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夏休み、BQQ隊結成…渓流釣りを楽しもう♪ [ドライブ・栃木県北]

お盆は過ぎましたが、朝方の涼しさは別として…日中の暑さは変わらない毎日ですね。
暑い時には、涼を求めて、ひた走るに限ります。・・・と言っても、これは先々週17日の話。。
渓流つり場.jpg

日光市内、鬼怒川温泉、川治温泉を過ぎてから・・・野岩鉄道と共に会津西街道をさらに北上する…「道の駅 湯西川」を横に見ながら、辿り着いたのは福島との県境に近い旧藤原町の中三依地区。
三依の集落から、曲がりくねった細い山道を男鹿川の上流を目指して。この先に人家はない。
鬼怒川の上流にあたる男鹿川、こんなところ知っている人なんかいるの?と思っていたけれど…。
駐車場にはすでに沢山の車が停まっていて、それにはビックリ!

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すでにコスモスの花も咲き始めていた・・・ここは県内でも唯一と言う、入山沢特別漁場「三依渓流つり場」です。
三依の豊かな自然をそのまま利用した、本格的な渓流管理つり場。
鮎のシーズンであり、チビ子が川で遊べるからと、「鮎の簗場に行きたい」と息子からはリクエストされましたが。。。
でも一見綺麗に見える簗も、周囲に人家がある為、出来ればもっと綺麗なところで水遊びをさせたかった夫が見つけてきたところなのです。

渓流つり場3.jpg
しかし渓流釣りなど、当然無理な私達。綺麗な川を眺めながら…チョッと釣りの真似でも出来ればと言う・・・簡単な理由で。
釣り場はすぐ近くにバーベキューが楽しめる場所があり、家族連れやグループでの利用が多い様子。
バーベキュー用の椅子やテーブルがあって、ここで私達も、釣りとバーベキューを楽しもうって訳[グッド(上向き矢印)]
渓流つり場2.jpg
巨木の木立が絶好の休息場所となり、一日をユックリと過ごすには最高の場所です。

澄みきった水と空気、そして清々しい深緑。
入漁料に鉄板・炭などの貸し出し、バーベキューの料金を爺が受付で支払いをしている間。
私達は広場で、ベビ子とスイカをゴロゴロ・・・
スイカの重さに遊んでいるのか、遊ばされているのか、わからない状態ですね。。
                   yamaoku.jpg

川は釣りの出来るエリアが63ヶ所、それぞれが石で区切られています。
ニジマスとヤマメを十数匹放流してもらって…餌となるブドウ虫とイクラで釣り上げる。貸し竿も含めて勿論有料。
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渓流つり場6.jpg
眼下に広がる川底の見えるエメラルドグリーンの川の流れ、透き通った水質が確認できるでしょう[ぴかぴか(新しい)]

渓流つり場7.jpg

聞えてくるのは、「せせらぎ」だけ。

川面の煌めきを追っていると、対岸もまた限りなく広がる緑。

目で「涼」を感じる一時。

木々の色は深まり、形を変え、更に碧くなってゆく。。

好天にも恵まれ・・・青い空と碧い山、そして清らかな清流・・・
http://www.sk28.com/miyori/

次はバーベキュー編です。今回も引っ張ります。
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三依そば街道で、新蕎麦を食す [ドライブ・栃木県北]

           もくりん4.jpg

栗山から湯西川温泉方面へと下りて・・・その先、五十里湖も通り過ぎてゆく。
大笹牧場から2.jpg

この辺りは見頃のようです。ここまで来てようやく満足のいく景色に出会えました。
            大笹牧場から3.jpg


東武鉄道と直通運転する野岩鉄道・会津鬼怒川線。野岩鉄道は栃木と福島の県境、急峻な山間部を走っています。
その列車のガタゴトとした音が聞こえてくる国道121号は、別名「三依そば街道」とも呼ばれています。
「ここまで来たら、お昼はもくりんの蕎麦だな」と夫。「はい、わかっておりますよ~~」

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もう何度来ているかわからないくらい食べに来ているお店、でも独特なムードが漂っているのは相変わらずです。
店先に並ぶのは、どなたか知りませんが丹精込めて育てた一本立ての菊たち…。
ちょうどお昼時だったからでしょうか。
紅葉シーズンとあって、駐車場も店内もこれまでになく混んでいます。
オーダーは夫に任せて、私は綺麗な景色を眺めに行きましょう!

もくりん5.jpg
お店の周囲。
道路をはさんだ、渓流沿いの紅葉が見事です。
写真を撮る為に佇んでいると、並行して走る野岩鉄道の音が聞こえてきました。

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本当に綺麗だ~! そして、ローカルでいいなぁ~!
この色の全てを、一人占め気分[るんるん]

もくりん3.jpg
他にも家族連れや、カップルが写真を撮っていました。
この空気、風、紅葉した木々、全てが自然の与えてくれた恵みに思えます。

そんな気持ちにさせる光景を眺めた後、もくりんさんでお昼を食べる。それもまたこの場所ならではと言うもの。

もくりん2.jpg
地元の山で採れたキノコ。
クリタケ、シモフリ、舞茸等のキノコと行者ニンニクでしょうか…カラリと揚がった天ぷら。このお店では、天ぷらをから揚げ風にお塩で食べるのです。
どれも珍しくて貴重な天然もののキノコ類。だからどのキノコも、香りも味も普通のものとは全く違ってます。その上ボリューミー。
この日は「新蕎麦まつり」という事で、甘酒のサービスがあり。そして何時もの手作りのお漬物。

そう、この細くて上品なお蕎麦は、新蕎麦なんです。
挽き立て、打ち立て、勿論、茹でたて・・・の新蕎麦です。
そう思って食べるからか、口元にもってくるとプンと蕎麦の香りがしました。
蕎麦の味がわからない私にも、その美味しさがよくわかる一品。これは最高です[グッド(上向き矢印)]
天ぷらも、お蕎麦も美味しくて、大満足!
忙しくてもこれまでと同じで、出された料理、接客ともに大歓迎!大サービスなお店なのです[パンチ]
ごちそうさまでした。

この後、もう一か所立ち寄りをしてきたのですが・・・それはまた。。。
もくりん7.jpg
朝の5時から遊んでいるって、一日がとっても長~い!
綺麗な景色が沢山見られて、幸せな一日でしたね。


関連ランキング:そば(蕎麦) | 中三依温泉駅湯西川温泉駅



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日光で紅葉を楽しむ・・・その③ [ドライブ・栃木県北]

              六方沢橋周辺1.jpg
まるで絵葉書!と見間違えてしまう一枚?・・な~んて、自画自賛[あせあせ(飛び散る汗)]

六方沢橋周辺2.jpg
湖畔を彩る一本のモミジに、満足して・・・。

中禅寺湖とは「さよなら」して、下界へと戻る事にします。早っ!

六方沢橋周辺3.jpg
…でも何台も駐車している車。人の姿が見えたら、そこは撮影スポットなのだから・・・気になるのは当然。

六方沢橋周辺4.jpg
数年ぶりの日光の紅葉。
見頃はほとんどのところで終わってしまっていたのだから、成功したとは言えないものの、これ程の快晴も珍しい。
この青空だけでも良しとします。
空色のストールに紅葉の葉っぱをのせて・・・これも、ひとつのお土産ね。

六方沢橋周辺5.jpg
そうそう、この場所に大勢の人がいたのは、ここから二連の滝が見えたからなのです。

何時もなら足を延ばす、戦場が原や湯元。しかし今年はどちらももうとっくに見頃を過ぎてしまっている。

六方沢橋周辺6.jpg
そこで向かったのが・・・日光霧降高原。
日光山内の神橋の脇を通り、車で10分程度上がればこの景色!

関東平野を一望する。ここでもまた雄大な風景が広がっています。
沢山の人達が車から降りて、絶景を眺めていました。いろは坂とは異なり混雑をしていないので、爽快な気分になれます。

六方沢橋周辺7.jpg
六方沢にかかる長さ320m、橋脚の長さ120mの六方沢大橋。
周辺の絶景も必見なら、谷底からの高さ134mの橋そのものも絶景のひとつ。

六方沢周辺の霧降高原も、もう少し時期をずらしたら・・・鮮やかな紅葉が見られたはず。ここでもほとんど終わってしまっていました[バッド(下向き矢印)]
今年は夏が長くて・・・来ないかと思ったら、急にやって来た秋。
だから秋も、紅葉も、どちらもせっかち過ぎたみたいですね。。

六方沢橋周辺8.jpg
最も高い場所にある六方沢です。遠くには・・・栗山ダムや今市方面の景色。

春から今時分まで、誰もが楽しめるドライブコースのひとつです。 
またここからは・・・鬼怒川&川治温泉、栗山方面、そして川俣へも様々なところへ行けるのです・・・。

橋を抜けて行くと、急に視界が開けてきて。白樺林が目立ってきました。

大笹牧場.jpg
六方沢橋を過ぎてまもなく、霧降高原道路沿いに広がるのが大笹牧場。

乳牛育成牧場として広く知られるこの場所には、362万平方メートルの牧場に500頭の乳牛が飼育されている。
自然の恵みを満喫して秋には大きく太った乳牛が、生まれた地元へと帰ることで有名な牧場なのです。
レストハウスで食べるジンギスカン定食や牧場から生まれる美味しいアイスクリームでも有名な大笹牧場。
しかしウマウマのジンギスカンは、先に蔵王で食べてきてしまったばかりです。
どう考えても、蔵王の方が美味しいのは確実なのだから…今回はやめておきましょう。

大笹牧場から2.jpg
それでも、そろそろお腹が空いてきました。。。
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日光で紅葉を楽しむ・・・その② [ドライブ・栃木県北]

             歌ヶ浜駐車場2.jpg
半月山から戻る途中。中腹のビューポイントから、中禅寺湖を望む。

歌ヶ浜駐車場1.jpg
男体山の紅葉はもうすっかり終わっていて・・・。すでに冬の装いに変わっている様子でした。
それでもこの場所からは山と湖両方の絶景が楽しめるので、お気に入りなのです。
新聞紙上や、テレビの中継でお馴染み、八丁出島付近の紅葉はまだ残っていました。
上の↑では、陰になってしまっていますけど・・・

歌ヶ浜駐車場3.jpg

眼下に湖に突き出した八丁出島の紅、オレンジ、黄色の紅葉のグラデーション[ぴかぴか(新しい)]湖の青と、針葉樹の緑が共に彩る中禅寺湖の紅葉の様子です。

             歌ヶ浜駐車場4.jpg

正面に男体山。
湖は約2万年もの昔、男体山の噴火による溶岩で渓谷がせき止められて現在の原形ができたと言われる。

周囲約25キロ、最大水深163メートルの中禅寺湖は日光を代表する湖のひとつであり、海抜1269メートルの水面は日本一の高さを誇ります。

歌ヶ浜駐車場5.jpg
中禅寺湖の立木観音脇に入った湖畔の駐車場である歌ヶ浜駐車場。駐車している多くの車、そして中で休んでいる行楽客たち。
この先が半月山展望台への道路となり、夜間はゲートが閉鎖されて行き止まりになる為、静かなムードで・・・湖畔から朝日に染まる男体山、周囲の山々が望めるのです。
すぐ側に、湖を周る遊覧船乗り場がありました。

中禅寺湖を眺めた後は・・・
歌ヶ浜駐車場6.jpg

湯ノ湖から流れ出た湯川が中禅寺湖に注ぐ手前となる、奥日光三名瀑のひとつである竜頭ノ滝へ。ここを訪れるのは、何年ぶりでしょう。
               歌ヶ浜駐車場7.jpg

男体山噴火による作られた溶岩の上を、滝は210メートルにわたって流れ落ちているのだそう・・・。
滝壷近くが大きな岩によって二分され、その様子が竜の頭に似ていることからこの名がついたといわれる。
この時はすでに終わってしまっていたけれど…本来であれば、この場所で観る紅葉の美しさは素晴らしい。…ハズ。
ミツバツツジ、ナナカマド、カエデ、ミズナラ等、滝の周りの樹木が赤や黄色に紅葉し、滝の白を加えたコントラストは格別なものであったろう。

滝見の後は、側の茶屋でよもぎ団子を食べました。竜頭ノ滝を臨みながら一休みです。
期待した割りに、これはあまり美味しくなかったような・・・
餡の味もイマイチ、冷えかかったお団子[バッド(下向き矢印)]
名物に旨いものなし・・・とはよく言ったもの。観光地だから仕方がないのかもしれませんけど。。

歌ヶ浜駐車場8.jpg


関連ランキング:喫茶店 | 日光その他


それでもまだ朝の9時前。もう少し観て周る事にします。
続く・・・。
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日光で紅葉を楽しむ・・・その① [ドライブ・栃木県北]

             日光の紅葉1.jpg
日光・半月山駐車場から関東平野を望む。
はるか遠くに、(写真中央部分)富士山の姿がわかりますでしょうか。富士山の姿がくっきりです!
肉眼ではハッキリとよく見えました。

都合がつかずに叶わなかった紅葉狩り・・・・
週末の日曜日、ようやく見に行くことが出来ました。
この秋一番くらいに冷え込んだこともあり…雲ひとつない好天にも恵まれて、最高の紅葉日和となったのです。
目覚めたのは4時半、5時出発の予定が少しだけ遅れて、家を出たのは5時10分くらいでした。
当然、外はまだ真っ暗。夜更け状態。寒いよ[バッド(下向き矢印)]眠いよ[バッド(下向き矢印)]
でも綺麗な紅葉の為なら、これくらいどうって事ないのさ[パンチ]

日光の紅葉2.jpg
夜が明け始めてきた6時頃・・・日光山内、「神橋」の脇を通り過ぎてゆく・・・

夜が明けて、モノクロだった世界がじょじょに色を取り戻してくる・・・この一時が好き。

日光の紅葉3.jpg
いろは坂へ向かう途中で、迎えてしまった夜明け。朝焼けに光輝き映える山並み、そして目的地に向かう車。
この時間に上ってしまえば渋滞知らずな事を皆さんわかっていらっしゃいますね。

日光の紅葉4.jpg
いろは坂をほぼ上りきったところが明智平、この場所も眺望に優れたポイントのひとつ。
明智平と名づけたのは、天海大僧正と言われています。
天海大僧正とは、織田信長に謀反を起こし山崎の合戦で敗れた明智光秀との説があり・・・。合戦後なんとか比叡山に逃れ、その後も生きのびて家康公の黒幕になったとされる。日光に赴いたあと、自分のもとの名を残したいと、日光でいちばん眺めのよい地を「明智平」に命名したと伝えられているのです。

上で電線のように見えるのは、ケーブルカーの為のケーブル。

             日光の紅葉5.jpg
朝日で眩しいくらいキラキラ輝いている、男体山の山肌。
駐車場から眺める、絶景ポイントとして[ぴかぴか(新しい)]また途中の休憩スポットとしても早朝から多くの行楽客でにぎわっているのでした。
チラッと写っているいろは坂、道路のガードレールが見えています。もう少し上っていきましょう!


日光の紅葉6.jpg
明智平から、更に上の中禅寺湖は間もなく。
赤い鳥居が迎えてくれます。、美しいブルーの中禅寺湖[ぴかぴか(新しい)]

立木観音脇から足尾へと抜ける、半月山へ。
以前は有料道路であった中禅寺湖スカイラインを進むと、開けた駐車場があります。半月山が壁となって中禅寺湖は見えませんが、足尾方向の山々を望むことが出来るのです。
ここは以前から、我が家のお気に入りであるビュースポット[グッド(上向き矢印)]
ゲートが開く7時を待って、他の皆さんも上がって行きます。

日光の紅葉7.jpg

半月山駐車場からは間近に、斑模様に紅葉した様が見えるのです。今年の紅葉は遅れていたから、10月の終わりまで紅葉がまだ綺麗に残っていた模様ながら・・・。
11月に入り広がるのは、葉を落とした木々の幹と枝だけでした[バッド(下向き矢印)]

日光の紅葉8.jpg

この山の向こうは、奥白根山に皇海山、袈裟丸山等、中でも白根山は関東以北では最高峰の山だ。

日光の紅葉9.jpg

駐車場の背後には、足尾荒廃地と呼ばれるむきだしの茶色い山々が連なっています。
銅の精錬に伴う有毒ガスや、大規模な山火事などから・・・草木のない土地へと変化してしまったことが駐車場内にも書かれています。
以前訪れた時にはヘリコプターが飛び、森林再生のための施策を行っている様子が伺えました。

日光の紅葉10.jpg
半月山からの紅葉を眺めた後は、中禅寺湖へと戻ります。
眼下に広がるのは、関東平野。
例年なら、より多くの雲海が眺められるところながら・・・

半月山山頂からの展望はないものの、そのすぐ下にある展望台からは中禅寺湖や男体山を望む素晴らしい絶景が楽しめるのでした。

続く・・・。

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那須高原には、道の駅が二か所あります [ドライブ・栃木県北]

那須高原には、道の駅が二か所あります。
「那須高原友愛の森」、そしてこちらの「明治の森・黒磯」です。
http://www.ktr.mlit.go.jp/honkyoku/road/eki/station/tochi_kuroiso/index.html
地元で作られた新鮮野菜に牛乳、卵、切り花等が売られている「ファーム・マーケット」。焼き立てパンが並ぶのは「ファーム・レストラン」です。
この時は夏休みのイベンの真っ最中、模擬店のテントが賑わい・・・店頭ではオカリナのコンサートも開催されていました。

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私はファームレストランのカフェで、ジェラートを買って食べます。

様々なフレーバーが揃っていて迷ってしまったものの…ここはお店一押しの「なつおとめを下さい!」。
栃おとめは勿論これまで食べていたけれど、「なつおとめ」!?
二年ほど前に夏秋いちごの新品種として、ブランド「なつおとめ」が開発されていたのですね。マーケットにも、いちごパックは並べられていました。

「いちご王国とちぎ」の名にふさわしく、「なつおとめ」と「とちおとめ」の「ダブルおとめ」で、今後は一年を通して栃木ブランドのいちごが届けられる模様。
このショップでは目の前で、そんななつおとめがミルクジェラートに混ぜられて提供されています。
一口食べれば・・・ウ~~ン!フレッシュ、フレッシュそのもの~~!

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道の駅の広大な敷地内には・・・
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明治時代にドイツ公使や外務大臣、駐米大使などを歴任した青木周蔵の那須別邸があります。
明治21年に建築された建物は、軸組や小屋組にヨーロッパの木構造の架構法を採用し、外壁にウロコ型のスレートを用いるなどの特徴をもつ近代建築とか。
設計者の松ヶ崎萬長男爵は岩倉使節団とともにドイツに渡ってドイツの建築技術を日本に伝えた建築家で、日本建築学会の創立者のひとりとの事です。

建物は平成11年12月1日、国の重要文化財に登録されました。
内部の様子については、過去記事のこちらへhttp://plaza.rakuten.co.jp/simarisuu/diary/200610310000/

那須高原付近には明治政府の高官である乃木希典那須野旧宅、山形有朋邸、大山記念館・大山巌別邸(那須拓陽高校が維持、管理)とそのお墓なども残っていて・・・
明治の元勲たちの足跡に那須野ヶ原の開拓の歴史。当時の上流階級の生活が垣間見られる文化遺産となっているのです。
以前訪問した山縣有朋記念館は入館料@700円でしたが、見学後には詳しい解説&コーヒーのサービスがありました。

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広場のヒマワリ畑はまだほとんどが蕾・・・来週あたりには満開になるでしょうか。

綺麗だったアジサイ?と共に、数本咲いた中から撮ったものも、こんなに真っ白々。この前の蓮の花と同じになってしまいました。
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ヒマワリ畑の後は、コスモス畑になるようです。

帰路は、板室温泉を通って帰ります。澄み切った川が流れていて、そこでは水遊びをする家族連れの姿がありました。
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さらにもう一か所、「道の駅 湯の香しおばら」へも立ち寄りをします。

那須高原には、道の駅8.jpg
館内では「七夕かざり」が、この季節ならではのムードを出しています。
http://agripal-shiobara.com/info/
ここへは何時も塩原温泉へ行く途中、また秋には標高1000メートル地帯で育つ塩原高原大根を買うのがお約束!
しかしこの日大根は買ったばかりだったので、トウモロコシを購入してきました。形は不揃いで小さめながら、7本で200円とはこれまた激安価格なのでした。茹でて食べたら、とても甘かったです。
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那須高原で、讃岐うどん!? [ドライブ・栃木県北]

お昼はサッパリとしたものが食べたかったから・・・マークをしていたお店「うどん匠人 岡本」さんへと参りましょう。
通りのあまりない森の中、静かな別荘地内にあります。
ここはTV番組「ぷっスマ」で放送されてから特に、益々人気店となってしまったうどん屋さんですって・・・
            うどん匠人 岡本1.jpg

外観は古民家?と言えばカッコいいですけど、あれ、大丈夫?と思ってしまったくらい。。
しかし中は綺麗、明るい店内でした。
天井が高くて山小屋のようで、オシャレなカフェのようなムードが漂っています。中央に薪ストーブがあるのは、那須高原なればこそ!?
うどん匠人 岡本2.jpg

日曜だからきっと混んでいると予想、でも大丈夫でした。待たずに入れました。
二人なので奥の離れのようなスペースのテーブルに座りましたが・・・右側はそのまた奥のテラス席です。
店内と外を隔てるのは網戸一枚。
心地よく風が通りぬける天然のクーラーの中、おうどんがやってくるのを待ちます。
私は野菜がたっぷりの「サラダえび天ぶっかけうどん」を。夫は「岡本_ぶっかけうどん」をオーダーしました。
15分ほどで、大きなオシャレな器に盛られたおうどんが登場!
うどんと野菜の上から、別添えの器で提供される汁を豪快にかけて頂きます。
ただのぶっかけの方にも、細切りのノリ、ゴマ、オカカ、大根おろし&レモン等のトッピングがされていました。

うどん匠人 岡本3.jpg
黒い大きな器へ盛り付けされた彩り豊かな一品は、ただそれだけで食欲がそそられるものです。

サラダ感覚で沢山の野菜がとれる欲張りなメニューは、ツヤツヤの麺そのものもコシがあって美味しい。
カリッ・サクッと揚がった小えび天が、良いアクセントです。
しっかりコシがありながら、切れのよさもあり・・・喉越しにも繊細さが感じられました。

お隣のテーブルでは温かなかけを食べていましたが、私はやはり冷たいおうどんの方が好きです。
他にお好みで各種の天ぷら、自家製豆腐、温泉卵など選んでトッピングが出来るようになっています。
他の方が食べていたスイーツプレートもなかり美味しそうでした。オーナーは、元ホテルのシェフらしいです。次回は、私も食べてみようかな。

食べている間も、切れ目なく客が来店していました。会計をして出る時には、満席のために待っている人もいるくらい。
うどん&スィーツで人気のお店なのですね。
那須高原で讃岐うどん?って思かもしれませんが、食べてみると納得されるものと思います。
うどんがなくなり次第終了とのこと。
讃岐うどんとして考えたら、お値段は高めかも。でも接客も良かったです。
http://www.tochinavi.net/spot/home/?id=4608
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涼しいよ!那須高原 [ドライブ・栃木県北]

那須高原6.jpg
昨日も暑かった!

内陸では37度以上と、軽く体温越えを記録した模様。。
上の画像は、先月の福島の使い回しじゃないわよ。
先週の日光に続いて、那須高原へと行ってしまったのです。お家でヒッキーだった方には、ごめんよ~!

那須高原3.jpg
那須岳近く・・・・車から降りると、いやぁ~~涼しい。涼しい。
地上と、別天地とは・・・この事!
連続して撮った二枚。それなのに、山の色&空の色。どちらも違っているのは雲のせい?

那須高原は都内から約180km、東京と仙台のほぼ中間に位置する観光地。避暑地としても長野県の軽井沢と並ぶ人気の土地です。
主峰・茶臼岳山麓には、歴史ある那須温泉郷。リゾートホテル&温泉旅館等の多くの宿泊施設に、別荘。
殺生石などの史跡や、動植物園、テーマパークも。
御用邸のあるロイヤルリゾートとしても広く知られていますね。http://www.nasukogen.org/

白いヤマユリの咲く那須街道を上がって行き・・・那須湯本温泉の途切れたところ。
ここまでやって来ると車に乗っていても温泉の匂いがしてきます。強力な玉子臭の硫黄泉の匂い。

那須高原2.jpg
山の斜面に大きな溶岩が多数点在している観光名所の「殺生石」。

この場所は九尾の狐伝説にまつわる、那須を代表する史跡、観光名所。
無料の駐車場に車を置いて写真を撮りましたが、思えばこの駐車場へ来たのも写真を撮ったのも初めてでした。那須には数えきれないくらい来ているのにね。
これ全て、ブロガーならではって事!?

那須高原1.jpg
硫黄の匂いが立ち込めて・・・、見るからに何やら怪しげなムードが・・・これぞ絶好の記念写真スポットと言えましょう。

湯川沿いの向かい側には、こちらも温泉通なら誰もが知る日帰り温泉「鹿の湯」があります。
鹿の湯のお湯はかなり「ガツン」とくる強烈なもの。
距離的には離れているのに、駐車場内のおトイレに入ったら、ここでも水道の蛇口が真っ黒だった。
那須では日帰りでも温泉気分が存分に味わえるのです。
鹿の湯は私も病気になる前、一度だけ入浴したことがありました。
人気の施設、とにかく混むとの事から行ったのは早朝の8時前。それも真冬の1月か2月!今だったら絶対に無理。あの頃の私って、若かったなぁ~~


ボルケーノハイウェイを上って行くと、最初の観光スポットは「恋人の聖地」です。
選定委員会において第100番目の「恋人の聖地」として認定された「那須高原展望台」。しかし昨年の震災で崩れた為、7月リニューアルオープンしたばかりでした・・・
その場所からでも那須高原を一望は可能ながら、更にもっと上まで参ります。

茶臼岳の山頂駅まではロープウェイに乗って行けます。しかし車でだって!

とにかく素晴らしい景色でした。

那須高原5.jpg
霞んでボンヤリとはしているものの・・・那須高原を。更には関東平野も一望できます。(ホテルの屋根が邪魔をしていますけれど・・・)

那須街道の赤松林、アジサイ街道付近はチョッと涼しいかも。…と言ったくらいながら・・・サスガに大きな違いが感じられました。
山頂付近も日差しはシッカリと強いのに、なんて涼しいのでしょう!

那須高原4.jpg
煙たなびく那須火山帯の主峰・茶臼岳、そして尖った形が特徴的な朝日岳。

山の上で爽快な気分を満喫してきました!!
それからこの場所は紅葉の時期も、本当に綺麗です。

今回も他にグルメ(それ程のものではないです)、道の駅情報もありますので、また。。。

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県内で、道の駅を巡る [ドライブ・栃木県北]

私達のドライブはまだ続く。。。

次は県北の道の駅まで一走りします[車(セダン)]

道の駅巡りをした2.jpg
道の駅「湧水の郷しおや」は先々月の23日。
西に日光連山、北に高原山を望み南に鬼怒川が流れる地に、栃木県内20番目の道の駅としてオープンをしました。
名水百選に認定された、高原山中腹より湧き出る「尚仁沢湧水」は重要な資源であるから・・・町では湧水の活用。それによる地域活性化を目指しているとか。

道の駅巡りをした3.jpg
出来立ての道の駅は、当然まだどこも真新しかったです。
ここでもかき氷には行列が、また尚仁沢湧水から生まれたサイダーも売られていました。


名水百選に認定されている「尚仁沢湧水(しょうじんざわゆうすい)」。
青森県の奥入瀬まで行かずとも、同じようなムードが十分味わえます。でも、もう何年行っていないのだろう。

農産物直売所で、地元産の新鮮な農産物&物産品の販売されているのはお約束です。
http://www.ktr.mlit.go.jp/honkyoku/road/eki/station/tochi_shioya/index.html

次に向かったのは・・・
昨年の震災によりオープンが延期になってしまって、その後4月になってオープンした矢板市の道の駅「やいた」。


道の駅巡りをした1.jpg
この日は前回とは違い途中の鬼怒川でも、鮎釣りに興じる多くの釣り人の姿を目にしました。皆さん腰まで水に浸かり、釣竿を操っているのです。

http://www.ktr.mlit.go.jp/honkyoku/road/eki/station/tochi_yaita/index.html
こちらの道の駅には、最先端のエコ技術を駆使した道の駅で唯一のエコモデルハウスの見学もできます。

道の駅巡りをした4.jpg
矢板方面に行く時にもお野菜をまとめて買ってくるのはお約束です。
一見同じような道の駅でも、その場所ごとの特徴があります。
この辺りでは都内へ花や野菜を出荷している関係から、他で探して見つからないパクチーや空芯菜等。ちょっと珍しいものが置いてあるのです。
夏には食べたい空芯菜炒め。塩&コショーで炒めただけ、中華スープで味付けしたら・・・美味しいアジアンメニューの出来上がり!

道の駅巡りをした5.jpg
三大美肌の湯に選ばれ、都会からの宿泊客も多く訪れるさくら市にある喜連川温泉。最後に訪れたのはその日帰り温泉施設も併設された、道の駅「きつれがわ」です。
きつれがわに行くと必ず購入するものは、その名もズバリ温泉パン。
温泉を利用して育てられるからか皮が柔らかで美味しい温泉ナス、温泉ナスのお漬物も。
http://www.ktr.mlit.go.jp/honkyoku/road/eki/station/tochi_kitsuregawa/index.html

どこの道の駅も、猛暑を避けようとする人の姿が目立ちました。
私も採れたて新鮮なお野菜や果物を、それぞれの道の駅でお買い物して帰ってきました。

でもどうしてこんなに必死になって、道の駅巡りをしたかと言いますと・・・。
道の駅巡りスタンプラリーのスタンプを集めはじめたから。栃木県には20を超える「道の駅」があります。
そのすべてを制覇して、温泉旅館に泊まれる宿泊券をゲットした~~い!
県内の温泉は近過ぎて、ほとんどが日帰りで行けてしまうのだから…遠距離のところよりも泊りに行く事ってないものです。
だから出来たら当ててみたい!
このペースで頑張りましょう!!
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日光で、かき氷&お蕎麦 [ドライブ・栃木県北]

もう暑い、暑い[晴れ]
何をしても、していなくても暑いとしか言いようのない、ここ数日間・・・オリンピックの開催地・ロンドンの気温が20度以下と聞けば、羨ましささえ感じてしまうほど。
こんな時には家に居ても仕方がありません。
日曜日は涼を求めて、日光を二人でプチドライブしてきました。

その目的はと言えば、毎年夏・恒例である天然氷を使ったかき氷を食べに行く・・・。
現在全国で5軒しかない、天然氷製造販売のお店。中でも天然氷を製造しているのは、埼玉県の秩父と、日光にある3軒だけだそうです。
山奥のわき水を使って製造した天然氷は氷室に貯蔵保管をしておき、夏の時期になると取り出されて市場に出回るのです。
夏の期間のみ、かき氷屋さんとしてオープンをさせている、日光市内の「氷室 松月」さんは毎年夏になると足が向いてしまう、美味しいかき氷店ながら・・・
しかしここ数年は、その人気が過熱し過ぎている模様。
かき氷にたどり着くまでの待ち時間=行列する時間が、オープン前に行っても1時間以上!
昨年息子達と食べに行った時の日記はこちらです。http://hana2009-5.blog.so-net.ne.jp/2011-09-02

そこで新規開拓してみたのが、農産物直売・手打ちそば・食事・天然氷のかき氷等・・・の店「こもれびの里 箏路(ことじ)」さんでした。
お店は幹線道路から外れた森林の中、店の敷地は周囲の山を切り開いている途中なのです。
目の前には田園風景が広がっています。外にパラソルとテーブル席、テラス席も新設されていました。 

こもれびの里 箏路1.jpg
入ってすぐの店内も古い家具、手作りの小物が沢山飾られていて良いムード、綺麗です。人がいたので写真には撮れませんでした。
地元の食材を使った料理が提供される食事処。ウッディな室内はとても静かで、気持ちのいい空間が広がってます・・・。

さて、メインのかき氷です。天然氷を使用したかき氷はいちごに、ブルーベリー、ミルク金時の三種類。
今回は、ミルク金時をお願いします。

こもれびの里 箏路2.jpg
ミルクに小豆、抹茶までかかってこのお値段、600円はお得です。

氷のかき方は荒目、鉋で削ったって感じでしょうか。
個人的な好みで言えばフワフワっとした食感、口の中でスッと溶ける松月さんの方が私の好みなのですけど・・・でもこちらのも決して悪い訳ではないです。
聞いてみましたら、氷の仕入れ先は日光の三ツ星氷室さんとの事。ミルクに小豆もタップリ!最後まで美味しく頂けました。

氷だけでは悪いから、夫はお蕎麦のオーダーをしました。
極細でツヤツヤの、中々好みのルックス。蕎麦は、地元大室産のそば粉を使用しているそうです。
あちこちで食べ歩いている蕎麦食いの私達にしてみたら、悪いけど普通。悪くも良くもないような。。

この後予定があったのでオーダー出来ませんでしたが、お蕎麦にいなり寿司や天ぷら、厚焼き卵、デザートまで付く「箏路セット」が良さそうに思いました。

並ばずにすぐ食べられるかき氷です。
お蕎麦も食べられて、地元の農産物も買えるお店。抜群のロケーションで、接客も良くて、お勧めできるお店だと思いました。
私達は二人とも田舎育ちなので、「これぞ里山」という風景は心が落ち着くのです。
普段特別意識する事もない・・・田舎っていいな~~と思う、一時が過ごせました。
http://www.tochinavi.net/spot/home/index.shtml?id=11199

お店からすぐのところに高龗神社、可愛い水車小屋があります。日本に数軒しかない杉線香を挽いている現役の水車だそうです。
見に行ってみれば良かった!

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名刹「雲巌寺」 [ドライブ・栃木県北]

大田原市の郊外。茨城、福島との県境近く八溝山地の懐深いその地に、臨済宗の名刹「雲巌寺(うんがんじ)」があります。


http://totitabi.ame-zaiku.com/ootawara/ungen.html

             雲巌寺2.jpg
山門の正面にある朱塗りの橋を渡って石段を上ると、正面に釈迦堂、獅子王殿が一直線に並ぶ…
代表的とも言えるシンプルな配置の寺院建築。

松尾芭蕉は「奥の細道紀行」の途中ここへ立ち寄り、この地で「木啄も 庵は破らず 夏木立」の句を残しています。

雲巌寺1.jpg
私の撮った写真から伝わるかどうか…寺と周囲のロケーションは・・・春の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色とどれをとっても見事そのもの。
特には積雪の時期、この赤い橋とモノクロの雪景色の対比がいかに美しいか想像出来る。それは実際に目にしていなくても、きっと素晴らしいであろうと[ぴかぴか(新しい)]
しかしこんなところ・・・シツレイ[あせあせ(飛び散る汗)]わざわざ冬の寒い時ここまでやってきて、雪化粧を見るのは地元の人以外考えらません。

県内でも北方に位置する雲巌寺は武道修行の寺として有名であったものが、近年観光化が進んで・・・この静かな地も多くの観光客が訪れるようになってきました。
・・・という事で、私も夫とやって来た訳なのですけれど。。。
我々以外には訪れる人の姿はまばらであった。

山門をくぐる為には、急こう配な石段を上がらなくてはなりません。(車に乗ってぐるっと周って上る事も可能ではあるけれど)
夫のサポートを受けながら石段を上っている最中です。頭上で突然、普通ではないトンデモナイ叫び声が聞こえてきました[どんっ(衝撃)]
何なの、これ?人の姿も見えないこんな山奥で、変な人に出会ってしまったらとんでもない事になる[バッド(下向き矢印)]
・・・って思ったら、寺院内から下りてきた男性。目の前を大きなアオダイショウが横切って行ったのだそう。
人間も怖いけれど私、蛇はもっと大っ嫌いなのさ[たらーっ(汗)]
あの長ーい姿、凶暴な頭や尻尾、邪悪な目つきを想像するだけで…もうブルブル!ヒェェ~~!
蛇の気が変わってまた引き返されたら、大変です。
さっさと上まで行って、こちらから逃げてしまいましょう。
ところが夫、「これだけの山奥、山も川も自然だらけのところだもの、何だって出てくるぞ!」って。脅かさないでよ、憎たらしいなぁ[バッド(下向き矢印)]

雲巌寺3.jpg
樹齢数百年年を越す巨木に囲まれ静かに佇む古刹。

そこは今も尚、閑雅な山懐に抱かれた落ち着きある禅寺なのでした。

手入れの行き届いたお庭と共に、古木に縁取られた山門も立派です。
雲巌寺4.jpg

私がこの場所に来たのは二回目、前回は何時だったか忘れてしまうくらいに昔の事でした。

雲巌寺5.jpg
人家もまばらであるからか、清涼な清流の流れの近く。うっそうと茂る巨木の元では当然涼しい。

この静けさが、今の時期でもじゅうぶんであり・・・幽玄なムードさえ感じられてしまうのだった。

夏が過ぎ秋の紅葉シーズンが終われば、この場所よりは閑散として、静かすぎるくらいの空気で満たされるであろう。

             雲巌寺6.jpg


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「なまけもののパン屋」さんin大田原 [ドライブ・栃木県北]

そこへは、前からずっと行きたいと思っていた[揺れるハート]
店名からして変わっている、天然酵母を使った丁寧なパン作りをしているお店「なまけもののパン屋」さん。
風変わりな名前のその店では、少しも「なまけもの」に見えないパン職人の奈良さんが、質実剛健なパンを焼いているのでした。
ただし開店時間は、水曜~日曜の夕方2時間くらいととても短い。

「気持ちのままに無理せず、楽しんでパンを作って生活していきたいと思ったから」…「なまけもののパン屋」なのだそう。
そのために一日のスケジュールは、パン作り以外はランニング、筋トレ、シャドーボクシグとか[パンチ]

この店のパンはそのまま食べてもうまくありません
ここのパンは食べられるお皿だと思ってください、お皿の上にうまく盛り合わせられれば
パンも料理も何百倍にもおいしくなります。


こんなところに店などありそうもない、夜などは真っ暗になってしまうであろう、幹線道路からかなり外れた田舎の住宅地です。
庭木なのかどうかハッキリとしない、こんもりと木が茂っている中にお店がありました。
            なまけもののパン屋1.jpg
パン屋さんというより、パン小屋と呼んでしまいそう。ワイルドだぜぇ~!

この外観からしてただものじゃないオーラが漂っている。
看板らしきものも見当たらず、いや草に隠れてしまって見えないのかも。
「とりあえず、やっているかどうか聞いてくる」と夫。
「4時15分から店を開ける」と言っていたから、それまでまた時間を潰して来よう。」

お客さん達の車がなかったら=パンが売り切れてしまったら、ここって何のお店か理解不能かもしれません。
ところが時間になって行ってみたら、7~8台は置ける駐車場がいっぱいです。様子をうかがっていると、皆さんリピーターさんのようでした。
私達もそっと入店してみました。ここは恐る恐るって感じだったかも。

「なまけもののパン屋3.jpg

小さな店内は、旅行関係の書籍が並んだ本棚とかわいいソファがあり・・・カフェのような雰囲気。
手づくり風の棚の上には、素朴過ぎる風貌のパンたちが並べられていた。本当に隠れ家的なパン屋さんです。
奥がパン焼き部屋らしく店主が出てきて焼き立てのパンを並べたり、説明をしたり、その間に会計をしたりと…とにかく忙しそうな様子。
ほとんどのものがライ麦ベースのパンだが、それぞれが粉など材料の割合で異なるらしい。

それでも折角だから、少しだけお話をさせて頂きました。
ここのパンは料理やハム・チーズなどの味を引き立てるものだから、それらといっしょに食べることによってはじめて美味しく食べられるのです。・・・との事でした。
上の↑楕円形を半分にカットした「カンザスへ」と名付けられたくろっぽいパン、それ以外には手軽に食べたい小さいパンもありました。

「なまけもののパン屋4.jpg

手軽な軽そうなパンに、数種類の木の実の入っている平焼きのパン、それにライ麦にレーズン&ナッツと、オレンジピールが入っているドッシリと重たいパン。これはしっとり・モチモチで歯ごたえのあるパンでした。
ナッツ入りのもマカダミアナッツの大きなものが丸ごとで、パンとよく合っていました。
            「なまけもののパン屋2.jpg

今回念願かなってようやく行くことができましたが、予想した以上にユニークなパン屋さんだなぁと思ったのが正直な気持ちです。 
お店も、オーナーも、パンも全てが個性的だ[ぴかぴか(新しい)]

車に戻ってからすぐに袋を開けて、買ってきたパンをジックリと眺めてみたのですが。。。
たぶん自分では買わないと思われるハード系のドッシリとしたパンが二切れ、一言も言っていなかったけどサービスとして入れられていました。
お腹も空いていないのに思わず味見をしてしまった私、そのライ麦パンで車の中はライ麦の香りが充満してしまいました。
これまでに、ここまで本格的なライ麦パンなんて食べた事がないから・・・ハッキリ言ってよくわかりません。
ただ口の中にビールの味がずっと残っていたのが印象に残っています。
出来たらとにかく一度来店してみて下さい。そして個々のパンを食べてみて下さい。
知っているようでいて知らなかった、奥の深い世界なのでした。
「なまけもののパン屋」http://www.h7.dion.ne.jp/~n-panya/
以前テレビで紹介されてから、あまりの注文にパンが間に合わないため、通販は現在中止中のようです。

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ウロウロには訳があるのです。 [ドライブ・栃木県北]

お腹も満たされたので、次の目的地へと向かいます。
絶好のお出掛け日和でした。車中から眺めた田園風景も、ご覧の通り・・・

お出掛け日和5.jpg
澄んだ青空に、ポカリと浮かんだ雲。稲穂の上を吹きぬける爽やかな風。

こうして見ると田舎って良いなぁ…って今さら、わざとらしく?
ネットがかけてあるのは、梨の畑です。春は真っ白な梨の花で埋め尽くされます[ぴかぴか(新しい)]
こちら方面まで出かけてきたのは、アジサイと、おやきと…そしてもう一軒行きたいお店があったからなのだ。
そこは夕方4時半近くにならないとオープンしないと言う、ある意味ハードルの高いところ[パンチ]
それまでは時間を潰さないと・・・・
そこで付近を、意味もなくウロウロ[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]

茨城との県境近くの名刹へ行ったり…。そこはまた後日、紹介させてください。
ユリ園の看板が立っていたら、取りあえず見に行ってみたり。。。
残念ながら、ユリはまだほとんどが蕾で開花していませんでした。満開になったらきっと見事でしょうね。

お出掛け日和1.jpg
黒羽にある「くらしの館」へも、行ってみましょう。

お出掛け日和2.jpg
道路を走行中でもパッと目に入ってくる萱葺きの古民家は、ムードがありますね。建物は今から約150年前に須賀川地区で建てられた民家を、移築したものだそうです。
中も自由に見学できるようになっています。

お出掛け日和3.jpg
軒先にあったのは「唐箕(とうみ)」です。

これは子供の事に目にした事があります。
刈り取った稲を乾燥し脱穀機で脱穀したら、籾に混じっている荒ゴミを風力で取り除き…その後さらに「唐箕」に入れて細かいゴミを取り籾だけを取り出します。
籾は再び天日で干し、籾摺り機にかけ玄米に、さらに万石で選別したあと精米してようやく白米となるのです。
他にも脱穀用具や、筵編み機等・・・ほんの少し前までの農業やお米作りが、いかに人の労力の上に成り立っていたものか伺えました。
入口から内部に入ると、屋根裏の月日と共に黒く変色をした柱や軒。

お出掛け日和4.jpg
床の間周辺や、欄間の飾りも立派そのもの。
建物の中には昔の生活用品が展示され、当時の住まいと暮らしの移り変わりが見られます。

こちらではおトイレ休憩のつもりが、物産センターでまたも新鮮な野菜を買ってしまいました。

次に行った先は、「道の駅那須与一の郷」。
屋島での源平の合戦の際、扇の的を射た那須与一をテーマにした道の駅です。
那須氏の当主の11男として生まれた那須与一。
大田原市では、那須与一をキャラクターにして地域振興を図っています。ユルキャラは勿論、与一まつり、与一太鼓など、与一にあやかった多くのイベントがあるのです。

お出掛け日和6.jpg
フリマが開催されていたのでお店をのぞいて見たり、またお野菜売り場を周ってみたりして・・・さすがにもうこの時間になると、ほとんどのものが売り切れてしまって目ぼしいものは残っておりません。
この道の駅は、なぜかわからないけど唐辛子が名物。だから何種類ものラー油が並べられていました。
ここで売られているアスパラガスは美味しいんだけどなぁ[グッド(上向き矢印)]

喉が渇いたので、ここではアイスを。道の駅へ行ったら、オリジナルアイスを食べるのはMUST!
地元産の果物やお野菜を使って作られるジェラートです。どれにしようか選んでいる時って、ついニコニコしてしまうものです。
色々あった中から、これ!って選んだのはブルーベリー味。目が良くなりますように、な~んて。
http://www.nasuno-yoichi.jp/new.html

そんな事をしていたら・・・ようやく時間となりました。続きは、明日ね。

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「茶房 城山」の、おやき [ドライブ・栃木県北]

この季節は、紫陽花の花が有名な黒羽。
この場所から少し車を走らせれば、2月にはザゼンソウの群生を。5月頃は棚田にずらりと並ぶ水芭蕉の姿を見る事も出来るのです。
福島との県境の山並みを望む日帰り入浴施設の「五峰の湯」は、かつて私達が温泉巡りにはまるきっかけとなったところなのでした。
そこから始まって、休日だけの入湯に関わらず2~3年で100湯を制覇してしまったほど。。。

茶房 城山 1.jpg
そんな黒羽の里でほっと休憩できる場所をつくろうと、オーナー夫妻のご両親が「茶房 城山」を始めたのは10年以上前と言う。
そこで供される「おやき」が評判となり、立地の良さも相まって山中のオアシスのような存在となりました。


茶房 城山 2.jpg
緑濃いいかにもなムードが漂う、隠れ家風レストランです。

20分くらい待って、入店してから・・・。
すでに決めてあった、おやきセット、おにぎりセットをそれぞれオーダーしました。
どちらにもお味噌汁に漬け物、花豆の煮豆、がんもどきの煮物が付いてきます。
茶房 城山 3.jpg
その日の朝作ると言うおやきは野沢菜、切干、あんこの3種類。セットはその内、二個のチョイスです。

小麦粉と水のみでつくる皮は薄めでモチモチとした噛み応えがあります。
皮と相性の良い野沢菜が少し濃いめの味付けで美味しい。粒あんの方も、ギッシリと入っていました。
小さいかなと思っていたけれど、結構ボリューミィでお腹がいっぱいになりました。

それでもこれは仕方のない事だけど・・・長野県鬼無里(きなさ)にある、おやき屋さん「いろは堂」の食感が好みだった・・・その時の日記はhttp://plaza.rakuten.co.jp/hana7899/diary/200810190000/
また3年前の夏休みに行った安曇野でもおやき屋さん巡りをしたから、他の方が言う程には思いませんでしたが・・・
手軽にリーズナブルに、県内でもおやきが食べられるのって嬉しい。
夫が食べた、黒羽のお米で作ったおにぎりも美味しかったそうです。
どちらも午後2時過ぎ頃には完売との事。
6月下旬から始まる「紫陽花まつり」の期間中は混み合いますが、きっと普段は静か、自然に包まれてノンビリとした一時を過ごすことができそうです。
http://www.tochinavi.net/spot/home/index.shtml?id=2033


             茶房 城山 4.jpg
那珂川は栃木県那須町の那須岳を源流とし、茨城県を通過して太平洋に注ぐ一級河川。
そして那珂川は、関東随一の清流としても知られている。
関東で鮎が遡上する川としてこの時期、多くの釣人で賑わいを見せます。

茶房 城山 5.jpg
清流を渡る風を感じつつ…

茶房 城山 6.jpg
那珂川を遡上する天然鮎は年間1,000万匹と言われ、那珂川水系全体での漁獲量は年間数10トンにもおよんで、その漁獲量は四国の四万十川を凌ぎ日本一だそうです。

お昼を食べて、さぁ次はどこへ行きましょう。…という事で、続きはまた。
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おまちどうさま。アジサイが見頃です。 [ドライブ・栃木県北]

先の日曜日、また何時ものようにドライブしてお昼ご飯、そしてお野菜の買い出しでした。
こんな川の流れをずっと眺めながら…県内を北上します。
            くろばね紫陽花まつり8.jpg

今月の初め、鮎漁が解禁されました。県の中央を流れる清流・那珂川は,鮎釣りのシーズンを迎える事で、釣り人、また川にかかる簗も多くの人でにぎわうのです。

今春は雨が多くて、気温も低めだった事により、開花が遅れていた県内のアジサイ。
それがようやく県北の方でも見ごろになったと言う。
くろばね紫陽花まつり6.jpg

県内の黒羽町(現・大田原市)では、毎年6月下旬から7月上旬に6000株もの紫陽花が咲いて「紫陽花まつり」が開催されます。

くろばね紫陽花まつり1.jpg

黒羽藩主大関家の菩提寺、大雄寺(だいおうじ)への通り道です。

くろばね紫陽花まつり2.jpg


くろばね紫陽花まつり3.jpg

「奥の細道」で有名な、松尾芭蕉。
その芭蕉が14日間も滞在したと言う黒羽は、「芭蕉の里」 として有名。今も多くの句碑が街のあちこちに残されています。
くろばね紫陽花まつり4.jpg

黒羽は大関氏を藩主とする黒羽藩の城下町として、歴史を刻む街でもありますね。
詳しくはhttp://kurobane.info/

くろばね紫陽花まつり5.jpg
この一角だけでもアジサイの花が一面に咲き誇って、花を愛でる人々を迎えています。

本当はもっと沢山の花を眺め、もっといっぱい写真も撮りたかったものの・・・まつり期間中だけに人も、車も、多かった。
その上歩くのは山の斜面、石段も多くて、私的には結構大変[あせあせ(飛び散る汗)]
また元々歩くのが嫌いな夫、「このくらいでもういいだろう」ですって。確かに、無理はいけません。

だからアジサイはこれだけなんです[バッド(下向き矢印)]
黒羽城跡公園、メイン会場へも行きませんでした。

白やピンク、青、紫と色とりどりの花は、本当は雨の似合う花なのでしょうけれど・・・
それでも青空の下で楽しむのも格別なもの。

日曜日は、梅雨の間のつかの間の晴れ。貴重な一日でした。
くろばね紫陽花まつり7.jpg

紫陽花まつり会場付近では・・・
アジサイ以外にも、新緑の木々がこんなに綺麗[ぴかぴか(新しい)]
アジサイの花は終わりですけれど・・・今回もまだ続きます。
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お昼は、日光でお蕎麦 [ドライブ・栃木県北]

日曜日にする・・・お約束、それは道の駅へ新鮮野菜の買い出しに行く事です。
偶々思いついて行った、その名も「ろまんちっく村」では、一週間分のお野菜を購入しました。
採れたてが美味しいスナップエンドウにキュウリ、ズッキーニ、ラデッシュ、インゲンやトマトにおナス。それからこの時期の筍・ハチクも。
ハチク(淡竹)は中国原産の竹の一種で、モウソウチク、マダケに次いで各地でよく植栽されている竹だそうです。ハチクの育ったものは、茶せんの材料にもなるらしい。
園内ではこの時ちょうど「サツキ祭り」が開催中。シーズン真っ最中ですものね。
サツキを中心としたオークションが開かれていて、これがかなり面白かったですけれど。。。
・・・道の駅はこれくらいにしてお昼にしましょう。

観世音そば下の家1.jpg
たった一週間、でも緑がまた一段と濃くなっていると感じられました。

この後は、日光の「観世音そば下の家」さんでお蕎麦を食べます。
子授け観音で有名な「岩崎観世音」正面にあるから、店名が「下の家」なのでしょう。
観世音そば下の家2.jpg

プレハブ造りの飾らないお店ながら、美味しいお蕎麦が食べられるお店として以前より蕎麦好きな夫に聞かされていたのです。
もりそば(600円)を注文すると、2段重ねの特盛りが登場!
観世音そば下の家4.jpg

そば粉は全てが自家栽培、自家製粉の二八手打ちそばです。
右側のは、氷温完熟そば。どちらも細麺ですけど、二八より少しだけ白っぽい感じがしました。
弾力のある麺は歯ごたえもあり、冷たくしめてあって本当に美味しい[グッド(上向き矢印)]
ちなみに「大盛り」は3段重ねで提供されます。
一緒に頼んだマイタケ&野菜の天ぷらもリーズナブルな割りに、揚げたては当然ながら・・・上品な食感で美味しかったです。
最後に飲んだ濃いめの蕎麦湯まで、どれも美味しく頂けました。
そうする内に次々と来店客があり、天ぷらのメニューが書かれたところには「売り切れ」の札が。天ぷらもその日の状況でメニューが変わる模様、そんなところも良心的ですね。

私達のお気に入りである県内・粟野にある「百川本そば」のパンフレットが置いてあったのは、ご主人がそこで修行されたからとの事。
そうであったら提供されたお蕎麦の感じも、セットメニューに中華ちまきがあったのも納得です。
http://www8.plala.or.jp/kanzeonsoba/
お店のサイトによりますと・・・7月上旬には「夏そば」を、11月上旬には「秋そば」を提供しています。7月はお好みで「夏そば」と「秋そば」を食べ比べ出来ますですって。
そして夏蕎麦、収穫しました。・・・となっておりましたが。。。

観世音そば下の家3.jpg
帰路には蕎麦畑を、周辺の幾か所かで見かけました。
この辺りはよく通っているのに、この時期の蕎麦畑を意識したのは初めてかもしれません。
白い蕎麦の花が咲くのは、秋の始まりの頃と思い込んでしまっていたからなのでしょう。

天ぷらがあまりに美味しかったので、昨夜は自分で天ぷらを揚げてしまいました。
ハチクは勿論下茹でしてから、筍の煮物を作りましたのさ!

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日光「和ランチのお店 近藤」 [ドライブ・栃木県北]

「日光東照宮」近くと言うより「田茂沢御用邸」の正門近く、ひっそりと佇むのが食事処「近藤」さん。
普通のお宅で、ランチのみの食事処を営んでいます。

             近藤1.jpg
数年前からずっと気になっていたのですけれど・・・人気店の為、中々来店の機会が持てずにいました。
とても評判が良い上、その後旅番組でも取り上げられたので、更にまた遠いお店となってしまい。。。
それが日曜日に日光へ行こうと決めてから、ダメ元で聞いてみましたら…OKとの事。
そんな前から予約してまでは嫌だけど、今回はラッキー[揺れるハート]

お席が少ししかないから、近藤さんのランチは11時半と13時半の交代制です。
近藤2.jpg
ご覧のように、住宅街にある普通の民家。

しかしこの上品な暖簾をくぐって中に入ると、お店をはじめるくらいだから普通ではなくて豪邸だってわかります。
書院造り風?の出窓の下は板に描かれた立派な襖絵。ここには牡丹の花が描かれていました。

近藤4.jpg
私達の座った椅子&テーブルの反対側が座卓席。この板戸は、梅ににわとりさん。

近藤3.jpg
広い掃き出しからは、広いお庭を眺められます。
これからの季節は、きっと素敵ね[グッド(上向き矢印)]ちょうど降り出した雨の、しっとりとした風情を楽しみました。

ランチは月替わりのメニューのみ「4月のランチ」、1000円なり。

近藤5.jpg

上から前菜風の盛り合わせ、茹でエビの下は厚焼き卵・とり肉のつくね・鰆の味噌焼き。春キャベツのからし和え。
サーモンと新玉ねぎ。日光ゆばのサクラ煮。ごま豆腐。筑前煮。

お椀に入っているのはそら豆のスープ。
抹茶塩で食べる野菜の天ぷらに、手打ちそば。
そこに御飯&漬け物が付きます。

近藤6.jpg
コーヒー、デザート付きにすると+200円。

どれも上品、優しい味でした。
旬の素材を使った、手のかけられたメニュー。中で季節に合わせたゆばのサクラ煮が一番美味しかったかな。
お蕎麦はお腹がいっぱいで食べていないからわかりません。

観光客だけでなくリピーターさんの多いこのお店。そこで入店の時も皆さん「こんにちは」なのです。
私達のお隣にいらした方はお隣群馬の桐生から何度もリピをされている常連さん。
同年輩の奥さんとおじいちゃま、おばあちゃま、娘さんとの4人ファミリーでした。
おばあちゃまが素敵なお着物姿だったので、入店の時私が近藤さん家の方と間違えて「(予約の)○○です」と言ってしまったのでした。
失礼しました。
それがきっかけとなってそれからお喋りをしたのですけれど・・・・帰り際に「奥さん、これおひとつ」って下さったもの。それが右側の手作りのティッシュケースです。
ささやかながら、これもひとつの「一期一会」[ぴかぴか(新しい)]
桐生市にお住いのWさん、お気持ちありがたく頂きました。

そんなサプライズまであった、この日のランチは美味しくて満足!!
アットホームな中にも丁寧で、感じの良い接客。
一品一品手をかけて作ってあって、綺麗に盛り付けをされたお料理は味も良かったのだけれど・・・なんかどれも家で自分が作れそうな感じがしてしました。
とても優しいお料理だけど、特に印象に残る程ではなかったような・・・期待が大きすぎたのもそんな風に思った、一因となっているのでしょう。
でもこれ全部を家で作るのって、大変だと思います。
何といっても和食が一番贅沢なものなので、このお値段なら良心的なの方かも。また、食べに行こうかしら[グッド(上向き矢印)]
http://www1.ocn.ne.jp/~walunch/


小杉放菴記念日光美術館1.jpg
日曜日に途中の車窓から一番目に入ってきたのは、黄色い菜の花畑。

日光では、昨年の震災の影響がまだ続いている模様。
以前と比べたら、外国人も含めて観光客の姿は減っているように見受けられました。
しかし…ここでもスカイツリーに便乗した経済効果を期待するポスターの掲示をあちこちで見かけました。
この地に多くの観光客が戻ってきてくれるのを、私も願っています。
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日光で、小杉放菴記念日光美術館 [ドライブ・栃木県北]

下書きして残しておいたものですから・・・昨日と、今日。アップする順番を間違えてしまいました。
だから時間的な経緯としては、今回が先になります。

            小杉放菴記念日光美術館3.jpg
日光へ行く途中にある。とあるゴルフ場入り口の、桜並木です。

小杉放菴記念日光美術館2.jpg
あいにくのお天気で、写真はこんなですが・・・それでも、ここの桜は散らずに残っていました。
まだこうして、待っていてくれたのね。。

小杉放菴記念日光美術館4.jpg
曇り空の下だからか、同じソメイヨシノでも、やはり花弁が白い感じがする。

それでも、桜のトンネルは見事でした、華やかで迫力があって素敵[グッド(上向き矢印)]

この場所で桜を見るのは私一人。一人占めの桜なのです。
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
桜の咲く季節も、もう終わりですね・・・。


小杉放菴記念日光美術館5.jpg
今はまだ無料期間である高速道路を通って、何時もの杉並木。
日光例幣使街道を過ぎて向かうのは、小杉放菴記念日光美術館でした。右は見えづらいけれど、大谷川にかかる神橋の赤い橋です。

小杉放菴記念日光美術館6.jpg

平成9年に開館した市立美術館で、収蔵する日光市出身の画家・小杉放菴(1881~1964)の作品を中心に展示がされている美術館です。
これまでも通りがかる度何時も気にはなっていたものの、実際に入館するのは今回が初めて。

東照宮・輪王寺・二荒山神社の二社一寺を中心とした、文化財の集積地である日光市山内。
世界遺産に隣接する山内において大谷川と稲荷川が合流する。その場所の神橋の赤い欄干を望む高台に小杉放菴記念日光美術館はあるのでした。

彼の事それに作品についても、知りませんでしたが・・・
日光市の名誉市民である画家・小杉放菴の作品と画業の紹介。
美術に親しむきっかけとなる絵の楽しみ方を紹介する鑑賞講座、エントランスホールでのコンサート等の各種イベントも開催されている模様です。
小杉放菴は、東大・安田講堂の壁画なども描いた著名な方です。
優しい色使いをした風景の数々。
描かれた女性たちの優美な曲線が印象的で、目にすると心和む絵が数多く展示されていました。
寒い日でしたので、入館者も少なくてゆっくりできました。
とても静かで、きれいな美術館です。1階のカフェでお茶をするのも良いかもしれません。
http://www.khmoan.jp/

花も!団子も!と欲張りな私の日光ドライブは、まだ続くのでした・・・・いい加減シツコイ?

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暇だったから、ホテルを探検! [ドライブ・栃木県北]

ランチまで時間があるので「羊羹でも買おうか?」と思ったけど、食べるものをこれ以上家に置くのはマズイ[バッド(下向き矢印)]門前町だから、日光は羊羹屋さんだらけの街なのです。
そこで近辺をブラブラして、時間を潰すことにしました。
箱根の「富士屋ホテル」軽井沢の「万平ホテル」と並ぶ、日本のクラッシクホテルの代表である「日光金谷ホテル」、その中で冷え切った身体を温める事にしましょう。シッカリものの私達[わーい(嬉しい顔)]

日光金谷ホテル1.jpg
創業明治6年の日本最古のクラシックリゾートホテル、建物は登録有形文化財です。

メインストリートの「日光物産商会」さんの脇、急な坂を昇った突き当たりにあります
これまで友人たちと何度かランチしたこのホテル、今回は休憩に使わせてね[揺れるハート]
感じの良いベルのお姉さんとお喋りしながら、回転ドアをくぐるとそこはフロント。入り口がこんなドアなのも老舗ホテルらしくて良いです。
館内は思った以上多くのお客さんで賑わっていました。

日光金谷ホテル3.jpg

フロントは2階までに吹き抜けです。
豪華なフロント玄関から続く木製の階段に赤いじゅうたん、レトロな灯り。歴史を感じるテーブルやソファなど、全体的に落ち着いた雰囲気が漂ってきます。

日光金谷ホテル4.jpg
その所々に飾られているのが、東照宮と同じ木彫り細工。この木彫りは日光だけに日光彫りと呼ばれています。
ホテル内のしつらえはレトロそのもの! 
派手さはないけれど、細かいところにもこだわりが感じられるのです。
全体の雰囲気と細部の配置も美しいこのホテルは、テレビドラマや映画のロケ地に使われることも多い。

二階にあるメインダイニングで頂く「日光虹鱒のソテー金谷風」は有名です。このメニューは美味しいですよ。

日光金谷ホテル2.jpg

本館と新館は明治期。
中庭から見る別館の木造の建物は昭和初期に建てられたと言う。和風の木造建築の方が宿泊代金は高いのだそうです。
晴れていたら、この横に・・・雪をかぶった男体山の姿が見えるのですけれど・・・・。

昔の遊具やゲーム類、100年前のバカラのグラス、かつての資料の展示もあります。
イギリスの女性探検家イザベラ・バードが、明治16年に東京から日光に来てしばらく滞在したとのパネルの展示もありました。
他にもフランク・ロイド・ライト、アインシュタイン博士、ヘレン・ケラーなども滞在していたのです。
明治の薫り漂う館内では、こうした時間旅行が楽しめるのも魅力。
http://www.kanayahotel.co.jp/nkh/

ホテル内では創業当時の様子や昭和初期の写真など、近代の日光の歴史が記された「蔵出し写真展」の企画展示がありました。
最も奥の、普段ならほとんど足を運ばないであろうところ。ホテル本館の3階から連絡する屋外、山際のところに温水プールとスケートリンクがあります。

日光金谷ホテル5.jpg
「観覧亭 竜宮」までは、長い木造の廊下に階段。
1921年に建てられたこの建物は、冬にスケート場となる広い池に浮かぶような建物だったことから「竜宮」と呼ばれていました。
建物右手に池があります。屋外のスケートリンクは天然氷!しかしここ数年、温かくて結氷しないとか。

展示されているパネル写真からは、日光を観光で訪れた当時の欧米人たちの余裕と暮らしの豊かさ。対して迎える側である日本の貧しさが見てとれました。


              日光金谷ホテル6.jpg
ホテルの車寄せ、ロータリーの池では先のヤシオツツジの花。そして水芭蕉の花が咲き始めています。

毎年冬の時期のみ、コーヒーラウンジで開催される「金谷ホテル定番 ケーキとソフトドリンクが食べ放題!のケーキフェアー」。
そのケーキ食べ放題に挑戦をした時の日記はこちらで。http://plaza.rakuten.co.jp/hana7899/diary/200902270000/

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しまいの秋、紅葉を求めて…塩原温泉湯っ歩の里 [ドライブ・栃木県北]

塩原へ行ったら、温泉という訳で・・・一応は温泉セットを用意していた私。
予定していた旅館へ日帰り入浴をしたい旨、電話してみますと「今日は予約のお客さんがいないのでお休みにしてしまったのです。お風呂のお湯もぬいてお掃除をしてしまいました」ですって。
これ、ホントかしら!?
そこは日帰り入浴でも料金そのままで露天風呂を貸切風呂にしてくれる、私にとって貴重なところなのに[バッド(下向き矢印)]

こうなったら・・・えーい、足湯で我慢しましょう!!
と向かったのは、「塩原温泉湯っ歩の里」。温泉街の中心に位置する、木材を多用した大きな足湯施設です。

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3年前のオープン時に来たことはあったものの・・・久しぶりの利用でした。
全長60mもある日本最大級の足湯の内部は6つのゾーンに分かれており、敷き詰められた底石により足つぼの刺激効果も期待が出来るとの事。

ゆっぽの里4.jpg
ここでは@200円の入館料がかかりますが、先にお蕎麦屋さん「遊蕎」で会計の時に半額券を買っておいたのさ!

          ゆっぽの里5.jpg
休日とあってこの日は「足湯寄せ」の開催日であり、中心にある15分ごとに噴出する間欠泉は吹き上がっていません。
「足湯寄せ」は語り部のおば様方のお話、あまり売れていない(失礼!)芸人さん達のライブ等、足湯をしながら楽しめるのです。
と言っても最初は退屈しない程度で、盛り上がっているとは言えないサム~~イムード[がく~(落胆した顔)]

それでも足湯で温まるのと比例するように……館内が和やかなムードで盛り上がってきたのでした[グッド(上向き矢印)]
最後には、予想もしていなかった抽選会の開催まであり。。。こういうのは、燃えます!

ゆっぽの里3.jpg
経木製の「葉書、栞、コースターセット」が当たりました。
欲張る訳ではないけど、食堂「釜彦」さんの看板メニュー「元祖スープ入焼きそば」を当てたかった[あせあせ(飛び散る汗)]
一見、ふつうのラーメンだけど、特製ソースで炒めた麺をラーメンのスープの中に入れた斬新なアイデアの一品なのです。
この日、お店の方に行列が出来ているのにビックリ驚いたばかりなのでした。
アンケートに答えて、タオルまで頂いたのですから…こんな事言ってはいけませんね。
http://ashiyu.jp/
期待もなく行った「湯っ歩の里」で、思いがけず楽しい時間を過ごして…外に出てみたらもうすっかり夕暮れの気配。
山間の地では、日暮れの時間も早いもの。
もう一か所くらいと思っていたものの、家路を急ぐことにしましょう。

今年最後の「紅葉」そのものはパッとしないものでしたけど、楽しい休日が過ごせました。立派な大根も買えましたしね。
           1ゆっぽの里.jpg

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しまいの秋、紅葉を求めて…温泉街で、お蕎麦 [ドライブ・栃木県北]

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湯治場として開湯1200年以上の歴史ある、出湯の里である塩原温泉郷。
明治以後も文人墨客がこの地を訪れ、畑下温泉では尾崎紅葉が「金色夜叉」の執筆をしたなど…ここ塩原は、文学作品にも登場しました。
温泉地の中心を流れる箒川。温泉郷はこの川が造る谷に沿う形で点在しています。

トップはレストラン、売店を併設した…塩原温泉の自然・文化・歴史を紹介する「塩原もの語り館」前の景色。
チラッと見える小さな小屋は、共同浴場の「もみじの湯」です。
@100円で利用できる露天風呂。この時も数人の方が入浴中だった様子を、遠くから眺めてしまった。

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もう少し早かったなら、温泉街の至る所が紅葉していて…流れる箒川と紅葉のコントラストは更に見事だったでしょう。

       箒川2.jpg
渓流に架けられた「紅のつり橋」。この付近は、カメラマンに最も人気の高い紅葉スポット。

箒川4.jpg

次は、お昼です。
塩原に来たらお昼ご飯は「もの語り館」二階のレストランか、お蕎麦屋さんの「そば処 遊蕎」。
またはそのすぐお隣にある「手打そば三條屋」さんと決まっているのですが・・・
大丈夫、まだやっている!
店の真向かいの広々とした塩原温泉駐車場に車を停めて、遊蕎へ行きましょう。
箒川5.jpg


どちらのお蕎麦屋さんも美味しいのだけれど、私はこのお店の「ゆばとろ蕎麦」が好き!
お店が開いてさえいたら、食べに入ってしまいます。
何しろ開店時間が短くて11:00~15:00(売り切れ次第終了)と、中々にハードルの高いお店ゆえです。

箒川6.jpg
ゆばとろはとろとろの湯波がお茶碗に入っていて、せいろにお蕎麦は盛られています。麺はやや細め、のど越しのよいお蕎麦です。
湯波のお椀にそばつゆを入れて…トロっとした湯波の食感を楽しみながら、湯波とつゆと蕎麦を絡めていただきます。
県内産の生湯波を使用しているとか、甘みと風味がそば汁に移ってとてもやさしい味わいがします。
でも久しぶりに食べたせいか、湯波の量が以前より少なくなってしまっていたような・・・前ほどのトロトロ感もなくなってしまったように思えた。それって期待が大き過ぎたせい!?

オーダーする前必ず一度は、たまにはレモンの皮を蕎麦に練り込んだ変わり蕎麦の「レモン蕎麦」にしようと思いながら・・・でも結局湯波好きだから、ゆばとろを頼んでしまうのだった。

夫は揚げ餅蕎麦を頼むことが多いから、「今日も揚げ餅でしょ!!」ってからかったら「じゃぁ、玉子とじにする」って。
こちらの温かいお蕎麦には、別添えで揚げ玉。それにトレーに冷たいお水がのってやってきました。
玉子とじも一口食べさせてもらったけど、温かい方も良い味です。どっちも美味しかった!

JAZZの流れるこじんまりとした店内、奥の掘りごたつ式のお座敷の方に座れば渓流が眺められる。
外観も店内もオシャレな造りが目を引く、明るくて落ち着いたお店なのでした。
http://r.tabelog.com/tochigi/A0905/A090501/9002015/
温泉に浸かった後であったら、もっと美味しかっただろうなぁ!!
でもこの後、行ったところがあります。

ゆばの産地としては京都が有名なものの、日光でも生産されていて…日光では湯波、京都では湯葉と書きます。
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しまいの秋、紅葉を求めて…日塩もみじライン [ドライブ・栃木県北]

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紅葉を楽しみながらのドライブ・・・となるところだけど、時期とピッタリあって出掛けるのは中々難しい。
それにしても、ここまで外したのも初めてかもしれない。

この付近はまだ見頃と思えた…紅葉の鬼怒川温泉街を過ぎて行きます。
周囲の山々の色づいた山肌、肉眼ではもう少々鮮やかに見えたものを[バッド(下向き矢印)]
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紅葉と言えば、紅葉=もみじです。
日塩もみじラインとは鬼怒川・川治温泉と塩原温泉郷を結ぶ28.5kmの道路の名称で、こここそが正に、紅葉の回廊。
沿道には紅葉が多く最盛期には辺り一面が真っ赤に染まる、高原ハイウェイを楽しむスポットなのでした。
例年であれば、左右から迫ってくる紅葉の木々の迫力に思わず「うわぁ~!」
這い上がる深紅の紅葉に、全身が包まれる贅沢な一時が味わえたはず・・・
紅葉3.jpg

11月も下旬に入り、ピーク時はもうとっくに過ぎていた。
それでも場所によっては、見頃の所も残っている事だろうと探してみます。
幾度となく車を止めて、山の景色に見入るのでした。

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秋の深まりと共に、落葉樹はとりどりに紅葉し、黄葉する。

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紅葉ばかりではなく、黄葉の親しさもまた良いものと思えます。

紅葉4.jpg

残り少ない紅葉を探しつつ、更に上へと進めて行きましょう。
頂上付近ではすっかり落葉が進み、裸となった寂しい木々の姿だけが残り、今にも泣き出しそうな曇天の空。
間近に冬が到来してきて・・・近づく次の季節の気配に覆われ始めていたのであった。

鶏頂山のハンターマウンテンスキー場を過ぎて、私達がお気に入りである高原大根を並べる店が新湯温泉の手前にあります。
何時もの年とは違ったお客さんの少なさから…お店の方に伺ってみましたら…「何時もでしたらこの店は、先週末でとっくに閉めてしまうのですけど、今年はまだ大根が残っているから開けているんです」との事。

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そう、もうシーズンはとっくに終わってしまっているのですものね[バッド(下向き矢印)]

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この日は、ホントにホントの…しまいの秋。

今年は特に何時になく短い。本当に短かった、あっという間の一年なのでした。

でもこれでお終いじゃないわよ。これからお昼を食べて、もう少しだけ遊んできました。


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紅葉の日光路…みよりそば街道「もくりん」さんへ [ドライブ・栃木県北]

1986年に新藤原~会津高原が開業して、東武鉄道と直通運転となった野岩鉄道・会津鬼怒川線。
開通直後には小学生であった息子と共に乗車した、想い出のある路線です。
栃木県と福島県の県境にある、急峻な山間部を通る野岩鉄道。
そんな列車の走るガタゴトとした音が聞こえてくる、並行する国道121号は別名「三依そば街道」とも呼ばれています。

で、もうおわかりですね。
湯西川の帰りに私達がまたまた立ち寄りしたところは、何時ものお店「お休み処 もくりん」さんなのでした。
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入店してすぐに、私達のところに来た女将さん。
開口一番「この間、ハダさんのブログを見てきたって、人がいるんですけど・・・」
え!ハダさん?ハタさん、ハナさん、hanaさん!?
「はい、それでいいんです。」「お会いした事はないのですけれど、我々と同じ年くらいのご夫婦だったでしょう?」
「遠いところの…そう、○岡ナンバーの車でした」
その方達は、何時もコメントを下さっているまゆまき工房さんカップルの事なのでした。
私の記事を読んでから、食べに行ってくださっているのです。

オーダーは、「何時もと同じで、もりをお願いします!」
店の打ち立てのお蕎麦はとても美味しい、誰にでもお勧めできるものです。
ここは上にのせる海苔なんかいらない。サクッともりで頂きたい!!

久しぶりに、岩魚のから揚げも頼んでみました。
もくりん2.jpg
お蕎麦の美味しさは相変わらず・・・そして揚げたてアツアツの岩魚も、身がふっくらとしていてとても美味しい~~

天ぷらはまたもサービスで出して頂いてしまいました。

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それも、珍しい天然マイタケ。
天然だけに一般的に市販されるマイタケとは全然違います。香りがスゴーイの!
その奥は、天然のクリタケ。クリタケもキノコの香りが強くて、シャキシャキの食感が美味しかった。
隣りの平べったいキノコは、ムキタケって言っていたかしら!?
「ムキタケは柔らかいから、本当はお鍋で食べた方が美味しいんですよ」
いいえ、そんなことないです。
珍しくて貴重な、天然もののキノコ類。どのキノコも、香りも味も普通のものとは全く違ってますもの。

ほっそりとした上品なお蕎麦は勿論、この日も変わらぬ美味しさです。
女将さんのお喋りもね。
蕎麦屋さんを新たに開いた時の苦労、お商売をしていく上での接客の難しさ。自宅があるのは、○治温泉街の中なので…そちらのお話とか・・・
これまでと同じで、出された料理、接客ともに大歓迎!大サービスなお店なのでした!

日光三依 「みよりそば街道」のHPはこちらhttp://mushisoba.com/sobakaidou/

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もくりんさんの周囲の、紅葉した木々。すでに盛りを過ぎて多くが落葉してしまっている様子。
それでも下に落ちた葉から、しっとりとした風情が感じられました。

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早くも終わりを迎えてしまっていた紅葉シーンは、来りくる冬を思わせる寂しげなムード。間もなく冬なのですね。

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紅葉の日光路、湯西川の紅葉 [ドライブ・栃木県北]

どこまでも続く原生林。
近くの紅葉は勿論のことながら、青く澄んだ遠い山々の稜線の、なんとも綺麗な事!
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ここ湯西川では土地のほとんどが森林におおわれているため、山と渓谷とが美しく調和する様が身近に見てとれるのでした。
そして、温泉。

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会津屋さんへ向かう湯前橋の脇にあるのは、共同浴場の小さな建物です。

この時は人の気配がなかったことから…そっと中を見せて頂きました。
小屋の中は、半分が脱衣場。残り半分にあるのが、この風情溢れる素敵な石造りの浴室&湯船なのでした。
すぐ側にある源泉から引いてあるためか、アルカリ単純泉の割りには強い匂いが感じられます。
ああ、いい香り~~。
そしてこのいかにもトロリとしたお湯の濃さは、素晴らしいでしょう!!
無人のため、自己責任でお金をを入れれば良いみたいです。
今思えば、誰もいなかったのですもの入ってしまえば良かった!混浴となってはいたものの、この狭さではきっと時間をずらして利用をしているのでしょうね。


今から800年前、壇ノ浦の戦いに敗れ生き残った平家一族の落人たち。
源氏の追ってから逃れて、日本各地へ。そして、ここ湯西川までたどり着いたとの言い伝え。。。

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落人の里で知られる湯西川温泉には、源平時代のロマンを彷彿させる行事、観光名所があるのです。

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「平家の里」前の紅葉を、撮ってみました。

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平家復興を願って毎年6月に繰り広げられる、歴史ドラマの「平家大祭」。
以前、その当日であることを全く知らずにいて、ここ「平家の里」のさらに先にあるお宿「平の高房」さんでのんびり日帰り入浴などしていた私達。
帰り道になってからようやく、お祭りの当日であったことを知ったのです。

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そんな遅れた行動って、まるでこの時に見た日曜日の紅葉のよう。。。

それでも、この辺りが一番綺麗だったように思いました。

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この日も、車で走っていて・・・・ずっと以前に山菜を買いに来たのは、この辺りだったかしらとか。
熊・鹿・猪など野趣あふれる山の味の並ぶお肉屋さんに驚いたりとか・・・何度来ても、見ても、飽きる事のない場所です。

ここ最近の交通の便の良くなりすぎてしまったが為、関東近郊からでしたら日帰りも出来てしまう。
住んでいる住人にとっては嬉しい事も、観光の面から考えたら・・・・難しい問題ですものね。
それでも興味は尽きることのない、四季折々に訪ねたくなる湯西川なのでした。
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紅葉の日光路、湯西川温泉へ [ドライブ・栃木県北]

東京から約3時間、我が家からでしたら2時間余り・・・
源氏の追討を逃れた平家の落人が移り住んだと言われる湯西川温泉。先週末の日曜日に、出かけて行ったところです。
           湯西川温泉へ.jpg

すでに紅葉の盛りは過ぎてしまったとわかっていながらも、気になって行ってしまいましたの。

日光の鬼怒川温泉、川治温泉を過ぎて、会津西街道を途中から野岩鉄道に沿って数えきれないほどの山とトンネルを抜けて行きます。
「湯西川温泉駅」に併設された「道の駅 湯西川」には、この日も水陸両用バスのダック君が!
「おお!ダックちゃん!乗りたいけど、今日も乗れないなぁ。また何時の日かね~~」

湯西川温泉へ2.jpg

まず向かったのは、もうすっかりお馴染みである「水の郷」です。

             湯西川温泉へ3.jpg
曇天のせいもあり、山の紅葉は綺麗に撮れませんでした。出来れば、もっと綺麗な時に見に来たかった!
10日くらい、遅かったようです。

それでも建物前にはテントが建てられていたり、高原大根をはじめとする野菜がたくさん並べられていたり・・・・とこれまでにない程、活気にあふれている様子。
紅葉シーズンだけに多くの観光客の姿がありました。

目的のお方、ソネブロを通してお友達になったはなちゃんは?
おお、居ます居ます。彼女はお仕事中、ナウ。
ガラス越しに外から覗くアヤシイ人、それはミタさんならぬ私[ふらふら]

急いで出てきた彼女とは少しだけお話が出来たものの、この日は何時ものハツラツとした颯爽はなちゃんではなかったような[バッド(下向き矢印)]
何かと忙しい毎日。その上、お仕事以外にも色々ご事情があるのですから仕方のない事です。

湯西川温泉へ4.jpg
無事にご対面を済ませた後は、お肌にも優しい湯西川の湯。
紅葉した山々を眺めながら、のんびりと足湯を楽しみました。

さて次に向かうのは温泉街の先、湯西川の川沿いに建ち並んでいる平家集落です。
湯西川温泉へ6.jpg

湯前橋を渡って、美味しい手作り豆腐が食べられるムード満点!のお豆腐屋さん「会津屋」さんへと参りましょう。
歴史を感じる家並みは、何度目にしても素敵だわ~!

川べりの遊歩道をそぞろ歩く観光客の数の多さから、「お客様がいっぱいいて、店内でお豆腐が食べられなかったらどうしましょう」って、少し心配になりました。

湯西川温泉へ5.jpg
ところがお店へ向かう私たちを目ざとく見つけてくれた、aatyanさん=(会津屋さんの奥さんですよ)が「いらっしゃい!!」って。
幸いにお席も、空いていました。
おこたです。お座敷にはもう、おこたの用意が出来ています[グッド(上向き矢印)]
若いカップルが入ってしまわないように撮ったものですから、写真の写りはあまり良くないですけれど・・・

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「湯豆腐を下さい。悪いのですけど、今日も一人前で。良い客じゃなくてすいませ~~ん。」
店内で食べるセットには、野菜の浅漬け&おからの煮物が付いてきます。
他にもキュウリのお漬物を出して頂いたりして、湯豆腐をはじめどれも皆美味しくただきました。
その上またも、お土産まで頂いてきてしまいましたのよ。

今回も、どちらのお友達からも気持ち良く歓迎されたのは勿論の事。楽しい時間を過ごすことが出来たのです。
やはり、行って来て良かった!
湯西川はこのように、温かな人情たっぷりなところなのですから。。。
これまで遠い山間の地と思っていた湯西川が、今年に入ってからすっかり身近なものとなっているのでした。

紅葉には出遅れ、そして天候にも恵まれなかった等ありながら・・・湯西川の秋の風景を、しっかりとカメラに収めてきました。
それについてはまた明日~~。

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紅葉の日光路…今回も、トモゾーベーグルから [ドライブ・栃木県北]

紅葉を楽しむにはいまいちの天候だった日曜日。それでも私、我慢が出来ずに出かけて行ってしまいました。
そして今回も最初に伺った場所は、日光杉並木の中にあるお店「Tomozo Bagel・トモゾーベーグル」さんなのでした。
ここは昨年5月にオープンしてすぐ訪れてから、度々立ち寄っていたお店。
最初の訪問時の、日記はこちらhttp://hana2009-5.blog.so-net.ne.jp/2010-06-07
佐野アウトレット内にも「ベーグル・ベーグル」が出店しているので、両方を知っている実家の母。
「ベーグル・ベーグル」のものよりもずっと美味しいからって、ここのは母もお気に入りです。
それでも中々来店するチャンスがなくて、今年になってから行くのは二度目。

            トモゾーベーグル1.jpg
杉並木をバックにしたロケーション&店の佇まいは、パンの美味しさと共に魅力。それにしても・・・これ程何もないところに、よくお店をオープンさせたものと思ってしまいます。

トモゾーベーグル2.jpg
旧杉並木街道沿いの農家の古い納屋を、改装した渋い建物がお店です。

気になる店名「TOMOZO bagel」のネーミング。
トモゾーは店主であるお姉さんの名前・トモコさんと、お店のペンキを塗ってくれた父・ケイゾーさんとのコラボだそうです。
そんな泣けるエピソードの元となったケイゾーさんは、頭にタオルを巻いて開店準備のお手伝い中でした。
10時半に到着してしまったので、さすがに一番乗り!!
その後、外に出てきたケイゾーさんによると、店主は三番目の娘さんだと言います。
ちなみに、揃って(お二人しか会った事ないけど)皆さん美人[ぴかぴか(新しい)]
美人店主が焼くベーグルは美味しい…との評判からあっという間に人気となって、分かりずらい場所にも関わらず今ではすっかり人気店となってしまったのでした。
その日も、次々と訪れるお客様。
私の後に並んだ奥さんと一緒に店内をのぞいて「どれを買いましょうか」と、暇だったのでそれぞれで買うものを検討していました。

トモゾーベーグル3.jpg
お店のシンボルである店名のロゴの看板。

このデザインは、ショップカード、ベーグルの入れられている袋にも描かれています。
ケイゾーさんが一生懸命に塗った白い壁。店内の内装は時々少しだけ変わる模様。この時は、最初の頃に戻っていました。

トモゾーベーグル4.jpg
店内にはすでに、綺麗にラッピングされたべーグル君たちが並んでいます。
ショーケース内のあんバターや、人参ツナサンド等のベーグルサンドも美味しいけれど、今日は我慢しましょう。

自分が食べるのは勿論なのだけれど・・・ベーグルを買って、これから行くところへ持っていってあげたいのだから[ハートたち(複数ハート)]
「いっぱい買って冷凍しておいて、後で食べるのも良いですよね」とか、「自宅分以外にも買うと、結構なお値段になってしまうのよね」とか・・・
偶然にも普段食べるパンは、自宅で焼くHBを利用している事からも「家で食べる分は、半額になった昨日の残りベーグルにしましょう!」って。意外なところで意気投合をしてしまった私達。

自宅用に購入したのは、豆乳ベーグル。蒸しカボチャを丸ごと練りこんである、カボチャとひまわりの種ベーグル。ラム酒がきいたレーズンとクリームチーズのラムレーズンベーグルでした。

            トモゾーベーグル5.jpg
アルミホイルで包んで焼きなおして、食べます。
そうすると・・・外はカリッ、中はモッチリの食感、優しい味わいが美味しい[グッド(上向き矢印)]麦の香りに、上品な豆乳の甘さや、かぼちゃの甘さも美味しいの[るんるん]
自宅で栽培した野菜や地場産の素材を使ってひとつひとつが丁寧に作られている、安全・安心なベーグルだからなのですね。
http://tomozobagel.web.fc2.com/
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バリアフリー鉄道農園 風だよりへ [ドライブ・栃木県北]

高原山の中腹にあるのは、日本名水100選に選ばれている「尚仁沢湧水(しょうじんざわゆうすい)」。
先週末のお昼に行ったところ。それは、水汲み場である「尚仁沢はーとらんど」、東荒川ダム親水公園等よりも更に上。
標高750Mの山中にある、高原レストラ「バリアフリー鉄道農園 風だより」さんでした。
オープンしたてのまだ訪れる人もいなかった頃から、私達が何度となく訪問をしてきたカフェ&レストランなのです。

しばらくご無沙汰だったものを、先日夫が来店してチーズケーキを食べてきたとの話を聞いてしまってからは・・・
私も行きた~い!・・・となってしまったのだ!!
昨年は息子夫婦にも、とても景色が良くて楽しいお店だから一度行ってみたら、と勧めてみましたら。。。
・・・「楽しかった!出てきたお料理も皆美味しかった」と帰ってきて、喜んでいましたのよ。

この日は天候も良かったので、駐車場はいっぱい。県外ナンバーも沢山です。道路にまで車が溢れています。
でもいいの。ここでは何時間でもノンビリしていたいのだから。

風だより1.jpg
木のぬくもりの感じられるログハウスの建物。
山の風景を楽しめるように、店内の窓は大きくて、外で食事が楽しめる広いテラス席もあるのです。

風だより3.jpg

広い敷地内では大きなシャボン玉を飛ばす家族連れ、ブランコに乗って楽しんでいる姿も見られました。
秘密の場所だったものが、いつの間にかすっかり人気店となってしまったのね。
店内の子供コーナーで遊んでいる、ちびっこちゃん達の姿も。

風だより4.jpg
着席してからオーダー後。作る方が間に合わないらしく、マスターの水野さんから「これを飲んで待っていてください」とコーヒーのサービスが。地下からくみ上げるお水は勿論、美味しいです。

風だより5.jpg

地元で採れるレタスにキュウリ、プリーツレタスやベビーリーフ、高原大根等の無農薬野菜にアンチョビ、シーザードレッシングをかけて、パルミジャーノレッジャーノチーズをトッピングした「シーザーサラダ」。
これ、滅茶旨の美味しさでした!
ふんわりパリッとした、ロシア風のパイシチューはパイを崩しながら頂きます。カップの中にはお野菜とキノコが沢山入っていて美味しいです!
タイの屋台で庶民に人気との、汁なしラーメンの「バーミー・ヘン」。
元A社にお勤めされていた関係から、長く東南アジアに関係していた水野さんは、タイ料理がお得意なんですよ。
以前、タイ風牛丼は食べているから、次回は予約制のタイカレーを食べてみたいな。
二人でシェアして、ちょうどよい量でした。

3種類のデザートが1枚のお皿に乗ってる「パレットケーキ」。こちらも絶対外せない!
風だより6.jpg

中でも自慢のチーズケーキは、本当に美味しかった。
飲みものは冷めないよう温めておくウォーマーにのった、ポットサービスの紅茶です。
使っている茶葉は、パリに本店のある黒い丸い缶でお馴染み「マリアージュ・フレール」のもの。
ダージリンにヤグルマギクやマンゴーのフレーバーを合わせた、香りのよい紅茶でした。

私がトイレに行っている間にも、オーナーがコーヒーとミルクをその場で合わせて注ぐ大好評のパフォーマンスがあったそうです。


風だより7.jpg

食後は、お約束のミニ機関車。これって以前は、かなり強制的に乗せられたものでしたが・・・
そのせいで今では当然となってしまい・・・食事を終えた人から「SLに乗せて下さい」とリクエストの声が次々と上がっています。
はい、我々も勿論乗せてもらいましょう!こんな小さな事でも経験すると楽しいです!!

この店はロケーションが最高!そしてどのシチュエーションも結構はまる楽しさ♪
だから一度行くと、次もまた行きたくなってしまう・・・そんなお店なの。

普通に考えれば、こんな山奥でレストランを開く人はいないと思えるものです。
しかしここは脱サラをして都会からこの地に移り住んだ、オーナーの夢を形にしたところ。
企業人として世界で活躍していたオーナーはその夢を実現しただけでなく・・・地元に溶け込み、地元の食材の良さをいかす等の努力を続けてきました。
にこやかな笑顔での接客に、来店した客の満足感を第一に考えた、リピーターを大切にしてきた姿勢。
それこそが、一番の魅力なのではないかしら。
「バリアフリー鉄道農園 風だより」さんのサイトはこちらhttp://kazedayori.moo.jp/access.html

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矢板の八方ヶ原 [ドライブ・栃木県北]

八方ヶ原5.jpg
この日訪れたのは、矢板市の北にそびえる高原山の中腹。

標高約1000メートルの高原地帯に広がる、八方ヶ原でした。
曲線を描きながら山頂までドライブする、グリーン・ロードを上ります。子供が小さかった頃は何度か遊びに来ていたものの、ここ最近ではホントに久しぶりのことです。

八方ヶ原1.jpg

ここには数多くの動植物たちが住むという、自然を満喫するハイキングコースがあります。
八方ヶ原は日光国立公園の一部で、標高1000~1200メートルの高さにある事から森林展示館やキャンプ場等の施設も整備されているのです。

八方ヶ原6.jpg

しかしこの日の私の目的は、このススキの群れ。ススキが原なのでした。

八方ヶ原2.jpg

関東でススキと言えば、箱根の仙石原が最も有名ですけれど・・・
今から20年以上も前、お友達とのドライブで訪れ眺めたススキの群生地。人影のない自然のままのススキの群れの姿を、これまでずっと忘れたことはなかったのです。

八方ヶ原3.jpg

県民の森の一部は、この日上った展望台になっていて、関東平野が一望できます。
360度の大パノラマも楽しめました。

この付近では初夏には一面レンゲツツジの花が咲いて、群馬県嬬恋村の湯の丸高原とならぶレンゲツツジの名所でもあるのです。
その様子については以前のブログ内ではアップした記憶が残っているのですけれど。。。

足元に目を向ければ、こんな色づき始めたグミ?の実でいいのかしら?
野アザミの花もたくさん咲いていました。

八方ヶ原4.jpg

景色を楽しんだ後は、次のお楽しみ。
実はこっちが本命であったところ。お昼を頂きに参りましょう!!

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またも再び、「もくりん」さんへ [ドライブ・栃木県北]

今日は、少し戻って・・・またも先週の日曜日の事。
湯西川へ遊びに行った帰り、お昼を食べたのは上三依地区にある「もくりん」さんでした。

あ、その前。「道の駅 湯西川」の前に、ちょうど水陸両用バスが停まっていました。

もくりんさん再び1.jpg
「国産初の水陸両用バスでダム湖をクルージング!」のキャチコピーで知られる・・・・

道の駅湯西川を出発したバスは、途中川治ダム見学もある80分間のショートツアー。「湯西川ダムとダム湖探検ツアー」用のバスです。
しばらくの間お休みだったようなのですが、川治ダム湖の水位が上昇したのと合わせて紅葉が終わるまでの行楽シーズンだから再開をし始めたのでしょうね。
こちらの乗船料は大人が@3000円と、少々お高め。
詳しく知りたい方はhttp://www.japan-ducktour.com/yunishikawa.php
面白そうだけど、1時間半弱にしては高いかな。それに乗船状況を見ると、週末は早めに予約をしておかないと乗れません。今でも人気があるのね。

前回は八月のお盆休み中、息子夫婦と一緒の来店でした。
http://hana2009-5.blog.so-net.ne.jp/2011-09-03

もくりんさん再び2.jpg
店の外観、様子はほとんど変わっていません。

入店すると、店の女将さん達は相変わらずな様子で・・・またも、大歓迎をしてくれました。
「今回も、奥さん。それに息子さんまで書いてくれたんですね」
「はい、勿論書かせて頂きました」「それに息子の嫁も書いていましたから、4人中3人が書いたのですよ」と私も、チョッとだけアピール!!

オーダーしたのは、一番安い「もり」です。もりを二人前オーダーしただけ。
でもね。


            もくりんさん再び3.jpg

今回見せてくれたのは、こちらのキノコです。「マスタケ」。
大きくて厚ぼったい、サルノコシカケみたいな…そして魚のマスのようなオレンジ色が特徴のきのこ・マスタケです。
このキノコに、紫蘇、万願寺トウガラシなどの夏野菜の天ぷら大盛りの大サービス!
他にも手打ちうどんを味見させてくれたり・・・
食後には、「コーヒーも入れたから、飲んでって」なんて、サービス良すぎる!
でも私達はどこでも飲めるコーヒーよりも、お店の蕎麦湯の方を飲みたいんだもんね。
肝心のお蕎麦も、細くて綺麗でしょう。しっかりとコシがあるのに、ぬめっこさもあり、やっぱりもくりんさんのお蕎麦は美味しいなぁ~!

明るく気さくな女将さんは、この日も喋る、喋る。
でもそんな女将さんの事を優しく見守っている、蕎麦職人のご主人。
よい取り合わせの、素敵なご夫婦だわ。
「ヒカリにしたから、動きが早くなって見やすくなったのよ!」って。あの年齢で、PCを使っているのも驚きだ。
「蕎麦粉も家で干して、家で挽くのって、いくら機械でも大変なの。蕎麦粉も買ってしまえば簡単だし、他のものも混ぜてしまう事も出来るのだけどね」等。女将さんの過去から、お店のお蕎麦のことまで。。。

こちらのお店は、冬は何時まで開いているのか聞いてみました。
「12月中旬くらい。雪がいっぱい降るまで。それが過ぎたら、また春から始めるよ」ですって。
お蕎麦そのものも美味しい。
その上仲良しで絶妙な組み合わせのnice!カップル、ご夫婦の魅力もたまりません。誰にでもお勧めの出来る、良いお店だと思います。

「お休み処 もくりん」
日光市独鈷沢字中井48  電話0288-78-0270


もくりんさん再び4.jpg

日光からの帰り道に急いで撮った、蕎麦畑。
あまりよい写真ではありませんが、一応アップしておきます。

※下書きで保存のはずが、すでに一部のみ公開してしまっていました。
いただいたコメントは、こうして残るのね。
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湯西川温泉街、そしてソネブロ仲間の繋がり [ドライブ・栃木県北]

湯西川集落は平家の落人伝説で有名な・・・人里離れた、雪深いところです。
それだけに水も空気も本当に綺麗です。道路脇にこんなヤマボウシの実が。真っ赤に色づいていて綺麗。
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こんなに沢山生っていたから、このまま口に入れて食べちゃいました。


はなちゃんがささっと買ってきて、手渡してくださったお土産です。
湯西川土産1.jpg
ちりめん細工で出来た、和風の飾りもの。これは、はなちゃんご自身が作られたものなのですよ。

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「わらし」と言うのかな、ひとつひとつがとても丁寧に綺麗にできていました。優しくて可愛らしい幼い子供達の表情が何とも言えませんね。
ベッドを置く為に和室を改造した、私の寝室の壁にかけました。だからこれからは毎日、私の事を見守ってくれるのね。

湯西川土産3.jpg
この時期ならでは…の太く立派な、瑞々しくて、美味しい高原大根がドーンと3本。
実はこの日、帰りは塩原温泉経由で帰宅し高原大根を買って帰るつもりでいたのでした。
我が家にとって、秋の高原大根&紅葉見物はセットとなっているものなのです。この美味しい大根を食べてしまったら、もう普通の大根は食べられなくなります。

そのお隣、これは初めて「胡麻はちみつ」の瓶詰め。
家の朝ご飯は何時もHBで焼いたパン食。だからトーストにぬって食べてみました。
            湯西川土産4.jpg
これ!はまる味ですね。こんなのが日光で作られているのですね。知らなかったわ。
ビタミンウオーター2本は、私達が帰りの車中で飲む為用に買ってくださったのね!

あのようなシチュエーションにおいてさえ、気を利かせて素早くお買い物をしてきてくれた。何度も言うように頂いたからではありませんけれど、その様な事って私くらいの年齢になっても中々出来そうで、出来ない事なのですから。。。
はなちゃんは色々な意味でもって、やっぱりデキル人なのよ!!


この日はもう一箇所、どうしても行かなければならないところがあるのです。
水の郷から、更に奥の湯西川温泉街へと向かいましょう。
湯西川2.jpg

前回にも駐車したところに車を置いて、金井旅館さんの脇の橋を上がっていくと、右側は金井旅館さんの簾はあるものの外から丸見えの露天風呂。
そして左は温泉街の公衆浴場、鄙びた建物が建っていました。おじいちゃんが一人入浴していたみたい。
以前の私達であったら、こういうマニアックなところは絶対に外せない。正に聖地と呼びたいところです!喜び勇んで飛び込んでしまっていただろう。

透きとおった水の流れ。川沿いに、かつては茅葺き屋根が建ち並んでいた平家集落。普通になってしまった今でもじゅうぶんに風情は感じられますけど、当時の景色はより旅情をかきたててくれるものであった事でしょう。
前回、川を眺めながら頂いたお豆腐の美味しかった事!
湯西川3.jpg

そしてこののぼりの立っているこちらのお店「会津屋豆腐店」さんの奥さんが、なんと!ソネブロ仲間であるaatyanさんなのです。
aatyanさんのブログ「これが 湯西川の風景」はこちらです[次項有]http://aatyannatsuchi.blog.so-net.ne.jp/
この前もお豆腐を持ち帰り用に買うだけのつもりが、店内でも食べている様子を見たら「やっぱり、こちらで食べていきます」って。
このロケーションの良さから、その気持ちわかりますでしょ!?
その時私は知らないでいたのだけれど・・・aatyanさんは、わかったのですって。確かに私は特徴あるし、写真を何枚も撮っていましたからね。
寒いから今回はお店の中で頂きます。中に入ると暖かい。
田舎のお家に遊びに来たようなお座敷です。真っ黒く変色した太い柱や梁、店内もとにかく素敵なんです。
伺ったお話によると、今の屋根に変えたのは5~6年前。雪の影響で藁が抜けてしまう事もあって、葺き替えにしても維持するにしてもとにかく大変。中の建具も特注品だそうです。
冬はマイナス10度にもなり何でも凍ってしまうので、それを防ぐ為に冷蔵庫に入れる。これって以前本で読んだ、シベリアやアラスカの生活に近いものかも。
そんな事を色々お話していたら・・・
アラ!?私とした事が、食べる前に湯豆腐の写真を撮るのを忘れてしまいました。
だからこれ、一人前の食べかけです。
セットとしておからの煮物、浅漬け。それにご主人が開発・製造に成功したばかりと言う「湯西川温泉 深山チーズ」のスライスが付きます。
湯豆腐は勿論、どれも全てが美味しかったです。
お馴染み「食べログ」でも紹介されていましたhttp://r.tabelog.com/tochigi/A0903/A090301/9002468/
でも私が一個しか食べていないのに、綺麗になくなってしまうってどういう事?おからも野菜の浅漬けもホンの一口だけで消えてしまっていた~~オイオイ、夫よ!
まぁ、それだけ楽しい時間が過ぎたって事なのでしょうね!
前回はおっとりとした印象だった店の女将であるaatyanさん、意外にも気さくに色々とお話してくださいました。
本当はもっと色々とお喋りをしたのですけど、それは私達だけの秘密にしておきます。

でも、ここって本当にいいなぁ~~!店内に飾られていた四季折々の風景、どれもとっても良い!
川沿いには、ズラッと各旅館の露天風呂が並んで建っていました。こんな景色を眺めながら入浴をしたら、さぞ気持ちがいいでしょうね~~!
            湯西川5.jpg

出来たら紅葉の時期。新緑もお勧めだそう・・・
また次回には、母も連れてきてやりたいと思ってしまいました。また絶対に私、湯西川へは遊びに行きますからね!!

湯西川土産5.jpg
帰りがけに、お土産まで頂いてしまって・・・ゆっくりと炊き上げた豆乳で作られた豆腐を、桜のチップで燻した、まるでチーズのような食感の、濃厚なお豆腐の燻製なのです。
その夜は早速、頂いた高原大根のスティック、豆腐チーズの盛り合わせをおつまみにしての一杯です。
温かで優しいソネブロ仲間の繋がりに、乾杯!!

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