成の森3.jpg
ふれあいの森のシンボル「フィールドセンター」です。開園したばかりだけに、まだどこもかも綺麗ですね。
でも思っていた以上の人、人。
車の数も多かったけれど、那須温泉郷のホテル&旅館の送迎用バスも目立ちました。
宿のサービスの一環として、ここまで案内をしているのでしょう。

北側の余笹川、南の白戸川の二つの谷で区切られた細長い地形。
変化のある地形には多様な動植物、鳥類、昆虫、苔類など・・・数多くの生物が生息しているとの事。
かつて天皇陛下が植物調査を行った小径や、幻の滝といわれていた駒止の滝など見ることができるようになっています。自然を親しむに絶好のスポットが多いのです。

エリアは大きく二つ、「ふれあいの森」と「学びの森」とにわかれていました。
「ふれあいの森」は自由に森を散策できるエリアで、幻の滝=駒止の滝が見学できるエリアです。
もう一方の「学びの森」は、現地の専属インタープリターが同伴で見学できるエコツアーが開催されるエリアだそうです。
しかしどこに行くにしても歩きます。
駒止の滝観瀑台まで坂道を上るとかも、普通の人ならどうって事のない道。でも私には到底無理っす!とても行けそうもありませーん。

           那須平成の森5.jpg

でも行ったの。その辺りについては、続く。。。

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那須平成の森へ・・・栃木の、グルメ街道!? [ドライブ・栃木県北]

関東地方に限るかどうかはわかりませんけれど・・・
秋の気配を感じたのもつかの間、先週末からのなんと言う暑さ!また猛暑が戻ってきてしまいました。
それでも土曜日は、家の掃除、大量のお洗濯等励んでいたものの・・・夜にはそれも限界です。
それで思ったのが、ブログを通してお付き合い頂いているまゆまき工房さんの記事。そこに書かれていた那須高原。
こんなに暑くては、やっていられない!こうなったら私も、那須へ行ってやる~!
日曜日はまゆまき工房さんの紹介されていた「那須平成の森」へ、真似をして行ってしまいましたのさ。
            JAしおのや2.jpg

県内に関わらず春先にあった震災、その後も続いた余震のせいもあって、考えてみたら約一年ぶりの那須なのでした。
高速利用の場合、インター付近から湯本まで長く続く渋滞。それもあり塩原温泉手前の関谷~那須。または板室温泉~那須ハイランドパークを通って・・・家からは何時も下道を使って行きます。
その時に必ず立ち寄るのは「JAしおのや」の野菜直売所。ここは我が家にとっては中々に重宝なところなんです。
JAしおのや1.jpg

首都圏からの距離の関係もあるのか、この辺りは都内向けの花木栽培がとても盛んなところです。
今回は買わなかったけれど、バラをはじめとする切花が豊富かつ安いの。
お野菜に関しても時期によっては、ひとパックにギッシリ入ったアイスプラントが2~300円だったりもします。

今回、お買い物してきたもの・・・お葉類は少なくて・・・・
    JAしおのや3.jpg
モロヘイヤに枝豆、サツマイモ、シイタケ、地元産おうどん。
次の香菜・パクチーは、根っこ付きで何と!120円なり!とりあえずは買っておこう!
他に袋にギュウ詰めの空芯菜も100円、手にして「これ、どうやって食べるんだろう?」と話していた母と子の会話も聞こえてきていたけれど・・・食べてどうかは責任を持てないので・・・

お次もジモテー専用ネタで申し訳ありませんが・・・
日本の伝統食である豆腐・納豆を製造している、こいしや食品の工場。
JAしおのや4.jpg
工場の一角に、小さなお店が出来ている事に気づいたのは何時のころだったか。
直売所ならではのお買い得商品が多数、取り揃えてあるような感じがします。
大きな工場の敷地内に建つ、ちっちゃなログハウス風の建物。その名も「豆水撰」(マメスイセン)。
店内に並べられているのは・・・原料の大豆や製法にこだわった、大豆製品の商品群。
買って来たのは、全国納豆鑑評会で優秀賞を受賞した納豆。グルメ志向の方向けブランド納豆「平家納豆」、これは確か川俣温泉の一柳閣の朝食で出されているものだったように思う。
http://www.tochinavi.net/spot/home/index.shtml?id=7732

ピロピロした太目のおうどんは、夕ご飯にざるで。かなり、もちもちした食感です。
お豆腐も冷奴で食べました。どちらも美味しかったです。
どっちもとっても簡単で、地味で、ごめんなさーい!
天ぷらで揚げたサツマイモやシイタケも、素材が良いからか美味しかったです~~
実は「JAしおのや」の直売所へは、帰りにも寄ってしまったの。
その理由はこれ。
          わらび餅.jpg
こちらのわらび餅がどうしても気になって、食べたくて・・・買いに行ってしまったのだった。
こんなに安いのに、プルプルしていてこれまた美味しい~!

塩谷の野菜直売所プラスこのお豆腐屋さん・・・これからは、ここをグルメ街道と呼ぼうかな!!

涼しい~~那須高原は、明日に続きまーす。
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日光路をドライブ・・・もくりんさんへ再び! [ドライブ・栃木県北]

一番の目的であるカキ氷が終わったら・・・
しかし次に向かった先は、かなり遠いのだ。
鴨汁蕎麦が好きと言うお嫁ちゃん。日光で鴨汁が美味しいのは、湯西川にある蕎麦店「湖畔亭ほそい」さんながら…あいにくこの日は定休日でした。
美味しいお蕎麦で次に思い出したが、旧藤原町の上三依地区にある「もくりん」さんです。電話をして聞いてみると、鴨汁もあるとの事。

日光、鬼怒川、川治を過ぎても、まだまだです。・・・出来たら行きたかった湯西川を横目で見ながら・・・ようやくたどり着きました。
           もくりん1.jpg                 「もくりん」さんです。パッと見は、道路際に佇む食堂と言うか、ドライブインと言うか。。。
入店すると、店の女将さんが開口一番「この間はありがとうございました。奥さんが書いてくれたんですね。直接お礼を言わなくてはって思っていたのです」と。
それは前回に、訪問した時の事。http://hana2009-5.blog.so-net.ne.jp/2010-06-09
パソコンを見る機会があって、その時にヒットしたのでしょう。
でもこれを書いたのが、私ってよくわかったわね~!

          もくりん2.jpg
注文した「鴨汁蕎麦」。鴨のお出汁がシッカリと出ています。
コシのあるしっかりとしたお蕎麦も、細くてツヤツヤで、相変わらず美味しいです~~
前回食べた岩魚のから揚げ、今回は息子夫婦がガッツリと頭から食べておりました。
天ぷらもこんなに大量なのに、これで二人前なんです!
夏野菜の他に、山菜もあったと思うけど…ちゃんと聞いておけば良かったなぁ。

明るくて、気さくで、でも一度でも来店した客のことはちゃんと覚えている女将さん。
次々と説明をしながら、色々出してくれました。
こちらのお店の面白いところは、主が蕎麦を打つ蕎麦どころ、女将さんがいる天ぷら・焼き魚コーナーと分かれているところ。
穏やかなムードを漂わせるご主人は、蕎麦湯を運んでくれたり・・・この店のご夫婦はどちらも和やかに、今の仕事を楽しんでいらっしゃる模様。なおかつ根っからの商売人さんなのですね。

もくりん3.jpg
初めて食べたのは、この見た目も怪しげなキノコ「タマゴタケ」の天ぷら、他にも○○○○ダケ(すいません、忘れてしまいました)図鑑まで見て説明してくれたのに。。。

「お休み処 もくりん」
日光市独鈷沢字中井48  電話0288-78-0270

もくりん4.jpg
このような清流が、道路を挟んだすぐ脇を流れているのです。
綺麗な水、綺麗な空気。木々の一部ではすでに紅葉さえ始まっていました。

ここからはあと数キロ走ったら、もうそこはお隣・福島県。

もくりん5.jpg
これは、黒部ダムじゃないわよ。
五十里湖にある五十里ダムで、休憩です。
何時もなら涼しい山の中のこの辺り、でもこの日は下界とほとんど同じ。暑かったなぁ!

もくりん6.jpg

最後に行ったのが「パン工房 ジュードベベ」さん。
一応は住宅地ながら、林の中に建つ普通のお家。その一部を改装してパン屋さんにした小さい可愛いお店です。
すでにもう夕方近くで、残っているパンは少なかった。右端はとっても可愛らしいレモンあんぱん。
私の買った食パンは、残念な事に・・・なんか普通の味でした。

盛り沢山で充実した私のお盆休みはこうして終わりました。
よく遊び、よく食べた一週間でしたね。

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日光路をドライブ・・・今年も、氷室松月さんから [ドライブ・栃木県北]

翌日は二人が帰る前、またもドライブに誘い出してしまった私。「明日何も予定がなかったら、日光へ行かない?日光のカキ氷を食べに行こう」って。
毎年、夏になると必ず一度は行く。行かないと気がすまないお店は、「氷室松月」さんです。
http://r.tabelog.com/tochigi/A0903/A090302/9003227/
7月の湯西川の帰りにも、もしかしたら・・・と思い立ち寄ってみたら。
夕方5時近くと言うのに、店の前には数十人の行列。これではとてもじゃないけど…1~2時間で食べられるはずもないと諦めた経緯があったばかりなのでした。

さて当日。途中の直売所でお野菜を買ったりはしたものの・・・頑張って到着したのは開店30分前の10時半。
ところがもうすでに、80人くらい並んでいるではありませんか。
去年は同じ時間でも、すぐの一巡目で入店できたものが、http://hana2009-5.blog.so-net.ne.jp/2010-08-17
日光のカキ氷はブレークする一方のようです。

松月2.jpg
まだまだ遠い。
お店の看板が小さく見えます。
聞くところによると、先頭の人は9時から並んだと言います。カート付きのミニスーツケースを引いてきている人の姿までありました。
行列で一緒だったのは、埼玉から観光で来ていたお姉さま方。
お二人とは結局、食べる時も一緒。そちらの味まで一口、二口食べさせて頂いてしまったわけなのですけれど・・・
秩父の阿佐美冷蔵さんのカキ氷を経験した後、次は日光のカキ氷を制覇しよう!と来たのだそうです。
全国で五軒しかない天然氷製造販売のお店。その内、天然氷を製造しているのは秩父と日光の3軒のみなのです。

日光の山奥の水を使い製造した天然の氷、その側の氷室に貯蔵し保管をして。。。
そして夏場のこの時期だけは、倉庫なのか車庫なのかわからない・・・この場所を使ってオープンさせている店です。
            松月3.jpg
店内に置かれた氷は透きとおって美しい。まさにクリスタル。誰かの手が!
その隣にあるのは、大量のラムネです。

私達がカキ氷にありつけたのは、結局1時間少々経ってから・・・・
着席しても注文のオーダーなどはありません、食べたいものは自分達でメモをしてお店の人に渡すのです。
食べるのもテーブルの上に置いてあるプラスチックのスプーンを使うと言う、サービスなんて言葉は存在しないお店。

松月1.jpg
食べたのは、生みかん(シロップ)。桃とピーチのハーフ&ハーフ。生いちごと野いちごのハーフ&ハーフ。
あれ?息子の食べたブルーベリーがない。でも見た目的にはどれも同じなので。。。
この中では・・・生みかんと、桃とピーチのハーフ&ハーフが美味しく思いました。
ただし桃とピーチと、どこがどう違うのかは理解できていません。
冷たいものを口にした時の、頭がキーンとなる・・・あれって、身ぐるみ剥がし隊のわた隊長によりますと…「アイスクリーム頭痛」って言うそうです。
ここで食べるカキ氷は、フワフワさらさらだから、スッスッと口に入っていきます。キーンはないです。
おお、この味、この食感です!でももう5年も経つと最初のような感激は薄くなるものね。

入店中に何度か見かけたのは、店の主・まささんでした。一目見てわかったわ。
店主の「天然氷は貴重でもなんでもない日光の普通の地場産業だす。 むやみやたらに稀少扱いしてべらぼーな値段で取引されたりをすべきじゃない」とのポリシーから・・・
メニューは、普通のイチゴやメロンなら300円・・・と、安~い!
去年は、十条の「だるまや」さんのシロップとかあったのに・・・お値段高めで、評判がいまいちだったのだろうか。
私達が食べたものも、生みかんが500円、そのほかのは400円だったかと思う。

安くて美味しい、日光のカキ氷。
来年の夏もきっと、食べたくなってしまうのだろうな~ これで、この行列さえなければね!?
今年の夏も、暑かったですね~~!

日光路をドライブは、次もありまーす。

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水の郷の続き、湯西川温泉散策 [ドライブ・栃木県北]

             湯西川温泉.jpg
湯西川の渓谷に面して温泉旅館が連なる、湯西川温泉です。

今は日光市となっている湯西川温泉。しかしその場所は福島との県境へもほど近いところ。県内に住む私達でさえ秘境と感じてしまう・・・山また、山の中なのでした。
それだけにここを訪れる人々は、秘境の味わいとか、素朴な風景を求めて来るものと思われます。


湯西川温泉1.jpg
「水の郷」の敷地内には、こんなに大きな立派な足湯が設置されています。
大浴場でお湯に浸からずとも、ここでは誰もが手軽に温泉を楽しめるのでした。
そしてこちらでも目の前に広がるのは、緑濃い深山の風景。
気持ちがいいだけでなく目にも涼やかな足湯です。頬に感じる空気も爽やか、涼しさいっぱいでした。何しろここは標高700M超えとの事ですからね。。。

ただ利用している皆さんが「ぬるい、ぬるい」と仰っていたのはどうして?
贅沢なほど大きな足湯です。出口では熱いくらいの温泉が、下に行くほどぬるめになってしまっているのかと。
真夏の今はいいけれど・・・この分では秋に向かっていくこれからの季節、温度調整も必要となってくるでしょう。

ここからは少々辛口な事を書いてしまっております。それは私が感じた全くの個人的な意見ですから、勝手な事をとスルーしてくださいませ。

素人の方々が(失礼!?) 一からここまで立ち上げた苦労は並大抵ではないと思いつつ、書かせて頂きます。
広々とした立派な施設で、中の食堂もハード面は素晴らしい。
しかし私達が順番を待つ間も、周囲からは「席はいくらでも空いているのに、どうして案内しないのだろう」とか、「名前を書いて待たせるシステムにしてくれれば、もっと安心なのに…」「昼時なのにこれほど待つなんて、お蕎麦の用意がしてないんだろうか」と言った声が聞こえていました。
提供される食事にしてもメニューが少なすぎて、あまり選択肢がありませんでした。
お蕎麦がやってくる間、下げてくるトレーの上の食べ残されたお蕎麦を見た時には、「美味しくないのかしら」と心配になってしまいましたもの。
食べてみたらその様な事は全くないのですけれど・・・全体的にお蕎麦のレベルだけは高い日光です。もう少し売りになるものがないと、これから先どうでしょう。
水車で挽いた蕎麦粉や、添えられている本山葵などについても、せっかくなのですからもう少しアピールが必要かと思うのです。

少しでも売り上げに貢献したいと覗いてみた売店。
「買うものがない・・・」って他の観光客の方の声も聞こえてきたのですが、現時点ではこちらも品揃えが少なすぎます。再考のよちが大いにありそうです。
生産地を確かめながら買いものをした私たち、結局購入したのは湯西川産のお味噌と花豆の袋詰めだけ。

建物が大きくて、就労する人数も多いだけに・・・今後も長く運営を続けるのは厳しいかもしれないです。
秘境と素朴が売りと言われても・・・
同じくダムに沈んでしまう温泉街として、メディアに度々登場をする群馬県の川原湯温泉を思い出してしまいました。
古びた温泉街の風情を求めて都会からやってくる観光客達。
しかし、次々と作られる立派な道路やトンネルの数々。
住人達が快適な生活を求めるのは当然の事であるから、数えるくらいしか訪れることのない私達がそれについて何か言える立場でないのは承知しています。
これから先、行く末を見据えていくのは、そこに住み続けている住人の皆さんなのですから・・・・

なーんて!お蕎麦をご馳走になっておきながら、私ったらよく言うわぁ~!!
でもね。こちらで働く方々、本当に皆さん気持ちが良くて・・・それだけで癒されてしまう事は間違いありませんので・・・


湯西川温泉7.jpg
温泉街ではただ今、「竹の宵祭り」を開催中。竹製の燈明に火が点される様子は幻想的、さぞかし美しいことでしょうね。
水の郷の売店で問い合わせたけど、買えなかった栃餅。夫がここで栃餅屋さんを見つけました。

湯西川温泉2.jpg
橋の上から、透き通った水が涼やかに流れる渓流、湯西川の集落を眺めました。
橋の上から見える家並み、今ではトタン掛けされてしまっている家がほとんどながら・・・かつてここには藁葺きの民家が立ち並んで・・・その風情は、何とも郷愁を誘われるものであったろうと想像されるのです。

次は車では行けない、徒歩でしか行くことの出来ないお豆腐屋さん・会津屋さんへ向かいます。
http://www.tochinavi.net/spot/home/index.shtml?id=10666
途中に湧き水、発見!ニョロニョロの蛇さんにも出会ってしまったけど。。。
湯西川温泉3.jpg

最初は持ち帰り用を求めたものの…すでに来店していたカップルに運ばれてきたお豆腐を見たら、急に食べたくなってしまい「こちらでも食べていきます」と変更をした私達。
湯西川温泉5.jpg

このお豆腐は機械を使わない、湯西川の湧水を利用した昔ながらの手作り豆腐のようです。
桶に入れられたお豆腐は程よく冷えています。おからの煮物に、野菜の浅漬けも。
良い素材を使用して作られたお豆腐は、豆本来の風味が楽しめました。
青々とした遠くの山並み、川底まで透きとおった水の流れ。その上を吹く川風がとっても気持ち良い。
野鳥の鳴き声を耳にしながら、食べたお豆腐の美味しさと言ったら!
まさに癒しの風景、素朴でシンプルな味の競演なのです。
これぞ、至福の一時と言うもの!!

生活するには不便でも、こういうことがあるから・・・人は生きていけるのだろうなぁなーんて!
400円のお豆腐ひとつで、こんな気持ちになってしまう私ったらどれだけ偉いんだか!そして、なんて安上がりなのでしょうね。
おっとりとした優しげな奥さんと「ここはよく、テレビの旅番組にも登場をしますね」などとお喋りしてしまいました。
持ち帰ってきたお豆腐も、しっかりと水がきってあるから壊れないままで・・・食べられました。
ひとつひとつ手で作るからなのですね。

久しぶりに行った湯西川は、のどかな景色と爽やかな空気がいっぱいのところでした。
何よりも温かな人情がまだこれでもかと残っているところなのです。そんなところがとても心地良く感じました。

是非、皆さんにも遊びに行って欲しいと思います。いいところですよ!日光の、湯西川!!
春から秋の紅葉時期にかけて、また冬に降る積雪も見事!とのことながら・・・
初夏の新緑の時期は、山々が一段と美しくて・・・格別なのだそうです。

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湯西川「水の郷」、そしてミニオフ会も [ドライブ・栃木県北]

この日の目的地は、日光・湯西川温泉に今月の18日オープンした観光施設「日光市湯西川 水の郷」でした。
              水の郷へ1.jpg

湯西川は、平家の落人伝説で知られます。6月には平家縁の祭り「平家大祭」、また雪深い冬の時期の「かまくら祭り」には都会から訪れる人も多い観光地です。
そんな湯西川に新しく生まれた「癒やし」をテーマにした観光スポットは、湯西川ダム建設に伴い水没する地域住民向けの主要事業のひとつとして、水没地域の住民が設立した株式会社が指定管理を受けて運営しているとのことです。
http://yunishikawa-kawamata-okukinu.jp/119.html

水の郷へ2.jpg

日光から鬼怒川、川治、五十里ダムを過ぎて、更に山奥の湯西川地区へと。。。
ここまでは山をいくつ越え、いくつのトンネルをぬけて行ったのだろう。

館内には温泉浴場、食堂、売店、パン工房に多目的ホール等など、水の郷はとにかく大きな立派な施設なのでした。
他にも、縄文式土器や古民具など文化資料を展示する「湯西川くらし館」や観光農園もありました。

ここ半年ほどお付き合い頂いているソネブロ仲間である、はなちゃんさんにお会いする事もひとつです。
はなちゃん104M さんの「陽の差すほうへ」はこちらhttp://magu77.blog.so-net.ne.jp/
水の郷の立ち上げに際しても需要スタッフのおひとりであることから・・・それにまだオープンして間もなくである休日でもあるのだから、きっと忙しいお仕事中に違いない。
一目、お顔を見るだけにしましょうと決めてから、伺ってみました。
水の郷へ4.jpg

ところが私の来訪を思いがけないくらいに、喜んでくださったのです。
初対面のはなちゃんさんは、思っていた通り明るくて可愛い方でした。
その上に颯爽とした美人さんなので、控えめな私は思わずたじろいでしまい…まともなご挨拶も出来ずに失礼しました。

入浴施設受付の前で。私ったらお相撲さんみたい・・・おデブー過ぎて・・・アセアセ 相当ヤバイです!
大変に立派な施設です。しかし、ひとりで大浴場の利用は無理な私。
それでも「せっかくだから、大浴場の方も見るだけでも見てみませんか」との言葉に、すっかりその気になって大浴場まで案内して頂きました。
その後も、食堂が空いているかどうか見に行ってくださったり・・・
お母様手作りの、とても可愛らしいミニぞうりのアクセサリーを届けてくださったり。
            ミニぞうり.jpg
可愛いだけじゃなくて、とてもシッカリ丈夫に編んであるのがわかりますでしょう!?

うーん、なんて優しいんだ!なんて良い人なのでしょう!!
初対面に関わらず、一緒にいて楽しいし、(これは頂き物をしたからと言う訳ではありませんけど)改めて知り合いになって良かった!
これからも末永いお付き合いをしていきたいものと思ってしまいました。

水の郷へ3.jpg
水の郷のシンボル・大水車。食堂で提供をされるのが、この水車で挽いたそば粉から作るお蕎麦です。
館内はどこも真新しいから清潔感があふれています。爽やかな木の香りが漂ってきます。
食事中のレストランのテーブルからは、このような山の風景が眺められるのです。

お勧めである、郷土料理・ばんだい餅付きのセットをオーダーします。
水の郷へ5.jpg
美味しいお蕎麦です。それに添えられているのは練りわさびではなくて、本物のわさびをすりおろしたもの。贅沢ですよね。
ばんだい餅は、お餅と言っても米粉のお団子。お味噌仕立てのお汁には鬼おろしですりおろした荒めの大根、お豆腐、そこに入れた鯖缶がポイントだそうです。
これまで湯西川は何度も訪れている私達、それでも二人とも初めての味でした。

お顔を見られたらと考えていただけなのに・・・なんと、こちらのお蕎麦までご馳走になってしまいましたの。

他にもまだ書く事がいっぱい!そしてこの後は、湯西川温泉街の探検もしましたので・・・続きは、また明日。

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涼しい!!前日光県立自然公園 [ドライブ・栃木県北]

昨日の日記、こんにゃくについて初めて見たと仰る方が多い事に・・・私のほうが驚かされました。
            前日光牧場1.jpg

コンニャクはサトイモ科の植物、あるいはその球茎から製造される食品。
主産地は群馬県(89.5%)で、第2位栃木県(4.1%)、第3位茨城県(1.7%)と続き、全国の約95%は北関東で生産されている。
地下茎はコンニャクイモ(蒟蒻芋)と呼ばれる。原産地はインドまたはインドシナ半島(ベトナム付近)とされ、東南アジア大陸部に広く分布している。
扁平な円形の地下茎があり、地上には葉だけを出す。茎(実は葉柄)は高さ1mほどに伸び、先端は平らに開いて鳥足状に小葉をつける。…Wikiから…

山間部へ行けば至るところで見受けられるものだけに、暇さえあればドライブをしている私達にとっては珍しくもないながら…こんにゃくを買ったついでだから撮ってみた!のだった。
初めてご覧になる方の多さ&反応の意外さから…改めて調べてしまいました。
夏場にはジャングルを思わせるこんにゃく畑、この葉っぱの感じと出来上がったこんにゃくとのイメージがつながらないのも当然の事なのですね。
大変失礼致しました。

前日光牧場3.jpg

最後に訪れたところ、それは…前日光県立自然公園に位置する横根高原でした。日光といっても日光のずっと南の山々、「いろは坂」や男体山のあるあの日光とは少し違います。

粟野からは、日光市足尾地区まで至る県道である15号線を西に進みます。
道の途中からはすれ違う車もすっかり少なくなって、赤い大きな文字で「熊に注意」との看板があちこちに。
その先はいよいよ緑濃き深山となり、峠の付近は標高1000Mを超える。すれ違いも困難な峠道となりますから車の走行には注意が必要です。
また幾箇所かに、連続降水量が200mmを超えると道路閉鎖になると書かれた看板も出ています。

前日光牧場2.jpg

横根高原には別名「小尾瀬」とも呼ばれる井戸湿原があり、自生する高山植物から動植物の宝庫と言われています。
もうとっくに終わってしまったニッコウキスゲが、こんなところで咲いていました。

前日光牧場5.jpg

春から秋にかけてこちらからは素晴らしい景観が楽しめます。
しかし知名度はいまいちのようで・・・知る人ぞ知る。隠れスポットなのかもしれませんね。
標高1360mの「象の鼻展望台」、晴れた日には関東平野を一望。のみならず…遠くには富士山、群馬の赤城山。
後ろをふり向くと、日光連山、日光白根山等の山々も。
しかし午後もすでに遅く、標高が高い為に、上空には雲がいっぱいです!
その雲がどんどん流れていきます。だから、目の前の景色も次々と変わっていきます。

雷鳴も聞こえてきました。
それも頭のすぐ近く。
見れば、ここにある建物。驚く事に!?その全てくらいに避雷針が付いているのです!

前日光牧場4.jpg

とにかく涼しかった。地上とは、10度くらいは違うのではないかしら!?
この時私達の側にいたおばあちゃんは、息子さんたちに連れてきてもらったのか・・・「ここは、本当に涼しい!」「ここはクーラーなんか、いらないね~」と、喜んではしゃいでいる様子が可愛いかった。
そのかわりに、こちらがやっているのは4月の中旬~11月いっぱいまで。

前日光牧場6.jpg

前日光牧場内には、宿泊施設また日帰り入浴施設として前日光ハイランドロッジがあります。
2~3年前には私達も、お蕎麦を食べに来ています。
横根山および井戸湿原のコースでは、四季折々のすばらしい景色を楽しめます

牧場なので牛もいることはいるのですが、頭数はそんなにいないみたいです。別のところにはホルスタインがいました。

前日光牧場7.jpg

他の地区と山々によって隔てられた旧粟野町は、2006年に鹿沼市と合併し現在は鹿沼市となりました。
子供が小さかった頃には川の水遊び、または涼を求めてと、この辺りへもよく遊びに来ていたものでした。

こうして猛暑の地上とは別世界の涼しさを味わってきた訳なのですが…
帰りはまたも助手席で暴睡。これ、お約束ですね!
家から1時間車を走らせるだけで、こんな景色が楽しめてしまう・・・それも地方に住んでいるからこそなのかもしれません。
夏の間だけ住むのもいいかもです!!


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チョッと日光へ・・・日光でお蕎麦 [ドライブ・栃木県北]

間もなくまた週末がやってくると言うのに・・・今日もまた、日光ネタ!藤の花のアップをしたのだから・・・・もういいかなと思いましたけど・・・続きを書いてしまいましょう。

そうする内に、やはり雨です。
日光=観光地だから食べるものはどこも高くて美味しくないって、思いがちながら・・・
それでも、日本蕎麦だけは美味しいお店が多いのです。
この日、お昼を食べに行ったのは、「旅の駅 日光ろばたづけ森友店」さん。
旅の駅の名前が表すように、食事処、売店、農産物直売所とここで全てが足りるようになっています。
その前の「きのこの杜」でキノコ類やお野菜、果物。先のアップルマンゴーも買って来たばかりなのに・・・こういうところにやって来ると、どうしても次々と買い物がしたくなってしまうのですね。
直売所には、山菜のみずやウド、筍、手作りのお惣菜等が並んでいました。
ここでもお野菜と、今年最後の筍をゲットします。

日光ろばたづけ2.jpg
大きな建物です。
外に立ち入り禁止の赤いコーンが置いてあるのは、三月の大地震で屋根瓦が大分落ちたからのようでした。
店の一角でガラス越しに、丁寧な手つきで蕎麦打ちをしている様子が見られました。

日光ろばたづけ3.jpg
テーブルには、一人ずつランチョンマットがおかれていました。
お漬物の「ろばたづけ」は、セルフサービスなのです。
お茶を飲みながら食べて待つ間に、オーダーしたお蕎麦がやってきます。
地元・日光市大室産のそば粉を使用したお蕎麦は、しっかりとした「コシ」もあって美味しい~!
出汁の効いたつけだれも、甘すぎず辛すぎずちょうど良い味です。
夫の方は温かいお蕎麦にしたに関わらず、蕎麦ちょこの中にタップリと入っていました。

こちらのお店は、「今市手打ちそばの会」に入っている店。
これまでに手打ちそばの会加入店を、あちこち食べ歩いている私達。だからこの辺りのお蕎麦屋さんには詳しいの。
この辺りのお蕎麦のレベルは相当に高いです。こんなドライブインのようなところで出されるお蕎麦にしても、ちゃんと美味しいのだ!!

お店の一番の名物は、食べなかったけれど「ご存知!醤油ソフトクリーム」だそうです。
醤油ソフトは、秋田の角館でもあったっけ。
明るく綺麗で、良い接客。肝心のお蕎麦も勿論、美味しかった。今回のお店も当たり!!でした。
「日光ろばたづけ」さんはhttp://www.robata.co.jp/shopinfo.shtml?253

これで晴れていたら・・・お気に入りである日光の天然氷を使った「氷室松月」さんのカキ氷を食べるとか。
野口食品さんのラムネを飲むとか。
JR今市駅そばの、美味しいケーキ屋さん「シェ・アカバネ」でケーキを買うとかしたのでしたが・・・
               日光ろばたづけ1.jpg
こうして雨の中を、私の実家のある佐野へ向かって急いだのでした。

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チョッと日光へ・・・日光で藤を見てきました [ドライブ・栃木県北]

日曜日に日光へ行った理由、それはベーグルだけが目的ではなかったのは勿論の事。
市内大沢町の龍蔵寺境内で、この時期に「六尺藤」の花が咲くのです。
毎年、見に行きたいものと思っていましたが・・・何時も花期を逃してしまっていたため、これまでそれは叶いませんでした。
私の住む街の藤も、今年は見逃してしまっていた事もありましたしね。
ところが今年は春先の低温の影響か、開花が1週間から10日遅れて先週末に見ごろを迎えているとの情報を得たものですから・・・

今にも雨が降り出してきそうな空の下。そこには思っていたよりも、多くの見物客の姿がありました。
            日光・藤1.jpg

樹齢は約100年、藤の幹の太さは約1Mにもなるそうです。
枝が、広く大きく広がっています。

日光・藤5.jpg

明治期に植えられたヤマフジに、花穂が長いフジを接ぎ木して出来たとの六尺藤(180cm)です。
日光・藤4.jpg
花の長さが6尺にもなることから、日光市指定天然記念物として訪れる人の目を楽しませているのでした。

日光・藤2.jpg

藤の花は薄紫色の花穂を垂らし、風を受けてたおやかに揺れていました。
この花のゆらゆらと揺れている姿は、なんとも言えず好きです。

日光・藤3.jpg

北に位置する日光とはいえ、その前日2~3日の温かさからすでに見頃は終わりかけていました。
それでも花に見入りながら、ほのかな香りが漂う境内をゆっくりと散策しました。

龍蔵寺は、将軍が日光社参の折に休息所にしたという由緒あるお寺だそうです。
住所:日光市大沢町 駐車場あり 入園料は無料です。

日光レポはあと一回ありますので、よろしくね!

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チョッと日光へ・・・今回も、トモゾーベーグルから [ドライブ・栃木県北]

先週末は夫が連休でした。好天だった土曜日、家事も買い物も済ませてしまいました。
翌日の日曜日の朝。
この日もゆっくりと起きたのだけど、起きてすぐ1時間くらいで今日は何しようって思ってしまいました。
そこで・・・退屈だわぁ~。どこか行こう!
この日、午後は雨の模様です。
あまり遠いところや、あまり広いところでは雨に濡れてしまうから・・・そこで思ったのが、家から1時間で行ける日光。
日光はよく行くところです。だから私の中ではすでに大体のコースは決まっているのだ!

今回も最初に伺ったのは、日光杉並木の中にあるお店。トモゾーベーグルさんでした。
ここは昨年5月にオープンしてすぐに訪れてから、度々ベーグルを買いに立ち寄っていたところなのに、今年になってからは初めてだったのです。
前回はこちら、http://hana2009-5.blog.so-net.ne.jp/2010-12-07
オープン直後のはこちらhttp://hana2009-5.blog.so-net.ne.jp/2010-06-07
一年ですっかり人気のお店になってしまって、今では午後に行くと売切れてしまうパン屋さんになっているのでした。
日曜日は、幸いにもオープン時間ちょうどくらい。

トモゾーベーグル1.jpg
このお店は、杉並木をバックにしたロケーションが何よりも魅力。それにしても・・・こんなになにもないところに、よくお店をオープンさせたものだって思ってしまいます。
店の前の駐車場、そして側の道路にまで駐車した車がありました。
オープンを待つ人の数も予想以上です。
時によっては個数制限をするというのも、まんざらではなさそうな気配がしてきました。
店内の様子も、以前とは違っていて・・・
元は実家の納屋であった建物を改装して作られたお店だけに、木の桟のある古い障子や建具、使われているガラスなどところどころに昔のものである名残りが見えます。でもそこが良いの。飾られている小物も可愛いです。

             tomozobeguru.jpg
パンを並べる平台の上も、今日は品物がいっぱいある!!
他の方と一緒に並んで買いました。
車から降りた時に花柄の割ぽう着を着たおばあちゃんが前から歩いてきたので、私はてっきりトモゾーさんの家のおばあちゃんかと思っていたら・・・ベーグルを買いにやってきた地元のおばちゃんなのでした。
しっかりと好みのをチョイスしていたから、常連さんなのね。
どれにしようと考えていたら、夫が「いっぱい買って、実家のおばあちゃんにも持って行ってやろう」って。
並んでいるベーグルのうち、チョコ以外は(チョコ味は、あまり好きではないから)ほぼ全てを買ったかと思います。

ショーケースの中のベーグルサンドも、よもぎベーグルに粒あんとバターをサンドした「あんバター」。「カボチャの豆腐クリームチーズサンド」と「胡桃の豆腐のクリームチーズ」。
判子の押してある白い紙包みの中には、ムッチムチの太っちょベーグルが入っています。
午後行った実家に半分置いてきました。
自分用には「豆乳ベーグル」、「全粒粉ベーグル」、「かぼちゃベーグル」です。どれも大好き。

実家の母と早速、カボチャの豆腐クリームチーズサンドを食べてみました。
トモゾーベーグル2.jpg
しっかりとした麦の香りとモッチリした食感、生地の中に練りこまれた甘いカボチャ。サンドされた豆腐クリームチーズも美味しい。

隣に建つご実家の畑の野菜を使っている、TOMOZOベーグルには添加物も一切使われていないのだそうです。
それにしても、この場所でこのお値段!
美味しいけど、栃木にしては結構高めですね。
それでもまた日光へ行く時には、きっと買ってしまうのだろうなぁ~~ 
「TOMOZOベーグル」さんのHPは、http://tomozobagel.web.fc2.com/

そして昨夜夫が、会社のOLさんから自分で焼いたと言うパンを貰って来ました。
形は、なんとハート型!ベーコンとドライトマト&ハーブを入れて焼いた、「スパイシートマト」だそうです。
トモゾーベーグル3.jpg

その前には喜連川の温泉パンも買ってしまって、そちらも食べ終わっていないのですから。。。
我が家は今、色々なパンがいっぱいです。

そして、おわかりですね。明日も続きます。


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ビューンと日光へ・・・お蕎麦も、お寿司も [ドライブ・栃木県北]

日光市街から放射状に延びる日光街道=日光例弊使街道。そこは数十キロにも及ぶ長い杉並木街道となって、数百年後の現在もひき続いて使われている道です。
樹齢約400年もの老木がうっそうと茂る下をドライブするのは、季節を問わず風情が感じられて楽しめるから大好き[るんるん]
日光はお水が良いから、そこから生まれる日本酒やお漬物も美味しい。そして勿論、お蕎麦もは・・・先日の日記にも書いたばかりの事ですね。
市街地を流れる地下水だって、ご覧の美しさ[ぴかぴか(新しい)]
             梅谷さん1.jpg  

日曜日私達は、日光(今市)手打ちそばの会加盟店である「梅谷」さんへお蕎麦を食べに行ってきました。
お蕎麦そのものの味も美味しい、でもそれ以上に店の女将さんが感じが良い店だから・・・・急に私までがお蕎麦が食べたくなってしまった、女将さんにも会いたくなってしまったからなのです。

梅谷さん2.jpg
夏の間天然氷のかき氷を食べに行くお店「松月」さんのすぐ真向かいにあるお店。明治から続く老舗のお蕎麦屋さんです。
日光でも南に位置するわけですが、やはり寒いですね。ストーブのそばのテーブルに座りました。

夫の頼んだお蕎麦です。木をくりぬいた深めのせいろに入れて提供をされます。
白っぽい仕上がりは上品な感じ、一口食べてみたら・・・そうそうこの味!やっぱり梅谷さんのお蕎麦は美味しいです[グッド(上向き矢印)]

梅谷さん3.jpg
私と母は、上寿司をオーダーします。あれ、お蕎麦を食べに来たはずなのに・・・・変ですね~~
店の女将さんは元々は女性の寿司職人さんなので、ここではお蕎麦もお寿司も食べられるのでした[手(チョキ)]
私のような食いしん坊にはピッタリなお店なのです。
ご飯は小さめ、でものっているネタはかなり大きくて厚い。中とろが三貫ものっています。
トロとイカが特に美味しい[グッド(上向き矢印)]それに大きく切ってあるから、とても一口では食べられません。
お寿司に付いたお味噌汁も大きなお椀にたっぷりと!出汁が効いていて美味しかった。

この日は人手が少なかった為か忙しく仕事をしていた女将さん。それでも一仕事した後は厨房から出てきて、私たちに顔を見せてくれました。
先日の「日光そばまつり」抽選会の結果のこと、参加している常連さんの話、お店のことなど話が弾みます。
もう結構なお年のはずなのに相変わらず綺麗で、気さくなのに上品で。お話をしていても、良い意味でのプロ意識と頭の良さが感じられました。
美味しいお寿司とお蕎麦を食べて、楽しい時間を過ごして皆で大満足なのでした[exclamation]
梅谷さん、詳しくはこちら[次項有]http://www.hotnet-web.com/sobanokai/umeya.html


実家まで母を送り届ける途中に、寄り道をしたところがあります。
道の駅大好きな私なのに、そこはまだ未訪問であった「道の駅 にしかた」です。
我が家からはさほど離れてはいない、それなのにまだ行った事のない道の駅。これを行かねば、どうしましょう[ダッシュ(走り出すさま)]

昨年の11月にオープンしたばかりだから、どこもまだピカピカです。
そして駐車場の前は何にもないから、先程行ってきた日光方面の風景がドーンと眺められるのであった。
その場所は[次項有]http://www.town.nishikata.tochigi.jp/michi-no-eki/00top.html
四季折々に生産される野菜類が並べられています。
中でも町の特産品である「いちご」はメインとなるもの、いちご関連のお菓子もいっぱいです。
隣接している「農村レストラン」は、なんか派手すぎてファミレスみたいだなぁ[バッド(下向き矢印)]
イチゴを使ったジェラート屋さんもあります。

道の駅・にしかた.jpg
いちご・いちご・いちごって、なんて可愛い素敵なフレーズなのでしょう!!
でもここは我慢だ!時には私だって我慢をすることもあるのさ[あせあせ(飛び散る汗)]
だって、その前に餡子たっぷりの豆大福も買ってきているのだから・・・

それなのに・・・我が母は、ここでもお餅や和菓子を買い込んでいるのであった[がく~(落胆した顔)]

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ビューンと日光へ・・・トモゾーベーグルから [ドライブ・栃木県北]

週末の日曜日は、またも日光へ行ってきてしまいました。
土曜日の夜市内でのコンサートでこちらへ来た母、「終わるのが8時過ぎて帰りが遅い時間になるから、悪いけど泊めてくれる?」と。。。
「そんなの、いいよ~~」ここ数年意外なほどに発展を遂げているとはいえ、夜ともなると真っ暗になってしまう・・・我が実家は超のつく田舎。

翌朝のこと。
私:「せっかくだから今日は鹿沼のそば祭り(そば天国)へ行って、今度はもっといっぱいお蕎麦を食べたいな!」とリクエスト。
しかし、夫さん:「蕎麦はいいけど、この間の日光と同じでとにかく混んでるぞ。それにあんな人ごみの中で食べても少しも美味くないだろう」ですって[がく~(落胆した顔)]
と言うことで、お蕎麦を食べに行くのはまたしても日光方面なのです。
でもどこにしましょう!! 
数十軒ある中でも、私達のお気に入りのお店はいくつかあります。
リストアップした中で、しばらく食べに行っていないお店がいいな。
お蕎麦も美味しいし、店内のムードも落ち着いているのは梅谷さん。そこは何よりも女将さんが感じのいいお店なのでした。
「梅谷さんの女将さんの顔が見たい!」と私、突然に「梅谷」さんに行きたくなってしまったのでした。

                 日光へ1.jpg

まずは先に、直売所でお野菜を買いましょう。
そうそう・・・11月からお休みに入っていた「トモゾーベーグル」さんでベーグルも買いたい[グッド(上向き矢印)]

日光へ2.jpg
12/2より営業再開となったばかりの「トモゾー」さんです。
杉並木の日光街道から横道を進んで行くと、手書きの小さな看板があります。
お店の周りはクリスマスデコレーションがされていて、可愛いかったです[るんるん]
この前は店内中が生花であふれていたからわかりませんでしたけれど、父・けいぞーさんが塗られたと言う壁は相変わらず美しかったですね。
美人のお姉さまも、一人から二人にふえてしまっています。どうやら姉妹さんのよう。

12時を少し回っただけなのに、ベーグルは二種類だけしか残っていません。
こんなわかりづらい場所にあるのに、ネット社会の為にすっかり人気店になってしまったのね[揺れるハート]
入店してすぐ目に飛び込んでくるのは、ショーケース内のベーグルサンド。
美味しそうなベーグルサンドが「食べて、食べて~~!」って[わーい(嬉しい顔)]そこには「たまごサンド」だけしか残っていなかったけれど・・・
それにグラハムとオニオンの風味の「グラハムオニオン」、ほうれん草とアーモンドの組み合わせの「ほうれん草ナッツ」を買いました。だってそれしかなかったのだから。。。

              日光へ3.jpg
白い素敵な包み紙の中から現れるのは、穴のつまったポテっとした姿のベーグルさん。
国内産、特に地元の食材にこだわって焼き上げられたベーグルは、やっぱり美味しいです。
私達のすぐ後からも・・・車から急いで降りて買いに来ている方もいましたし。これはリピーターさんが増えていると言うことですね。
でも一言余計なことですけど接客の質が少しだけ落ちたかな。同じベーグル店でも市内の「マシュモ」さんの方が、格段に感じが良かったように思いました。
前々回の訪問はオープン間もなくの6月でした。その時の日記はこちらです[次項有]http://hana2009-5.blog.so-net.ne.jp/2010-06-07
お店のサイトは[次項有]http://tomozobagel.web.fc2.com/

今回も肝心のお蕎麦まで行き着けません。この続きは、また明日[soon]


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日光そばまつり決死隊・・・京都まで行かないで・・ [ドライブ・栃木県北]

            行川庵1.jpg

まるでJRのCMで流れる京都の紅葉を思わせてくれる・・・この景色[ぴかぴか(新しい)]

木々の下は、敷き紅葉と言うのでしょうか・・・これです。これが見たかった!
行川庵5.jpg

でも、ここが京都でないのは言うまでもないことです。
先程のそばまつり会場で食べたお店、行川庵に来てみました。
赤に黄色の錦秋に彩られた日本庭園、それが他に邪魔する人もいない私一人だけの貸切なのです!
            行川庵4.jpg

会場を後にしたのは午後も3時過ぎ。
このあとどこかに遊びに行くにしても、何か食べに行くにしてもどちらも中途半端な時刻と言わざるをえません。
それでなくても、今時分は一年中で最も日が短いもの。あっという間に暗くなってしまうのですもの[バッド(下向き矢印)]

例幣使街道からJR日光線文挟駅附近まで来れば、もう少し・・・
ここは私達がいつも産直のお野菜を買っている落合支所のすぐ近く。そこから更に山の方へ車を走らせていくと・・・里山の風景の中に佇んでいました。
江戸時代からの旧家を利用した建物は複雑な形をしています。どの部屋からも中庭が眺められそうです。
               行川庵2.jpg

この店は、三菱銀行の頭取であった加藤家の元別荘。
今は村おこし事業として結成された、小代行川そば組合の会員が運営をしているのです。
蕎麦の栽培からはじまり全ての作業を組合員の手で行っているとのこと。

行川庵3.jpg
訪れた時刻が遅かったから、全体的に暗めです。もう少し早めの時間であったら綺麗に撮れたものを。。
紅葉した葉も、随分と落ちてしまっています。
これが盛りの時であれば、本当に綺麗なのでしょうね。こちらは新緑の時期も良さそう、雪景色も見てみたいな。

夫は何度も食べに来ていますし、お隣の奥さんもこのお店はお気に入り。
どうして私がこれまで未訪だったかと言いますと・・・ここは畳の上に座る座卓しかないお店だから。お座敷に座って食べるのは、出来ないことはないものの・・・出来たら避けたいもの、苦手なのです。

行川庵6.jpg
駐車場のすぐ脇には行川がながれています。川のせせらぎとこの風景。
季節を問わず、とても心地の良いものと感じました。

「手打ちそば処 小代行川庵(こしろなめがわあん)」
栃木県日光市小代371 0288-27-3535

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日光そばまつり決死隊・・・抽選会だよ! [ドライブ・栃木県北]

以前からお付き合いくださっている方はよくご存知なことなのだけど、家の夫はお蕎麦が好き。
仕事柄、昼食は外ですます事も多い。。。
そしてこの日、私達が行った日光地区。この辺りは良質な水資源に恵まれている為か、総体的にお蕎麦がどこで食べても美味しいのです。
日光市は県内でも有数の蕎麦処であり、お蕎麦屋さんのレベルだけは高いと思う。
夫は昨年の後半には「日光手打ちそばの会 すたんぷらりー」にて日光市全域の107店舗を完全制覇した記録ももっているのでした。
例年秋のこの時期に開催されている「日光そばまつり」。
人の多さからこれまで私たちは未訪でいましたが、4日間も催される北関東では最も有名で大規模なお祭りかと思います。
詳しくは[次項有]http://www.city.nikko.lg.jp/shinkou/kankou/imaichi/event/sobamatsuri.html

今回は・・・今市手打ちそばの会加盟店27店で食事をして「今市手打そばめぐり」のスタンプ帳に押してもらって集めた結果。
「日光だいや川公園オートキャンプ場」で開催される「日光そばまつり」の会場内で、そばめぐり抽選会に参加できると言うものでした。
だから今回に限り、息子たちが来ても来なくてもそばまつりには行くつもりでおりました。
27店舗を6順したから、抽選回数も6回なのです。

                  そばまつり1.jpg
会場まではサクッと到着。
でも予想していた通りに、凄い人だ[がく~(落胆した顔)]
到着までの車中では、「おそばだから、これからでも三枚は軽くいける」だとか、「抽選のチャンスは6回だから、何とか一度くらいは3等までの現金を当てたい!」なんて4人で気合が入りまくり!テンションも上がりまくりです[グッド(上向き矢印)]
二手に分かれた会場内には、目的のお蕎麦屋さん、地元日光の有名店の数々、蕎麦関連商品の販売等・・・

とりあえずはとにかく一店でも並ばないことには[ダッシュ(走り出すさま)]
ここでは皆でそれぞれ並んでお蕎麦をゲットし持ち寄って食べるスタイルではありません。
食べたいと思うお店に入店して、そこで食べると言うものでした。
だから時間がかかる割には、あまり食べられないのだ[あせあせ(飛び散る汗)]

私達が選んだお店は「小代 行川庵 」、ここは私がこれまで行った事のないところだったから。
そばまつり2.jpg
ビニールシートに囲まれた中、目の前で次々と打たれていくフレッシュなお蕎麦。
口にしてみたら、麺のコシはやや強めです。美味しかったけれど、レベル的には普通かな。
強烈な印象が残るほどではありません、十分美味しいと感じる人は多いとは思うのですけれど。。。

一店だけしか食べていないに関わらず、気がついたらあら?時間がもうあまりありません。
抽選会が行われるステージのある第一会場の方へ行かなくては。
着いて会場内を歩いていたら、肉食系男子の息子がとちぎ和牛の牛串を見っけ。
そして二人とも手にはしっかりとビールも。
東屋に席を確保して、食べましょうか。
そばまつり3.jpg
この牛串は柔らかでジューシィ、美味しいものでした。デザートには、日光の中華料理店「翠園」の杏仁豆腐。これ、美味しいんだよ[グッド(上向き矢印)]
他にはお得意、のぐち屋さんの玉こんにゃくも食べたっけ。
二人の顔は消してあります。だって息子が酔っ払いなんだもの[あせあせ(飛び散る汗)]


そんな事をしていたら・・・いよいよ抽選会の時刻、私たちにとっての決戦の時がきました。
それなのに、目を放した隙に手には二本目のビールと、別のお店の牛串も持っている[がく~(落胆した顔)]わが息子ながら、そんなんで大丈夫なのか・・・しっかりしておくれ、頼むぞ[パンチ]
ステージに上がるのが嫌だった私たちは、息子夫婦を代理人に任命。声には出しませんでしたが、内心では「頑張れ~~」と。
               
               そばまつり4.jpg


気になる、くじ引きの結果は・・・
日光の物産詰め合わせ、ペア食事券、純米吟醸「日光誉」が2本、4等の3000円が1本、参加賞=百円割引券 30枚。
以上でした[バッド(下向き矢印)]
「決死隊」の割りには・・・いとも簡単に撃沈なり!!
目の前で、一等5万円を当てたカップルもいました。それはチョッピリ悔しいこと。
今回も結果的には大したことがなくて・・・・それでも4人でこれだけ楽しめたのですもの、これで良しとしましょう[グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)]

そばまつり5.jpg
会場内の賑わいをよそにして・・・
第一会場からは、日光連山が綺麗に見えていました。

でもこれで終わりではないのです。まだ続きますので、明日も来て下さいね[soon]

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日光そばまつり決死隊・・・まずは、紅葉だ! [ドライブ・栃木県北]

             龍王峡.jpg
日光市にある紅葉の名所「鬼怒川・龍王峡」です。
今年の紅葉をまだ見ていないMさんが「日光へ紅葉を見に行きたい」とリクエストしてきました。
しかしこの時期、中禅寺湖はおろか東照宮付近にしてももうすでに紅葉の時期は過ぎてしまっている模様。
ネットで見て・・・見頃の時期を迎えていると思われた龍王峡を目指してみました。

鬼怒沼を源に流れる鬼怒川流域には、奥鬼怒、川俣、川治、鬼怒川などの温泉が点在する。
紅葉の名所、鬼怒川温泉の上流にある龍王峡。
車を降りて渓谷までは長い階段を下りていかなくてはなりません。私は途中でやめて、適当に写真を撮って待っていました。
龍王峡1.jpg

しかしここの紅葉も、だいぶピークを過ぎてしまっているようです[バッド(下向き矢印)]
             龍王峡2.jpg


車で走っていたら、ちょうど真下に鬼怒川ライン下りの船が見えてきました。
何遍もこの付近は通りがかっているけれど、これほどジャストタイミングでライン下りの船を見た事はありませんでした。
3龍王峡.jpg

テンションのあがった船に乗る人たちの楽しそうな様子が、こちらまで伝わってくるかのよう・・・さかんに皆さん、手を振っています。
船上からは両岸を染める紅葉と白い岩、エメラルドグリーンの流れが鮮やかなコントラストをなす様も見渡す事が出来るのでしょう[ぴかぴか(新しい)]
              龍王峡4.jpg
流れが穏やかだからか?船頭さんが舵取りをしているのではなくて、モーターボートで引っ張っていますね。
こんな晴天の下で、とっても気持ちが良さそうです。

先月から県内の那須高原、長野県の軽井沢、そして今回の親子4人でと、紅葉を堪能してきています。
だから今回こそ、今年最後になると思いました。

ところで、今回の勇ましいタイトルには気がつかれましたでしょうか!?

タイトルの「日光そばまつり決死隊」。この謎の正体が・・・明日は明らかになる予定なのでございます[soon]

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今年の紅葉狩りは那須高原へ・・・こんなのも [ドライブ・栃木県北]

那須街道を走っていると目に入るのは、那須高原の中にある小さなアジア「那須高原アジアンオールドバザール」でした。
アジアン好きなので・・・たまたま通りがかったアジアンワールドの楽しそうな雰囲気に釣られて入ってしまいました。
この雰囲気は、伊豆半島にある「アジアン市場ウブド」とも似ていますね。そう言えば・・・川奈にあるステンドグラス美術館も那須高原にあるものと同系の施設なのです。
バリ島をイメージさせる赤茶色の門。できることなら背景には濃い青空と、強い日差しが欲しいですけれど・・・・
アジアンバザール.jpg

ここはバリ島、ベトナム、ネパール、タイ、インドなどから集めた雑貨たちが所狭しと並ぶ雑貨市場。品数も種類も豊富です。
雑貨店やレストランに、広いガーデン。
                アジアンバザール2.jpg
カップルでも、家族連れでも楽しめます。レストランでは本場のナシゴレンが堪能出来るとか。
良いなぁ[るんるん]バリ島にベトナム、何時かは行きたいものですね~~
詳しい「アジアンオールドバザール」については、こちらへ[次項有]http://www.asianoldbazaar.com/

次に向かったのは「那須高原 ザ・チーズガーデン 五峰館」。HPは[次項有]http://cheesegarden.jp/
手づくりの「御用邸チーズケーキ」や「フロマージュ・ブラン」が人気商品です。またここには世界中のおいしいチーズ、ワイン、地元産のべーコン・ソーセージなどが取り揃えられているのです。
チーズケーキを買いに行きましたけど・・・店内で試食をしていたら、お腹がいっぱいになってきてしまいました。もう買わなくても良いかも[手(チョキ)]
ところでこの店内でさかんに試食をしていたのが、先ほどの「恋人の聖地」で出会ったカップルさん。
私「この間来た時にあった、美味しいホワイトマカロンが今日はないのね・・・」
夫「あんなの出しておいたら、あなたとさっきのカップルがみんな食べちゃうから!」ですって
「・・・・・」[ちっ(怒った顔)]
失礼しちゃう。しかし・・・・もうお腹がいっぱい、すっかり満足してしまいました。

しらさぎ亭.jpg
チーズガーデン五峰館内にあるカフェ「しらさぎ邸」で咲いていたお花をアップします。
ここは同じ敷地内にありながら・・・独自の空間を作り上げた、ゆったりとした時間が流れる大人の雰囲気が漂うカフェなのでした。
庭園の木々に、ようやく紅葉した葉っぱを見つけ[グッド(上向き矢印)]

庭園内のあちこちで咲いていたホトトギスの花。
しらさぎ亭2.jpg
花弁の斑点が鳥のホトトギスの模様に似ていることから、この名がつけられた秋の花です。
そっと日陰に咲いている姿は優しげで、素敵なお花だと思ってしまいます。
小さな花が可愛くて控えめで、つい見入ってしまうお花でもありますね。

3しらさぎ亭.jpg
真っ白な秋明菊(しゅうめいぎく)が、すいと花茎を伸ばして直立して咲いていました。
日暮れの近い中、白い花だけが浮かんでいるかのようでした。秋明菊は清楚な花。
たおやかに揺れる秋明菊にはいいしれぬ気高さと優雅さが供わっているように思えます。それでもやはり、この花も秋晴れの方が似合いますね[るんるん]
この日も最後はカフェのお庭と、四季折々の植物で、那須の「秋」を満喫する事が出来たのでした。

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今年の紅葉狩りは那須高原へ・・・なすべんを食べよう [ドライブ・栃木県北]

ロマンチックな「恋人の聖地」を訪れた後、次に待っているのは「なすべん」です。
「那須の内弁当(愛称なすべん)」とは、那須の農畜産物がギュッと詰まった地産地消のランチプレートのこと。
今年の春デビューした幕の内弁当なのです。
休暇村・那須.jpg
「峠の茶屋」展望台から見たボンヤリとした関東平野、そして休暇村の建物。

なすべんが食べられるのは、ホテルエピナール那須・那須高原友愛の森なすとらん・カフェジョセフィーヌ・囲炉裏料理 与一・りんどう湖ファミリー牧場・那須どうぶつ王国そして、この日私達が訪れた休暇村 那須の以上7ヶ所でした。
休暇村・那須2.jpg
ロープーウェイに乗れなかったから、早すぎました。
ロビーでレストランが開くのを待っていたところ、「なすべんを予約しました○○です」との声が。
え!予約?
予約をするほど人気があるとは思わず、わざわざこれを食べに来るほどのもの好きは自分達くらいなものと思っていましたけれど・・・・
それでも一日限定20食の、ラスト1個だけはあやうくセーフ[グッド(上向き矢印)]
館内のレストランの窓の外も、ご覧のような素敵な景色が広がっていました。
9種類の那須産農畜産物を食材として使用、那須の八溝杉を使った特製プレートに盛り付けをされています。
                  休暇村・那須3.jpg
プレートの真ん中にあるのは地元那須の和牛。
この那須和牛は牛のたたき風。その周りには細切りにした美・茄子の蕎麦仕立てなどの小鉢が。
那須の生乳、那須のコシヒカリのおむすび、那須の旬の高原野菜、那須の白美人ねぎの葱味噌等も使われていました。
彩りも鮮やかな料理はどれも優しく、さっぱりとした味付けです。
夫のオーダーしたエビフライ定食も、まあまあのお味でした。
エビフライは大好きだから、おむすび一個と取替えっこをして食べました[るんるん]

後からやって来た団体さん、あの方達がなすべんの大量予約者さんたちなのですね。
ランチだけだけど、久しぶりの休暇村です。
最近はすっかりこう言った公共の宿からは遠ざかってしまっていましたけれど、時には良いものですね。
ロビーに置いてあったパンフレットを見ていたら、もっといろんなところへも行ってみたくなってしまった私達。
以前には休暇村も、秋田県の「乳頭温泉郷」、愛知の「休暇村 伊良湖」には宿泊した事はありました。
そんな休暇村のサイトは[次項有]http://www.qkamura.or.jp/
だからこの日、夫が早速お得な「Qカード会員」の会員登録をしてきてしまいましたのさ[ダッシュ(走り出すさま)]

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今年の紅葉狩りは那須高原へ・・・今年はダメだった [ドライブ・栃木県北]

                1那須高原.jpg
日曜日の朝刊に、「中禅寺湖の湖畔付近では紅葉が身頃」との記事が。
毎年のように私達は、日光へ紅葉狩りに行っていますけれど・・・とにかくこの時期の、日光市内から中禅寺湖までの道路の混み具合は半端ではありません。
家からでしたら1~1時間半くらいで行ってしまうものの・・・朝4時前後には起き真っ暗な中家を出て日光方面へ向かうようにしないと、とてもたどり着く事は無理と言うもの。
それを知らない県外の人達が渋滞には待ってしまって目的地までたどり着けずに「日光はもう行きたくない~~」となってしまうのですね[バッド(下向き矢印)]

だから今回は最初から、久しぶりに那須に行こうと決めていたのさ[ダッシュ(走り出すさま)]
那須高原でも先週末にはボルケーノハイウエイーから、温泉神社付近へと紅葉が広がってきた模様です。
山では約40M/日で、紅葉が下山してくるのだそうです。
現在も噴気が上がる那須岳は、県内唯一の活火山。

那須高原.jpg
周回道路として広がる観光道路・ボルケーノハイウェイの途中、那須展望台から那須湯本温泉街を望む。
関東平野を一望出来るこの展望台は、今年「恋人の聖地」として選ばれたところなのでした。
ロマンチックなネーミングの「恋人の聖地」って?よくわからないけど、初めて選ばれた「那須高原展望台」では22日に町が設置したランドマークの除幕式が行われたばかりだと言う。
ここで夫は、若いカップルの写真を撮ってあげていました。恋人の聖地.jpg
          
例年と比べると今年の紅葉は全体的に遅れているそうです。しかも今年は全然綺麗じゃない[たらーっ(汗)]
本来であれば紅葉で染まった那須高原が一望できる、絶景スポットのはずなのに。
那須高原4.jpg

標高1915mの、那須岳の主峰「茶臼岳(ちゃうすだけ)」です。
                    那須高原5.jpg

今年は、モミジやウルシ、ナナカマド、ハゼノキ等の赤い色が少ないように思いました。
この夏が暑すぎたのでしょうか。
この先をさらにロープウェイで山頂へ登れば、那須一帯の紅葉景色を望むことが可能なはず。しかし今度こそ渋滞にはまってしまって全く前に進む事の出来ない我家の車。

いくらなんでも、もう少し綺麗な景色が見られるものと思ってここまで来たと言うのに[バッド(下向き矢印)]
この風景を目にしても、寂しい限りと言わざるをえませんね。
それでも・・・・この後も続きがあります[soon]

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今年の紅葉狩りは那須高原へ・・・ [ドライブ・栃木県北]

昨日の日曜日出かけたのは、塩原温泉郷の玄関口にある「アグリパル塩原」。県内でも北の方にある道の駅です。
アグリパル塩原の場所は[次項有]http://www.tochinavi.net/spot/home/?id=1204
朝10時前後というのに、駐車場内は紅葉を目指す車と人であふれかえっていました。行楽シーズンなのですね。
道の駅と言ったら、誰もが思うのは産直の採り立て新鮮なお野菜たちです。
でもここにたどり着く前、この前のところですでに野菜類のお買い物は済ませてしまった私。
なぜ、こちらへ行ったかと思われるでしょう[exclamation&question]その理由は、大根です。
大根と一口で言っても、並みの大根とは一味違う、三浦大根と同じブランド大根なのですから・・・・
この辺りでは朝夕の寒暖の差の大きさと、火山灰の土壌とを生かした高原野菜の生産がさかんにされています。
中でも塩原温泉の更に奥の高い山の上で作られているのが、ビッグなサイズで真っ白なお肌をもつ高原大根です。
スティックも、サラダでもOK!な口当たりの良い大根は、固くしまってはいるけれど、瑞々しい食感をもっています。
だから毎年この時期になると、買出しに行かずにはいられないほど。。。

高原大根1.jpg
例年なら「大根街道」のある奥塩原まで足を伸ばすのですが、この日はまだ先があるので手軽に道の駅でお買い物をしてしまいましょう。
道の駅の一番目立つ場所に、「大根売り場」コーナーが出来ていました。
皆さん買っていますね。多い方は、お土産用でしょうか。数本まとめて・・・
だって二人暮らしの我家だって、このビッグサイズを二本買ってきましたもの[ダッシュ(走り出すさま)]

買ってきた高原大根は、早速大根サラダにしました。
たまには市販のドレッシングじゃないものをと思って・・・こんな時にもPCは便利です。
困った時のお助けサイト「クックパッド」から、大根サラダレシピを探しました。

・大根を千切りして冷水にさらします。スライサーを使うと楽ちんですね。
・水気を切った大根をお皿に平たく盛り、上に鰹節と海苔をかけます。
・醤油・みりん・お酢・ごま油は大匙2、お砂糖・すり胡麻は大匙1で混ぜ合わせたらドレッシングの出来上がりで ーす[手(チョキ)]

高原大根2.jpg
サッパリしているから、ふたりで軽く一皿食べてしまいました。
勿論、アルコールが必要なのは言うまでもないことです。
今のところは、サントリー ザ プレミアム モルツを飲んでいます。しかし、これは頂きもの。頂いたものだから、飲めるのさ[グッド(上向き矢印)]
このビールは美味しいです。と思っていたら・・・ハロウィンに向けて、「サントリー ザ プレミアム モルツ 黒」 黒ヴァージョンが限定で発売されましたね。
それからこのサラダは、ドレッシングはたっぷりの方が美味しいと思います。

市販のドレッシングでは、今「kuhne(キューネ)」サラダドレッシングの ハーブドレッシングタイプを使っています。
少し癖のあるドレッシングなので大根だけのサラダには合わないかと思いましたけど、今夜はこちらのドレッシングで食べてみようかな。

日曜日は大根の買出しに出かけたみたいですけれど、本当の目的はこちら[右斜め下]
               那須高原紅葉.jpg

もうお解かりですね。また明日、この続きがありますよ[soon]

※今夜も、大根サラダにしてしまいました。
 大根サラダ&ポテトサラダで、サラダの二乗! ププッ
 結果、ゴマドレに入れるお砂糖の量は少し大目の方が、美味しいです。
 市販のドレッシングがいかに甘いかこれからもわかりました。
 食べる時のオカカも、これでもかぐらいにタップリとですね~!

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TOMOZO bagelと、Bagel Mashumoと [ドライブ・栃木県北]

次に向かったのは、日光杉並木の下にあるお店「TOMOZO bagel」さんでした
トモゾーさんにはお店のオープン後すぐに伺って・・・一度でお気に入りになってしまったベーグル屋さん。
その時、6月訪問時の日記はこちらで[次項有]http://hana2009-5.blog.so-net.ne.jp/archive/20100607
可愛らしい店構えと、このお店のムッチリ・太っちょのベーグルが美味しくて、すっかり気に入ってしまったのだから・・・
自宅で栽培した野菜や地場産の素材を使って作られるベーグルは、味も中身もどちらも保障付きと言うものです。

トモゾーベーグル8月.jpg
杉並木の下を曲がって・・・・そうです。ここです。
ところが、ガ~~ン!「12・13は臨時休業いたします」の張り紙です。そんな~~[もうやだ~(悲しい顔)]お休みは月・火・水だけじゃなかったの。

すっかり、ガッカリ[バッド(下向き矢印)]でも気持ちはもうベーグルムードになってしまっているので、ここはどうしてもベーグルを手に入れなくてはならない[ダッシュ(走り出すさま)]
そこでそのまま市内まで戻り、そこからグルッと市内の東部方面・氷室の光が丘団地まで。
手作りベーグル専門店「 Bagel Mashumo(ベーグル マシュモ)」さんへと参りましょう。
奥さんの産休の為、しばらく休業されていたこちらのお店。
新店舗にて7月30日から営業再開をされた・・・との情報があるんですの。
新しい店舗の場所は解らないけど、またもしかしたらそこもお休みかもわかりませんけど。。。
でもとにかく行ってみる事にします。
行ってみたらすぐに、引越し先の店舗はわかりました。売り切れたら終わりのベーグルも、まだ少しだけ残っていました。

マシュモ1.jpg
普通の平屋のお家の、一ペースだけがお店になっています。店内にあるベーグル台には、すでに残り少なくなってしまったベーグルちゃんが[るんるん]
買った来たのは、こちらです。
マシュモ2.jpg
「黒糖くるみベーグル」「「クランベリークリームチーズ」「シナモンレーズン」だったかと思います。どれもお腹の中に入れてしまっているから、その辺りは定かではないのであ~る。
店主(旦那さん)が「今回で三度目でしたね」あれ!? どうしてそこまでわかるのだろう。
「出来るだけお客様の事は、覚えるようにしているのです」と。
確かにここを来店するのは若いお姉様方、あるいは若いママさんがほとんどの様子。そこにこんな年齢の、それも奥さんの方は身体が悪い・・・としたら、覚えているかもなぁ[あせあせ(飛び散る汗)]
それでも偉いわ[グッド(上向き矢印)]
今はこんな小さくて、ボロい(失礼!)お店だけど・・・・その熱心さは、だれもが応援をしたくなるというものです。
その店主のブログは、こちらです[次項有]http://ameblo.jp/bagelmashumo-and-ig/

トモゾーさんのベーグルの方が、どちらかと言ったら私の好みなのですけれど・・・これからはMashumoさんも応援させていただきましょう。
どちらもとってもささやかにですけど、今後は朝のテーブルにベーグルが並ぶ機会が増える事と思います。

ところでこの付近は県内の鹿沼市にある「根古屋路地(ねこやろじ)」と同じように、知る人ぞ知るチョッと変わったグルルメスポット。
鹿沼ねこやどにあるお店「アンリロ」や「饗茶庵」・・・そこは、都内からわざわざその為だけ、食べに訪れる人も多いという。
私達も今年4月にお嫁ちゃんの希望で、息子カップルと「アンリロ」で食事をしました。その時のランチは、ナチュラルで美味しいものでした。
氷室の光が丘団地内の「クッチーナ ベジターレ マルヨシ 」(旧店名SAKAYA CAFE MARUYOSHI)さんも同じようなお店のひとつなのです
マルヨシ1.jpg
左は「インサイド・ガレージ」、ここって以前は「カンキチ工房」さんだったのではないかしら?
マルヨシさんもご覧のようにボロボロな外観の建物[あせあせ(飛び散る汗)]最初はだれもがビックリしてしまいますね。
しかし、横のボロボロ、サビサビの階段を上っていくと・・・そこに広がっているのは、超有名店であり、遠く県外からもお客さんが押し寄せるというクッチーナ ベジターレ マルヨシさんのお店だった。
そちらのレポは、また次回に[soon]

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日光路をドライブ・・・氷室松月さんへ [ドライブ・栃木県北]

先日行った、お店。
日光市今市にある氷室松月さんは、日光の天然氷を使ったかき氷屋さんです
お店の社長さんのブログはこちらへ[次項有]http://ameblo.jp/shogetsu-goodjob/
私がこのお店の存在を知り、行き始めてからもう4~5年になるでしょうか。
毎年行ってしまう理由のひとつ[るんるん]
それをオーバーに言ってしまえば…このお店のかき氷を一口食べると、これまで食べていたかき氷ってなんだったの!?と思えるくらいな食感であったこと。
毎年、この夏の時期の日光詣では恒例となってはいるのですけれど・・・何しろ、スゴイ人気なんです。
1時間待ちの行列覚悟で行かねばならないのだから・・・かき氷の為に警備員さんまで出動するくらいですもの。。。

昨年の訪問時の日記はこちらです[次項有]http://hana2009-5.blog.so-net.ne.jp/2009-08-17-1#comments

この日も11時の開店30分前というのに、すでに沢山の人が並んでました。
それでもラッキーな事に、20分前から入店開始。一巡目で座る事が出来ました。
こちらは本来は日光の山奥の氷室で氷の製造と貯蔵をして、そこから切り出しした氷を売る会社です。
春から10月頃の夏の時期だけはこうして氷屋さんになる訳ですから、決して綺麗とかオシャレとかをここで求めてはいけません。
店内はエアコンもなく、あるのは大型扇風機と天然氷の固まりのみ。
松月2.jpg
それでも出来たら店内のこの風情を感じながら食べる、それも味のひとつかと思ってしまいます。
だから私、こうして毎年来てしまうのね[グッド(上向き矢印)]

テーブルの上にメニューとスプーンが置いてあるので、自分たちのオーダーはメモに書いてお店の人に渡します。
何時も混んでるから、分からなくならないようにする為なのでしょうね
店内には沢山のスタッフさんがいます。
何時もいるのは、テキパキと手慣れた感じの女性達。高校生のアルバイト?という爽やかなお兄ちゃんが今年は多かったように感じました。

オーダー後はそれ程待つ事もなく、各テーブルに注文したかき氷が届けられます。
                    松月3.jpg
ジャーン!
左が「抹茶練乳がけ」。そのお隣は「マンゴーシロップ」
いつもどれを選んでよいのか迷うってしまうくらいに、豊富なメニューの数々。
今回は、王道の抹茶&ミルクに。
それと以前から気になっていたマンゴー味を。実はマンゴー大好きな私、でもこのお店のマンゴーのお値段は庶民価格ですものね。
オオ~この味です[ぴかぴか(新しい)]
一年ぶりの松月さんのかき氷。
夜店で食べるような・・・こめかみが痛くなるとか、あの頭がキーンとするような痛みなどとは、無縁の爽やかさがあるのです[ぴかぴか(新しい)]
こんなに大盛りの大量の氷が、最後までスッスと口に中へ入っていくのですから。
シロップも甘すぎず調度よい感じです。
両方を食べ比べた感じでは、やはり抹茶ミルクでした[手(チョキ)]それは夫も、そう言っていましたし・・・・

ここでは開店前か、閉店ギリギリの時間をねらうしかありませんね。
本物のかき氷を食べようと思うなら、是非一度は行ってみてほしいお店です。

お野菜を買って、野口食品さんでお買い物をして、かき氷を食べてとこれで目標の三個はクリアー[手(チョキ)]
それでもまだ、この他に二個残っているのであった。だから、その続きはまた[soon]
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日光路をドライブ・・・日光手づくり豆寒天 [ドライブ・栃木県北]

今週の木曜日は、一日だけ日光へドライブに行ってきました。
その目的は、いくつかあります。
まずは毎年夏のこの時期、恒例となっている日光の山奥で作られる天然氷のかき氷を食べる事。
それとお野菜を直売所で買ってくること。その他は~~やっぱりチョッピリグルメなランチかな[グッド(上向き矢印)]

日光でイメージされるのは、徳川家康も眠る日光東照宮ですね。
そこまでの参道にあたる三街道にあるのは、約20年の歳月をかけて植栽が続けられたのが始まりである日光街道の杉並木です。
その杉並木街道の脇にある野口食品さん。そのHPはこちら[次項有]http://noguchi.connyakuya.com/
こちらの商品は、杉の育つ良質な地下20メートルより汲み上げられた水と伝統の製法で作られるもの。「こんにゃく」、「ところてん」に、添加物を使わない「ラムネ」まで。
このお店を知った最初のきっかけは、歯ごたえがしっかりとした玉こんにゃく=雷こんにゃくを頂いた事からでしたけれど。。。
その後すぐに直接にこちらのお店まで買いに行ってから、ずっとリピートを続けているのです。

野口食品.jpg
工場のすぐ横にある直売所「のぐち屋」さんは、ご覧のように可愛い茶店風の造り。
オリジナルの手ぬぐいまであったから、思わず[カメラ]
訪れたこの日、お出迎えしてくれたのはこちらの看板犬君。名前はう~~ん!忘れました。
この子、色は真っ黒々だけど、聞いたら柴犬なのだそうです。
尻尾をフリフリ、私の側にも寄ってきて一生懸命に匂いをクンクンしていましたが・・・・カメラを向けて写真を撮ろうとしたところ、いきなり「何すんだよ~~!」と怒って[むかっ(怒り)]吠えられちゃったワン[あせあせ(飛び散る汗)]

こんにゃくは勿論買いました。そしてここで、私が特にお気に入りなのが「日光手づくり豆寒天」なのです。
舌ざわりの絶妙な寒天に、たっぷり入った赤えんどう豆。
黒蜜が添えられていますけど、豆寒が入っているシロップだけでもじゅうぶん美味しいから黒蜜は必要ないくらいに思えます。
素朴で昔懐かしい、自然の味です。
                       豆かん.jpg

このお店、冬はこんにゃくのおでんが、夏にはラムネのサービスがあるはずなのに・・・・あれ、変だな!今日はラムネを空けてくれない[たらーっ(汗)]でも「サシミこんにゃくをどうぞ」って頂きましたものね[グッド(上向き矢印)]

それに次に行くお店は、ここからはすぐ近く。
そう次に控えているのは、この日の本命である日光のかき氷屋さんなのです。
開店30分前というのに、もう行列が出来てますよ[ダッシュ(走り出すさま)]
               松月1.jpg
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「上三依水生植物園」に咲く花々 [ドライブ・栃木県北]

昨日アップした青いケシ、撮った写真がボケボケなのは・・・・幻の花と出会えた興奮で手が震えてしまったから・・・と言うのはウッソー! [わーい(嬉しい顔)]
訪れた上三依水生植物園には、他にも沢山の花が咲いていました。
             上三依水生植物園 ・滝.jpg
             まずは、付近の山々からの清流が流れてくる公園入り口前の滝の様子です。

園内はとても広いのです。そして、植物の環境に合わせていくつものゾーンに分かれています。
カキツバタ.jpg
和風庭園で咲く、これはアヤメじゃわないよ、カキツバタの花。季節感を感じますわね~~
すでに花の時期が終わってしまった水芭蕉は、巨大化した葉っぱの大きさに驚ろかされた[あせあせ(飛び散る汗)]

シャクヤク&クマガイソウ.jpg
ここには、ニッコウキスゲもあったけれど・・・先日載せたばかりなので・・・
シャクヤクの花は、もう終わりかけていました。
袋のような変わった形の花は、クマガイソウです。白っぽいこの花、終わるとピンクに色が変わるのですね。

クリンソウ・大.jpg
木道の周囲に咲くのは、全てクリンソウです。
          クリンソウ.jpg
お昼を食べたお蕎麦屋さんの庭にも咲いていたクリンソウ。次々に重なるように咲くことから、この名前で呼ばれるのだそう・・・クリンソウは今、日光の中禅寺湖畔でもちょうど盛りだとの事です。

レンゲツツジ.jpg
高原の花、レンゲツツジです。
ピンク、赤、こちらのオレンジ系とありました。
矢板市の高原山には標高1200mの八方ヶ原高原があり、そこでレンゲツツジが群生している様子も見事としか言いようがありません。

コマクサ、ショウジョウバカマ、(家のはもう終わってしまったけど)ピンクのケマンソウ、桜草、オダマキ等々の姿も見られました。
池のほうへ行けば、ズミや睡蓮、コウホネもあったかと思いますけれど・・・歩き疲れてしまったから[バッド(下向き矢印)]
                                       シラネアオイ.jpg
最後は白い姿が清純なイメージのシラネアオイ、この花も高原の花です。
こうして初夏の青空と景色を満喫した、沢山のお花に出会えた日曜日が終わったのでした。
と書いていたら、今日はまたもすでに土曜。
晴天のお休みは、これが最後だとか。関東も、もう間もなく梅雨入りするのでしょうか[あせあせ(飛び散る汗)]


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「ヒマラヤの青いケシ」 [ドライブ・栃木県北]

一般には「ヒマラヤの青いケシ」と呼ばれるこの花。正式名称はケシ科メコノプシス属・グランディスと言うのだそうです。
原産地が標高の高いヒマラヤ山脈やチベット、ミャンマーであることからわかるように、高山植物の一種。
               青いケシ1.jpg

開花すると決まって新聞紙上に載る事で、この時期はこの花目当てに訪れる人も多い。
上三依水生植物園のサイトをチェックしたら、開花となっていたものですから・・・今回は、いつもより早めに行ってみました。
青いケシ2.jpg

しかし少し早すぎたのか、咲く花の数は10株ちょっと。それもポツンポツンと散らばって咲いているので、あまり良い写真がありません[たらーっ(汗)]

蕾の状態の時には紫がかった深い青。それが開くと鮮やかな青に変化していく[グッド(上向き矢印)]

その神秘的な色は「ヒマラヤンブルー」と形容されているとか。
青いケシ3.jpg

開いて日にちが経ち過ぎてしまうと、それはまたこのブルーの色があせていってしまう様にも感じられるのです。
そう思った、2007年6月の時の日記はこちら→

県内ではこちらと、真岡の井頭公園の温室内に(一定温度を保つ環境で、大切に育てられているのです)。
                         青いケシ4.jpg
南アルプス山麓の大池高原では千数百株もの花が咲くことで有名です。その他では、箱根仙石原にある「箱根湿生花園」でも咲くという。。。

園内の売店でも苗が売られていますが・・・・
耐暑性が非常に弱いこの植物、簡単には開花しないみたいです。
高地で短期間しか咲かないために、「幻の花」とも呼ばれる「ヒマラヤの青いケシ」の花なのでした[ぴかぴか(新しい)]

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三依そば街道・もくりんさん [ドライブ・栃木県北]

宇都宮から白河を経て会津若松へと続く奥州街道。その裏街道として知られるのは会津西街道(現・国道121号線)です。
遠い昔から会津地方との人や物の行き来を支え、道筋には今もひっそりと歴史の足跡を残す街道とあって趣の深さが感じられます。
日光市から北上していって、県内最後の集落となるのが旧藤原町の上三依地区です。
ずっと以前、夫が「いっぱい雪を見せてあげるから」と真冬に私と母を福島の山奥へ連れて行ってくれたことがありました。
その福島まで行かなくても、冬季に訪れるとこの付近でも1メートルを越す積雪が見られるという地域なのです。
それはお米の収穫が出来ない厳しい環境。
しかしそれが蕎麦にとっては最高の土地で、甘みのある香り高く粘りもある美味しい蕎麦が出来るところなのだそうです。
季節ごとに見所もあり、山間部ゆえに、手打ちそば店が多い事から「三依そば街道」と呼ばれています。
どのお店で食べても絶品のそばが楽しめる中・・・・これまでに私も「そば処 かじか 」「湖岸亭ほそい」「古代村」さんでお蕎麦を、「そば処 湧水庵」さんへは天然の湧き水を汲みに行ったことがありました。

今回は、夫お勧めのお店「もくりん」さんへと参りましょう。
もくりん1.jpg
駐車場へ入っていったら、ちょうどご主人が蕎麦の天日干しをしていました。お蕎麦屋さんへ行っても、こうした光景を見る機会はなかなかないもの。
店内はごく普通の田舎の食堂風、店の壁に巨大なイワナの剥製が飾られていました。
お茶と共に山ブキの煮たものが出されて、それを食べながら待ちます。
壁のメニュー「岩魚の塩焼き、から揚げ」が気になります。塩焼きはこの辺りでは特に珍しいものではありませんけれど、から揚げって?
とっても気さくな奥さんにお聞きしたら、「家のから揚げは、一度焼いたものを揚げますから、それ程脂っこくないですよ」と。
それではせっかくなので頂きましょうか[グッド(上向き矢印)]
                        もくりん2.jpg
山地ではなにかと食べる機会の多い、岩魚の塩焼きとはまた違った香ばしさがあります[るんるん]頭から尻尾まで全て食べてしまいました。添えられているのは山椒の芽の天ぷらです。
前後して入店したバイクに乗って来たおじさんも、私達と同じ岩魚のから揚げを注文。さっと食べて串だけを残して行ってしまいました。常連さんなのですね。
独鈷(とっこ)の湧水(ゆうすい)を使った手打ちそばは、とても細いけれどしっかりとした味。細めのツルッとした喉越しと、歯応えの良さが残りました。
その後サービスとして出して頂いた山菜の天ぷらは、コシアブラ(or白木の芽)、桜えびとのかきあげはごまな((胡麻菜)の若菜だそうです。
福島の山奥で汲んで来たと言う名水まで飲ませてもらっちゃいました[わーい(嬉しい顔)]

ここは何と言っても・・・・ご夫婦共に気さくで、家庭的な温かい雰囲気のお店です。
店の横にある湧き水を利用した小さな水車や、お店の周りの花々を写真に撮りました。ここにはあのクリンソウもあったけど。
先ほどの干してあった蕎麦の実を見に行ってみると、ご主人が店内から説明をしに出てきてくれました。
蕎麦の実を口に入れているので「生でも食べられるのでしょうか」とお聞きしたら「いえ、これは一応干し具合をみているので・・・生っぽくても駄目ですし、あまりカラカラになってしまっても挽きずらいものなのです。」
岩魚のから揚げも少しだけ安くして頂いたり、山菜の天ぷらをオマケしてもらったり、こうした説明をご夫婦して色々してくださったりと・・・大サービスなお店なのでした。
また私達、絶対に食べに行きますからね[グッド(上向き矢印)]
「お休み処 もくりん」
日光市独鈷沢字中井48  電話0288-78-0270


お昼を食べた後に私を待っていてくださったのは、こちらのお方です(後姿だけど・・・)
          ヒマラヤの青いケシ1.jpg
          「ヒマラヤの青いケシ」さん。ケシ科のメコノプシス。
生育環境の維持が難しい為に、継続して栽培するのが難しいことで有名な花です。原産地が高山地帯のため暑さには極端に弱くて、国内では非常に珍しい花と言われているそうです。
その辺りについて、詳しくはまた明日[soon]
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道の駅「湯西川」&水陸両用バス [ドライブ・栃木県北]

日光から鬼怒川温泉、見事な渓谷美が名高い龍王峡。更に奥の川治温泉を過ぎて、そのまた奥へ。
そこは、深山深く清流が静かに流れる山里の湯西川地区。
この地はその昔、源平の戦いに敗れた平家落人が隠れ住んだとして数々の伝説が残るところです。

以前は同じ県内とは言え日帰りで行ってくるのは一仕事[あせあせ(飛び散る汗)]遠い、遠い所と思っておりましたけれど・・・次々に新しい道路が開通して、それに伴って新しいトンネルも出来て、湯西川は随分と近くなりました。
この日も家を出てから、約2時間で到着です。
その間は、所々に白い雲の浮かぶ真っ青な空、道行く道路の脇は薄紫の山藤も咲く万緑の緑をずっと目にしながらの快適ドライブでした[グッド(上向き矢印)]
             湯西川1.jpg
空と湖の色がおんなじです[ぴかぴか(新しい)] でも車内から撮ったので、橋の欄干まで撮れてしまっている[あせあせ(飛び散る汗)]

天然温泉のある道の駅「湯西川」は、野岩鉄道「湯西川温泉駅」に直結しています。
館内の二階では大浴場とともに、岩盤浴の設備も整っているそうです。でも私は、その両方とも利用できない・・・・
この辺りではどこにいても、会津へと向かう野岩鉄道の車両の音が聞こえても来るところ。
そしてここは、全国で唯一の水陸両用バスの「発着所」でもあるのです。
水陸両用バスは一昨年の夏にも見て、一度は乗ってみたいと思い続けておりました。
しかしこの好天とあって、この日はどの便もすでに満席・売り切れでした。所要時間80分間で大人@3000円と結構なお値段ですのに、目の前にするとやはり誰もが乗りたいと思うのですね[るんるん]
特徴は二階建バスに匹敵する高さと、車体の後ろに見えるスクリュー。運転席のハンドルの右に、水の上を走る時に使うハンドルがあるのも特徴のひとつだそうです。
以前見た時とは、バスの外観のデザインが変わっていました。
湯西川・道の駅2.jpg

「水陸両用バス」で行くダムとダム湖探検ツアー2010」
上記リンク先に、詳しい乗車説明があります。
と言う事で、この日もお見送りをしただけ。今年の紅葉の時期には是非乗車して、バスの乗り心地、車窓からの景色を楽しんでみたいものと思っております[グッド(上向き矢印)]

道の駅「湯西川」の手前には五十里湖があります、湖が出来る前は河川で、そこには河童が棲んでいたというカッパ淵もあったとか。
それでなのかな、併設された足湯で利用客の心を和ませるお仕事をしていた河童君たち。
可愛いわねぇ[るんるん]
湯西川・道の駅.jpg

私もせめて足湯くらいはと思いました。
でもこの時は利用客がいっぱいだったから、帰り道の途中で川治温泉の足湯を利用しました。
川治温泉・足湯.jpg
温泉街の中心部にオープンした足湯付きの公園です。
ここは少し奥まったところにある為、ほとんど貸しきり状態で快適な足湯でした[いい気分(温泉)]すぐ脇では、源泉が噴出しているのか・・・岩の間から湯煙が出ていました。

上三寄地区1.jpg
江戸時代の面影を今に伝える旧会津西街道沿いのドライブでは、このような風景が至る所で見られるのです。
とうとうと川を流れる水は澄みきっているから透明そのもの、川底がはっきり見えています。小さな滝もあちこちにあって。
この付近では川下りの「ラフティング」は勿論、川や湖をカヌーに乗ってツーリングする「カナディアンカヌー ネイチャープラネット」も楽しめると言います。
この日の目的地はもう間もなく・・・でも長くなってしまいましたので、この続きはまた明日[soon]
 

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日光のベーグル屋さん、TOMOZO bagel [ドライブ・栃木県北]

最高に気持ちの良かった六月最初の日曜日。
昨日は、福島県境の近くをドライブしてきました。
朝、それを決めた時にひらめいたもの[ひらめき]
それは日光に新しくこだわりのベーグル屋さんがオープンした ! そしてそのベーグルが、私好みのむっちりとした太っちょベーグルさんだった事です。

しかしオープンが11時となっていたので、行き先はそのずっと先だから私たちは開店する前に通り過ぎてしまいます。
帰りに寄るにしても日曜日だから残っていないだろうと、もう諦めておりましたら・・・・

帰り道、車中の私の目に「トモゾーベーグル」の文字が飛び込んできました。
ちょうど夫も車を停車してくれました(ちゃんと覚えていてくれて、その近くを通ってくれたのね[グッド(上向き矢印)])
トモゾーベーグル1.jpg

日光の杉並木をバックにしたお店「TOMOZO bagel」さんです。まだ先月の22日にオープンしたばかり。
小さくて可愛い、でもセンスのある店構え。店内もとってもシンプル、シンプル・イズ・ベストなムードなのです。
綺麗なお姉さまがお一人いらっしゃいました。この方がご自分で焼かれているのかしら[グッド(上向き矢印)]
パンの棚の上には豊富なベーグルの種類が・・・と言いたいところですが、この時もうすでに午後3時半過ぎですものこれは仕方がありません。
お隣のベーグルサンドのケースの方も、在庫は残り少なくなっておりました。
聞かれてもいないのに「チョコはあまり好きじゃないので・・・」と、ラスト一個の古代米ベーグルを買ってしまう私。
聞けば、ここは元は実家の納屋であったところ。都内から実家に戻ってベーグル屋さんをオープンさせたのだそうです。
それ程数多く食べ歩きをしているわけではありませんけれど、県内では今このようなケースがとても増えているように思えます。
それだけ地方でも、食生活のレベルが上がってきていると言う事なのかもしれませんね。
 
             トモゾーベーグル2.jpg
手前の古代米ベーグルを、今朝頂いてきた説明チラシの通りにチンしてからオーブントースターでさっと焼いて食べました。
予想通り・・・見た目通りに・・・むっちんモチモチの食感です[手(チョキ)]添加物を使用していない小麦100パーセントの生地に赤米とゴマが効いていて、想像していた通りの美味しさでした[グッド(上向き矢印)]
残りの二個は、美味しく食べたいために冷凍庫へと直行させましょう。袋の裏側に「種」、「ライ」と書いてあるから・・・「カボチャの種入り」「ライ麦ベーグル」でいいのかしら?

最後に、気になる店名TOMOZO bagelのネーミング。
チびまるこちゃんのおじいちゃん・トモゾーさんを連想した私達であったが・・・・夫が確認してくれた事によると・・・トモゾーは、お姉さんの名前・トモコさんと、お店のペンキを塗ってくれた父・ケイゾーさんの名前とのコラボだそうです。チョッと良いお話です[るんるん]
私の行きたいと思うところに連れて行ってくれる、何かと協力的な夫[かわいい]
ちなみに理由はわからないけど・・・・夫はベーグルを食べません。

TOMOZO bagel
栃木県日光市大沢町375 詳しくはへ[次項有]http://tomozobagel.web.fc2.com/index.html
とても気持ちの良いドライブ日和でした。他にも写真をいっぱい撮ってきましたから・・・・
それについては、明日の日記からでーす[soon]

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